2018/03/08 - 2018/03/10
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旅人のくまさんさん
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中城城は、当時貿易港だった屋宜港から2キロほど離れた標高約160メートルの丘陵上に築かれました。西に東シナ海、東に中城湾(太平洋)、さらには洋上の島々まで見渡せるグスクです。
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『大井戸(ウフガー)』のタイトルがあった説明パネルの光景です。『番所井戸(バンジュガー)』の呼び名も記されていました。護佐丸が『北の郭』に設けた井戸で、長期の籠城戦に備えたようです。
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『北の郭』にある大井戸(ウフガー)付近の光景です。また、『西の郭』には『夫婦井戸(ミートゥガー)』と呼ばれる井戸があります。城郭内に2箇所の井戸を設け、水を確保していることが、この城の大きな特徴とされます。
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『北の郭』の城壁光景です。1458年に護佐丸が滅ぼられた後、『中城城』は、世子(王子)の居城となり、さらにその後は間切番所、中城村役場が置かれ、1945年(昭和20年)3月頃に第二次大戦により焼失するまでは、中城村の行政の中心となっていました。
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『北の郭』の場内光景になるようです。整備が完了していない区域には、『立入禁止』の危険表示がありました。その周りには、遺構らしい石段や、石垣が見えていました。
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四つの郭と正門が記された道案内標識です。四つの郭は、一と二の郭、それに西と南の郭です。正門は、『西の郭』の南側に位置します。先に紹介した「裏門」は、『北の郭』にありました。
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イチオシ
『一の郭北東城壁』とも呼ばれている高石垣の光景です。その中央の位置に見えるアーチ門が、『二の郭』から、その先の『一の郭』への通路になります。写真を撮っている場所が『二の郭』です。『一の郭北東城壁』の株には、『腰曲輪』のような低い石垣がありました。高石垣の補強が目的のようです。
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修復作業中の石垣光景です。この場所は、梯子を使用した、小規模な修復作業の最中のようでした。『二の郭』か、あるいは『一の郭』の城壁のようです。どちらも護佐丸の時代以前に積まれた『布積』の石垣です。護佐丸は山田城で生まれ、山田按司を継ぎ、第一尚氏王統時代の英雄として知られる尚巴志とともに、三山統一を成し遂げました。『按司』とは領主・支配者のことです。
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内側から眺めた、『二の郭』の石垣光景です。『二の郭』は、城主の家族や、ここで働く女性の住む場所だったようです。霊石や御嶽(ウタキ)等があった場所とされます。斜めに積まれた石垣なども、その関連施設でしょうか。
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『二の郭』の城内の光景です。かつては、建物があったようですが、現在は整地された芝生広場になっていました。その片隅に記念碑か、あるいは慰霊碑らしい石碑が見えていました。
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記念碑らしい石碑のズームアップ光景です。読み取りにくい文字でしたが、『忠魂碑』らしい文字がありました。護佐丸などの時代ではなく、ネット情報では、『日露戦争の慰霊碑』との紹介がありました。日露戦争は、日本と旧ロシア間で1904~1905年に行われました。中国東北部(満州)が主戦場となった、帝国主義の領土獲得戦争です。アメリカが仲介する形で終結しました。
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霊石や御嶽(ウタキ)等があった場所はこの付近かつ思っての撮影でしたが、少し場所が違っていました。飛び石らしい石は、城壁に登る階段の下に続いていました。
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霊石や御嶽(ウタキ)等があった場所らしい場所のズームアップ光景です。一見、踏み石のように見える平らな石は、『腰掛(トゥヌムトゥ)』と呼ばれる、『神人(カミンチュ)』の腰掛のようにも見えましたが、先ほど紹介した階段へ続いていましたから、泥濘対策の飛び石に過ぎないかも知れません。拝所らしい場所は、ソテツの木の右後ろにありました。
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『二の郭』の場内光景です。中央奥に、『一の郭』へと続く石段とアーチ門が見えていました。アーチ門が、石段を登った上に設けられているのは、防御性を考慮した設計とされます。例えば敵が丸太をもって大勢で突撃すると通常門は破壊されてしいます。階段を設け、足場を悪くすると城門の扉は中々突き破れません。もたついている間に、上から弓矢、石で攻撃の的となってしまいます。
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『一の郭』へと続く石段とアーチ門のズームアップ光景です。各所の石段には、足のつま先に重心をかけ、前のめりの姿勢にさせる工夫があり、踵に重心がかけづらく、踏ん張りがきかない工夫がされています。重たい防具や武器を身に着け、あるいは手に持って攻め入るにはかなりしんどい石段ですし、段差も高くしてあります。
