Eisleben/Ｍ．ルター生没の街

2010/05/22 - 2010/05/22

独逸での最終日はマルティン・ルター生没の地を訪問。
この街は「Lutherstadt　Eisleben:ルターの街　アイスレーベン」と名乗っていて、駅の名前もそうなっている。　ルターが長く活躍した　Wittenberg も同じように「ルターの街」と称している。

※　アイスレーベン訪問を最後に翌5/23日（日）　フランクフルト空港へＩＣＥで出て、12：50発のＬＨでブダペストに向かった。　ＤＢの日曜日の列車は普通の日の時間表と大幅に違うので注意が必要。

5/17〜5/23迄、エアフルト以外マイナーな街ばかり訪ねたので一人の日本人はおろか、韓国　中国のツアーなどの人々にも全く会わなかった。ということは一言も日本語をしゃべれなかったという事である。

エリア ドイツ

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

アイスレーベン駅

ルターの生家、博物館になっているが、内部の撮影は禁止。

Markt

青年ルターの像

Martin Luther（1483〜1546）
父は鉱山労働者　エアフルト大学卒業　1505年修道院に入る。　1511年ヴィッテンベルク大学で神学教授。

ルター、ゲーテ　更にはハイネも最初は大学で「法学」を学んだ。ヨーロッパの中世の大学は　神学部　法学部　医学部　の三部が基本である。当時哲学は「神学の侍女」と云われた。

Rathaus：市庁舎　16世紀建築

Sterbehaus:ルター逝去の家

ここに両親が住んでいた。

St.Andreaskirche：聖アンドレアス教会

最初の主要部分は15世紀、後期ゴシック建築。1498年の街の大火で焼失後再建。1601年　バロック様式の丸屋根が作られた。

ルターは最後の説教をここで行った。

アンドレアス教会の祭壇

左　ルターの胸像

マンスフィルダー伯爵の棺。

Erst Bergschule:最初の鉱山学校　1798年　独逸最古の鉱山学校。

前の噴水は　Knappenbrunnen：鉱夫の噴水　1983年　

Neustaeter Rathaus：新市の市庁舎　1571〜1589年建設　１６世紀初期　この地を収めていたマンスフィールド伯爵家がこの街を二分割したので、街の人々はここを「Neu Stadt：新市」と呼んだ。

背後から見るとかなり荒廃。

St.Annenkirche：聖アンナ教会

1511年　マンスフィールドのアルバート伯爵は鉱山労働者の為、街の西部に居住地を作り、聖アンナ教会を建立した。

ここには修道僧の僧院も併設されている。

聖アンナ教会の祭壇

教会の丘からの眺め、宗教都市だけあって塔が沢山見える。

Altes Gymnasium：昔のギムナジウム（高校）

1563〜1564年　高等ラテン学校として建設。1604年の大火で焼失、1883年プロイセン王立ギムナジウムは新しい城広場の新校舎に移転。1886年”Realprogymnasium"として再建。

St.Petri-Paul Kirche：聖ペトロ＆パウロ教会

ルターは1483年11月11日　ここで洗礼を受けた。

戦死者追悼記念碑

ルターの生家と逝去の家、共通入場券。

入場券と一緒に頂いた絵葉書

”ルターの薔薇”
1530.7.8　にルターは手紙の中に彼のワッペンとして描いた。

ヴィッテンベルクのルターの家の正面玄関にある1540年の複製

この旅行記へのコメント （4）

• とんちゃん健康一番さん 2010/10/21 19:48:29

  素敵な街ですねぇ〜♪

  Berg Heilさんへ♪
  
  ちょっぴりご無沙汰しております。
  Eisleben♪
  素敵な街ですねぇ〜☆
  
  来年の候補にさせて頂きますぅ！！
  

  Berg Heilさん からの返信 2010/10/22 08:35:54

  RE: 素敵な街ですねぇ〜♪

  >相変わらずの楽しい「飲ん兵衛夫妻」の旅日記、必ず拝読しています。
  出来得れば、いま少しコメントを入れて下さい。
  
  「Eisleben」マルティン・ルターに一寸ばかり興味があるので、ここは欠かせない訪問の街でした。チューリンゲン州、特に今回訪問したチューリンゲンの森の中に点在する街々は、あまりガイドブックに載っていませんが、魅力的な小さな街が点在しています。　理系の背の君には向かないかも知れませんが、ルター　バッハ　ゲーテ　に縁の街ばかりです。
  
  これからも楽しい旅のレポート、期待しています。 Berg Heil 拝

• 京妓さん 2010/06/22 11:40:58

  失礼しました

  Berg Heilさん
  
  前の旅行記のコメント、私の書き方が何だか変だったようで・・・
  
  「私は南駅の存在に全く気付かず、ずいぶん歩ちゃいました」ということを
  書きたかったので、間違っていますという意味ではなかったんです。すみません。
  
  
  > 今回の独逸旅行は　アイスレーベンで終了、来週からブダペストの３日間に移ります。沢山の写真、どう整理、仕分けしようか頭を悩ませます。４トラのアドヴァイスでは写真は３０枚以内がベターで、それ以上ですと「重く」なると云われていますので、大体一編30枚を目安に投稿しています。
  
  私も写真の選択によく頭を悩ませます。
  小分けにしすぎると旅行記だらけになってしまうし、
  １つの旅行記にまとめようとすると、どの写真も捨てがたくて
  30枚程度におさめるには苦労するし・・・さじ加減が難しいですよね。
  
  ブダペストには行ったことがないので、
  このあとBerg Heilさんの旅行記で楽しませていただきます！
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コリノリ

  Berg Heilさん からの返信 2010/06/26 08:04:14

  RE: 失礼しました

  ブダペストには行ったことがないので、
  > このあとBerg Heilさんの旅行記で楽しませていただきます！
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  南駅はイルメナウからアルンシュタットへ向かいましたので本駅より手前でしたし、地図を見たら中心部まで本駅迄行くよりも近そうだったので南駅で下車したしだいです。
  
  以後　Budapest　９編 　Szentendre１編　にほぼ整理がつきましたので順次投稿していきます。よろしかったら覗いて下さい。又感想などもコメントして頂ければ幸甚です。ただ今回はコンサートには出かけませんでした。音楽も好きなのですが、どちらかと云えば美術派ですので。しかし今秋には　ポーランド国立・ワルシャワ・オペラの「魔笛」　そして　スロヴァキア・ラディオ・シンフォニー・オーケストラ（未完成・運命・新世界）が来演しますので愚妻と出かける予定です。昨年は「アリス」のコンサートを二人で堪能し若返りました。