夢追人さんのクチコミ(23ページ)全1,032件

　沖縄を度々訪れているが、今回は初めて北部の東海岸をドライブした。名護市源河から県道14号線を山越えして、慶佐次に到着した。、慶佐次川河口では、高校生の団体がカヌーを楽しんでいた。ヒルギ公園の駐車場に車を停めて、ヒルギのマングローブ林の木道を歩いた。ヒルギ類は熱帯から亜熱帯の汽水域に生える植物で、ヤエヤマヒルギは国指定の天然記念物である。ヒルギの根元付近には沢山の穴が開いていて、何匹かの黒いカニがそこから顔を出し入れしていた。

　海洋博公園といえば沖縄美ら海水族館だが、水族館以外にもイルカショーが楽しめる「オキちゃん劇場」やウミガメ館、マナティー館、おきなわ郷土館など無料の施設がいろいろある。また、オセアニア地域の暮らしや文化を紹介し、プラネタリウムがある海洋文化館（有料）もある。今回は、遊覧車で親切な運転手の説明を聞きながら、広い園内を約60分で一周した（料金300円）。公園の南の地域は、人はまばらだったが、グランドゴルフを楽しんでいる年配者もいた。次回は熱帯・亜熱帯都市緑化植物園（無料）を見学したいと思う。

　かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパのプライベートビーチで、ホテルからビーチ前までは無料のシャトルバスが往復している(徒歩で約15分）。ビーチはマリンスポーツの基地でもあり、グラスボートに乗って30分近くサンゴ礁の海を遊覧した。サンゴのまわりには綺麗な熱帯魚が泳いでおりとても綺麗だった。ボートからの熱帯魚への餌やりも大変面白かった。なお、グラスボートは午前9時から30分毎に運行している。

　那覇空港に14時前に到着して、レンタカーで国道58号線を周辺の景色を楽しみながら北上すること約2時間、ホテルに到着した。大きなリゾートホテルで、フロントから予約したオーシャンタワーの部屋まで8分ほどかかった。途中、中庭のプールの周りはイルミネーションがとても綺麗だった。円形のタワーの6階の部屋に入ると、ラナイの向こうに東シナ海とビーチが見え、とても綺麗だった。２泊３日のホテルライフを楽しんだ。ホテル前からかりゆしビーチまではシャトルバスが運行し、ビーチでグラスボートに乗りサンゴの海を観賞した（２連泊の特典で無料）。お薦めのホテルである。

　１年ぶりにホテルエリアワンを訪れた。旅行業者を通じて全国旅行支援のパックを利用し、夕食は「峠下牛の陶板焼」のセットで、東広島市西条の「賀茂鶴」や「賀茂泉」などの銘酒を飲みながら美味しく頂いた。大浴場にはいろいろな風呂があり、ジェットバスや薬湯、露天風呂、サウナなどでゆっくりした。朝食はバイキング形式で比較的品数は少なかったが、「朝カレー」をはじめ大変美味しかった。スタッフの対応も良く、日帰り入浴を含め、多くの客が訪れていた。

　白竜湖畔にある比較的小さな洋風建築の道の駅である。世羅台地の花園や今高野山に行って東広島方面に帰るときはいつも立ち寄っている。レストラン・特産品売り場、トイレ、産直市場と建物が並んでいる。特産品売り場では手づくりの弁当やパン、ハト麦茶などオリジナルのものが販売されている。産直市場は野菜や果物などが販売されているが、野菜類は別として、梨やミカンなどは規模の大きい生産地が近い鳥取県や愛媛県の道の駅の方が安い気がした。

　広島空港付近から世羅台地方面に向かう中央フライトロード、その中核をなす広島空港大橋は何度か走っているが、日本一の大きなアーチ橋としてＮＨＫで特集番組を放送していたので、興味をもってこの度は橋の下の沼田川沿いの県道33号を走ってその雄姿を眺めてみた。アーチ支間は３８０ｍ、さすが日本一大きなアーチ橋である。なお、橋の下の沼田川渓谷には、毛利元就とも縁のある「女王滝」や「瀑雪の滝」がある。

