Mr.Tさんのクチコミ(21ページ)全1,083件

城崎温泉から6kmの位置にある玄武洞は国立公園天然記念物で、山陰海岸ジオパークの一部である。
柱状節理が作る無数の石柱により自然に形成された奇勝というべき場所である。
公園の向かいに駐車場があるが、鉄道の場合、川向かいの山陰本線玄武洞駅から渡し船で来ることもできるらしい。
公園内には玄武洞のほかにも朱雀、白虎、青龍それぞれの洞がある。

旅館の多い城崎温泉で珍しく洋風な外観の建物。
しかしここを訪れる観光客は多く、もっとも有名な外湯の一つである事がうかがえる。
内湯は広く明るくきれいなタイル貼り。深い湯船が特徴で、お湯は刺激がないわりには湯あがりにすべすべ感が残るほど。
露天風呂の洞窟風呂はこちらの名物であるが、外の景色は見えずそれほど大きくはない。とはいえ、天井を形成するほどの洞窟状の大きな岩の中の風呂は気持ちがいい。

城崎温泉の奥の方にある温泉寺。近くには城崎温泉の源泉が湧いている。
山門から入ってすぐの伽藍は薬師堂。
離れた場所にある本堂と奥の院は近くのロープウェーから行く事ができる。
境内には温泉を引いた湯飲み場があるのも温泉地らしい。
薬師堂の授与所で薬師堂、本堂、奥の院の御朱印を頂ける。

広い駐車場あり。
境内はやや広く、本堂などの伽藍が点在している。
こちらで必見なのは外観が朱色の国宝浄土堂。
拝観料500円で内部に入る事ができる。
阿弥陀三尊が中央に安置されており、背後の格子窓から差し込む光が床や須弥壇にやさしく反射して、仏像に色を与える。季節によって違う光の具合によってそのいろは微妙に変わるとのこと。
御朱印は浄土堂の拝観受付で頂ける。
拝観目安は30分。

無料の駐車場あり。
ここは北緯３５度、東経１３５度が通る場所なのでへそ公園で、公園内には科学館のテラドームなどもある。
実際の交差点は公園から離れた日本へそ公園駅からさらに100mぐらい離れた未舗装の場所にあり、ここにはひっそりと緯度経度交差点のモニュメントが立てられている。
ちなみに、駅の近くには西脇市岡之山美術館が建っているが、立地があまり良くないのがもったいない。

寺院までは有料道路で、曲がりくねった道を約2km登る。
駐車場の前にはとても立派な山門が聳え立つ。
西国三十三観音二十五番札所であり、京都と区別して播州清水寺とも呼ばれている。
山門から入って左へ進むと観音堂、さらに右手の長い階段を登ると根本中堂がある。
広い境内で、山道や階段が多いが、林間ウォーキングのような気分で気持ちよかった。
拝観目安は1時間程度、御朱印は大講堂内の納経所で頂ける。

西国三十三観音番外札所に位置付けられている寺院で、たどり着くまではワインディングロードを登っていく。
境内はやや広く、拝観目安は30分。
御朱印は納経所で頂ける。
納経所近くの見晴らし台からの景色は良く、富士山と同じ稜線の有馬富士を望む事ができる。

金曜日の午前に車で訪問。駐車場は広いものの満車に近かったのに驚く。
駐車場から寺院までの参道は露店がひしめきあっており、国内外の参拝客がとても多かった。
境内には三宝荒神社があり、仏教と神道の混在する神仏混淆の寺院である。
境内は広く、拝観目安は40分。
御朱印は本堂横の授与所で頂ける。

中山観音駅から徒歩数分、立派な山門が目印。
境内は広く、拝観目安は1時間。
訪問時は五重塔が改修工事中だったが、拝観できる伽藍が多いのが特徴。
どれもが見ごたえがある。
本堂へは正面からは階段で昇っていくが、エスカレータも隣にあるので安心。
山門の左右にはいくつかの塔頭寺院があり、それぞれで御朱印がもらえるようである。
中山寺の御朱印は、御朱印所でもらえる。
数種類あるため見本を見せてくれるのも親切。
こちらでは紫雲と満月が描かれた美しいデザインの御朱印帳を購入できる。

