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(写真は尾瀬沼・沼尻湿原のワタスゲと燧ケ岳)<br /><br />今年は10年ぶりにワタスゲの当たり年だと。 遅ればせながら前日山小屋に問い合わせれば宿泊OKと。 今行けばニッコウキスゲとダブルで楽しめる。 さっそく東武・野岩鉄道会津高原尾瀬口からバスを乗り継いで沼山口から尾瀬に入る。 浅草早朝発の快速に乗れば昼には大江湿原のお花畑だ。 今日現在、湿原上部は終わりかけだがワタスゲがいっぱい、下半部はニッコウキスゲが満開を迎えようとしている。 天気は二日間とも晴れ曇り。 尾瀬沼を吹きあげる風が心地よい。<br /><br />最近,東京方面からだと鳩待峠から入る場合が多いようだが、沼山峠は体力的にもっとも楽なコースといえる。 年配者や子供連れが特に多いのも頷ける。 ツアーバスなど鳩待峠INの大清水OUTなどは初心者には体力的にきついので注意したい。 返れなくて山小屋に駆け込む方も見受けます。 尾瀬に入れば携帯は一切通じない(緊急には一部衛星電話がある)と心得たい。<br /><br /> ・ワタスゲのぷわっと飛ぶ日風クール   <悠遊人><br /><br /> ・朝霧にただウグイスの啼きわたる    <尾瀬><br /><br /> ・ミルクなどそっと浮かべて尾瀬の朝     <モーニングカフェ&gt;<br /><br /> ・ワタスゲよ大きくなって雲になれ<br /><br />※火山国日本にはこういったすばらしい高原湿地帯があるのです。 マチュピチュや九寨溝などと考える前にぜひ訪れたいものです。

☆尾瀬のワタスゲ、ニッコウキスゲ

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2014/07/21 - 2014/07/22

104位(同エリア690件中)

旅行記グループ 奥日光・尾瀬

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悠遊人(ゆうゆうじん)

悠遊人(ゆうゆうじん)さん

(写真は尾瀬沼・沼尻湿原のワタスゲと燧ケ岳)

今年は10年ぶりにワタスゲの当たり年だと。 遅ればせながら前日山小屋に問い合わせれば宿泊OKと。 今行けばニッコウキスゲとダブルで楽しめる。 さっそく東武・野岩鉄道会津高原尾瀬口からバスを乗り継いで沼山口から尾瀬に入る。 浅草早朝発の快速に乗れば昼には大江湿原のお花畑だ。 今日現在、湿原上部は終わりかけだがワタスゲがいっぱい、下半部はニッコウキスゲが満開を迎えようとしている。 天気は二日間とも晴れ曇り。 尾瀬沼を吹きあげる風が心地よい。

最近,東京方面からだと鳩待峠から入る場合が多いようだが、沼山峠は体力的にもっとも楽なコースといえる。 年配者や子供連れが特に多いのも頷ける。 ツアーバスなど鳩待峠INの大清水OUTなどは初心者には体力的にきついので注意したい。 返れなくて山小屋に駆け込む方も見受けます。 尾瀬に入れば携帯は一切通じない(緊急には一部衛星電話がある)と心得たい。

 ・ワタスゲのぷわっと飛ぶ日風クール   <悠遊人>

 ・朝霧にただウグイスの啼きわたる    <尾瀬>

 ・ミルクなどそっと浮かべて尾瀬の朝     <モーニングカフェ>

 ・ワタスゲよ大きくなって雲になれ

※火山国日本にはこういったすばらしい高原湿地帯があるのです。 マチュピチュや九寨溝などと考える前にぜひ訪れたいものです。

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 私鉄

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  • 燧岳と大江湿原<br /><br />ここ尾瀬は実際には尾瀬ヶ原と尾瀬沼から成る。 それらの真ん中ほどに群馬、福島の県境が通っている。 ともにその成因は東北一高い燧ケ岳の噴火に由来する。 一万年ほど前の話だが、まず溶岩が西側の平滑、三条の滝側に流れ、尾瀬一帯に巨大な堰止湖を形成、次第に湿原化して尾瀬ヶ原が生まれ 次いで西南方向に流れ出したマグマが尾瀬沼を造る。 これも堰止湖ですがあまり深くはありません。 やがて湿原に代わっていくことになります。 これは山ふたつお隣の奥日光と生成過程や条件がとてもよく似ていますので、較べてみても面白い。 私にはまるで双子のように思えます。

