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(写真は奥日光戦場ヶ原と男体山)<br /><br /> 今日から最初の夏休み、ただこの4日間台風の影響でいつ雨が降ってくるかわからない。 そこで普段あまり行かない中禅寺湖北岸を千手ケ浜まで、また逆川、裏見の滝、戦場ヶ原東部の開拓農地などを歩くことにする。 <br /><br />新しい発見もあった。 ひとつは二荒山中宮祠から菖蒲が浜に至る中禅寺湖北岸は、大使館別荘が並ぶ南岸と同じようにかつては西欧人の別荘が並んでいたということ。 かの長崎グラバー邸で知られるグラバーさんも別荘を構えていたのだ。 またこのあたり一帯はすべて火山岩で覆われていると思っていたが、湖北岸の「高山」は秩父古生層に属する花崗岩帯であったこと。 さらに外部から遮断されたような戦場ヶ原東部一帯の開拓農地の存在など・・・<br /><br />まだまだ日光の奥は深い<br /><br /> ・ハチを撮る構えた指に止まる蜂    <一刺し指><br /><br /> ・静けさは煩さの隣りにありて想うもの  <千手>

◎奥日光 夏休み

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2014/08/07 - 2014/08/10

646位(同エリア2631件中)

旅行記グループ 奥日光・尾瀬

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悠遊人(ゆうゆうじん)

悠遊人(ゆうゆうじん)さん

(写真は奥日光戦場ヶ原と男体山)

 今日から最初の夏休み、ただこの4日間台風の影響でいつ雨が降ってくるかわからない。 そこで普段あまり行かない中禅寺湖北岸を千手ケ浜まで、また逆川、裏見の滝、戦場ヶ原東部の開拓農地などを歩くことにする。 

新しい発見もあった。 ひとつは二荒山中宮祠から菖蒲が浜に至る中禅寺湖北岸は、大使館別荘が並ぶ南岸と同じようにかつては西欧人の別荘が並んでいたということ。 かの長崎グラバー邸で知られるグラバーさんも別荘を構えていたのだ。 またこのあたり一帯はすべて火山岩で覆われていると思っていたが、湖北岸の「高山」は秩父古生層に属する花崗岩帯であったこと。 さらに外部から遮断されたような戦場ヶ原東部一帯の開拓農地の存在など・・・

まだまだ日光の奥は深い

 ・ハチを撮る構えた指に止まる蜂    <一刺し指>

 ・静けさは煩さの隣りにありて想うもの  <千手>

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス 私鉄
旅行の手配内容
個別手配

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  • 明智平<br /><br /> ロープウウェイから華厳の滝、中禅寺湖が一望できるのだが、夏は東からの風が多く、風上に当たる明智平や男体山の東斜面は雨雲で真っ暗だ。

    明智平

     ロープウウェイから華厳の滝、中禅寺湖が一望できるのだが、夏は東からの風が多く、風上に当たる明智平や男体山の東斜面は雨雲で真っ暗だ。

  • 戦場ヶ原<br /><br /> ところが中禅寺湖を抜け、戦場ヶ原まで来るとこのように晴れている場合が多いところなのです。 だから途中いろは坂あたりで天気が悪いと引き返すのは早計です。 日光の天気予報はありますが、奥日光のそれは自分で判断するしかありません。 ただ晴れた夏の空がどうも一番きれいなようです。<br /><br /> ・白樺をポツリと濡らす南風    <悠遊人>

    戦場ヶ原

     ところが中禅寺湖を抜け、戦場ヶ原まで来るとこのように晴れている場合が多いところなのです。 だから途中いろは坂あたりで天気が悪いと引き返すのは早計です。 日光の天気予報はありますが、奥日光のそれは自分で判断するしかありません。 ただ晴れた夏の空がどうも一番きれいなようです。

     ・白樺をポツリと濡らす南風    <悠遊人>

  • 湯川の流れ<br /><br />今回もまずは赤沼から湯川沿いに自然研究路を歩きます。 とても気持ちのいいルートです。 最近はクマを見かける場合もあるので要注意!

