芭蕉の姿の俳聖殿!
- 5.0
- 旅行時期:2010/04(約16年前)
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by ナオさん(女性)
伊賀・上野 クチコミ:4件
俳聖と呼ばれた江戸時代の有名な俳人・松尾芭蕉は、三重県伊賀市の生まれです。その松尾芭蕉の生誕300年を記念して、1942年(昭和十七年)に建てられたのが俳聖殿です。
伊賀上野城のある上野公園内にある俳聖殿は、伊賀上野出身の衆議院議員・川崎克氏が私財を投じて建てたもので、三重県の有形文化財に指定されています。
桧皮葺の屋根を持つ美しい建物ですが、なんとこの俳聖殿は、芭蕉の旅姿を模したものだというから驚きます。川崎克氏の着想を基に、伊藤忠太氏が設計したのだそうですが、上層の屋根は笠で、その下が顔、下層のひさしは蓑と衣、堂が脚で、回廊の柱は杖なのだそうです。そう思って見ると、なかなかユニークで面白いです。
今では伊賀市によって、芭蕉の命日の10月2日にはここで芭蕉祭が開かれ、安置されている伊賀焼の芭蕉の等身大の坐像が公開され、俳句の優秀作品が表彰されるのだそうです。
私が信楽ICより愛車で南下、伊賀上野を訪れたのは、まだ伊賀上野城の桜が葉桜になったばかりの4月末の寒い日でした。私達は芭蕉翁記念館、伊賀上野城、俳聖殿、忍者博物館・伝承館と上野公園内を散策したのでした。俳聖殿も美しいですが、上野公園での私のお薦めは高石垣と堀です。これはいい位置から見るとなかなか見ごたえがあります。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 第二名神高速の信楽ICで降り、南下して伊賀上野に入りました
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
- 芭蕉の姿だと思ってみれば面白い
クチコミ投稿日:2010/11/09
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