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マラケシュ旧市街のバヒーヤ宮殿紹介の続きです。バヒーヤ宮殿は、アラウィー朝(1660?)に建設された、まだ新しい宮殿です。化粧漆喰とアラベスク模様の内装は見応えがありました。(ウィキペディア、駐日モロッコ王国大使館・モロッコ)

2012正月、モロッコ王国旅行記(9/49):1月7日(6):マラケシュ、バヒーヤ宮殿、パティオ、ステンドグラス

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2012/01/05 - 2012/01/13

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旅人のくまさん

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マラケシュ旧市街のバヒーヤ宮殿紹介の続きです。バヒーヤ宮殿は、アラウィー朝(1660?)に建設された、まだ新しい宮殿です。化粧漆喰とアラベスク模様の内装は見応えがありました。(ウィキペディア、駐日モロッコ王国大使館・モロッコ)

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  • 瓦葺きの屋根と、その上から顔を覗かせた樹木の光景です。絶好の旅行日和となりました。場所は、マラケシュ旧市街の、まだ新しい造りのバヒーヤ宮殿です。

    瓦葺きの屋根と、その上から顔を覗かせた樹木の光景です。絶好の旅行日和となりました。場所は、マラケシュ旧市街の、まだ新しい造りのバヒーヤ宮殿です。

  • 明り採りの構造になった天井光景です。こんな場所にもきめ細かな装飾が施されていました。廊下の突き当りの明かり採りのような造りに見えました。

    明り採りの構造になった天井光景です。こんな場所にもきめ細かな装飾が施されていました。廊下の突き当りの明かり採りのような造りに見えました。

  • バヒーヤ宮殿の内装などの紹介です。天井に施されたアラベスク文様の装飾です。端正なデザインで、落ち着いた色調の装飾でした。縁取りの青色と紅白の花が全体を引き立てていました。

    バヒーヤ宮殿の内装などの紹介です。天井に施されたアラベスク文様の装飾です。端正なデザインで、落ち着いた色調の装飾でした。縁取りの青色と紅白の花が全体を引き立てていました。

  • 同じく、広間の中央部分の天井装飾です。アラベスクとは、モスクの壁面装飾等に見られる幾何学的文様のイスラム美術の一様式です。具象表現を避けるための手法のようです。

    イチオシ

    同じく、広間の中央部分の天井装飾です。アラベスクとは、モスクの壁面装飾等に見られる幾何学的文様のイスラム美術の一様式です。具象表現を避けるための手法のようです。

  • 出入口の上の壁面装飾の紹介です。部屋全体が茶色をベースとした、落ち着いた雰囲気の色彩で統一されていました。その間に挟まれた水色の装飾が引き立て役になっていました。

    出入口の上の壁面装飾の紹介です。部屋全体が茶色をベースとした、落ち着いた雰囲気の色彩で統一されていました。その間に挟まれた水色の装飾が引き立て役になっていました。

  • 部屋の中にあった水施設の光景です。イスラム教で不可欠なお祈りの前の清めの水のようです。モザイク模様のタイル張りでした。

    部屋の中にあった水施設の光景です。イスラム教で不可欠なお祈りの前の清めの水のようです。モザイク模様のタイル張りでした。

  • 深く切れ込んだ天井光景です。中央には比較的シンプルな造りのシャンデリアが吊り下げられていました。何段にも越し折にされた天井の造りは、随分と手間がかかっているようです。

    深く切れ込んだ天井光景です。中央には比較的シンプルな造りのシャンデリアが吊り下げられていました。何段にも越し折にされた天井の造りは、随分と手間がかかっているようです。

  • 壁面装飾と、その上に架けられた鏡の光景です。鏡の材質は、高価なクリスタルグラスのようでした。クリスタルガラスは密度が高く屈折率が高いため、水晶の結晶のような独特の輝きを持ちます。

    壁面装飾と、その上に架けられた鏡の光景です。鏡の材質は、高価なクリスタルグラスのようでした。クリスタルガラスは密度が高く屈折率が高いため、水晶の結晶のような独特の輝きを持ちます。

