はまちゃんさんのクチコミ(54ページ)全8,702件

場所がわかりにくかったので詳しく記します。伊仙町総合グランドを左手に見て、広い新道を北側に200ｍ余り進んでいくと道路端右手に「ヨヲキ洞穴」の案内板（添付写真参照ください）があります。案内板に従って100ｍほどあぜ道を歩いて行くと小川の様なところに「ヨヲキ洞窟遺跡」があります。
「ヨヲキ洞窟遺跡」は、4500年～1000年前にこの地で暮らしていた人のムラ跡で、カムィヤキ（古陶器）や土器、貝、骨で作られた様々な道具が発見されたところだそうです。
遺跡と言っても小川の中にそれほど大きくない洞窟があるだけで遺構など特別観るものはありません。現地はハブが出そうなあぜ道や湿っぽいところを歩かなくてはならず少しヒヤヒヤしましたが、探検気分でそれなりに面白かったです。
なお、出土した石器や土器は伊仙町歴史民俗資料館で観ることができました。

昭和51年に長寿日本一となり、昭和57年に翁の功績と長寿を讃えて建立された銅像です。泉重千代さんと世界最高齢の女性本郷かまとさんは伊仙町で生まれ、一時期世界最高齢の人物としてギネス世界記録に認定されていたが、年齢に異論が唱えられ世界記録の認定を取り消された。しかし、少なくともお二人が百歳を超えていたのは間違いないところです。こんな小さな町から百歳以上が二人も出るのはすごいことで、町も“長寿の道”として辺り一帯を観光地化しています。二人の長寿にあやかれるよう“長寿の道”を歩いて回りました。銅像の近くには５台ほど駐車できる場所があります。

鹿浦小学校敷地の東端に建つています。戦前の皇民化教育を象徴するもので、現地にある説明板によると『1938年（昭和13年）に建てられた間口2.2ｍ、奥行1.9ｍの規模で鉄筋コンクリート造平屋建。太平洋戦争の終わる昭和20年までは、内部には教育勅語と御真影（天皇・皇后両陛下の写真）を納めていた。国の登録有形文化財になっている。』とありました。
奉安殿の側面には太平洋戦争中、アメリカ軍の機銃掃射を受けた弾丸の跡が残っており、こんな小さな島の学校まで巻き込んだ戦争の激しさに驚かされました。

旧石器時代から縄文時代後期に至る時期の石器や土器などが発見されたところで伊仙町の指定文化財になっています。
「アマングスク」という地名は沖縄・奄美にたくさんあり沖縄の祖先神といわれるアマミクが創ったグスク（生活跡地）、遙拝する場所を示すと思われる。
阿権川に架かる橋を渡ってすぐ、県道そばに「アマングスク遺跡」があります。柵に囲まれた草地に岩が点在していますが遺構などは見当たらず、説明板でここが遺跡と判る程度です。なお、出土した石器や土器は伊仙町歴史民俗資料館で観ることができました。

本郷かまとさんと泉重千代さんは伊仙町で生まれ、一時期世界最高齢の人物としてギネス世界記録に認定されていたが、年齢に異論が唱えられ世界記録の認定を取り消された。しかし、少なくともお二人が百歳を超えていたのは間違いないところです。こんな小さな町から百歳以上が二人も出るのはすごいことで、町も“長寿の道”として辺り一帯を観光地化しています。二人の長寿にあやかれるよう“長寿の道”を歩いて回りました。
本郷かまとさんの自宅には説明板がありますが駐車場などはありません。

青々とした芝生が広がる岬の突端に合掌する人間の手をかたどった戦艦大和の慰霊塔があり、英霊に対して手を合わせました。実際、戦艦大和が沈んでいる場所はここから遠いところ（枕崎市の西南西、約200km）だが、元乗組員の証言からこの地に建てられたとか。
展望台からは紺碧の海と鋭く切り立つ断崖、砕ける波しぶきの白さも美しく素晴らしいパノラマを望むことができました。

現地にある説明板（添付写真参照）によると、『徳之島で５か所発見されている線刻画の中で最も詳細に描かれていて鹿児島県の文化財に指定されている。』とあります。
線刻画は３か所あって江戸時代に描かれたそうですが、船と矢だけが描かれていて何のために描いたのか不思議な感じがしました。なお、公開されているのは第一と第二線刻画だけで、第三線刻画は地中保存されていて現物を見ることはできませんが、現地の説明板で知ることができます。
線刻画が描かれている岩盤は静かな森の中にあり、ミステリーを感じながら観て回ることができました。駐車場はありますがトイレはありません。

