暮夜治人さんのクチコミ(5ページ)全151件

乗るのにかなり待たされるという噂を聞いていた。シャモニーに3泊したが、天気のよさそうな日に、ホテルの朝食を抜いて6時50分に乗り場へ。50人ほど並んでいたが、まだ運転していない。7時半に運転開始。10分ほど待って乗れた。下界は雲が厚かったが、乗り継いで頂上に近づくと青空の下、真っ白な世界に飛び出した。ただ、素晴らしいの一言だけ。頂上ではあちこちの展望台を回って1時間以上この絶景の中で過ごした。

アヌシー駅から5分も歩くと旧市街だ。アヌシー湖から流れる水量豊かな川に沿って、旧い家々が連なっている。花と緑が多く、豊かな水と相まって素晴らしい景観が続く。中心にあるパレ・ド・リルは、かつての監獄だったところで、内部の見学も一興である。

アヌシー旧市街の背後にそびえる城。急坂を登って入ると、観光客はほとんどいない。城そのものは整備されて日が浅いためか、内部は小さな博物館くらいしか見どころはない。大部分が現代アートの展示場になっている。何よりも素晴らしいのは広場から見下ろす旧市街と湖だ。これを見るだけでもここにくる価値がある。

アヌシー駅から旧市街を通り15分ほどで湖畔に到着。湖畔はヨーロッパ公園など美しい公園が広がっている。ヨーロッパで最も透明度が高いという湖をめぐる様々な船がある。大型の観光船から数人乗りのボートまで。お勧めは10数人乗りのモーターボートで、30分で９ユーロ。湖の半ばまで行き、湖のいろいろな表情を見ることができる。

ジュネーブ駅（コルナバン）の前にある交通至便のホテル。夜９時近くに着いたのだが、迷うことなく行けた。窓の下がバスセンターなのだが、静かである。部屋は清潔で、朝食も種類が多くて美味。レマン湖まではモンブラン通りを１０分も歩けば行けるし、ホテルでもらったパスで、旧市街へのバスにも無料で乗れた。

古き良き時代のシャモニーを思わせるクラッシックなホテル。目抜き通りに面しているのに、門から少し登ったところに入口があるので静か。交通は、国鉄のエギュイ・デ・ミディ駅から１分、バス停のシャモニーサントルはホテルの裏という便利さ。ここに３泊してホテルでもらったカルト・ドットと、４日間のマルチパスを買って、フル活用したのでほとんどすべてのロープウエイや山岳鉄道に乗り、シャモニモンブランを満喫できた。

平戸の海岸通りから一本山側の通りが「みやんちょ商店街」と呼ばれる昔を偲ばせる街並みになっている。土産物屋や食べ物屋ばかりでなく、昔からの生活のにおいのする商店街に整備された。ぶらぶら店をのぞきながら歩くのにぴったりの通りである。

復元され、２年ほど前から公開されたオランダ商館。当時ままの建物なので、迫力あり、その規模の大きさに圧倒される。展示は１階が中心で、オランダ関係の資料や、商館の役割、その盛衰などが良く分かる。２階はまだ半ば準備中だった。

平戸湾にそそぐ鏡川に架かる橋。石造りの太鼓橋で、当時の技術の高さが窺われる。橋の上から眺める平戸湾と街並みは美しい。また、川に下りて側面から橋の構造を見ることもできる。なお、橋を渡ったところに平戸市役所があり、またここから平戸城へ登ることもできる。

ザビエル教会から街へ下る坂道はよく整備されていて、その途中に、幾つかの寺院がある。この寺の風景の背後に教会の塔が見える。平戸ならではの景色である。寺の甍と教会の塔の両方をカメラに収めるのはなかなか難しかった。

街からずっと上り坂で、かなりきつい。しかし、到着した時の感激は、協会の美しさもさることながら、ここからの景色がすばらしい。ザビエルが平戸を愛し、何度も訪れたことを記念して建てられたというが、外観ばかりでなく、内部も整然として美しく、自然に手を合わせ祈りたい気持ちになってくる。

島原へ行くならここしかないとういう感じの素晴らしい宿。有明海に面した客室。露店も素晴らしい温泉。家族ごとに食事ができる夕食の料理の美味さ、量には圧倒された。島鉄本社前から公園を歩いて五分で行けるのもいい。雲仙へ行くバス停も近い。

呼子の海産物を食べたいと、この宿を選んだのは正解だった。魚、貝、そして名物の烏賊。
その種類の多さ、料理のバリエーション共に十分満足できた。特に、ケンサキイカの生き作りはすばらしく、そのてんぷらはまた絶品だった。部屋も二方に窓があり、呼子の入り江が見渡せる。まだ泊りたい宿である。

石岳展望台から歩いてここパールシーリゾートに到着。山上から見下ろした島々を観光船で巡る。船は上甲板からさらにマストの上へ登って景色を眺められる。島の緑と海の青さのコントラストが素晴らしく、展望台からの眺めと、船で島めぐりの両方で、九十九島の観光は完結する。

石岳展望台から２０分ほどかけて歩いて下ってきた。石岳に比べて標高が低いため、見える島の数が少なく、近くなるため、身近な感じがする。しかし、車で行けることや遊覧船の出るパールリゾートがすぐ近くだということは利点だ。

佐世保バスセンターから下船越行きのバスで３０分。動植物園前で下りる。山道を２０分ほど登ると、映画「ラストサムライ」の撮影場所に出る。そこから２分ほどで、コンクリート作りの展望台に着く。階段を登って見た景色の素晴らしさは感動そのものである。

呼子の宿に泊って、翌朝、朝市へ行った。しかし、雨の降る朝だったため、出店は少なく客もほとんどいなかった。ただ、朝市の通りを歩いていくとその規模の大きさがよくわかる。
細い入り江の奥に朝市があるのだが、入り江を取り巻く家々はいかにも漁でにぎわっているという風情がある。

月曜に訪れたため。博物館は休館だったが、ちょうど桜が満開で花見客もちらほら。まず、三の丸まで登り、ここから本丸へ行くのを後回しにして、馬場を通って二の丸へ。ここはグランドのように広かった。二の丸から本丸へ行く道は途中工事中で、仕方なしに道なき道をよじ登る。本丸は玄界灘一望の広大な広場で、まさに太閤気分を満喫できる素晴らしさだった。残っているのは石垣のみだが、思った以上に規模の大きい城だったことを実感した。

唐津駅前のアルピノで借りた自転車で１０分で城内橋に。ここで桜に埋まる城を眺めてから舞鶴公園へ上るエレベーター乗り場に。上った公園からは玄界灘と唐津の町が一望。桜も満開で、贅沢な景色を心ゆくまで楽しんだ。

唐津駅前のふるさと会館アルピノで借りたレンタサイクルで数分。見学者は他にいなかったので、大変親切に案内してもらえた。東京駅を設計した辰野金吾とその弟子の建てた洋館建築はすばらしい。内部は当時の銀行のカウンターがそのまま残り、明治時代に身を置いたような気分になる。