ナオさんのクチコミ(33ページ)全862件

　上野城の天守は、1581年、大和郡山から移って来た筒井定次によって築かれたのです。その後、上野城は伊予から移封された藤堂高虎によって大改修される工事の途中、暴風雨によって天守が倒壊、豊臣方の滅亡と、その後の武家諸法度による城普請の禁止により、300有余年、建てられることはなかったのだそうです。　
　現在の上野城は、昭和10年、川崎克氏が私財を投じて、藤堂高虎の築いた基台の上に、桃山時代の粋を集めて再建したものだそうです。上野城は、日本で最後に作られた木造天守閣だそうです。
　入館料は（大人500円）です。
　上野城天守閣の格天井の天井画はすごいです。横山大観、川合玉堂、堂本印象、清水六兵衛などそうそうたる名前が見て取れます。
　上野城で最もすごいのが、高石垣です。築城の名人といわれた藤堂高虎が築いたもので、日本一の高石垣と言われています。

　伊賀流忍者博物館には、忍者屋敷、忍者体験館、忍者伝承館があります。
　そのうちの忍者屋敷は、昭和39年伊賀高山というところにあった土豪屋敷を移築したものだそうです。忍者屋敷の中では、色々な仕掛けやカラクリがまとめて復元されており、忍者姿の係員の方が、実演を交えて、説明もしてくれます。
　忍者伝承館では、忍者が自然の中から見つけた薬などが、展示公開されていました。

　俳聖と呼ばれた江戸時代の有名な俳人・松尾芭蕉は、三重県伊賀市の生まれです。その松尾芭蕉の生誕３００年を記念して、１９４２年（昭和十七年）に建てられたのが俳聖殿です。
　伊賀上野城のある上野公園内にある俳聖殿は、伊賀上野出身の衆議院議員・川崎克氏が私財を投じて建てたもので、三重県の有形文化財に指定されています。
　桧皮葺の屋根を持つ美しい建物ですが、なんとこの俳聖殿は、芭蕉の旅姿を模したものだというから驚きます。川崎克氏の着想を基に、伊藤忠太氏が設計したのだそうですが、上層の屋根は笠で、その下が顔、下層のひさしは蓑と衣、堂が脚で、回廊の柱は杖なのだそうです。そう思って見ると、なかなかユニークで面白いです。
　今では伊賀市によって、芭蕉の命日の１０月２日にはここで芭蕉祭が開かれ、安置されている伊賀焼の芭蕉の等身大の坐像が公開され、俳句の優秀作品が表彰されるのだそうです。
　私が信楽ＩＣより愛車で南下、伊賀上野を訪れたのは、まだ伊賀上野城の桜が葉桜になったばかりの４月末の寒い日でした。私達は芭蕉翁記念館、伊賀上野城、俳聖殿、忍者博物館・伝承館と上野公園内を散策したのでした。俳聖殿も美しいですが、上野公園での私のお薦めは高石垣と堀です。これはいい位置から見るとなかなか見ごたえがあります。

　日本の滝１００選であり、環境庁の名水１００選にも選ばれている養老の滝は、揖斐関が原養老国定公園にあり、岐阜県南部、三重県と県境を分ける養老山地の北端にあり、そこは養老公園となっています。養老の滝は落差３２ｍ、幅４ｍある美しい滝です。
　滝の近くまで車で行けますし、車を使わなくても観光リフトも付いているので、観光客も多いです。

　パールロードと呼ばれる道が通っている的矢湾大橋。ここから眺めた的矢湾の眺めは、明るく多彩で、最高に美しい風景です。風光明媚な的矢湾が、展望できる所には、ホテルなどが建ち並んでいます。
　また、典型的なリアス式海岸の的矢湾は、カキ、真珠貝、アオサの養殖も盛んで、牡蠣いかだなど人工的な物も、的矢湾の光景に色を添えています。

