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座喜味城は、後に沖縄を統一した中山の尚巴志王が北山座喜味城を1416年に攻め落とし、北面への守りを固めるために、北山攻めにも参加した護佐丸に命じて標高120メートルの見晴らしの良いこの地に城を造らせました。
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イチオシ
連郭式の御座上の『一の郭』の光景です。尚巴志王が1416年に北山征伐の軍を興すと、護佐丸は有力按司の1人として連合軍に合流しました。王府史書によれば、20歳代にして第2軍800人の総大将に抜擢されたとされます。護佐丸は、海路を通った尚巴志の本軍と分かれて陸路、今帰仁城に向かいました。護佐丸の生年については、1390~1393年の間で諸説があります。
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石灰岩らしい黒い礎石のズームアップ光景です。尚巴志王の本軍と北山王の攀安知(はんあんち)が城外で交戦し、城内の本部平原が寝返ると、呼応して今帰仁城に突入し、攀安知が自刃して北山王国は滅びました。攀安知は『千代金丸』と呼ばれる譜代相伝の宝刀を持っていましたが、第二尚氏の手に渡りました。
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同じく、薄茶色の石灰岩らしい礎石のズームアップ光景です。こちらの色が原石に近いように見えました。浸食で出来たような穴の開き具合などはそっくりです。
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城壁の上から眺めた『一の郭』の光景です。城壁の上に登るための階段が設けてありました。その階段付近から眺めた場内光景です。中央やや左手に、建物礎石跡が見えています。
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同じく、城壁の上から眺めた『一の郭』の光景です。内側から眺めた『一の郭』の城壁はあまり高くないように見えますが、外から見れば、見事な高石垣です。先程の階段が左手に見えています。
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城壁の上から眺めた『一の郭』の光景が続きます。西側方面の光景になるようです。今度は鉄製の階段が右手に見えています。城壁の上には、途中から立入り禁止の表示がありました。
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幅広い通路を持つ、城壁の上の武者走りの光景です。城壁を幅広くしたのも、軟弱な赤土の地盤の上に城壁を築いた際の工夫だったようです。
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幅広い城壁の上の武者走りからの光景が続きます。中央付近に池が見えていますから、東北側方面になるようです。池の先には、建物群も見えていました。
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池と建物群が見える、東北側方面のズームアップ光景です。方角は、座喜味城付近の地図を参照して推測しました。その地図には、『長浜ダム』と記されていました。長浜ダムは、1994年(平成6年)に完成した、沖縄本島内最大の農業用ダムです。
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幅広い城壁の上の武者走りから眺めた座喜味城内と、その先の市街光景です。右手に見える城壁は、消去法で判断すれが、『二の郭』の城壁になるようです。座喜味城は、『一の郭』と『二の郭』から構成される、極めてシンプルな縄張りです。『一の郭』『二の郭』が城壁を接する、東面の中間辺りになるようです。あるいは、『一の郭』の城壁が大きく弧を描いた部分だったかも知れません。
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『一の郭』にあった、三角点の光景です。三角測量に用いる際に経度・緯度・標高の基準になる点のことです。三角点の設置・管理は太平洋戦争以前は参謀本部陸地測量部が行っていましたが、戦後は国土地理院が行っています。柱石は、花崗岩など硬い石が用いられ、石の頂部には十字の切り込みが入れてあります。
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城壁越しに見えていた、『リュウキュウマツ(琉球松)』と、その先に見える市街光景です。城壁は、『相方積』と『布積』が混在した、綺麗な『切込み接ぎ(きりこみはぎ)』でした。戦後に修復された石垣かも知れません。
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『一の郭』の城壁の上から眺めた光景です。城郭の横に見えている道路は、地図を参照しますと、城址の東側を東西に通る一般道のようでした。
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座喜味城跡は1956年(昭和31年)に琉球政府の重要文化財に指定され、日本復帰の1972年(昭和47年)には国指定史跡となりました。翌年の1973年(昭和48年)から1985年(昭和60年)の間、文化庁と沖縄県の補助を受けて城跡の発掘調査や城壁修理が進められました。
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城壁の近くに生えていた、『リュウキュウマツ(琉球松)』のズームアップ光景です。日本本土では、海岸近くが『クロマツ(黒松)』内陸部が『アカマツ(赤松)』、と植生が分かれますが、沖縄では。その領域に『リュウキュウマツ(琉球松)』が植生します。