    燧岳と大江湿原

    ここ尾瀬は実際には尾瀬ヶ原と尾瀬沼から成る。 それらの真ん中ほどに群馬、福島の県境が通っている。 ともにその成因は東北一高い燧ケ岳の噴火に由来する。 一万年ほど前の話だが、まず溶岩が西側の平滑、三条の滝側に流れ、尾瀬一帯に巨大な堰止湖を形成、次第に湿原化して尾瀬ヶ原が生まれ 次いで西南方向に流れ出したマグマが尾瀬沼を造る。 これも堰止湖ですがあまり深くはありません。 やがて湿原に代わっていくことになります。 これは山ふたつお隣の奥日光と生成過程や条件がとてもよく似ていますので、較べてみても面白い。 私にはまるで双子のように思えます。

  •  尾瀬の両者の違いは標高にある。 尾瀬ヶ原の1,400mに対し、尾瀬沼は1,660mと高い。 この差が夏は高山植物の開花を約1週間以上遅らせ、秋の紅葉を1週間早めることになる。 したがって遅めの今回は尾瀬沼に直行と相成ります。 (ちなみに戦場ヶ原も高度1,400mと日本の高層湿原はこのあたりの標高にできる場合が多い) <br /><br />なお尾瀬の西にそびえる至仏山は、利根川と阿賀野川の分水嶺で、蛇紋岩から成る古い山塊であり、とても優美な山ですが、尾瀬ヶ原の形成には(水の供給源以外)直接関わっておりません。(火山ではありません)<br /><br />◎秋の尾瀬と至仏山登頂<br />  http://4travel.jp/travelogue/10610545<br />

     尾瀬の両者の違いは標高にある。 尾瀬ヶ原の1,400mに対し、尾瀬沼は1,660mと高い。 この差が夏は高山植物の開花を約1週間以上遅らせ、秋の紅葉を1週間早めることになる。 したがって遅めの今回は尾瀬沼に直行と相成ります。 (ちなみに戦場ヶ原も高度1,400mと日本の高層湿原はこのあたりの標高にできる場合が多い) 

    なお尾瀬の西にそびえる至仏山は、利根川と阿賀野川の分水嶺で、蛇紋岩から成る古い山塊であり、とても優美な山ですが、尾瀬ヶ原の形成には(水の供給源以外)直接関わっておりません。(火山ではありません)

    ◎秋の尾瀬と至仏山登頂
      http://4travel.jp/travelogue/10610545

  • ニッコウキスゲはひとつの茎には5〜6個の花葉を備え、1-2日でその中からひとつづつ咲いていき、1-2日後にひとつづつ散っていく。 結果キスゲの花の寿命は1茎7-10日で終わるのです。

    ニッコウキスゲはひとつの茎には5〜6個の花葉を備え、1-2日でその中からひとつづつ咲いていき、1-2日後にひとつづつ散っていく。 結果キスゲの花の寿命は1茎7-10日で終わるのです。

  • 尾瀬では大江湿原が一番大きなお花畑となる。<br />ニッコウキスゲはこれだけ目立つのですから、さっそくいろんな昆虫が寄ってきます。 そしてキスゲは群生化していくのです。 でも元々は日光の鹿が運んできたのでは?と考えるこの頃です。<br /><br />

    尾瀬では大江湿原が一番大きなお花畑となる。
    ニッコウキスゲはこれだけ目立つのですから、さっそくいろんな昆虫が寄ってきます。 そしてキスゲは群生化していくのです。 でも元々は日光の鹿が運んできたのでは?と考えるこの頃です。

