はまちゃんさんのクチコミ(55ページ)全8,702件

徳之島子宝空港滑走路の南に「西郷南洲翁上陸記念碑」の石碑が立っています。
文久二年（１８６２年）に島津久光の命により遠島となった西郷隆盛が上陸した地点です。島流しと言っても、現地にある説明板によると滞在した約二か月間、島妻愛加那との再会や別れ、島民との交流などがあったようでそれほど退屈しなかったのではと思いました。歴史好きの方には、ここから３ｋｍほど離れた場所に西郷の謫居跡「岡前西郷公園」があるので、あわせて観て回ればよいでしょう。

現地にある説明板によると「ウンブキ」とは方言で「鍾乳洞」のことで、かって、海にあった珊瑚礁が地上に隆起して鍾乳洞が出来、その後、再び海に没してできた海底洞窟で、海とは400m先でつながっていて海の干満によってウンブキの水位が変化するとのこと。
現地にはウンブキの構造や希少動物、植物の案内や説明が丁寧に表示された説明板（添付写真参照ください）があり理解しやすい。駐車場もあって、ウンブキに下に降りる階段やその下の広場も整備され、ライトアップする装置もあり見学しやすい。
訪れた時は、干潮なのかそれほど水位は高くなかったが、気根が垂れ下がり静かな森の中にいるような雰囲気も少しありました。
貴重な地形で、徳之島子宝空港から車で2分と近い場所にあり見学しやすいのでオススメです。

県道８０号線沿いからは海岸がみえないため少し分かりづらい場所ですが、東天城中学校の傍の県道沿いに看板が出ているので目標にすればよいでしょう。
水は透明度が高く、砂浜も広く綺麗で磯遊びできる岩場もあります。沖合にサンゴ礁が少ないのか波が比較的高く、訪れた時（９月末、平日）には数人がサーフィンをやっていました。砂浜は綺麗な貝も多くて、沢山の珍しい貝を拾ってお土産にしました。
天気が良かったので、海の向こうに加計呂麻島や奄美大島を望むことができました。
駐車場、トイレ、シャワー、更衣室が整備されています。

天城町の中心にある歴史民俗資料館で、隣は町立の図書館になっています。現地にあった説明板によると“ユイ（=結い）”とは、「共同」、「労働力の交換」という意味で、助け合うという島特有の精神を込めた言葉を資料館に名付けたもとか。
縄文時代から現代までの島の暮らしが判りやすく展示されていて、アマミノクロウサギや昆虫などの剥製、貝も飾られていて島の歴史や自然を知ることができます。
西郷隆盛と徳之島の関係を記したコーナーもあり、近くには、西郷隆盛が上陸した記念碑や西郷公園もあるので、西郷ファンは併せて巡ってみるのもいいかも。

徳之島空港から車で30分足らず、徳之島の北東部に広がる海岸です。現地にある説明板には、長さ1.5kmになる海岸で昭和47年に現在の上皇陛下が皇太子時代に美智子様と散策をされたことから命名されたビーチとありました。
水は透明度が高いしサンゴ礁に囲まれているのか波も穏やかで、砂浜もゴミが少なくとても綺麗でビーチも広く磯遊びができる岩礁もあって素晴らしい環境でした。東屋やトイレ、シャワーなどの設備もそろっています。

徳之島子宝空港より車で30分ほど、徳之島の北部、金見崎展望台のすぐそばに「ジビエカフェとうぐら」があります。「ジビエ」と付いているのでいろんな野生動物のお肉が頂けるのではと思っていましたが、イノシシの肉を使った料理が中心です。店内は綺麗で、座席は囲炉裏を囲ったような畳の席と海を眺めながら食事ができるカウンター席がありました。訪れた時は店内に5～6名のお客さんがいたので、天気が良かったこともあって外にある手作り感満載のテラスで“とうぐら丼 1000円”を頂きました。“とうぐら丼”はイノシシの肉を使った豚丼のようなもので、肉に厚みがあるが柔らかくて美味しかった。普通、イノシシ肉と言えば少し臭みがあったり独特のクセがあるものですが、ここのイノシシ肉は丁寧に下処理が行われているらしく、全くクセがなく大変おいしかった。

徳之島子宝空港より車で30分足らず、徳之島の最北端の東端にあります。鬱蒼と茂る長さ200ｍほどのソテツのトンネルを抜けると、一見、白い建物の様な「金見崎展望台」があります。訪れた時は非常に天気が良く、展望台からは、トンバラ岩や遠くは与路島、請島、加計呂麻島などの奄美諸島を見渡す壮観なパノラマが望むことができました。
駐車場やトイレが整備されています。晴れた日には、是非、訪れるべきスポットだと思います。