    湯川の流れ

    今回もまずは赤沼から湯川沿いに自然研究路を歩きます。 とても気持ちのいいルートです。 最近はクマを見かける場合もあるので要注意!

  • ニッコウアザミの群落<br /><br /> 群落といってもアザミはそれほど目だつわけではない。 バイケイ草(白い花)も咲いています。

    ニッコウアザミの群落

     群落といってもアザミはそれほど目だつわけではない。 バイケイ草(白い花)も咲いています。

  • 湯川沿いの木道です。 いつ行っても新しく付け替えられているのに感心します。 

    湯川沿いの木道です。 いつ行っても新しく付け替えられているのに感心します。 

  • 遊歩道縁辺はいまホザキシモツケが満開で迎えてくれます。<br /><br /> ・下野(しもつけ)の花とツボミとミツバチと<br /><br /> ・ハチを撮る構えた指に止まる蜂    <一刺し指><br />

    遊歩道縁辺はいまホザキシモツケが満開で迎えてくれます。

     ・下野(しもつけ)の花とツボミとミツバチと

     ・ハチを撮る構えた指に止まる蜂    <一刺し指>

  • ホザキシモツケ、この花なんとバラ科だそうな

    ホザキシモツケ、この花なんとバラ科だそうな

  • 泉門池(イズミヤドイケ)<br /><br /> 赤沼から湯川沿いに約1時間で泉門池に到着、ここは一休みするところ<br />いつもながら透明な冷たい水が湧き出ています。 今回は残念ながら鹿には出会えませんでした。<br /><br />※泉門池の鹿<br />   http://4travel.jp/travelogue/10787247

    泉門池(イズミヤドイケ)

     赤沼から湯川沿いに約1時間で泉門池に到着、ここは一休みするところ
    いつもながら透明な冷たい水が湧き出ています。 今回は残念ながら鹿には出会えませんでした。

    ※泉門池の鹿
       http://4travel.jp/travelogue/10787247

  • 今回は湯滝方面ではなく、小田代橋から右に折れ、逆川を登り高徳牧場に向かいます。 国道を過ぎてからは木道もなく、人影もなく、いい感じです。 ちょうど戦場ヶ原の北縁にあたります。 このあたりの植生はコケなどの湿地帯から乾燥化が進み、ササや白樺などに代わってきています。

    今回は湯滝方面ではなく、小田代橋から右に折れ、逆川を登り高徳牧場に向かいます。 国道を過ぎてからは木道もなく、人影もなく、いい感じです。 ちょうど戦場ヶ原の北縁にあたります。 このあたりの植生はコケなどの湿地帯から乾燥化が進み、ササや白樺などに代わってきています。

  • 高徳沼は現在ではほぼ土砂で埋まってしまい、高徳牧場に出ました。 ここに東武系ホテルが一軒だけあり、日帰り入浴が楽しめます。(¥1,000) 温泉は湯元から引いており、緑ががった白濁の湯が楽しめます。 私の宿は中禅寺湖畔のいつものペンションですが、温泉がないため、2軒となりの旅館を利用させてもらいます。(露天風呂あり¥500)

    高徳沼は現在ではほぼ土砂で埋まってしまい、高徳牧場に出ました。 ここに東武系ホテルが一軒だけあり、日帰り入浴が楽しめます。(¥1,000) 温泉は湯元から引いており、緑ががった白濁の湯が楽しめます。 私の宿は中禅寺湖畔のいつものペンションですが、温泉がないため、2軒となりの旅館を利用させてもらいます。(露天風呂あり¥500)