海上に埋め立てられて造られた長崎空港へは唯一繋がる箕島大橋で車やバスで向かうのが一般的。
旅行に変化をつけるために、あえて海ルートを選択してみた。
出港する時津港までは路線バスで長崎駅から約30分。
ホテルのロビーが受付を兼務していて、ここで乗船券を購入。
およそ1時間に1本の定期便で、陸路と比べると利用する人は少ないと思っていたが、平日であっても利用者は意外と多かった。
時津港から長崎空港までは約25分で、空港に近付くと箕島大橋を海上から見ることになる。
港に着いてから空港のロビーに行くまでもマイナーな通路を歩いて行くのがちょっとおもしろかった。

お目当ての店が休業日だったので、どこかで昼食を、長崎に来たならちゃんぽんをと思い、中華街をぶらぶらと歩く。
長崎新地中華街には多くの中華料理屋、ちゃんぽん専門店があり、おそらくどこもおいしいと思う。
目に付いた店は壁が赤くて目立つ店構えの「西湖（せいこ）」。
基本は中華料理だが、ちゃんぽんや皿うどんも人気メニューとして扱っている。
平日１３時半頃と昼を若干過ぎた時間であっても、店内はかなり席が埋まっている。
その大半は修学旅行生。
味付けは少し濃い目で学生好みだった。

長崎港の近くにある施設で、煉瓦塀に囲まれた中には赤や金などの極彩色の建物が建てられている。
ここは孔子の遺品が納められた廟所で、新地中華街からそう遠くない施設だが、やはり異国の雰囲気がある。
入口から入るとまずベンガラ色の門があり、これをくぐると広場に出る。
それほど広くはないが、正面の建物（本堂にあたる？）をまるで礼拝するかのように両脇に並ぶ賢人たちの白い石像が印象的である。
また、奥には博物館が併設されていて、色々な文化財を見学することができる。
見学目安は40分。

軍艦島に上陸できるツアー会社は数社あり、今回お世話になったのは軍艦島コンシェルジュ。
出港から３０分ほどで軍艦島が見えてくる。まずは軍艦島を周遊する。
見えてくるのは当時の増えすぎる人口に対応すべく増築に増築を重ねたアパート群。
割れた窓や潰れた天井、地面に散らばったままの瓦礫など、かつてここで多くの人が生活していた面影はもはや感じられないほど崩壊している。

さて、上陸後は立ち入りできる見学場所と上陸時間が定められており、３か所の見学広場を他社と入れ替わりで見学していく。
第１見学広場からは高台に建つ役人の住む住居と、遠くには軍艦島にすむ子供が通った小中学校と体育館だった施設が見られる。
第２見学広場では、炭鉱場の地下へと降りるエレベータの入り口があり、これに続く階段をガイドさんは「命の階段」と表現。
炭鉱へ命がけで降りて行き、事故なく無事に戻ってこの階段を踏むことからそのように呼んでいるのだそうである。
第３見学広場で見えるアパートの３０号棟は、現在の技術をもってもこれ以上の崩壊を食い止めることはできないそうである。

建物の崩壊が日々進み、安全性と文化財保護の観点からいずれは上陸できなるかもしれない。
非常に人気の場所で予約も困難だが、一度上陸する価値は高い。

2015年に世界遺産に登録された明治日本の産業革命遺産を構成する施設の一つ。
長崎港周辺には構成施設がいくつかあるが、ほとんどが一般非公開か海上からでないと見えない。
このジャイアント・カンチレバークレーンはそのような中では長崎港の桟橋からその姿を見ることができる数少ない施設である（施設内は非公開）。
日本初の電動クレーンであり、大型の貨物などを吊り上げるのに明治から現在に至るまで稼働中とのことに驚く。

