Rudolstadt/宮殿、ゲーテとシラー初会の地

2010/05/19 - 2010/05/19

この地は考古学的発掘に依れば、500年頃にはスラブ系の人達が住んでいたらしい。最初に文書に記載されたのが776年のカール大帝がヘルスフェルト修道院宛ての贈与証書で、これを嚆矢とする。

※　5月19日（水）は今回の旅行中、唯一、一日中雨。従って　「ルードルフシュタット」と「ザールフェルド」の散策は思うように歩けず、気に入った写真も撮れなかった。

エリア ドイツ

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

ルードルフシュタット駅

駅前は緑いっぱいの公園

駅前にあった建物

Markt Strasse　（市場通）

Amtsgericht（裁判所）　1905年完成

Marktplatz（市場広場）　

この日は水曜日だったが、聖体節（Fronleichnam）の祝日で雨天にもかかわらず市が立ち、市民達で賑わっていた。

Rathaus（市庁舎）

17世紀にこの場所に墓地と共に「Elisabethekapelle（エリザベート・チャペル）」があったが、1653年の大火で焼失。その後ここに官庁を建て、1912年　市庁舎となった。

マルクト広場から市庁舎の向こうに山の上の城が見える。

市庁舎の出窓

Guentherbrunnen　（ギュンターの噴水）

1864年　シュヴァルツブルク・ルードルシュタット・フリードリッヒ・ギュウンター侯爵（Fuerst Friedrich Guenter von Schwarzburg Rudolstadt）の統治50年を記念して造られた。

裁判所前にあった噴水

城への道、雨の中の石畳と階段を登って行く。

Heidecksburg（ハイデック城）

このバロック様式の城は18世紀半ば、1735年に焼失されたルネッサンス様式の城の後に建てられた。
1918年（独逸第二帝国が第一次伊大戦で崩壊の年）迄
シュヴァルツブルク・ルードルシュタット侯爵の宮殿であった。

現在は博物館、特にロココ・ホール見学したかったが、10時オープン迄40分以上あり、おまけに雨もソコソコ激しく、見学断念。

宮殿中庭
Thueringer Landsmuseum（チューリンゲン州立博物館）

宮殿北側　中庭の玄関

中庭の噴水

城から雨の街を眺める/東方

東南方遠望

Altes Rathaus（旧市庁舎）1524年建設の後期ゴシック様式の建物は18世紀に何度も変えられた。

旧市庁舎と市庁舎小路

現在は市の公文書保管所と歴史図書館

かなり古い、石製の尺度の標識が旧市庁舎の壁に埋め込まれていた。

Rudolstaeter Elle：ルードルシュタットの尺度

「エレ」とは尺骨の長さに由来する昔の長さの尺度で0.564Ｍ。