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『一の郭』の城壁と、その城壁に守られた城内の光景です。写真の左下に見えるのは、『一の郭』の建物礎石で、城壁と建物の間に残された低い石垣は、『一の郭」を東西に区画する施設の遺跡のようでした。
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幅広い城壁の上の武者走りらしい通りのズームアップ光景です。中央右手に金属製の階段が見えていますから、城壁の北側からから眺めた東方面の光景になるようです。東シナ海とは反対側の方面になります。
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右が『一の郭』の高石垣、左が『二の郭』の高石垣です。その間に設けられた通路の光景です。南側からの攻めに対し、『一の郭』が二重の城壁で守られていることになりますし、その他にも城郭防御のための一定の目的がありそうな通路でした。
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イチオシ
城砦内の見学を終え、改めて外から眺めた城壁の光景です。左側の一段高くなった城壁が『一の郭』右手の低い部分が『二の郭』の外壁です。『二の郭』のアーチ門より、左手方面の光景です。
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同じく、『二の郭』のアーチ門より、更に左手側の城壁光景です。曲線を描いた『二の郭』の城壁光景です。『一の郭』の城壁は、左端に少しだけ見えています。『一の郭』の南面は、『二の郭』で二重に守られる縄張りでした。
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琉球松の松林越しに眺めた座喜味城の城壁光景です。中央やや右手に見えるアーチ門は、『二の郭』と『一の郭』に共通する、唯一の外部からの出入口門です。
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同じく、琉球松の松林越しに眺めた座喜味城の城壁光景です。先程の場所より、東寄りの城壁光景です。この場所から見えるのも、『二の郭』の南面だけになります。
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少し離れた場所から眺めた座喜味城の城壁光景です。決して大きな城郭ではありませんが、洗練された美的感覚が備わった堅城のように見えました。護佐丸は、築城の際のに北山守護職として、影響力を拡大した奄美群島や慶良間諸島から、労働者を駆り出したと伝えられています。 護佐丸は、当初山田城に居城していましたが、その石材を座喜味城の築城に使用したとも伝わります。
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イチオシ
更に離れた場所から、振り返って眺めた座喜味城の城壁光景です。1429年、三山(中山、山北、山南)を統一し、琉球王国を成立させた尚巴志王(しょう・はしおう:1372~1439年)は、1422年、二男尚忠を北山監守に任じ、護佐丸を座喜味城に移して、北山の統治体制を堅固にしました。これには、尚巴志王が護佐丸の勢力の拡大を警戒したとの説もありますが、定かではありません。
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座喜味城の周りの松林光景です。護佐丸は、座喜味城に18年間居城し、中国や東南アジアとの海外交易で、黎明期の第一尚氏王統の安定を経済的にも支えたとされます。琉球王国・第一尚氏王統の第2代目の尚巴志王は1430年、中城(なかぐすく)の地領を護佐丸に与え、築城(改築)を命じました。中城城は、城壁の増築により現在の規模になったと考えられますが、築城時期は不明です。
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同じく、座喜味城の周りの松林光景です。この場所からは、まだ『二の郭』の城壁が見えていました。右手に見えている道路が、城址の東側を南北に通る一般道のようです。中城城の創始は明らかではありませんが、1440年に読谷の座喜味城から移ってきた護佐丸によって、三の郭、北の郭が増築され、現在の形が完成したとされます。
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松林越しに見えてきた、オレンジ色の屋根の光景です。この方面に座喜味城の資料館である、『読谷村立民族歴史資料館』がありますが、リニューアルのためか、現在は閉鎖中でした。
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松林越しに眺めた、座喜味城方面の光景です。標高120メートルの赤土の丘陵の上に築かれた座喜味城です。左端にその城壁が見えていました。座喜味城の発掘調査によれば、護佐丸が1440年に中城城に移った後も、城として使用されていたようです。
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1458年8月に起きた、護佐丸・阿麻和利の乱の経緯については、琉球王国の最初の正史である中山世鑑に記述がなく(欠本とも伝えられます)、中山世譜などの史書が護佐丸の末裔が繁栄した時代に編纂されていることなどから、近年は『忠臣護佐丸・逆臣阿麻和利』という構図の再評価も行われているようです。
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これで、座喜味城の紹介はお終いです。世界遺産に登録されている沖縄の五つの城郭の内の一つで、2017年には、勝連城とともに続日本百名城に選ばれました。勝連城が阿麻和利に縁が深いグスクで、座喜味城が護佐丸に縁が深いグスクです。護佐丸は阿麻和利に急襲され、中城城で自害して生涯を終えました。
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