2018/03/08 - 2018/03/10
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旅人のくまさんさん
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沖縄の名城巡りです。中城(なかぐすく)城は、15世紀の琉球王国の尚泰久王代のグスクです。先に紹介した座喜味城と同様、護佐丸のグスク(城)としても知られます。
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2泊3日の沖縄旅行の最終日の朝です。今日もホテルのレストランで美味しい朝食を戴きました。本日の見学予定は、世界遺産のグスク2城と、同じく世界遺産の斎場御嶽(セイファー・ウタキ)です。斎場御嶽もグスクと同様、『琉球王国のグスク及び関連遺産群』として世界文化遺産に登録されています。
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ホテルの中庭にあった椰子の樹の葉と、この日の空模様の紹介です。雲は出ているものの、青空も顔を覗かせていました。今朝の天気予報でも、大きな天候の崩れはないようでした。
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今日の最初の見学地、『中城城跡』に到着しました。駐車場から眺めた、城址方面の光景です。南国らしい樹木が出迎えてくれました。地面一杯に根が広がり、枝からも無数の根が垂れ下がっていました。ガジュマルか、その仲間の木当たりのようです。ガジュマル(細葉榕)は、熱帯地方に分布するクワ科の常緑高木です。
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世界遺産の中城(ナカグスク)城の説明看板の光景です。大きな平面図が表示されていました。中城城は、六つの郭で構成される、連郭式の山城です。六つの郭は、一~三の郭と、西・南と北の郭です。
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中城城跡の世界遺産の標識があった周りの花壇の光景です。色とりどりの花が咲き乱れていました。主な花は、ベゴニアとパンジーでしたが、ニューギニア・インパチェンスやキク科らしい草花も交じっていました。
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『オオベニゴウカン(大紅合歓)』の花です。マメ科ネムノキ亜科ベニゴウカン属(カリアンドラ属)の熱帯性常緑低木です。一見して、ネムノキ(合歓の木)を連想させる花の姿です。『カリアンドラ』、『カリアンドラ・ハエマトケファラ』、『ベニゴウカ(紅合歓花)』や『アカバナブラシマメ(赤花ブラシ豆)』などの呼び名もあります。
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傍らに『吹雪花』の立看板があった樹木の光景です。ネットで検索しましたら、『フブキバナ(吹雪花)』は、シソ科テトラデニア属の植物です。
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『フブキバナ(吹雪花)』の葉案のズームアップ光景です。沖縄の春を告げる花の一つで、『メイフラワー』の呼び名もあります。英語圏では、サンザシ属、ミスミソウ属、マイヅルソウ属やイワナシ属の植物が、『メイフラワー』と呼ばれるようです。『五月の花』の意味です。
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赤色のグラディーションになった花の光景です。ハイビスカスの1種のようでした。アオイ科フヨウ属の植物です。
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『中城城跡』の世界遺産標識の光景です。『琉球王国のグスク及び関連遺産群』として、2000年(平成18年)に世界文化遺産に登録されました。登録名は、『中城城跡』です。
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『中城城』のジオラマ展示です。西北側から眺めた光景になるようです。この後紹介する、『三の郭』の北東城壁が、その右手に『北の郭』への出入口の『裏門』が見えています。
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イチオシ
ここからは、本物の中城城の光景になります。創始の時期は明らかではありませんが、14世紀後半頃までに先中城按司(さちなかぐずくあじ)が数世代に亘り南の郭、西の郭、一の郭、二の郭の主要部分を築き上げ、1440年に読谷の座喜味城から移ってきた護佐丸によって、三の郭、北の郭が増築され現在の形が完成したとされます。
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イチオシ
護佐丸によって増築されたと考えられている、『三の郭』の北東城壁のズームアップ光景です。『新城(ミーグスク)』とも呼ばれています。護佐丸によって築かれたとすれば、納得のいく呼び名です。
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左側が『三の郭』の城壁、正面が『北の郭』の城壁の北面と『裏門』です。『北の郭』は、 護佐丸が井戸を取り込み増築した郭と考えられています。
