琉球熱さんのクチコミ(86ページ)全3,995件

室堂平のみくりが池から雷鳥沢に向かう途中にあります。
開けた場所でベンチもあり、東側には立山連峰が浄土山～別山までズラリ。山崎カールも見ることができます。
西側は地獄谷と大日連山を俯瞰できます。
まさに絶景です。

室堂平は人でいっぱいですが、ここまで来ると少し減るので、ゆっくり写真撮影ができます。

雄山の山腹にあるカール地形です。
日本にも氷河があったことを、地理学者の山崎直方が立山を実地踏査して確かめました。

今では、氷河の侵食作用によってできたお椀状の谷のことを「カール」と呼ぶことは広く知られていますが、その発端となったのがこの「山崎カール」と言うわけです。

「立山の山崎圏谷」として国の天然記念物にも指定されています。

みくりが池の北、エンマ台から眺めることができます。

別山乗越から降り切った所に広がるキャンプ場です。
別山や奥大日を目指す登山者のベースとなります。
周囲は立山連峰と奥大日岳に囲まれ、絶景の山岳美を堪能できるロケーションです。
エリア内に管理棟のほか温泉（別途有料）もあり、キャンプ場としては恵まれている方だと思います。

「血」というより「銅」「錆び」、「池」というより「水溜り」「池塘」です。
水に酸化鉄が多く含まれるため、赤茶けた色＝錆び色になっており、これを血に見立てたということです。
ただ、私が見た時は池塘がいくつかあるものの、一つ一つが小さくて色がはっきり出ておらず、「血」の感じはありませんでした。
エンマ台から雷鳥沢の間にありますが、足を止めるほどではないという印象です。
このような湖沼は火山地帯によく見られるもので、立山固有ではなく、私が知る限り裏磐梯の「銅沼（あかぬま）」の方が規模も大きく景観としても見事です。

富山市内を走る路面電車です。路線は3系統、すべて富山駅を起点としています。
昔懐かしい古い車両から、近代的なトラムのような車両まで、車両を見るだけでも楽しいです。
運賃も200円と格安で、富山市内観光の足として便利そうです。
駅前にいるとひっきりなしに行き来し、本数が多いことがわかります。

京急梅屋敷駅前、商店街に入ってすぐです。
会社の友人ら5人と利用しましたが、仕切りは薄いものの全席半個室のように仕切られていて落ち着けます。
場所柄か、家族連れもいてやや騒々しかったものの、料理も良く、飲み放題2時間で3,000円歩っきりはお値打ちでしょう。

駅から近いのは良いのですが、梅屋敷は各駅停車しか停まらない駅です。わざわざ乗り換えてまでチェーン店に行こうとする人は多くはないでしょうから、穴場と言えば穴場かもしれません。

明神池をかかえる神社で、本宮は安曇野市にあり、奥穂高岳山頂には嶺宮があります。
このことから、「日本アルプスの総鎮守」と言われています。
海陸交通守護の神とされています。

明神池が境内にあることから、いやでもここを通ります。社自体は小ぶり、立派な狛犬が迎えてくれます。

上高地バスターミナルにあり、かなり立派な建物なのですぐわかります。
名前の通り、上高地の様々な観光情報を発信していますので、一度は寄って見るべきだと思います。
館内は広く、情報カウンターの裏手はフリースペースのようになっており、私が訪問した時は外がかなり暑かったので、ここで一休みしている人が大勢いました。
ただ、休憩所ではないので長椅子が数脚あるだけです。

梓川右岸を河童橋から一時間ほど歩くと、穂高神社奥宮があります。
その境内で明神岳を映しているのが明神池です。
明神岳の伏流水や湧水でできた池で、古くは「鏡池」とも呼ばれていました。

瓢箪型で一ノ池・二ノ池と分かれていて、一ノ池には突き出た桟橋の先に鳥居があり、池と明神岳をバックに記念撮影する人が多いです。

神社境内と言うことで、拝観料が必要です。（確か300円）

大正池と河童橋の中間あたりにかかる小さな橋です。
大正池から梓川を遡って行くと、最初に出会う橋となります。
穂高橋と隣接していますが、どちらからも穂高連峰がよく見えます。
河童橋より空いているだろうと思いきや、思った以上に人がいました（ほとんど大陸系）。
穂高を遠望するのも良し、足元を覗くのもまた良し。梓川の透明感を実感できる場所です。

河童橋から明神に至る梓川右岸の散策コースの途中にあります。
非常に豊かな水、それが生み出す湿原の風景はとても美しく神秘的です。
立ち枯れの木もあり、穂高を望む場所もあり、絵になる風景が盛り沢山。
河童橋を渡ってこちらまで足を伸ばす人は意外に多くないので、ゆっくり景色を見られるのも良い点です。

梓川にかかる河童橋の向こうに穂高の山々･･･上高地を象徴する「絵」として知らない人はいないくらい有名なスポットですが、現物は意外に小さく、橋自体に見るべきものはないという印象です。(人が多すぎてゆっくりできないせいもあります)