　毎年「なばなの里」のウインターイルミネーションを見に行っていると言う友達に誘われて、出かけました。
　この年のウインターイルミネーションは「富士と海」です。光のトンネルを抜けた先には、色々な色に変わる富士山と、海と、波と、イルカが現れ、幻想的で、美しく素敵でした。

　　新日本百名山の高知県の稲叢山１５０６ｍに登りに行った帰り、いの町（旧本川村）の道の駅「木の香」のレストランを利用しました。
　道の駅「木の香」は、Ｌ１９４号線の新寒風山トンネルと本川トンネルの間にあります。宿泊施設、温泉、物産館、レストランがあり、またアメゴ釣りなども楽しめます。
　私達は、木が巧みに使われた「木の香」のレストランで、遅い昼食を取りました。私は、「本川産あめご塩焼きセット」１４９０円、夫は、「お魚の身切れのっけ豆腐」１０８０円を食べました。川の傍の木の香では、せせらぎを聞きながら、地元の味を味わえます。

　鎌倉に幕府を開き、武家の世の基を築いた源頼朝は、正治元年（１１９９年）に５３歳で没した後、法華堂に葬られました。今の墓は、後に島津藩主・島津重豪によって建てられたものですが、源頼朝の墓は、国指定史跡になっています。
　源頼朝の墓は、鎌倉の歴史を知る上で、一度は訪れたい所です。

　大山は、昔から関東の総鎮護社として、また雨乞い信仰の場所として、多くの信者を集めており、大山詣の風習が残る歴史ある場所でもあります。
　麓のケーブル駅から大山阿夫利神社下社までは、ケーブルカーがついており、昔と違って急な石段や坂道を使わなくても、簡単に大山阿夫利神社駅まで運び上げてくれます。
　大山の中腹には、大山阿夫利神社下社があり、頂上には阿夫利神社本社と奥社があります。

　５月の気持のいい日、大山１２５２ｍに登りに行きました。
　丹沢大山国定公園に属する大山は、東京・横浜からも近く、手軽なハイキングコースとして人気が高く、日本３００名山にも選ばれている山で、山好きの私としては、一度は登ってみたい山でした。
　大山の中腹には、大山寺、大山阿夫利神社があり、頂上には阿夫利神社の奥社があります。昔から大山詣の風習も残る歴史ある場所でもあります。
　今回、小田急線で伊勢原まで行った私は、駅の北からバスで、大山ケーブルの下まで行き、門前町のこま参道を歩いて、ケーブルに乗車、阿夫利神社まで登りました。ここからが、頂上への登山コースの始まりです。
　私の選んだのは、コースタイム９０分の本坂コースです。この日は、学校登山や研修登山の人々でいっぱいでした。頂上に立った後、下りは見晴台コースを下りました。

　柿田川公園は、柿田川湧水や池、せせらぎ、芝生広場などからできています。
　私達は、駐車場から芝生広場を通って、せせらぎに沿って、第一展望台まで歩き、柿田川湧水を見ました。ここには、わきまと言って、水の湧き出ている所が何箇所もあります。柿田川湧水群の第２展望台にも行きました。
　柿田川湧水の公園は、樹木も豊富で、空気と水の美味しいところです。

　京都で、私の最も好きなところが、東山の三年坂（産寧坂）です。最近は、人が少しばかり多すぎて、静かな三年坂を歩いて見たいと思ったりもしますが。
　三年坂（産寧坂）は伝統的建造物群保存地区に指定されており、京都らしい町並みが、心を落ち着かせてくれる所です。
　陶器や、竹細工、お土産物を売る店が建ち並び、いつも観光客がいっぱいですが、京都らしさにあふれています。

　世界文化遺産の平等院は、平安時代の藤原一族の栄華を今に伝える建物で、国宝に指定されています。平等院鳳凰堂には、阿弥陀如来像が安置されています。平等院の庭園も、名勝史跡に指定されています。平等院鳳凰堂の池に映る姿はまことに優美です。平等院鳳凰堂は、十円硬貨のデザインに使われていることでも有名です。