  • 裏見の滝<br /><br />2日目: 山を下り、裏見の滝にやって来ました。 ここは芭蕉さんがみちのくの旅に出かける際、最初に訪れたところで仏道の修行の場でありました。 滝の名はかの天海僧正が命名し、恨みでも、憾(うら)みでもなく、巌窟に身をかがめて入り、滝を裏側から見ればこの名になったようです。 芭蕉さんは「奥の細道」で象潟を「憾むような」と表現したのは、この滝の名が残っていたからのように思います。<br /><br /> ・しばらくは滝にこもるや夏(げ)の初め   <<芭蕉>><br /><br />※象潟 http://4travel.jp/travelogue/10902753<br />

    裏見の滝

    2日目: 山を下り、裏見の滝にやって来ました。 ここは芭蕉さんがみちのくの旅に出かける際、最初に訪れたところで仏道の修行の場でありました。 滝の名はかの天海僧正が命名し、恨みでも、憾(うら)みでもなく、巌窟に身をかがめて入り、滝を裏側から見ればこの名になったようです。 芭蕉さんは「奥の細道」で象潟を「憾むような」と表現したのは、この滝の名が残っていたからのように思います。

     ・しばらくは滝にこもるや夏(げ)の初め   <<芭蕉>>

    ※象潟 http://4travel.jp/travelogue/10902753

  • かつては中ほどの裏側に登れたそうです。(現在禁止) ちょうど溶岩層の境目が窪んでいるのです。 座禅を組み、瞑想している修行僧が目に浮かびます。 なお滝はひとつにあらず、まわりにいくつもの滝が白糸状に連なります。<br />ここはアフガンのバミアンを思い出します。 滝が仏像に代わるだけです。<br /><br />※バミアン http://4travel.jp/travelogue/10090916<br />

    かつては中ほどの裏側に登れたそうです。(現在禁止) ちょうど溶岩層の境目が窪んでいるのです。 座禅を組み、瞑想している修行僧が目に浮かびます。 なお滝はひとつにあらず、まわりにいくつもの滝が白糸状に連なります。
    ここはアフガンのバミアンを思い出します。 滝が仏像に代わるだけです。

    ※バミアン http://4travel.jp/travelogue/10090916

  • 西六番園地<br /><br />3日目:今にも雨が降りそうなので、湖畔北側を二荒山中宮司から菖蒲ケ浜を越え、千手ケ浜まで歩いてみます。 行程約8km、3時間というところ。 驚く発見がありました。<br /> まず南岸の大使館別荘地だけでなく、この北岸も欧米人の別荘が並んでいたようです。 ここはあの長崎グラバー亭で知られたグラバーさんの別荘があったところ。 彼が自費でマスなどの卵を輸入し、孵化・養殖・放流を始めたのです。 住所の呼び方もいかにも洋風でいいじゃないですか。

    西六番園地

    3日目:今にも雨が降りそうなので、湖畔北側を二荒山中宮司から菖蒲ケ浜を越え、千手ケ浜まで歩いてみます。 行程約8km、3時間というところ。 驚く発見がありました。
     まず南岸の大使館別荘地だけでなく、この北岸も欧米人の別荘が並んでいたようです。 ここはあの長崎グラバー亭で知られたグラバーさんの別荘があったところ。 彼が自費でマスなどの卵を輸入し、孵化・養殖・放流を始めたのです。 住所の呼び方もいかにも洋風でいいじゃないですか。

  • 菖蒲が原で見かけたバラ。 そう同じバラ科のホザキシモツケが満開なのですから、こちらも満開でいいのです。<br /><br /> ・春よりも秋よりもピンク夏の薔薇  <悠遊人>

    菖蒲が原で見かけたバラ。 そう同じバラ科のホザキシモツケが満開なのですから、こちらも満開でいいのです。

     ・春よりも秋よりもピンク夏の薔薇  <悠遊人>

  • 同じ菖蒲ケ浜で見かけたこの花は「のこぎり草」?<br /><br />さて龍頭の滝は素通りし、湖岸をさらに西に向かうのですが、今まで来た平坦な道と違い、赤岩の崖越えがチトきつくなります。 でも危険な個所は木道や手すりのロープが付いていますので心配ありません。 ここでびっくりしたのはこのあたり一帯に花崗岩の巨石がゴロゴロしているではありませんか。 なんとこの北側の「高山」一帯は花崗岩岩体なのです。 日光の新しい火山たちは奥白根を含め、この秩父古生層の基盤の上に乗っかっているのでした。<br /><br /> ・ 地中から上に登るは花崗(下降)岩    <地質屋K>

    同じ菖蒲ケ浜で見かけたこの花は「のこぎり草」?