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『一の郭』と『二の郭』との間にある高石垣と、『二の郭』の城壁近くの光景です。最初に見落としてしまいましたが、この場所に『拝所』が設けられていました。『シライ富(トミ)ノ御(オ)イベ』です。
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ここからは、『二の郭』の周りの城壁に登っての眺めになります。中央奥に見えるのが、先に紹介した、明治時代の日露戦争の『慰霊碑』です。
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『二の郭』と『三の郭』の境にある城壁の上から見下ろした、『三の郭』の光景です。『三の郭』は、グスク(城)を守るための兵が待機する建物があったと考えられています。一や二の郭へと続く門はなく、ここに攻め入っても、他の郭へは容易に攻め入ることができない設計となっています。
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すこし右側方向に移動して眺めた、城内外のズームアップ光景です。現在地の『二の郭』より、かなり低くなっていることが分かる『三の郭』の光景です。『三の郭』の城壁の上は、武者走りの機能を持っているようです。城壁の上からの防御を考えて、塀の内側を少し低くしてありました。
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『二の郭』の城壁の上を、更に右側に移動して眺めた城外の光景です。遠くに太平洋に面した。中城湾の光景が見えました。
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『二の郭』の城壁の上からの眺めが続きます。見飽きない光景が続いていました。グスクの近くの緑受胎と、その先の市街地、更にその先の海岸線の街並み光景です。
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同じく、『二の郭』の城壁の上からの眺めが続きます。正面奥に見えているのは、中城(なかぐすく)城址の中では、最も広い『一の郭』の城壁です。アーチ門が目印です。アーチ門は、護佐丸が入場した後で旧門が改築されたようです。
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『中城城』から眺めた、霞んだ岬のズームアップ光景です。手元の地図を参照しますと、『中城城』の南側に位置する知念岬方面になるようでした。北側の『勝連岬』ですと、左側から岬が伸びているはずです。
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イチオシ
『日露戦争の慰霊碑』の後付近から眺めた、『二の郭』の光景です。前方に見えるアーチ門がある城壁は、『一の郭』になります。
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『二の郭』の城壁の上から眺めた、『日露戦争の慰霊碑』の背後の光景です。その先に見える城壁は、緩やかな勾配に沿って築かれてかれていました。『三の郭』から『二の郭』、更に『一の郭』に向かって高くなっていました。
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優美な曲線を持つ城壁で知られる、『二の郭』の城壁光景です。この城壁は、護佐丸がこの城に入る前に造られたもののようです。城造りの名人と称された護佐丸ですが、既に伝統技術としてレベルの高い石積技術があったようです。
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緑に囲まれた赤屋根の住宅街の光景です。一見、高級住宅街のようにも見えました。沖縄における在日米軍基地である、在日米軍専用施設の面積は、沖縄県面積の約10%、沖縄本島の約18%を占めています。在日米軍は、在日アメリカ軍、または条約などでは日本国における合衆国軍隊ともいいます。日米安全保障条約第6条により、日本国内に駐留するアメリカ軍の総称とされます。
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『一の郭』か、『二の郭』の石垣の修復作業が続いていました。この場所は、梯子を使用した、小規模な修復作業のようでした。
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イチオシ
近くからの撮影では場所を間違えてしまいましたが、城壁の上からの眺めでは、『廃所』があった箇所がはっきりと分かりました。中央奥に見える、低い石垣で囲われた部分です。
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『中城城』から眺めた太平洋側の光景です。手元の地図に、『南西石油西原製油所』と記された場所でした。ネットでは、『親会社の日本撤退で、今年(2015年)4月に石油精製施設などを閉鎖』との情報がありました。県内ガソリンの6割を供給していたようです。2006年5月に金融業を除く沖縄県内企業売上高ランキング(2005年度)で、21年連続1位の沖縄電力を抜いた会社でした。
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『中城城』の周辺の光景です。中央部分に光って見えるのは、太陽光発電のパネル群でした。『南西石油西原製油所』の話題の続きです。2016年10月に太陽石油が約133億円で買収し、その傘下となりました。施設老朽化のため石油精製は再開せず、石油タンク運営と石油製品の販売を行っていますが、従業員数は大幅に減少しています。
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