暮夜治人さんのクチコミ(8ページ)全151件

ロープウエイ（ドイツ語でザイルバーン）の乗り場まではコブレンツの駅からタクシーで１０分。乗るや否やラインが眼下に。すぐモーゼルとの合流点「ドイチュスエッグ」が現れ、次第に高度を増していく。終点からエーレンブライトシュタイン要塞入口までは花園と草原を数分。５時の閉門の後だったが、要塞には無料で入れた。要塞の展望台から夕方の大展望にうっとりとした。

世界の観光地である。さまざまな国の人でにぎわっている。それだけの価値は十分ある。東方三博士の黄金の棺をはじめ、見るべきものがいっぱい。塔に１５分かけて登ったが、かなりハードだった。でも苦労して登る価値はある。残念なことは、ここでスリにあったこと。（電子辞書を掏られた）

リューデスハイムからロープウエイでニーダーバルトへ。女神ゲルマニア像は巨大で、ここから見下ろすライン川や対岸のビンゲンの町も美しい。ニーダーバルトからハイキング道を行くと森の中の気持ちがいいコースになる。あちこちに展望台があり、１時間余りでアスマンスハウゼンに下るリフトに。ロープウエイとこのリフトを組み合わせたチケットは７ユーロで買えるので、天気の良い日にはぜひお勧めしたい。

ボンは典型的なドイツの小都市で、親しみやすい。ベートーベンの家は分かりにくいので地図を良く見て行かないと迷いやすい。受付で頼むと、日本語のオーディオガイドを貸してもらえる。建物は古く、歩くと床がきしむ。しかし、ベートーベンの幼少時代、親の期待を背負っていたことなど良く分かり、大変興味深かった。ここで聴くソナタは心に沁みるものがあった。

クルムバッハ駅からタクシーで１０分もかからずに城門に着いた。立派な城で城内は博物館になっていてなかなか見ごたえがある。また、ここからの展望も良い。帰りはバスで。バスの終点は駅ではないので、小さいが美しい街を散歩しつつ駅に向かう。この街にビール工場が４つもあると地元の人が自慢するので、マルクト広場のレストランで、そのビールを味わいつつ夕食にした。

大聖堂の隣にあり、近代的な外観で、入るべきか否かを迷ったが、入ってみると歴史の重みを感じさせる古い城で。おどろおどろしい雰囲気に満ちている。かっては、ここでマイセン磁器を焼いていたため、その展示も面白い。

言わずとしれたマイセン磁器の博物館。まず、世界各地の陶磁器がどのように影響を与えたかを、実物をもとに解説している。日本、中国だけでなく、さまざまな地域が影響していることがわかる。そして、さまざまなマイセン磁器の作品。ため息が出る素晴らしさ。１階ではそれらを購入できるが、ほしいと思うものは庶民の手の届く額ではなかった。
個人で行ったものだからマイセン駅から往復タクシー利用だった。

マイセン駅から歩いて行く。エルベ川の橋から見上げる大聖堂は実に美しい。渡りきるとマイセンの旧市街。ここからゆっくり登っていく。大聖堂まで２０分くらいかかるが、展望がよいので疲れることもない。たどり着いた大聖堂は素晴らしく、登ってきて良かったと感じられる。ここから見下ろすエルベ川もみごとである。

２泊しました。最高のホテルです。清潔で部屋も広く、朝食の種類が多く美味。何よりも交通が至便。列車も、トラムもすぐそばから乗れるので、市内観光や、バーゼルやティティ湖への往復も簡単。フライブルクにまた来る時には必ずここに泊ります。

マインツからタクシー（７ユーロ）で行った。展示物は膨大で、非常に興味のあるものばかり。グーテンベルクの業績も面白いが、世界の印刷の歴史も興味深い。中国や日本の印刷につての展示もあり、いろいろ刺激を受けた。書物や印刷に興味のある人は必見である。

駅から数分歩くとなんと「斎藤茂吉の道」と日本語の看板が。山形県上山市と姉妹都市なのと、実際に茂吉が来て歩いたことによる。ドナウの泉はそこからすぐ。こんこんとわき出る泉とその周りの装飾はなかなか良いが、それだけである。１時間あれば駅から往復しゆっくり見学できる。