暮夜治人さんのクチコミ(6ページ)全151件

彦根城の桜を見た後に訪れた。花見客でにぎわっていた城とうって変わって、実に静かな庭園のたたずまいは素晴らしかった。桜はあまり多くはなかった。しかし、庭園の奥に見える彦根城の天守閣はしみじみとした趣を感じさせた。

桜満開の報に接して、彦根駅で自転車を借りて行った。１０分少しで到着。石田光成ゆかりの龍潭寺ほ隣にある。名木の枝垂れ桜は見事に満開で見ごたえ十分。この静かに咲く桜を見たことは、彦根城を見る前に訪れて正解だった。

ちょうど桜満開の時に訪れた。天気も良かったし、素晴らしいの一言。天守閣に登れば、この城が桜の海の中に建っているような気がする。その桜の先には真っ青な琵琶湖が広がる。堀に映る桜もいいし、すべて満たされた気持になる。

桜満開との便りに足を運んだ。ＪＲ長浜駅からほんの５分で着いた。公園を埋め尽くす桜はみごとに満開だった。それが長浜城に映えるばかりでなく、琵琶湖畔まで花の海が続くので、ただ、見事だという他ない。観桜客が多いのが難点だが、広いのでそれほど気にならない。

桜を訪ねての旅だったが、ここには特筆するような桜はなかった。夕方近くで、他に人がいなかった。突然、背後からギャーギャーという不気味な声が聞こえてきた。本殿裏の森の中だ。鳥の鳴き声だとわかった。何羽もの大きな鳥が木々の上を飛び回っている。望遠でなんとか撮影することができた。、

桜を訪ねる旅で立ち寄ったが、この神社には特筆するような桜の木はなかった。目を引くのは、芸能神社の玉垣である。良く知られた芸能人の名前がずらりと並んでいて、これを見るだけでも楽しいのだが、名前だけでは何かむなしい感じもする。

参道が美しい。桜を訪ねる旅だったので、参道をやわらかに彩るっている風情が実に良かった。本堂付近も桜が満開で、釈迦如来と阿弥陀如来の本尊も、春の喜びにみたされたような表情をしていた。本堂脇にある九頭竜権現は、何かおどろおどろしい感じがした。

マキノ駅前でレンタサイクルを借りて、１５分ほど走ると海津大崎桜並木入口に。琵琶湖の風光と桜の取り合わせは素晴らしい。自転車なので、好きなところで止めてゆっくり観賞できる。満開の桜が延々２キロも続くのでさまざまな構図で楽しめる。マキノ駅に戻る前に湖岸に出て、山と湖の間に縁取られた桜の帯を眺めるのも一興である。

例年より開花が遅かったので、京都の多くの花の名所はちょうど満開。いつもは遅い御室の桜は３分咲きだったが、やはり見ごたえは十分。他の満開の桜と競合するように咲く様子もすばらしい。堂宇と塔に映える花は京都ならではのあでやかさだ。

「そうだ、京都へ行こう」のＣＭで目に焼きついた風景。ぴったり満開に巡り合ったのは運が良かった。桜を配して石庭の海はあでやかに映える。石庭ばかりでなく、池をめぐる散歩道も花で埋め尽くされ、しみじみ京都に来て良かったと感激した。

西院の阪急レンタサイクルで借りた自転車で、竜安寺、仁和寺とまわり広沢の池へ。この大きな池の南の池畔は満開の桜が続いている。背景のなだらかな山の緑と相まって穏やかな美しさに満たされている。ちょうど、白鷺が一羽桜の下にたたずんでいた。

広沢の池から自転車でのどかな田園地帯を走って、大沢の池に。池の周りはすべて桜といった感じで、それが満開だったので実に見事。雲が多くて陽に映えないのが残念だったが、大覚寺から見下ろす人は多くても、池を訪れる人も少なく、贅沢な花見ができた。

近江八幡駅の阪急レンタサイクルで自転車を借りて、１５分も走ると八幡堀に着く。堀の両側に連なる歴史ある建物に満開の桜が実に見事だった。堀に沿って花の中を走り、点在する寺をめぐり、のんびりとペダルを漕いでいると、夢の街に迷い込んだような気分になった。

石山寺の駅から瀬田川を眺めながら１0分ほど歩くと石山寺入口に。このあたりの桜は実に美しい。山門をくぐり参道を経て本堂へ登る。天然記念物の硅灰石の崖を中心に堂宇が並ぶ。桜はそれほど多くはないが、全体の雰囲気はとても良い。帰りは入口からバスで石山まで１０分ほどだった。、

広い境内が桜で埋まる。まず観音堂に上り、桜と琵琶湖の風景に堪能してから太子堂、三重塔と見て回り、金堂にお参りして仁王門から出るというコースにいたが、たっぷり２時間もかけて楽しめた。さまざまな角度から桜と古建築のコラボを撮影することができる。

三井寺の仁王門を出て駅に向かう途中にある。疏水に沿って並ぶ桜が満開で見事だった。
三井寺の桜にすっかり感動した眼に、ここの趣の違うたたずまいは新鮮だ。地元の人が店を出していて、甘酒や団子など花を見ながら味わう楽しみもあった。

「さざなみや志賀の都は荒れにしを昔ながらの山桜かな」源氏に追われ落ち行く薩摩守忠度が藤原俊成に送った歌。平家物語にあるこの逸話で有名な神社。山桜ならぬ枝垂れ桜が満開だった。三井寺に行く途中に立ち寄って昔をしのぶのに良い所だ。

滋賀と京都の桜を訪ねるのが目的で２泊した。大津の駅から直結しているので実に便利。
ウェルカムコヒーはありがたい。部屋などはビジネスホテル並み。京都まで、部屋を出てから１５分というのが何より。ただ、夕食はホテルではとれないし、大津駅付近にはレストランが少ないのが難点。

チェックインの時、名乗り出る前から名前を呼んでくれる。そして、準備しておいたナンシー観光に関する日本語の資料を渡してくれる。これほどまでに準備して待っていてくれたホテルはヨーロッパの旅では初めてだった。おかげで楽しく観光をすることができた。
客室は清潔で機能的。特に気に入ったのはバスで、日本式の深いバスタブはありがたかった。朝食のブッフェも種類が多くて美味。駅から3分くらいで行けるのも良い。

赤い砂岩の彫られた精巧な彫刻は息をのむほどだ。東洋のモナリザといわれる彫刻をはじめ、壁の模様に至るまで、実に見事である。それほど広くはないが、すべてが一つの芸術作品のようにすばらしい。まさにクメール芸術の最高傑作といえよう。