徳之島の最北端の東端にあります。ソテツが長さ２００ｍほどにわたってトンネルの様に茂っています。現地にある説明板には、ソテツはもともとは、地元の畑の境界を示し、海から吹く風から作物を保護するために植えられたとあり、ハブが木々の間から現れることがあるので、道の真ん中を歩いてくださいとありました。ちょっと薄暗いトンネルを恐る恐る歩いてトンネルを抜けると金見崎展望台があり、東シナ海や太平洋の絶景を見ることができました。

徳之島の北部にある海浜公園です。砂浜は広くはありませんが緑の浜辺が広がっていて、海は遠浅の部分や磯遊びができる岩辺もあります。海岸沿いには東屋がたくさん建っていていて、休憩したりバーベキューもできるようになっています。泳がなくても、近くにあるムシロ瀬やソテツトンネルを観光するついでにでも立ち寄られると良いと思います。
駐車場やトイレ、シャワー、キャンプ場などが備えられていています。

海岸線の一帯に花崗岩の巨岩がムシロを敷いたように広がっています。ムシロ瀬の中に展望台やコンクリートで固めた遊歩道が敷かれていて、亀の様な形の岩や女性の横顔の様な岩、傷だらけの岩などの巨岩を見ることができます。岩と海のバランスが良くとても綺麗なところで奄美十景に指定されています。天気が良ければ是非訪ねられることをお勧めします。トイレや駐車場が整備されています。

明治37年に開発、銅の採掘で島の経済を潤おし昭和3年に閉山された「松原銅山跡」を公園として整備されたところです。
徳之島空港から車で約10分、公園までの途中の道は広い畑の中を通るので判りにくいですが、“特別養護老人ホーム天寿園”を目指して走れば、天寿園の正門前の右手側に「松原銅山跡」の案内板が設置されています。
『公園として整備された』と言っても、鉱洞跡に至る長い擬木の階段と、駐車場から第１鉱洞までおよそ５分、登り切ったところに展望広場があるだけで遊具や自販機などはなく、観光客はほとんど行かないようなところに見えました。
展望広場には簡素な展望台とベンチ、テーブルなどがあって、展望台からは眼下に畑や森林、遠くに平土野の街や海が見えました。なお、鉱洞は落盤による危険のため坑道内に入ることが禁止されていますので注意が必要です。

徳之島空港から車で約10分、天城クロスカントリーパークの東に位置する“特別養護老人ホーム天寿園”の正門前の右手側に「松原銅山跡」案内板が設置されています。
現地にある説明板（添付写真参照）によると、松原銅山は明治37年（1904年）ごろに発見、鉱山開発により大変賑わった後、昭和3年（1928年）に閉山されたとあります。
鉱洞跡は３か所あって、擬木の長い階段を上っていく必要があります。入り口から第１鉱洞までおよそ５分、登り切ったところが展望広場になっています。鉱洞の入り口は屈まないと入れないような大きさで、落盤による危険のため坑道内に入ることが禁止されています。説明板に鉱山開発当時の写真なども掲載されていて当時の様子が少し判りました。展望広場からの眺めも良いので鉱山史に興味のある方にお勧めです。

徳之島空港から車で10分、ホテルサンセットリゾートの裏にある海浜公園です。水は透明度が高いし、砂浜もゴミが少なくとても綺麗で、ビーチも広く端の方には磯遊びができる岩礁も少しあります。９月の末に訪れましたが、人っ子一人いなくてプライベートビーチ感覚でゆっくり泳いだり磯遊びしたり楽しむことができました。

４連泊しました。建物はコテージタイプで、部屋は普通のビジネスホテルって感じでリゾート感はありませんが、プライベートビーチで泳いだり、ゆっくり滞在することができました。部屋にバスはついているのですが、別棟に大浴場があって、露天風呂から海も見え手足を伸ばしてゆっくりお風呂を楽しむことができました。ホテルの周りに歩いて行けるような食事処やコンビニはありませんが、ホテルのレストランで朝食（バイキング）や昼食、夕食も頂けるのでホテルから出ずに過ごせます。とにかくビーチでのんびりしたい人には最適なところです。

