Wuerzburg/　フランケンワインと吟遊詩人の墓

2012/05/15 - 2012/05/28

ロマンチック街道の基点であるヴルツブルク訪問は４回目。今回の目的は小生の４トラ・旅行ブログの表紙になっている中世のミネゼンガー（吟遊詩人）Walter von der Fogelweide (ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ）の墓を訪ねる事と、フランケン・ワインを購入する事である。従って他の名所古跡は見学せず、目的を済ませて直ぐにバンベルクに向かった。

大津市と姉妹都市（何か共通のキーワードがあるのかな？）

エリア ヴュルツブルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヴルツブルク中央駅

Julius Echter von Mespelbrunn ：ユリウス・エヒッター・フォン・メスペルブルン　領主司教　1576年：フランケンワインの醸造所「ユリウス・ジュピタール」創設　1582年：ユリウス・マクシミリアン・ヴュルツブルク大学を設立

Neumuenster Stift:　１１世紀建立　１８世紀ドーム増設

祭壇

教会の外壁にある「ピエタ」1764年製作

教会の中庭にあるフォーゲルヴァイデの墓

Walter von der Fogelweide（1170〜1230）
チロルの騎士の家系　1190年頃ウイーン宮廷で詩作を学ぶ　ヴルツブルク付近に領地を取得、叙情詩　宗教詩を作り民族的精神を謳いあげ独逸中世の最大の詩人といわれる。ただしどんな詩を創ったのか知らないので彼の詩を読んだ事はない。（我が国で翻訳、出版されているのか？？）

庭にひっそりと鎮まっていた。

ノイミュンスター修道院回廊の説明とヴォーゲルヴァイデの説明板

ヴルツブルク１３００年祭（704〜2004）のポスター

この街が初めて古文書に記載されたのが4704年　

Staatlicher Hofkeller Wuerzburg：バイエルン州立ヴルツブルク宮廷ワイン貯蔵所　（1128年創立）

此処で一ダース注文、エコノミーで発送依頼。
帰国時名古屋税関に別送品として申告。どうゆうわけか10日くらいで着荷し早いのに驚いた。

※　発送の注文単位は梱包の都合で6本から3本単位で。
ワイン代：119.16Ｅ　梱包：4Ｅ　送料：105.85Ｅ　合計229.01Ｅ

通関料：200円　酒税：700円　関税：600円　消費税：600円　合計2100円（着荷時支払）

ワインショップ

平日：9：00〜18：00　土曜日：9：00〜14：00
（だだ土曜日に立ち寄ったらどうゆうわけか開店は10：00だった）

帰国後暫くしたらここから注文書を同封して10％引きのダイレクトメールが届いた。その昔ニュルンベルクのレープクーヘンの店に立ち寄っていちばん大きなセットを送って貰ったところ、その後秋になると毎年ダイレクトメールが来るようになった。

※　「送る」という独逸語は「senden 」良いのか「schicken」が良いのか独逸人講師に伺ったら「absenden」（発送する・郵送する）が適切といわれ、一つ単語を覚えた。

ワインケラーの地図　レジデンツに向かって左側

此処の宣伝をするわけではないが　何でもゲーテがこよなく愛したワインだそうだからワイン・フアンにお薦め、一度立ち寄ってみたら如何。３人の女性従業員がいたが、そのうち若い娘さんは英語可。　普通のワインは10Ｅ前後、但し送料など含めると2倍になるが、日本でも時折見かけるフランケンワインはだいたい3000円以上の値が付いている。

早く着きすぎて開店時間までレジデンツの庭を散策。

初夏の庭園は清清しい。

庭園からマリエンベルク要塞を望む。1253〜1719年迄　大司教居城

Stift Haug: 修道院ハウク・1670〜1691年建立　初期バロック様式

Haug:大辞典で調べたが載っていなかった。Haus と同じ意味か？

庭園の噴水

青空と緑と水　土曜日の午前　散歩する人ほんの僅か　気持ちよいひと時

このあたり航路になっているのか飛行機雲が絶えず。

この日のチョンボ。駅からバンベルク行きの電車に乗ったら、途中の"Schweinfurt"の次の"Schweinfurt Stadt"という駅で止まって乗客がどんどん降りるではないか。不思議に思って聞いてみたら此処でストップだという。駅は無人駅、プラットホームの時間表を良く見たら「Ausser Samstag：土曜日以外運転：Schweinfurt Stadt 止まり」と小さく書かれているではないか！！　というのは此処までは運転で、バンベルク迄は行かないと云うこと。次の電車は1時間半後、此処で予定が狂ってしまい、バンベルクの　Schloss Seehof を訪ねる時間がなくなってしまった。

※　土日の交通機関の時間表は要注意と心得てはいるのだが。

Schweinfurt Stadt 駅　（豚の浅瀬）その昔　豚を渡したのかな？？

駅舎の反対側にはマイン川が流れ、向こう岸はボートが沢山繋留されていて幾つかの4人乗りカヤックを楽しんでいた。又こちら側はサイクリング・ロードでサイクリングを楽し家族ずれ達が行き来していた。