Mr.Tさんのクチコミ(26ページ)全1,083件

壇上伽藍から徒歩5分程度の場所にある。
ここは高野山の文化財が展示されている博物館。
開創1200年を記念した特別公開もなされており、高野山三大秘宝と快慶作の孔雀明王像が対象だった。
とくかく展示点数が多く、つい流し見になってしまうが、もともと所像点数も多くて展示替えも多そうなので訪れるたびに違うものが見れるのではないかと思う。
拝観目安は30分（早足で）。納経印は拝観受付で頂ける。

金剛峯寺から徒歩5分程度で行ける。高野山の中でも中心となる場所で、周囲と囲いで分断されていることからもその重要さがうかがえる。壇上伽藍の中では金堂と根本大塔がサイズ的には大きく存在感を示しているが、実は合計19も大小の堂宇が存在している。一つ一つを見て回ると相当な時間がかかるので国宝の不動堂と2015年に再建されたばかりの中門は見ておきたい。

壇上伽藍にある根本大塔と金堂は奥の院と合わせて高野山の二大聖地と言われ、もはや外せないスポットとなっている。
特に根本大塔はその朱塗りで巨大なその姿は圧倒的な存在感でただただ見上げてしまうほど。
内部を拝観することができ、外観にも増して極彩色で彩られた装飾は見事である。
根本大塔の向かいにある納経所で金堂の納経印と合わせて拝受することができる。

金剛峯寺は高野山全体を示す総称でもあるが、寺院そのものももちろん存在し、高野山の中心の寺院なので必ず参拝しておきたい。
訪問時は高野山開創1200年の年だったので、異常な混雑だった。
本堂内は広く、順路に従って貴重な文化財を拝観することができる。
また、中庭には見事な枯山水が表されており、蟠龍庭と名付けられた庭には２頭の龍を表現した石が配置されている。
拝観目安は30分。
納経印は本堂内納経所でいただく。

翌日に高野山へ行く予定でホテルを探したが、高野山開創1200年の年の土曜だったので、とにかく近くのホテルが取れない。そもそも絶対数も少ない。
しかたなくだいぶ離れた岩出でホテルをとった。
ここから高野山に行くには、橋本駅まで車で35km、ＪＲで1時間。
こちらのビジネスホテルは非常に部屋数が多く、駐車場も広い。コンビニも徒歩圏内。
入口にちょっとした庭園のような植え込みがあり心を和ませる。
部屋はオーソドックスなシングルで、これといって可もなく不可もなく。

空海の母親の廟所寺院であり、国宝の弥勒仏が奉られている。
この弥勒堂は世界遺産の一部。
弥勒仏は秘仏で普段は公開されていないが、高野山開創1200年に合わせて期間限定で公開されていた。
わずか50日間だが、これは数十年に一度ある御開帳でも長い方とのこと。
入ってすぐ左手が弥勒堂であり、弥勒堂のかなり奥の方に弥勒仏は鎮座していて、しかも堂内が薄暗いために少し見づらいが、参拝者の中には双眼鏡持参の方も。
弥勒堂向かいにある授与所で御朱印をいただいた。
駐車場近くに宝物館があるので、合わせて鑑賞しておきたい。

西国三十三観音第三番札所。宗旨は粉河観音宗という天台宗系だがあまり聞きなれないもの。
境内に小さい駐車場があり、土産屋に駐車料金を払う。
ここで見るべきなのは山門と本堂。どちらもかなり大きなもので、本堂は西国三十三ヶ所の中で最も大きいとされている。
また、境内は広く、山門と本堂の間には庭園があり、大きなさざれ石を中心に作られた枯山水は、独特でありながらもその存在感をはっきりと示している。
拝観目安は20分。御朱印は本堂内の御朱印所で頂ける。

和歌山県岩出市にある根来寺。こここは新義真言宗の総本山である。
拝観料はかかるが境内は非常に広く、散策が楽しめる。
特に巨大な根本大塔はこのお寺のシンボル的存在で、その存在は圧倒的。
また季節の植物も多くあり、春の開花や秋の紅葉など楽しみも多いと思う。
拝観目安は40分。
御朱印は光明真言殿の授与所で頂ける。

西国三十三観音第二番札所。宗旨は救世観音宗というあまりなじみのないもの。
正しくは護国院と呼ばれる。
山門をくぐった先の階段はかなり急で長いが、その先に広がる境内は広く、特に眺めがよい。また、境内には桜が多く植えられており、関西一の早先として春には満開の景色を見せてくれるようだ。
拝観目安は30分。御朱印は本堂内の御朱印所で頂く。

このお寺は妖怪辞典で知ったのだが、それは清姫という妖怪の項に載っていた。
清姫が安珍という僧侶を追って道成寺まで来て、安珍が鐘の中に逃げ込むと清姫は大蛇に化けて鐘に巻きつき、炎を吐いて鐘の中の安珍を焼き殺したという話である。境内にはこれに由来する安珍塚がある。
有料駐車場に車を停めて、階段を上った先の山門をくぐると広い境内が広がっている。
拝観目安は20分。
御朱印は宝物館受付の御朱印所で頂ける。