　新宿発のHバスツアーに参加、伊豆長岡温泉の伊豆の国パノラマパークに行きました。
昼食バイキングの後、ゴンドラで葛城山の山頂まで登りました。町を越え、丘を越え、谷を越え、７分間のゴンドラによる空中散歩です。眺めは素晴らしく、なかなか爽快ですが、高所恐怖症の人には少しきついかも知れませんね。
　葛城さんの頂上には、二等三角点、源頼朝の像、葛城神社などがあり、散策路が整備されています。富士山を見ながら入れる足湯もあります。この日は、霞んでいて富士山は姿を見せてはくれませんでしたが、駿河湾が綺麗に見えていました。
　

　柿田川は、富士山に降った雨や雪が地下水となり、長い年月をかけて地下水となって湧き出した、湧水河川です。
　富士山の数ある湧水群の中でも、柿田川湧水群は、富士山から一番離れた場所に、数ヶ月から数十年かかって湧き出しているため、水の美しさは格別です。
　ミネラルを適度に含んだ水は、静岡県東部の約３５万人の喉を閏おす飲料水となっているのだそうです。
　柿田川周辺には散策路や公園が出来、人々の憩いの場所ともなっています。
　私はテレビで見て、一度、柿田川の水を飲んでみたいと思っていましたが、今回バスツアーに参加して、柿田川公園に行ってきました。柿田川の水の色、綺麗でした！

　平戸温泉のうで湯の目の前にある「婆娑羅」は、元酒蔵だった築２００年の建物をお店にしたのだそうで、重厚な趣きある建物です。太い梁が使われていますが、この梁は樹齢３００年の木が使われているのだそうです。１階は平戸の地酒やお土産物を商っており、２階は喫茶&お食事処となっています。
　私達はここで昼食を取りました。地元の魚、美味しかったです。

　「松浦資料博物館」は旧平戸藩主松浦家の私邸だった建物で、建物自体が国の登録文化財となっています。
　ここに国指定重要文化財を含む３万点余りの収蔵資料が保管展示されています。展示品は御所人形から鎧、お籠、絵巻物、平戸焼きなどの他、オランダ製の地球儀や天球儀など多岐にわたります。入館料は５００円でした。

聖フランシスコ・ザビエル記念教会は昭和６年に建てられたカトリック教会です。
　聖フランシスコ・ザビエル記念教会から石段や石畳の坂道を港に向かって下ると、聖フランシスコ・ザビエル記念教会の尖塔が望めるところがあります。
　お寺と教会の見える風景は、古都平戸ならではの静かな散歩道として、今最も人気がある知る人ぞしる散策コースなのだそうです。

風頭公園にやって来ました。　風頭公園には、風頭大権現が祀られていました。長崎の風頭公園の一角には墓地がありますが、そこに上野家の墓地があり、上野彦馬の墓もあります。
　風頭公園には坂本龍馬の像が立っています。
　長崎の街と港が見渡せる、風頭公園には司馬遼太郎の文学碑もあります。

　船が長崎の港内に入ったとき、竜馬は胸のおどるような思いをおさえかね、
「長崎はわ　しの希望じゃ」と陸奥陽之助にいった。
「やがては日本回天の足場になる」ともいった。
　　　　　　　　司馬遼太郎「龍馬がゆく」より

　これが碑文です。いいですねぇ。竜馬の想いが伝わってきて！
　風頭公園の展望台からは長崎の街が360度見渡せます。
　

　

風頭山北側に連なる小高い丘で、亀山と呼ばれるところに、１８６５年、坂本龍馬とその仲間により結成された亀山社中があります。
　亀山社中は、日本最初のカンパニーといわれる結社です。今そこには「亀山社中記念館」が建てられています。当時の建物を調査、改修、復元し、平成２１年８月にオープンしたばかりです。
　入館料は一般３００円、高校生２００円、小・中学生１５０円です。