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『三の郭』の北面城壁のズームアップ光景です。石積技術の最も進んだ積み方とされる、『合方積(あいかたつみ)』によって積まれています。日本の城郭というより、西欧の城郭を連想させます。
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『三の郭』の北面城壁にある『裏門』の光景です。『裏門』の呼び方が相応しくないような、堂々とした格式を持ったアーチ門です。
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『三の郭』の北面城壁にある『裏門』のズームアップ光景です。1853年に来島したアメリカ海軍のペリー提督(1794~1858年)は、『要塞の資材は、石灰石であり、その石造建築は、賞賛すべきものであった。石は…非常に注意深く刻まれてつなぎ合わされているので、漆喰もセメントも何も用いていないが、その工事の耐久性を損なうようにも思わなかった』(日本遠征記)と記し、その石垣の素晴らしさを讃えています。
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アーチ門の上部のズームアップ光景です。先に紹介した、座喜味城のアーチ門では、楔石が用いられていましたが、このアーチ門には見当たりませんでした。
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護佐丸の時代に積まれたとされる、『三の郭』の城壁のズームアップ光景です。右端に少し見えているのが、『北の郭』の城壁の北面になるようです。
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蒲公英の黄色い花の光景です。この角度から博人できませんが、萼が下向きに反った西洋タンポポのようです。在来種のアキノキリンソウが、セイタカアワダチソウに駆逐されて、ほとんど見かけなくなったケースと同じように、タンポポもほとんどが西洋タンポポになってしまったようです。
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『裏門』の石段のズームアップ光景です。石畳の道の延長線上にありました。石畳や石段などにも、城壁と同じ琉球石灰岩が石材に使われているようでした。
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イチオシ
『北の郭』の北面城壁にある『裏門』の城外側から眺めた光景です。1945年(昭和20年)、沖縄本島では太平洋戦争の沖縄戦により多くの文化財が消滅しましたが、中城城は戦争の被害が少なく、グスクの石積みが良好に残ったグスク(城)とされます。
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『北の郭』の北面城壁にある『裏門』のズームアップ光景です。『北の郭』は、護佐丸が井戸をとり込み増築したとされます。『一の郭』と『二の郭』は『布積』で積まれていますが、護佐丸時代の『三の郭』と『北の郭』は、『相方積』と呼ばれる手法で築かれています。
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城内側から眺めた、『裏門』付近の光景です。危険防止のためか、立入り禁止にされていましたが、『裏門』の防衛のための施設部分のようでした。裏門に迫った敵に対し、横矢を射ることができる構造になっているようでした。
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同じく、『裏門』付近の場内光景です。自然石や植生が、そのままの形で残されているようでした。植物は、ツワブキなどです。
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四隅がせり上がった、独特の形状をした石垣上部のズームアップ光景です。この石垣は、『裏門』防護の役割を持っているようでした。
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道案内標識は、右向きの矢印が『西の郭』、左向きの石段芳香が『三の郭』でした。その周りに緑の葉は、『ツワブキ(石蕗、艶蕗)』です。2013年(平成24年)、沖縄県の『美ら島おきなわ・花と緑の名所100選』に、ツワブキの名所として選ばれました。キク科ツワブキ属の多年草です。
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半ば埋もれてしまったような光景でしたが、オリジナルの石畳の道が残されているようでした。現地ガイドさんからは、攻め込んだ敵が歩き難いような凹凸が設けてあると、お聞きしたかもしれません。
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平坦になったこちらの石畳部分は、新しく敷かれた部分のようでした。芝生らしい緑が、石の繋ぎ目を浮かび上がらせていました。
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沖縄のグスクによく似あう、『ソテツ(蘇鉄)』の光景です。裸子植物のソテツ科ソテツ属の常緑低木です。日本の九州南端、南西諸島、台湾、中国大陸南部に分布し、自生北限は鹿児島県の薩摩・大隅半島南端とされます。奄美・沖縄地域では、飢饉の際にソテツを救荒食として飢えを凌いだ歴史がありました。正しい加工処理をせずに食べて死亡する者もいたことから、『蘇鉄地獄』とも呼ばれました。
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