泊まったホテルが夕食無しだったので利用した。
事前に和歌山ラーメンなるものを雑誌で見ていたのでせっかくだからと食べてみた。
雑誌によるとスープは醤油か豚骨醤油で、麺は縮れ麺というかなりスタンダードなもの。
和歌山駅近くの店が有名らしいが、白浜にも店はあるとのことで八両に入った。
白浜新地店のほか、千畳敷店もあるようで白浜では有名店に思える。
醤油ラーメンを注文。見た目、味ともにど真ん中のスタンダードで誰にでも無難な味だと思った。

泊まったホテルはビーチまで徒歩５分の「ホテル十河」。
夕方で、海水浴シーズンでもなかったがせっかく白浜まで来たので散歩がてらに白良浜まで歩いてみた。
ホテルからビーチに行く途中にラウンドアバウト（信号のない丸い交差点）があり、はじめて見た。
夕暮れ時で薄暗くなっていたが、砂の白さはよくわかる。夏の日中になればものすごい人であふれるのだろうなーと思いながら静かに浜を後にした。

白浜にはリゾートホテルや温泉付き旅館などハイランクのホテルや旅館が多いが、今回の旅行では特にこだわらなかったので価格を重視して探した。
ホテル十河は白良浜まで徒歩５分程度で場所が良く、少し駐車場がわかりづらかったが問題なし。
素泊まりシングルで８畳の部屋は十分すぎるほど。
これで４７００円はかなりお得に感じた。

千畳敷から4km、離れた場所にある。白浜の有名な景勝の一つ。
道路横に数台の駐車スペースがあり、日没近くなると車が多くなる。
円月島は中央に洞穴が開いた岩島であり、季節によっては洞穴にちょうど太陽が入って見える日の出日の入りが有名である。
訪問時は日没だったが季節が合わず、強い逆光になってしまった。
太陽が真ん中に来るのは春分・周分の時期辺りとのことなので機会があれば見てみたい。

三段壁から1km程度離れた場所にある。三段壁や円月島と合わせて南紀白浜の名所の一つ。
三段壁は荒々しい崖が特徴だが、こちらは場所が近いにもかかわらず、角が丸くなった景観を表す。
砂岩が多いため比較的軟らかく、風と波の浸食で滑らかな輪郭を作っている。
この岩が柔らかい事によって落書きが多いのが景観を損ねて残念である。

潮岬から70km、車で1時間半。
地下に降りるエレベータで海蝕洞窟もあるようだが、到着が遅くて見れなかった。
そのため崖の上からの景観のみを楽しんだ。
崖が三段になっているわけではなく、監視所を表す「見段（みだん）」が三段（みだん）になったことによるのが由来だが、崖の荒々しさはかなりのもの。
岩の上を散策できるが柵がないので危険な場所である。重大な決断しないよう注意書きが立てられている。
ちなみに三段壁をネットで検索すると、候補に心霊や心霊写真が出てくる。

本州最南端に位置する潮岬灯台。ここは高知の足摺岬、室戸岬と並んで台風直撃のメッカである。
そのため建造当初は木造だったが、台風により破壊されて現在の石造りに改築された経緯がある。
地上からの高さは２３ｍとそれほど高くはないが、海面からは４９ｍあり、約３５ｋｍ先まで照らす。
灯台には入館料を払って登る事ができ、岸壁に波が寄る荒々しい光景を眺める事ができる。

橋杭岩は道の駅「くしもと橋杭岩」から海岸すぐに見える。
ここは本州最南端の道の駅であることにも注目。
この独特の景観が広がる橋杭岩は杭が立っているように見えるが、実はもともとあった岩が波によって浸食され、堅い岩のみが残ったもの。
つまり太古は立っている岩の高さまで陸地があったということになる。
これだけの高さを削って行く自然の力に驚かされる。

街道には特に看板もないのでわかりづらいが、玉ノ浦海水浴場を目的地としてわき道に入っていく。特に駐車場はない。
まずは看板があり、全長わずか13.5mの二級河川であると書かれている。
少し歩くと川があり、石垣に簡素な看板で「ぶつぶつ川」と書かれている。
ここから起点の杭が立っている部分までがぶつぶつ川である。たったこれだけ。
ちなみに「ぶつぶつ」というのは水がわき出る音に由来するとのこと。

勝浦港のすぐ近くにある店で、夜は海鮮居酒屋、昼はリーズナブルなランチメニューといった感じ。
看板には「くじら料理」と大きく書いてあるが、もう一つ名物でありそうなまぐろ丼を注文した。漬けにした大ぶりのマグロブツ切りがご飯に乗っていて860円。
機会があればクジラ料理にもチャレンジしたい。