種子島空港から車で走って約40分、島南端部にある「たねがしま赤米館」に立ち寄ったときに向かいに「宝満神社」が鎮座されていることに気づき参拝しました。
南国の木々が生い茂る参道を進んで行くと途中に“謎の石造物”と言う説明板（添付写真参照）とともに、狛犬の様にもカエルの様にも見える小さな石像があります。『何の石像かな？』と考えながら参道を進んでいくと小さな本殿がありました。“宝満”という名前からも、ご利益がありそうなので、しっかりと参拝させていただきました。
落ち着いた静かな佇まいの本殿の２０ｍほど先には“豊満の池”があります。“豊満の池”は現地にある説明板（添付写真参照）によると周辺は1230ｍ、深さ6ｍの大きさを持ち、冬にはカモなどの渡り鳥が飛来するとか。なお、“豊満の池”については、「たねがしま赤米館」から県道75号線を西に300ｍほど進んだところに「豊満の池展望所」という場所があり、そこからなら池と海を合わせて望むことができますので、神社に参拝された後、展望所から眺めることをお勧めします。池と海が意外に近いので驚きました。
「たねがしま赤米館」には広い駐車場があり、入館したあと駐車させてもらったまま神社に参拝することができました。

徳之島子宝空港から車で約10分、県道629号線沿いのポーツクラブの前に「尚子ロード記念碑」があります。シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子選手が徳之島で強化合宿を行い偉業を成し遂げたことを記念する顕彰碑です。
高橋選手が練習で走ったコースは“尚子ロード”と名付けられていて、バイクで走ってみましたが、かなりアップダウンが激しいコースできつい練習をされたことがよく判りました。コースは海が見える場所もあるので、体力に自信のある方は観光しながら走ってみるのもいいかも。

ＪＲ小田原駅西口から歩いて10分足らず、坂の上にある閑静な住宅街に囲まれた一軒家のレストランです。６人で顔合わせの食事会で利用しました。部屋は個室でゆっくり歓談できました。お箸で頂ける欧風懐石はとても丁寧に造られていて美味しかったし、苦手な食材について事前に連絡したおいたら対応して頂けたのもよかった。お祝い事や記念日などでの利用が良いと思いました。

種子島空港から車で約30分、中種子町の自然レクレーション村（熊野海水浴場）から県道75号を通ってすぐ、阿嶽川に架かる阿嶽橋の河口方向にメヒルギ（マングローブ）が群生しています。阿嶽川のマングローブ林は生育面積が比較的広く、北限域で良好に残されている地域として価値が高く天然記念物に指定されています。阿嶽橋を渡ってさらに県道75号を500ｍほど南下すると、大浦川のメヒルギ群落を見ることができます。
県道75号線から簡単に見ることができますので、宇宙科学技術館に行かれるついでにでも観られたら良いと思います。

種子島の最南端門倉岬から北に湾曲して竹崎の宇宙センターへと続く海岸一帯が「門倉・前之浜自然公園」と呼ばれていて、門倉岬から県道75号線に入り、宇宙センターの方に向かってほど200ｍほど進むと右手に「七色観望台」という展望所が現れます。
現地にある説明板によると、景色が一日に七度変わり、季節毎に七度変わることから名づけられたそうで、南種子町の名勝八景に選定されています。
展望台などの設備はなく、高台になっているちょっとした広場から長く白砂が続く前之浜、青い海、防風林、そして遠くにロケット発射台を見る素晴らしいパノラマを眺めることができました。
トイレも無く小さな駐車スペースがあるだけの展望所ですが、門倉岬を観光されたら、天気が良ければついでに訪れられることをお勧めします。

中種子町増田にある“種子島宇宙センター増田通信所”の西側、県道７５号線沿いに「九州海軍航空隊種子島基地之碑」の記念碑があります。
記念碑には『昭和十六年連合艦隊が真珠湾を攻撃し大東亜戦争に突入した翌年ここに飛行場が建設されることになり、徴用を受けた住民が困難を克服してこの建設に奉仕、小型機の発着を見るに至ったが間もなく終戦を迎へ建設工事は中止となった。中種子町在住海軍出身者は建設に従事した人々の偉業を永遠にたたえこの碑を建てる。』という意味の碑文が刻まれています（詳細は添付写真を参照ください）。
着工から開設まで２年４か月、延べ100万人の人々が山を削り谷を埋め、造成した飛行場の跡地は、現在は広々としたサトウキビ畑とJAXAの増田宇宙通信所になっています。
種子島は鉄砲伝来の地で自然豊かでロケットの島というイメージしかありませんでしたが、沢山の島民が徴用され基地を作った歴史を知り驚きました。
現地にある説明板を見ると、この地区には航空基地作戦室跡や掩体壕などたくさんの戦争遺構があるので、戦争史に興味のある方は観て回られてはどうでしょう。