ただ、ここからの景観はやはり絵になりますし、梓川＋穂高（焼岳）＋河童橋という構図は上高地に行ったら外せない構図です。

梓川に沿っていくつかの散策コースが設定されていますが、その名称と区間について少々交錯している感じがします。

上高地公式ホームページと思われるサイトの運営は「上高地観光旅館組合」ですが、それによると
「自然研究路」は大正池と河童橋を結ぶコースで、田代池－田代橋間は梓川コースと林間コースに分かれ、田代橋－河童橋間は右岸コース、左岸コースに分かれます。
「河童橋・明神自然探勝道」は河童橋から明神まで
「奥上高地自然探勝道」は明神からさらに先の徳沢・横尾までのコースです。

この自然研究路のハイライトは大正池～田代池だと思います。梓川に流れ込む支流のそばを進みますが、これがまた特別に澄んだ清流で、その頂点が田代池となっています。
野鳥や魚の姿も観察でき、山野草も豊富。
一方、田代橋～河童橋は梓川沿いに進み、自然観察と言うよりも穂高や焼岳の景観を楽しむ道と言う印象です。

上高地を貫く梓川。河童橋付近の風景は有名ですが、大正池から明神池に至る散策路は概ねこの梓川に沿って設けられているので、どこを歩いてもこの清流を間近に見ることができます。場所によっては河原に降りて、直接水に触れることもできます。
硬質な印象を受けるほど透明度の高い清流ですが、その水量が豊富な点にも驚かされます。

立山連峰　真砂岳山頂直下にある山小屋です。
真砂沢カールと内蔵助カールに挟まれた、何とも絶妙な場所に建っています。
とにかく眺望が凄い！
剱岳は目の前、後方には後立山連峰の名峰がズラリ。
朝日も夕陽も拝めるという、贅沢なロケーションです。
外観はかなり年季が入っているように見えますが、館内は改装されたばかりでとてもきれいです。
食事も連なる山々を見ながらです。

難点は、館内の配置が悪いのか、なぜか使いにくい。落ち着かないのです。収容人数の割に、トイレの数が少ない、洗面所の蛇口の数が少ないなど、少々不満が残りました。

それでも、食事の質やスタッフ、立地を併せて考えれば、プラス評価です。

※私たちは頼みませんでしたが、昼食用の弁当も作ってくれます。

立山（雄山）登山の中継地、浄土山と雄山の鞍部に建つ山小屋です。
室堂から一ノ越のルートは、お山への最短かつポピュラーなルート。シーズンになると朝から蟻の行列のように登山客が押し寄せます。
ここまでは比較的楽な道ですが、ここから山頂までは一気に傾斜がきつくなり、岩場の連続となります。
そのせいか、ここで一息入れる人たちも多く、ここからの眺めもなかなかのもの。

山バッジとコーヒーを購入しましたが、なんとコーヒーはインスタントでした。
よく見れば「インスタント！でも水がいいから美味しいよ」と貼り紙(笑)
広い前庭は登山客で賑わっています。

室堂から40～50分かかります。途中は険しくはないものの登山道に近い道で7月でも雪渓を渡る必要があります。ハイヒールやサンダル・ぞうりで行ける場所ではありません。
途中、浄土山への登山口を通過し、道の行き止まりが展望台ですが、「自然の展望台」と言った方が良いでしょう。
ベンチや標柱などがあった模様ですが、既に朽ちて崩落しています。
先端に立って眺める景色は思わず声が出てしまうほどの絶景。
登山せずとも槍や穂高、白山などを眺めることができる格好の場所です。
眼下には立山カルデラを見ることができ、この巨大な山塊の生い立ちや歴史を感じさせてくれます。

※室堂駅からすぐ行けるといった記述は、駅舎の屋上展望台のことでしょう。

立山三山の一角で「過去」。雄山が「現在」、別山が「未来」とされています。

標高2,831mで、一の越を挟み雄山の西寄りにそびえる山です。
個人的には立山連峰の中で最も雄々しい山容だと思いますが、山頂～山頂直下はハクサンイチゲやチングルマが咲き乱れる美しいお花畑になっています。

山岳地図上では北峰と南峰の双耳峰となっていますが、遠方から見るとあまり目立たず、山頂でもほぼ水平につながっているため、あまり実感できません。
南峰には富山大学の研究施設が設置されています。

立山登山と言うと、多くの人が室堂から雄山の最短コースを取るため、この山は人が少なくて景色も良く、美しい高山植物もじっくり観察できる嬉しい山です。

山頂では親子、一の越への下りでは雌雄ペアのライチョウにも遭遇できました。
時間的余裕があれば、雄山へは浄土山経由をお奨めします。

浄土山、雄山、大汝山、富士の折立、真砂山、別山と2,800m以上の山の連なり。
主峰は雄山（2,992m）、最高峰は大汝山（3,015m）です。
ともかくこの巨大な山塊の眺めは見事の一語で、まさに山岳美です。
雄山を往復するだけでなく、別山までを縦走すると、稜線上からは雄大なカール地形を左右に見ながら、絶景の空中散歩が楽しめます。
剱岳や針ノ木岳と言った北アルプスの名峰を間近に見られるだけでなく、白馬岳や鹿島鑓ヶ岳の後立山連峰や白山まで眺めることができます。

別院や祈願所などが沢山あるので紛らわしいのですが、雄山神社は立山の雄山の山頂にあります。
雄山の山頂標識が2,992m、神社の標高が3,003mです。
拝観料を払い祈祷を受けると、鈴付きのお札をもらえます。が、これがけっこう並びます（＝待たされる）。
山に来てまで人混みに紛れたくないので、鳥居のところで拝礼して先に進みました。