  • 出入口の光景です。この出入口は通行禁止の表示がありました。天井の代わりの明り採りになっていました。その明かりに照らされて、床面の敷石の凹凸が浮かび上がっていました。

    出入口の光景です。この出入口は通行禁止の表示がありました。天井の代わりの明り採りになっていました。その明かりに照らされて、床面の敷石の凹凸が浮かび上がっていました。

  • シンプルな造りの出入口の光景ですが、その周りは繊細な文様で隙間なく飾られていました。茶色の扉と、黄色系の壁面との境になった、緑の枠がアクセントになっていました。

    シンプルな造りの出入口の光景ですが、その周りは繊細な文様で隙間なく飾られていました。茶色の扉と、黄色系の壁面との境になった、緑の枠がアクセントになっていました。

  • 短い間隔での凹凸が印象的な天井光景です。アラベスク模様ではなく、かなり具象的な花柄模様が多く描かれていました。

    短い間隔での凹凸が印象的な天井光景です。アラベスク模様ではなく、かなり具象的な花柄模様が多く描かれていました。

  • メインの出入口でしょうか、多くの装飾がありました。入口上部の三連のアーチ文様は、漆喰による装飾でした。漆喰は、水酸化カルシウム(消石灰)を主成分とした建材です。

    メインの出入口でしょうか、多くの装飾がありました。入口上部の三連のアーチ文様は、漆喰による装飾でした。漆喰は、水酸化カルシウム(消石灰)を主成分とした建材です。

  • 独特の凹凸を持った、出入口上部の白い装飾です。全体か、もしくは表面の仕上げに漆喰が使われているようです。

    独特の凹凸を持った、出入口上部の白い装飾です。全体か、もしくは表面の仕上げに漆喰が使われているようです。

  • 漆喰装飾が駆使されていた、アーチ型の入口上部の光景です。透かし彫り風の文様は、漆喰に施された彫刻のようです。

    漆喰装飾が駆使されていた、アーチ型の入口上部の光景です。透かし彫り風の文様は、漆喰に施された彫刻のようです。

  • 壁面上部と天井に繊細な装飾が施された室内光景です。詳しくは分かりませんが、表面仕上げが終わった後で描かれた文様のようでした。

    壁面上部と天井に繊細な装飾が施された室内光景です。詳しくは分かりませんが、表面仕上げが終わった後で描かれた文様のようでした。

  • 同じ天井の奥の部分のアップ光景です。壁の上部の漆喰部分はアラベスク文様だけ、その上の天井部分は、アラベスク文様と花柄文様の組合せでした。

    同じ天井の奥の部分のアップ光景です。壁の上部の漆喰部分はアラベスク文様だけ、その上の天井部分は、アラベスク文様と花柄文様の組合せでした。

  • 中庭を取り囲む建物の屋根の上にいた小鳥さんです。こちらを観察しているようでした。嘴が黄色、胴体が茶色で、頭がやや青っぽい鳥さんでした。

    中庭を取り囲む建物の屋根の上にいた小鳥さんです。こちらを観察しているようでした。嘴が黄色、胴体が茶色で、頭がやや青っぽい鳥さんでした。

  • 中庭の近くの別の場所で撮影した光景です。枯れ枝にとまった小鳥さんは、屋根の上にいた小鳥さんかその仲間の鳥でした。

    中庭の近くの別の場所で撮影した光景です。枯れ枝にとまった小鳥さんは、屋根の上にいた小鳥さんかその仲間の鳥でした。

  • 中庭、パティオの光景です。中央に小さな円形の噴水がありました。屋根のない中庭ですから、青空が見えています。

    イチオシ

    中庭、パティオの光景です。中央に小さな円形の噴水がありました。屋根のない中庭ですから、青空が見えています。

  • パティオの中央にあった、小さな円形の噴水のアップ光景です。溢れた水を集めるための施設も施されていました。その周りにも綺麗なタイルが敷かれていました。

    パティオの中央にあった、小さな円形の噴水のアップ光景です。溢れた水を集めるための施設も施されていました。その周りにも綺麗なタイルが敷かれていました。

