Donauwoerth/　ヴェルニッツとドナウが出会う街

2012/05/15 - 2012/05/28

ヴェルニッツ河がドナウ河に合流する昔からの交通の要所、人口約18000人余りの町。当初、民族大移動時代か小さな島に集落があった。
977年　ドナウの橋の建設と共に歴史に登場した。ドナウヴェルトは間もなく水路　陸路の重要な交通の要所となり、しばしば商業の中心地として争いの場所になった。

中世に於ける急速な街の経済的発展で　1301年「帝国自由都市」となった。

有名な「ケーテ・クルーゼ・人形博物館」があるがあまり興味が無いので見学はパス。

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩

市街図

ドナウヴェルト駅

Wornitz(ヴェルニッツ）河の橋を渡って　Insel Ried（ドナウヴェルトの最初の集落があった）へ　.

Ried＝湿地・沼地・葦

そこからもう一本橋を渡って市街へ

普仏戦争記念碑：台座の碑文には「1870〜1871年　忠誠なる出兵の下に　神と共に王と祖国の為に」と刻まれている。

Junge Donau :ドナウの少女

ドナウとヴェルニッツの合流する「Donaubruecke:ドナウ橋」の袂にの公園にある。

ドナウ橋とロマンティック街道の標識　

Deutschordenhaus：独逸騎士団館　独逸騎士団の最も古い建物の一つ。歴史は1214年迄遡るが　現在の建物は1774〜1778年に建てられた。

現在　市立画廊と警察署が使用している

Rathaus：市庁舎　最初は1236年建設　14世紀に2度の火災で灰燼　1853年　ネオゴシック様式に改装して塔が造られた。

市庁舎は新旧の市役所として使われたと同時に、武器庫としても使用された。

市庁舎前の”マリアの噴水”1853年の改装と同時に造られた。

Tanzhaus：舞踏館　1400年頃建設、1570年から西班牙継承戦争に依って焼失した1704年迄穀物市場件穀物倉庫、1872年改装されるも1945年の空襲で破壊、1973年再建　現在２Ｆは考古学博物館　１Ｆはレストランとホール。

舞踏館前の街灯と「タンツハウス・レストラン」の看板。

Fuggerhaus：フッガーハウス　

アウグスブルクのフッガー家で最も裕福なアントン・フッガーは1536年ドナウヴェルトの富の発展を引き受け、1537年　ゴシック様式の高い切妻屋根を持った典型的なルネッサンスの建物を建てた。

Reichsstadtbrunnen：帝国都市の噴水　（フッガーハウスの前）

台座にはこの街の歴史年表が刻まれている。

聖母教会の祭壇

（聖母教会の建物の写真を撮影しなかったらしい）

聖母教会のイエス

マリエン薬局　独逸のどこの古い町でも由緒ある薬局が目に付く。

Wallfahrtkirche Heiliig Kreuz ：聖十字架修道院巡礼教会

最初は1040年ヴェネディクト派の修道院として献堂。三十年戦争に依って破壊。西班牙継承戦争後教会の新しい建物が建立された。

祭壇

内陣のマリア像

十字の旗を持つイエス像

聖母子像

教会の背後にある建物　修道院の一部

Ludwig Auer(1839〜1914）

カトリックの教育家　Onkel Ludwig:(ルードヴィッヒおじさん)nの名前で数多くの子供の為の読み物を発表している。

十字架教会公園から

Rieder Tor : Tor＝門

街の入り口　ここでも朝市が開かれていた。

Farbertoerl:染物屋の門

Promenade:　ヴェルニッツ河畔の散歩道

ルドヴィッヒおじさんの公園の道

広場の中心に「マイ・バウム」が立てられ、朝市が開かれていた。
朝市を覗くのはその町の普段の息吹が感じられて楽しいものである。

朝市で蜂蜜を見つけた。一寸重いけど、いつも毎日の朝食のパンに欠かせない為独逸に来ると必ず数本買って帰る。「純粋・森の蜂蜜」500ｇ入りで4.5オイロ　普通の花の蜂蜜より濃厚。日本よりかなり安い！！（帰途の鞄の重量を勘案して本数を決めるが6本が限度）