romaxさんのクチコミ(35ページ)全3,069件

砂糖を保存するのに使われていたという蔵。小さめの蔵だけど、19世紀初めはこのタイプの蔵がよく作られていたんだとか。蔵の中には復元工事の過程の様子がパネル展示されていました。文字が多い展示なので、気になるところは写真に写しておきました。一番蔵のあとは二番蔵、三番蔵と続きますが、どれも違った展示がされていて面白いです。

商館長の住居として使われていたのがカピタン部屋。出島の中で最も豪華な部屋です。1階部分は出島の歴史や生活用具の紹介などがあって、2階部分が当時の住居を再現しています。中でも、大広間に再現されたクリスマスの祝宴風景は豪華です。別室に祝宴の風景をミニチュアで表現しているのでそちらも合わせて見るのが楽しい。

出島乙名という役職についた有力町人が貿易期間中のみ居住していたらしく、部屋の中は純和風的。オランダの調度品が置いてある他の建物を見てから乙名部屋の見学に来たので、比較して見れて面白かった。出島の日本人役人の仕事などが詳しく解説されている場所です。出島に関係した役人は約200人位だったそう。少ないような多いような。

オランダ人が負担して建てた数少ない建物の一つが料理部屋だそうで、復元された建物の中には、クリスマス用の調理風景が再現されていました。一大イベントなので、普段の食材よりも豪華な物が勢ぞろいしている感じです。解説モニターで、オランダ人に交じって日本人や東南アジア人が調理している姿を見ることができて興味深かった。

1階部分は倉庫、2階部分は一番船の船長や商館員が滞在した部屋になっていた。調度品など、商館員の財産目録から復元されたものでリアリティがあります。再現された部屋の入口脇にはCGアニメが流れるモニターが置かれていて、当時の再現VTRが面白い。

出島の中で明治期の洋風建物として保存されている建物の1つ。明治11年に建てられたもので、現存してる中では日本最古のプロテスタント学校。明治26年に増築されてから、そのままの状態で保存されているので、他の新しい建物とは趣が違います。神学校の中では、出島内にある照明器具を１つ１つ解説していて、興味深かった。

出島の見学をしてから、出島橋を通りました。夜だったけど、ライトアップされていて綺麗です。現役で使われている鉄製の橋としては日本最古だそうで、なかなか見た目にも古かったです。そして、歩行者用通路がとても狭い。車の通りも結構多かったので、あるって渡るときは注意が必要ですね。

西側の水門から出島へ入場しました。出島海岸通りを南から北にあるってくると、必然的に水門から入ることになります。2006年に復元された門で、屋根がピカピカしてました。この門から、貿易品の持ち運びが行われていたようで、門のすぐ横に荷上場の石垣も復元されています。高価な品もこの門から出入りしてたでしょうに、結構シンプルな門です。防犯とか、荷の検閲とかはどうなってたんでしょう。

西側の水門ゲートから入場し、出島観光を終えて表門から退場したので、表門を見た時は、夕暮れ時になっていた。表門のすぐ目の前には出島表門橋があり、ライトアップされていて綺麗だった。表門といっても、西側の水門と同じ規模の普通の門に見えた。夜間ツアーの集合場所になっていて、混雑してました。

出島和蘭商館跡に作られた観光施設「出島」は必見。鎖国期の建物がリアルに再現されていました。出島周辺は開発と埋め立てが進んで、都会的な雰囲気になっている。鎖国時代のような海に浮かんだ出島は見られないけど、和蘭商館跡に「出島」を復元できるのもすごいことなのかなあと思います。

なにげなく入場しただけだったけど、思ったよりも広く、幕末、明治、鎖国時代の出島の建物を忠実に再現していて見事だった。復原は鎖国時代の建物が多く、カピタンの部屋は必見。
実物大の建物が復元されているので、1つ1つの思い入れがすごい。見て回るのも大変だった。建物の中には、建物の役割や当時の時代背景などが解説されていて、じっくり見ようとするとかなり時間がかかる。

長崎と言えば坂。観光情報に、どんどん坂のことが書かれていたので訪問しました。かなり急な坂で、坂の両脇には住宅が建っていますが、住んでいる人は中々大変そうです。その住宅含めて、どんどん坂の坂の上からの景色は海も見えて素晴らしかったです。雨が降っていたのが残念。また訪問したいです。

平和祈念公園を散策し終えて少し休憩しようと、被爆者の店を訪れました。名前がインパクトあるので印象に残りますが、普通のお土産屋さんです。内装は長崎ならではの、中華な雰囲気。意外と店内が広く、明るく、長崎土産が沢山売られてました。一押しのお菓子は、手書きの解説が添えられていて、割と好きな雰囲気でした。

平和記念像をお参りしに平和公園を訪問。初めて見学しましたが、思っていたよりも大きく、像の表情がとても穏やか。瞑想している表情は、犠牲者の冥福を祈り、右手は原爆の脅威を、左手は恒久平和を意味しているそうです。その姿形は雄大で、沢山の人の思いが詰め込まれているのが感じられます。

平和祈念像をお参りして公園を散策すると平和の泉を発見しました。
ここに来るまで平和の泉があることさえ知らなかったけど、解説を読むと、原爆被害にあった人々が水を求めて苦み、その魂の鎮魂の為に作られた泉だそう。胸が痛みますが、この泉が末永く湧き続けることを願います。

浦上天主堂の中を見学してから外に出て旧鐘楼を見学。旧鐘楼に行くまでの通路には被爆した石像が沢山並んでいて、胸が痛みます。旧鐘楼は半分土に埋まった状態で横倒しになっています。鐘楼の周りをぐるっと回ることで、全体像がようやくわかった。すごく大きな石の塔がこんなふうに吹き飛ばされてしまうなんて。原爆の悲惨を今に伝えてくれてる。

長崎に来たら是非訪れたいスポットの一つ。クリスチャンでなくとも見学することができます。祈りの場には入ることが出来ないけど、後ろの通路部分に出入りできました。パンフレットが100円で売られてたので購入。教会内は厳かな雰囲気で、お祈りを捧げている人もいた。被爆のマリアなど、見どころが沢山あります。

購入した遊覧船のチケットが一時間後だったので、簡単にご飯を済ませようと、ベルビーチの佐世保バーガーを買いました。売店みたいになっていて、イートインはできないので、ターミナルビルのベンチに座って食べました。佐世保バーガーとサンドイッチがセットになっていて、佐世保バーガーのパテが牛の味がしっかりしていて美味しかった。

雨の日だったので、遊覧船に乗ろうか迷っていたところ、船越展望所からの眺めが素晴らしかったので、遊覧船に乗船。GWでかなり混雑していたけど、1時間後に出発の船の乗船券が買えた。車窓は素晴らしく、島々を縫うようにして走ってくれるので九十九島を堪能できる。遊覧船の中には売店もあって、50分の船旅を飽きずに過ごせる工夫がされてます。

雨の日だったけど、船越展望所から見た九十九島があまりに綺麗だったので、遊覧船に乗って九十九島を見学した。大小様々の島が水面に沢山浮かんでいて、素晴らしい景色でした。晴れた日に来たいけど、雨でも遊覧船に乗って良かったと思う。50分と長い時間の船旅ですが、解説もしてくれるのであっというまに時間がすぎてしまった。