  • 中庭を取り囲む回廊部分のアーチ型の出入口の光景です。白地に青色の枠のシンプルなデザインで統一されていました。

    中庭を取り囲む回廊部分のアーチ型の出入口の光景です。白地に青色の枠のシンプルなデザインで統一されていました。

  • 中庭を囲む部屋の中の光景に戻ります。四方の部屋すべての内部が見学できました。

    中庭を囲む部屋の中の光景に戻ります。四方の部屋すべての内部が見学できました。

  • 影と光が交錯した室内光景です。壁に写り込んだ複数の多色の色彩は、外窓のステンドグラスによるものです。

    影と光が交錯した室内光景です。壁に写り込んだ複数の多色の色彩は、外窓のステンドグラスによるものです。

  • キリスト教世界のゴチック建築ではよく見掛けるステンドグラスですが、イスラム建築では限定的に使われているようです。アラベスク文様でした。

    キリスト教世界のゴチック建築ではよく見掛けるステンドグラスですが、イスラム建築では限定的に使われているようです。アラベスク文様でした。

  • 室内から眺めた中庭の光景です。中庭は、スペイン語の『パティオ』の呼び方が広く使われているようですが、中庭のある住居はイランや中国で紀元前3000年頃には既に存在していたとされます。イラン建築の中庭については詳しいことは分かりませんが、中国建築では伝統的な中庭のある住居は四合院と呼ばれ、有名です。

    イチオシ

    室内から眺めた中庭の光景です。中庭は、スペイン語の『パティオ』の呼び方が広く使われているようですが、中庭のある住居はイランや中国で紀元前3000年頃には既に存在していたとされます。イラン建築の中庭については詳しいことは分かりませんが、中国建築では伝統的な中庭のある住居は四合院と呼ばれ、有名です。

  • 部屋の顔とも言うべき繊細な細工が施された、出入口の光景です。中庭、パティオの話題に戻ります。古代ローマの都市住宅には、アトリウムとペリスティリウムという公私2つの中庭があったことが知られています。ラテン語のアトリウムは『アトリエ』の語源となりました。

    部屋の顔とも言うべき繊細な細工が施された、出入口の光景です。中庭、パティオの話題に戻ります。古代ローマの都市住宅には、アトリウムとペリスティリウムという公私2つの中庭があったことが知られています。ラテン語のアトリウムは『アトリエ』の語源となりました。

  • 現地ガイドさんの説明の受け売りです。中庭を囲んだ4つの建物には、第1夫人から第4夫人までが住まっていました。このため、規模や装飾も微妙に異なっていました。その内の1つです。

    現地ガイドさんの説明の受け売りです。中庭を囲んだ4つの建物には、第1夫人から第4夫人までが住まっていました。このため、規模や装飾も微妙に異なっていました。その内の1つです。

  • 部屋のコーナー部分のアップ光景です。切り取られたような曲面が、貝殻のような姿になっていました。ここにもびっしりとアラベスク文様です。

    部屋のコーナー部分のアップ光景です。切り取られたような曲面が、貝殻のような姿になっていました。ここにもびっしりとアラベスク文様です。

  • 漆喰で装飾された出入口上部の光景です。彫刻された漆喰に控えめな色ながら、多色の彩色がありました。派手ではありませんが、随分と手の込んだ細工です。

    漆喰で装飾された出入口上部の光景です。彫刻された漆喰に控えめな色ながら、多色の彩色がありました。派手ではありませんが、随分と手の込んだ細工です。

  • 八角形の文様が中央にあった天井の光景です。茶色系がベースの中で、青色が印象的に使われていました。八角形の文様が、多重に用いられていました。

    八角形の文様が中央にあった天井の光景です。茶色系がベースの中で、青色が印象的に使われていました。八角形の文様が、多重に用いられていました。

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