西阿木名地区と瀬滝地区の間の渓谷を結ぶ二つの橋、「天城大橋」と「秋利神大橋」、２つ合わせて「秋利神架橋」と言います。
「天城大橋」は、全長245ｍのアーチ橋で色は赤色。「秋利神架橋」は全長115ｍのコンクリートのアーチ橋。２つの橋の間には展望台やベンチ、トイレが整備された休憩場所になっていて「天城大橋」の景観を眺めることができます。また、「秋利神大橋」の伊仙側からは下へ降りていく側道があり、下っていくと高さ90mの「天城大橋」の全体像を眺めることができました。「天城大橋」からは90ｍ下に緑あふれる森林の中を流れる川や海も見えてなかなかの景色でした。

「犬の門蓋(いんのじょうふた)」て、変な名前？と思って、現地にある説明板（添付写真参照ください）を見ると『かつて大飢饉があった際、犬が群れをなして人畜を襲ったので、犬の群れを捕らえて海に投げ入れたことに由来している』とあり、やや複雑な気持ちになりました。
海岸一帯は、隆起サンゴ礁の浸食によりできた奇岩や断崖があります。中でも、２つの大きな洞門が並ぶ“めがね岩”から見る景色はとても良かったです。

１階の徳之島の自然がわかるコーナーには岩石標本や動植物や昆虫の標本、アマミノクロウサギの剥製やハブの骨格標本などの展示、徳之島の歴史と生活がわかるコーナーには、徳之島で使われていた農具や漁業道具、大工道具、生活道具などが展示され昔の暮らしを知ることができます。２階には、面縄貝塚など伊仙町内各地の発掘調査によって出土した土器や石器、貝製品、埋葬人骨などが展示されています。
地方の町によくある郷土資料館と大きく変わりませんが、徳之島の歴史や自然を知りたい方にはお勧めです。

闘牛が身近な娯楽として盛んな徳之島には闘牛場がたくさんあるそうで、ここ「伊仙闘牛場」もその一つ。昔ながらの闘牛場といった感じで、円形の闘牛場を囲むようにすり鉢型の石造りの席がある簡単な造りで闘牛場は少し草が茂っていましたが、芝生を新しく入れる作業がされている様子があり、まだ現役の闘牛場だということが判りました。
訪れた時は闘牛はやっていませんでしたが、大きな大会のときにメイン会場として利用される“徳之島なくさみ館”には闘牛資料館が併設されていて映像で闘牛の様子を観ることができました。

現地にある説明板（添付写真を参照下さい）によると、『今から3500年前（縄文時代後期）を中心とする遺跡で建物跡や炉跡、貝塚などの生活跡や洞窟や岩陰を利用したお墓が発見された』とあります。
面縄小学校を囲むような形で四つの貝塚からなっており、周辺を観て回りましたがはっきりと遺跡と言う様な状態のものは見られず南国の植物が繁茂する原野のようなところでした。ここを観た後、「伊仙町歴史民俗資料館」に行ってこの遺跡から出土した土器や人骨、解説などを見て遺跡の重要性を理解することができました。徳之島の歴史に興味がある方は「面縄貝塚」と「伊仙町歴史民俗資料館」を合わせて観て回られることをお勧めします。

徳之島に五日間滞在して沢山のビーチを観てきましたが、喜念浜は「徳之島で一番美しいビーチ」とも呼ばれているだけあって、東西２キロにわたって続く白い砂浜はゴミが殆んどなくとても綺麗なビーチでした。ビーチの近くには、熱帯植物が茂る林やキャンプ場がありバンガローや休息所、見晴デッキなどもあって、トレイルコースや散策路も整備されているので散歩するのによかった。シャワーやトイレ駐車場も整備され、県道80号線からもすぐのところなのでビーチを歩くだけでもオススメです。

屋根付きの闘牛場です。“なくさみ”とは、もともと“なぐさめる”の意味で、日々の生活から離れて徳之島でさかんな闘牛を楽しむということから名付けられたようです。
訪れた時は残念ながら闘牛はやっていませんでしたが、闘牛場の内部を観ることができました。併設されている闘牛資料館では、闘牛の歴史や牛の角の種類、勝負の決まり手などを知ることができ、闘牛の様子を映像で観ましたが大変な迫力があり面白かった。