軍艦島が世界遺産になってからは上陸ツアーは特に人気で、数社あるがどこも予約が４か月前でも満席になるほど。
午前の便は１０時３０分出港だが、船内の席は先着順なのでオープン前に並んでおく。
９時半頃に行けばおよそ希望の席が取れると思われる。

船については定員１４０人のマーキュリー号で、２階はデッキ席。窓はないので波しぶきがかかる事がある。
行きは左舷に座ると、三菱造船所を見ることができる。乗船時は豪華客船アイーダプリマを建造中だった。
また右舷側では第三船渠（ドライドック）などの世界遺産の一部を遠めだが見られる。
軍艦島に近づくのは右舷側の方が見やすい。そして反時計回りに島を半周するので、左舷側が初めは見やすい。
その後、少し離れて撮影タイム。左舷・右舷両方を軍艦島に向けてくれる。
再び島を半周するが今度は右舷側が島向きになる。

こうして上陸するので、どちらにも見るべきポイントがある。
帰りは島を回ることなく長崎港まで直行。

武雄温泉駅の南口すぐにある。武雄温泉までは徒歩15分程度。
ビジネスシングルを利用。部屋は普通のシングルルームだが、置いてある湯呑みが伊万里焼（と思われる）だったのが佐賀らしくて印象的だった。
残念ながらホテルの周辺、駅の周辺には飲食店が少なく、夜の食事には少し困ってしまうかも知れない。

武雄温泉駅の改札には小さな楼門がつくられていて、温泉への歓迎ムードが高まる。
温泉までは駅から徒歩１０分ほどだが、夜は街灯も少なく、店も閉まっている所が多い。
しかし温泉に着くと楼門がライトアップされ、闇に浮かぶ均整の取れた形状は見事。
建築者は東京駅駅舎と同じく辰野金吾。
楼門をくぐってすぐに日帰り温泉がある。元湯と蓬莱湯、男女別、さらに元湯のあつ湯とぬる湯それぞれの温度表示が外にされてるのは親切。
混雑していたが休憩所もきれいでゆっくりと過ごせる。

呼子港のマリンピア呼子から出港。
この地の名産であるイカをモチーフにした船「イカ丸」に乗って15分で到着する。
上の陸地の部分は遊歩道になっているようだが、柱状節理の作りだすかまどを並べたような光景は海側からでないと見ることができない。
７つの洞窟があることが七ツ釜の由来だが、実際は８つあり、１つは貫通している。そのため、カヌーなどで通り抜けることもできるようだ。
海況が穏やかだと船が洞窟の１つに頭を突っ込み、洞窟の内壁や天井を間近で見学することができる。

アクセスは車か基山駅からタクシー、または平日のみのコミュニティバス。
基山駅から4kmなので、歩いてもなんとか行ける。
また、つつじと紅葉のシーズンのみ駅から臨時バスが出るとのこと。
長い階段を登り、山門をくぐると、木々に囲まれた境内はそれほど広くはないが、桧皮葺の本堂などはこじんまりとしていてなかなか風情がある。
本堂の右から裏山の契園へ行く事ができる。本来はつつじや紅葉のシーズンに来たかったが、訪問時は残念ながらシーズン外だったので、山頂付近の契山観音を参拝した。
ここには最強の金属でつくられたハートのオブジェもあったりする（絶対割れないという験担ぎ）。
拝観目安は40分。御朱印は庫裏で頂いた。

鳥栖駅のすぐ近くで駐車場も完備。ホテルの向かいにはフードモールもあり食事にも困らない。
佐賀県の中では新幹線の駅も近くだったりと比較的大きな都市である鳥栖なので、ビジネスホテルも若干高めの価格設定だが、今回は初めて利用のキャンペーン価格で朝食バイキング付で4700円で泊まる事が出来た。
部屋は一般的なシングル。窓からは駅が見えるが列車の音など気にならず快眠できた。