  • 「なにかいるぞーッ!」

    「なにかいるぞーッ!」

  • よくみるとフナのよう 5-6匹が水面から顔を出します。<br /><br />イワナはいヮないの?<br />いいえ 湿原にはいっぱい泳いでいます。

    よくみるとフナのよう 5-6匹が水面から顔を出します。

    イワナはいヮないの?
    いいえ 湿原にはいっぱい泳いでいます。

  • ノアザミ<br /><br /> オゼヌマアザミという固有種もある。<br /><br />

    ノアザミ

     オゼヌマアザミという固有種もある。

  • ウラギンヒョウモンとは特に相思相愛のようです。<br />ほかには ヒオウギアヤメ、カキツバタ、ハクサンチドリ、ヒメサユリ(長蔵小屋前)などの花が目につきます。

    ウラギンヒョウモンとは特に相思相愛のようです。
    ほかには ヒオウギアヤメ、カキツバタ、ハクサンチドリ、ヒメサユリ(長蔵小屋前)などの花が目につきます。

  • 尾瀬にはその開拓と環境保護に尽力された平野長蔵・長英・長靖さん親子三代を忘れるわけにはいきません。 当日はオーストラリアなどからもたくさんのトレッカーたちが宿泊していました。<br /><br />2名以上は個室利用可、1名は相部屋です。 風呂は湯に浸かるだけ、石鹸は使えません。 東北の山小屋は避難小屋があたりまえで、布団と食事があればありがたいもの。

    尾瀬にはその開拓と環境保護に尽力された平野長蔵・長英・長靖さん親子三代を忘れるわけにはいきません。 当日はオーストラリアなどからもたくさんのトレッカーたちが宿泊していました。

    2名以上は個室利用可、1名は相部屋です。 風呂は湯に浸かるだけ、石鹸は使えません。 東北の山小屋は避難小屋があたりまえで、布団と食事があればありがたいもの。

  • 尾瀬沼売店前にて<br /><br /> 飲み物・土産などもあります。 冷えたビールだってもちろん。

    尾瀬沼売店前にて

     飲み物・土産などもあります。 冷えたビールだってもちろん。

  • 尾瀬沼ビジターセンターの夕べ<br /><br /> イワツバメが数十羽舞っています。(見えますか?)<br />夏はここで子育てし、秋に東南アジアに渡ります。

    尾瀬沼ビジターセンターの夕べ

     イワツバメが数十羽舞っています。(見えますか?)
    夏はここで子育てし、秋に東南アジアに渡ります。

  • 尾瀬沼の朝<br /><br /> ・ミルクなどそっと浮かべて尾瀬の朝    <モーニングカフェ>

    尾瀬沼の朝

     ・ミルクなどそっと浮かべて尾瀬の朝    <モーニングカフェ>

  • 春先と違って、今ではウグイスもしっかり鳴いています<br />「ホーホケキョ!」 <br /><br /> ・尾瀬の朝ただウグイスの啼きわたる     <アン>

    春先と違って、今ではウグイスもしっかり鳴いています
    「ホーホケキョ!」 

     ・尾瀬の朝ただウグイスの啼きわたる     <アン>

  • 大江川<br /><br /> なんと江戸時代には上州・会津を結ぶ沼田街道が、 一ノ瀬−三平下−尾瀬沼−大江湿原−沼山峠−七入−桧枝岐 と結んでいたのです。 その時から尾瀬沼を人々が往来していたなんて驚きです。 <br /><br /> 

    大江川

     なんと江戸時代には上州・会津を結ぶ沼田街道が、 一ノ瀬−三平下−尾瀬沼−大江湿原−沼山峠−七入−桧枝岐 と結んでいたのです。 その時から尾瀬沼を人々が往来していたなんて驚きです。 

     

  • 大江川2<br /><br /> 目を見張る景色に出会ったとき、それがなぜここにあるか、どうやってできたのか、また誰がこの地を世間に伝え広めた功労者かを考えたい。 ただ「きれい」「スゴイ」と感動ばかりでは情けない。 何かを得るには(誰かが)何かを失っているものです。<br /><br />・なせばなるなさねばならぬなることも    <会津はん><br /><br /><br /><br />

    大江川2

     目を見張る景色に出会ったとき、それがなぜここにあるか、どうやってできたのか、また誰がこの地を世間に伝え広めた功労者かを考えたい。 ただ「きれい」「スゴイ」と感動ばかりでは情けない。 何かを得るには(誰かが)何かを失っているものです。

    ・なせばなるなさねばならぬなることも    <会津はん>



  • 三平下から<br /><br />今回は尾瀬沼を一周します。 行程約3時間、西岸の一部が崩れていますので注意。 スコットランドってこんな風?