徳之島子宝空港から歩いて１０分ほど、県道629号線沿いにあります。徳之島で５日間滞在した時に原付バイク（1500円/日）と自転車（1000円/日）をレンタルしました。
滞在中、好天に恵まれバイクや自転車で楽しく島を一周することができました。徳之島はそれほど急な坂も無いし小さい島なので、滞在期間に余裕があれば駐車に困らないバイクや自転車で風を感じて走るのに良いところです。
バイクの調子もよかったし、オーナーはとても親切な人でバイクと自転車を返却後、ホテルまで車で送ってくれました。また、オーナーの庭で採れたバナナとドラゴンフルーツをお土産にくれました。
空港から一番近いレンタルバイク・自転車店なのでオススメです。なお、沢山のバイクを保有されているわけではないので、事前に電話して予約されることをお勧めします。

徳之島町生涯学習センターの３階というちょっと地味な場所にあります。徳之島の歴史や文化や自然、動植物などをパネルや実物を使って紹介・展示を行っています。
徳之島の歴史と生活がわかるコーナーには、徳之島で使われていた農具や生活道具、昔の地図や教科書、米軍統治下の写真や資料などが展示されています。貝の展示や植物を説明するコーナーもあり、黒糖を作る時に使っていた装置や大島紬を織るのに使われていた機織り機もありました。徳之島出身の第46代横綱朝潮太郎と旭道山のコーナーには化粧まわしやカップなどの資料が展示されていました。
地方の町によくある郷土資料館と変わりませんが、ここは無料で入館できますので徳之島の歴史や自然を知りたい方にはお勧めです。

この像を見て、子供の時に応援していた横綱朝潮が徳之島の出身ということを知りました。若い人々は知らないと思いますが、当時、結構人気があったお相撲さんで引退後は親方になり、日本初の外国人大関力士（ハワイ出身の小錦）を育てました。
像は島の最高峰、高さ645メールの井之川岳を背景に横綱の化粧まわしを身に着けた威厳に溢れるものですが、“コロナ対策”としてマスクを付けているのには笑えました。

県道８０号線、徳島町立井之川中学校を前を通り過ぎ、北へ600ｍほど走ると右手に「徳之島小唄記念碑」の看板があります。1981年、歌手の田端義夫さんが歌った“徳之島小唄”がヒットしたことを記念にたてられた記念碑です。
記念碑は何もない原っぱの奥にぽつんと立っていて、そこからは綺麗な環礁の海が見えます。
ここから海側に下ったところに「下久志海岸公園」、近くには、「幸福の滝」という小さな滝があります。車を停める場所があるので休憩を兼ねて観て回ると良いと思います。

徳之島子宝空港から県道629号線を天城町立岡前小学校の方へ車で5分ほど走ると県道右手に“西郷南洲翁謫居之跡”という標識があり、それに従って300ｍほど坂道を上っていくと「岡前西郷公園」があります。徒歩なら県道すぐ傍にあるから階段を上って行っても公園に至ります。
公園にはわずかばかりの子供用の遊具があり、トイレも整備されています。ここは、西郷隆盛が徳之島で約２ヶ月間過ごしたところで謫居跡があり、公園の芝生の小さな丘の頂点には「西郷南洲顕彰碑」が誇らしげに鎮座していました。
それにしても西郷隆盛が徳之島で過ごしたのはたった２ヶ月間だけなのにこのような立派顕彰碑が立つのはすごいことだと思いました。
徳之島子宝空港滑走路の南に「西郷南洲翁上陸記念碑」の石碑が立っていますので、西郷ファンは合わせて観て回ればよいでしょう。

県道８０号線、徳島町立井之川中学校を前を通り過ぎ、北へ600ｍほど走ると右手に“徳之島小唄記念碑”の看板があり、そこから海側に下ったところに「下久志海岸公園」があります。目の前は珊瑚礁が広がる遠浅の海で、岩場もあって潮だまりで珊瑚を観察したり、貝を拾ったり磯遊びを楽しむことができました。
公園にはウォーキングロードが整備されていてジョギングに適しています。観光スポットと言うより、どちらかと言えば地元の人々が使う様な公園ですが、トイレ・シャワーも設置されているのでトレーニングや海遊びには良いと思います。
すぐ近くに、「幸福の滝」という滝があります。 滝というには少しミニサイズですが名前が良いので、公園を訪れた帰りにでも立ち寄ってちょっぴり幸せ気分になってください。