    さて龍頭の滝は素通りし、湖岸をさらに西に向かうのですが、今まで来た平坦な道と違い、赤岩の崖越えがチトきつくなります。 でも危険な個所は木道や手すりのロープが付いていますので心配ありません。 ここでびっくりしたのはこのあたり一帯に花崗岩の巨石がゴロゴロしているではありませんか。 なんとこの北側の「高山」一帯は花崗岩岩体なのです。 日光の新しい火山たちは奥白根を含め、この秩父古生層の基盤の上に乗っかっているのでした。

     ・ 地中から上に登るは花崗(下降)岩    <地質屋K>

  • 千手が浜<br /><br />6月はクリンソウでにぎわう千手が浜ですが、今は誰もいません。<br />悠々と40cmほどのトラウトが10匹ほど泳いでいるのみ。 その一匹が大ジャンプして迎えてくれました。 二荒山中宮司からここまですれ違ったのは夫婦、家族連れがたったの4組<br /><br /> ・静けさは煩(うるさ)さの隣りにありて想うもの<br />    そして哀しく謳うもの          <千手>

    イチオシ

    千手が浜

    6月はクリンソウでにぎわう千手が浜ですが、今は誰もいません。
    悠々と40cmほどのトラウトが10匹ほど泳いでいるのみ。 その一匹が大ジャンプして迎えてくれました。 二荒山中宮司からここまですれ違ったのは夫婦、家族連れがたったの4組

     ・静けさは煩(うるさ)さの隣りにありて想うもの
        そして哀しく謳うもの          <千手>

  • 三本松農業開拓地(後方は男体山)<br /><br /> 戦場ヶ原は国道120号によって東西に分断されましたが、意外に東半分を占める開拓農地に関しては知られていない。 また外部からの出入りも制限された不可思議な一帯である。 もともとは戦後食糧難の時代に満蒙開拓団の引き受け地として開墾されたようだが、特殊な宗教団体の隠れ村のようにも見えてしまう。 ここでは気温差を利用し、大根の栽培やイチゴ、観賞用植物の山上げ育苗をしている。 

    三本松農業開拓地(後方は男体山)

     戦場ヶ原は国道120号によって東西に分断されましたが、意外に東半分を占める開拓農地に関しては知られていない。 また外部からの出入りも制限された不可思議な一帯である。 もともとは戦後食糧難の時代に満蒙開拓団の引き受け地として開墾されたようだが、特殊な宗教団体の隠れ村のようにも見えてしまう。 ここでは気温差を利用し、大根の栽培やイチゴ、観賞用植物の山上げ育苗をしている。 

  •  開拓地で見かけた鬼ユリ<br /><br />4日目、台風11号の影響で朝からドシャ降りです。 今日は霧降方面を廻るつもりでしたが、早めに帰京します。 夏は避暑を兼ね、奥日光に来るのですが、今回の気温は最高28度、最低23度でした。 もちろんクーラーなど要りませんしありません。<br /><br />※前回奥日光 http://4travel.jp/travelogue/10893643<br /><br /><br />

     開拓地で見かけた鬼ユリ

    4日目、台風11号の影響で朝からドシャ降りです。 今日は霧降方面を廻るつもりでしたが、早めに帰京します。 夏は避暑を兼ね、奥日光に来るのですが、今回の気温は最高28度、最低23度でした。 もちろんクーラーなど要りませんしありません。

    ※前回奥日光 http://4travel.jp/travelogue/10893643


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