    三平下から

    今回は尾瀬沼を一周します。 行程約3時間、西岸の一部が崩れていますので注意。 スコットランドってこんな風?

  • 沼 尻<br /><br /> 長蔵小屋は当初沼尻に建てられ、のち対岸の沼東岸に移築された。

    沼 尻

     長蔵小屋は当初沼尻に建てられ、のち対岸の沼東岸に移築された。

  • ワタスゲは昆虫の助けを借りることなく,風で仲間を増やします。<br />ここではどちらが強いのでしょうか 行けばわかります。<br /><br />・尾瀬の夏上にワタスゲ下キスゲ    <大江の>

    ワタスゲは昆虫の助けを借りることなく,風で仲間を増やします。
    ここではどちらが強いのでしょうか 行けばわかります。

    ・尾瀬の夏上にワタスゲ下キスゲ    <大江の>

  • 浅湖湿原では10-20年ぶりワタスゲが真っ盛り

    浅湖湿原では10-20年ぶりワタスゲが真っ盛り

  • 大江湿原では最後のがんばりが・・・<br />大きく高く伸びるのは、種を遠くに飛ばすためだが、過ぎたるものは雲となる。

    大江湿原では最後のがんばりが・・・
    大きく高く伸びるのは、種を遠くに飛ばすためだが、過ぎたるものは雲となる。

  • ワダスはネ 大江のワダスゲっす<br />今日はどこへ行くやら風まかせ・・・<br /><br />○今回の予算<br />  東武・野岩鉄道、沼山峠バス<br />    往復  約¥10,000<br />  宿泊代  約 ¥9,000<br /><br />※天空の湿原 会津田代山 (尾瀬のとなり、こんな変わった湿原もあります)<br /><br />  http://4travel.jp/travelogue/10254815<br /><br />※秋の尾瀬と至仏山登頂<br />  http://4travel.jp/travelogue/10610545<br /><br /><br />

    イチオシ

    ワダスはネ 大江のワダスゲっす
    今日はどこへ行くやら風まかせ・・・

    ○今回の予算
      東武・野岩鉄道、沼山峠バス
        往復  約¥10,000
      宿泊代  約 ¥9,000

    ※天空の湿原 会津田代山 (尾瀬のとなり、こんな変わった湿原もあります)

      http://4travel.jp/travelogue/10254815

    ※秋の尾瀬と至仏山登頂
      http://4travel.jp/travelogue/10610545


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この旅行記へのコメント (2)

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  • 幸ちゃんさん 2015/07/27 10:56:20
    初めての尾瀬に
    8月の終わりに初めての尾瀬に行きますが、ご指摘の鳩何とかか12時発東電小屋16時ぎり到着、翌日7時発大清水15時のバスで新宿を計画していますが、きつそうなんですね。既にバスの切符は購入済なんで..........

    さて印象的な写真が素敵でした。
    スコットランドはこんなかしらとキャプションの写真です。
    天気の良いスコットランドみたい?

    悠遊人(ゆうゆうじん)

    悠遊人(ゆうゆうじん)さん からの返信 2015/07/27 22:27:58
    尾瀬
    幸 さんへ

    日本では高度1,400mあたりに高層湿原ができます。 この出現には火山と雪(気温)が大いに関係しています。 いいところです。 7月の開花時と10月の紅葉時もお勧めです。
    山は経験と体力が必要ですが、基本は朝早く出かけ、時間的に余裕を持って動くことでしょうか。 楽しんできてください。

    湿原(失言)男 悠遊人

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