2012/05/15 - 2012/05/28
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Berg Heilさん
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フォルヒハイムはクリスマス・マーケット・ファンなら誰でも知っている市庁舎の世界で一番美しいと云われる「アドベント・カレンダー」で有名な町である。
人口3万人余りの古い歴史を誇る町で8世紀にはフランク王国の王宮が作られ、805年に初めて古文書にこの町の名が記載された。2005年には1200年記念祭が祝われ、記念切手が発行された。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
-
フォルヒハイム駅
-
駅前の小公園の一角に建てられた”普仏戦争(1870〜1871)戦死者追悼記念碑”
「祖国の為に」と書かれた銘文の下に4人の姓名が、おそらくこの町の出身の若者であろう。 -
駅前の小公園の噴水
男の子が両手に得意げに捕らえて鱒の口から水が出ていた。
鱒は市の紋章、一説ではフォルヒハイムと云う名は古高独逸語の鱒から来ているという。(他説では”赤松”との説もある) -
St. Johanniskirche :聖ヨハネ教会
-
聖ヨハネ教会前にあった彫像、1717年製作
イエスが十字架を担いでゴルゴダの丘への受難像 -
Paradeplatz:パレード広場(観兵式広場)
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Marktplatz:マーケット広場
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Hauptstrasse:中央通 この街での一番の賑わい
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Rathaus:市庁舎 この中に観光案内所がある。後期ゴシックの木組建築は1490以前のもの。隣接する部分は Magistrat:市参事会の建物、1535年建築。
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Rathausplatz:市庁舎広場
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市庁舎広場の記念碑 第一次大戦の戦死者追悼記念碑
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独逸の街を歩くと建物の一角にこの様な彫像を良く見かける。
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St.Martinskirche:聖マルティン教会(カトリック)
建物の一部は11〜16世紀に建てられたこの街で最も古く最も大きな教会。1719〜1720年に改築。 -
Kaiserpfalz:皇帝居城 (内部は Pfalzmuseum Forchheim・博物館)
博物館のパンフレットに依れば、ここは全く皇帝の居城では無いとの事。
中世の古文書に独逸皇帝と独逸王の滞在所と記載され、人々はこれを長い間信じてきたが、実際には14世紀、バンベルクの司教が宮殿の別館として建てたものだそうだ。 -
14〜16世紀の建物
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Marienkapelle:マリア礼拝堂
このチャペルは最初、1102〜1139年に建てられた。現在の形は14〜18世紀に建てられ、後に城の礼拝堂となった。 -
Saltorturm:ザールトーア塔
市の防衛施設の14世紀の最後の遺物。 -
中世の市民達は強固に囲まれた城壁の中で肩寄せあって暮らしていたし、外敵には市民総出で戦った。
-
博物館内部の展示、郷土博物館の役目もはたし、郷土の歴史を学ぶ事ができる。独逸ではどこの町でも「ハイマート・博物館」を見かける。この町にも郷土博物館があるが見学しなかった。
14世紀の壁画 イエス誕生を知り、星に導かれて東方の3博士が訪れ祝福、礼拝した。 -
14世紀の壁画
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往時は華やかな、誇らしげなものであったろう。14世紀
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中世のチェス 絵の説明文では「チェスに興ずる高貴な夫妻」としてある。
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甕から金貨が、「ザークザーク ザ−クザク」
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中世の王侯貴族達はこんな風に金銀貨を保管したのであろう。
我が家の縁の下を掘ったところで、「瓦や瀬戸欠け、ガーラガーラ ガーラガラ」(拙宅は1945年の空襲で灰燼にきしたからこれは本当の話) -
木組みの建物はどこの町でも良く管理保存されている。
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Stattlertorstrasse: シュタットラー塔通り
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Helder Gymnasium Forchheim:フォルヒハイム フェルダー・ギムナジウム
1899年設立 1903〜1904年に現在の校舎が建てられた。
人文 芸術 新言語の3っのコースがある。ギムナジウムとは我が国の中学 高校に該当し、6〜9歳迄 Grundschule(基礎学校)で学んだ後、2年のオリエンテーションを経て、12歳から主に大学進学希望の生徒達が進学する。 -
皇帝居城見学後、緑多い「Wallstrasse(防塁通り)」をニュルンベルク門に向かう途中、この付近、幾つかの風格のある、独逸らしいお屋敷が目にとまった。
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角に塔のある建物は独逸の古い街を訪ねると良く見かける。
※ 私の母校の大学にも1894年建築の「クラーク記念館」というこれに良く似た建物がある。確か独逸人の設計で「独逸復古様式」と云ったと記憶しているが、19世紀にはこのデザインが流行していたのかも知れない。 -
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緑覆い川沿い。
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こんな道を通ってニュルンベルク門に向かう
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Nuernberger Tor:ニュルンベルク門
フォルヒハイム要塞の最後に残された門。1698年建設
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 近鉄バッファローズさん 2012/08/07 00:17:38
- 感服致しました
- Berg Heilさん、今晩は。
近鉄バッファローズです。
実は、7/23〜7/30まで新婚旅行でドイツに行っておりました。
Nuernbergの600号法廷メモリアルを訪れ、
翌日からの移動(日帰りCoburg、Kronach)に備えてBambergで宿泊するため
電車で移動していたのですが、その際にこの駅に停車し、
写真に撮ったのを覚えています。
ここはクリスマスマーケットで有名なのですね。
全く知りませんでした。
Kaiserpfalzが、みんなが信じているだけで
実は司教の宮殿別館だったと言うのは面白かったです。
いいように解釈してしまうんですね。
また、いずれ新婚旅行の時の旅行記も上梓致します。
Berg Heilさんの旅行記と目的地が重なるところが多く、
時分の拙さが暴露されるようで面映ゆいですが、
その際にはご高覧頂ければ、幸いです。
- Berg Heilさん からの返信 2012/08/07 08:16:35
- RE: 感服致しました
- > >
> 7/23〜7/30まで新婚旅行でドイツに行っておりました。>(日帰りCoburg、Kronach)>
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご結婚おめでとう!! さぞお2人での独逸旅行楽しかった事でしょう。小生の結婚は1964年5月 東京オリンピックの年、秋には新幹線が開通し、開業後2〜3日目に母校のある京都にカミサンと出かけ、その速さに驚きました。大学に入学した時(1955)には静岡から7時間半かかって鈍行で出かけました。学生が急行に乗るのは一寸贅沢かな?と感じた時代です。
Kronach Coburg 別の方が訪問されると全く違う見方があります。おそらく見落としがずいぶんある事と楽しみにしています。
Kaiserpfalzが、みんなが信じているだけで
> 実は司教の宮殿別館だったと言うのは面白かったです。
> いいように解釈してしまうんですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このネタは当地の観光パンフレットにフォルヒハイムの歴史が載っていたものから抄訳(悪訳?)しました。ブログのネタは第一にその町の観光パンフレット、必ず行く前に観光局の住所を調べて手紙を出し(国際返信用切手同封)市街地図とパンフレットを送ってもらいます。そうすれば駅に降り立った時に迷う事なく街歩きが出来ます。> 第二にはWikipediaの独逸語版(時には日本語版) そして手元独逸及び中欧史の書籍等々です。
> いずれ新婚旅行の時の旅行記も上梓致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
勿論楽しみにしています。小生も週2回のペースで暫く今回の旅日記投稿予定。よろしく。
ことのほかの猛暑 御令室様共々御自愛を。 Berg Heil> >
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