　筆影山は標高311ｍで、山頂からは瀬戸内海の素晴らしい多島美を眺めることができる。しまなみ海道のいくつかの橋も見える。海に映る山の形が筆のように見えることから頼山陽が筆影山と名付けたという。山頂付近には桜や紅葉の木が沢山あり、春や秋は多くの人で賑わう。筆影山に車で行くには、南側の三原市和田からと北側のＪＲ須波駅付近からの２つのルートがある。この度、須波側から登ったが、道が狭く車がすれ違うためのスペースもほとんどなく、緊張の連続だった。南側の和田から登ることをお薦めする。駐車場は山頂近くにあり、5分ほど歩くと展望台に到着する。展望台はほかにもあり、場所によって異なる風景を楽しめる。トイレは、途中の竜王山わかれと山頂にある。

　いこいの村広島は、国道191号のそば、草原の山、深入山の山麓にある。駐車場の前に深入山への登山口があり、約1時間で山頂まで行くことができる。また、恐羅漢山スキー場までは車で約40分、八幡高原191スキー場までは約20分で、ハイキングやスキーにとても便利なロケーションである(以前は施設の前にもスキー場があった)。日帰り入浴も可能で、浴場からは西中国山地の山々が見える。フロントの右奥にはトレーニングマシンも設置してある。ただし、日帰り入浴の場合は、受付が午前11時から午後5時までのことが多いので注意が必要だ。

　米子から国道431号を北に走って、途中右折して数分のところに夢みなとタワーがある。1997年（平成9）年に開催された「山陰・夢みなと博覧会」のシンボルタワーとして建築された、地上43ｍの展望塔である。展望室からは、国立公園大山をはじめ、美保湾から島根半島、境水道大橋、弓ヶ浜、中海、米子市街、皆生温泉まで一望することができる、素晴らしい眺望である。緑地公園の岸辺では多くの釣り人の姿も見える。タワーのビル内には韓国のお菓子などを売る土産物店、ビルの西には「さかなセンター」がある。道路を隔てた北側には広い無料駐車場がある。

5年ぶりに皆生温泉を訪れた。食事も美味しいし、温泉の泉質も良い。スタッフの対応も大変良い（前回訪れたとき、オープン前のレストラン内では、スタッフ全員が大きな声で挨拶の発声練習をしていた）。部屋等はリフレッシュされていたし、ほとんどの部屋がオーシャンフロントである。同行した知人は足が不自由なため、事前に和室内に簡易ベットをお願いしていたら、ちゃんと設置されていた。温泉宿に来ると、早朝に周辺を散策するのが常であるが、この度は気温が低く、北風が強かったので、ホテル外には出ずに、朝風呂をゆっくり楽しんだ。2箇所ある風呂は夜・朝の男女入替である。難点は、ホテルの駐車場が徒歩5分の離れたところにあることである。ただし、身障者用の駐車場はホテル玄関前にある。

　国道181号線沿いにある比較的小さな道の駅であり、建物のすぐ東にはＪＲ伯備線が走っている。道の駅前にはバス停留所が設けられている。米子自動車道江府ICへのアクセス道は、国道を南に1㎞ほど下ったところ、国民休暇村「奥大山」に向かう県道315号は南に約3㎞のところにある。物産館では、地域でとれた野菜や果物、土産物などが比較的安価で売られている。スタッフの対応も良い。

　休暇村奥大山を中心に、南に芝生の草原、西にキャンプ場、東にスキー場と湿原が広がっている。湿原には木道が整備され、山野草を観察しながら散歩することができる。11月下旬、なごりのマツムシソウが一輪咲いていた。また、高原からは付近の山へのハイキングを楽しむこともできる。烏ガ山は通常は登山禁止だが、擬宝珠山（1110ｍ）や象山（1085ｍ）は比較的短時間で登ることができる。

　11月下旬、山陰道琴浦東ICを降りて、県道45号を南下して休暇村に向かった。次第に霧雨が強くなって休暇村に到着する頃には付近は濃霧で10ｍ先が見えないほどになっていた。4時にチェックインを済ませた。スタッフは親切・丁寧で快適に過ごすことができた。翌日は一転快晴、早朝山岳ガイドの案内で休暇村周辺を30分ほど散歩した。気温は低かったが、朝日に映える烏ガ山がとても綺麗だった。なお、冬季には積雪のため、休暇村へのアクセスが、蒜山・大山スカイラインなどが閉鎖され、江府からの県道などに限られるので、自家用車を利用する場合は注意が必要だ。

　JR豊岡駅東口を出て、サンストークアベニュー（storkとはコウノトリのこと）を東に15分ほど歩き、立野橋前交差点を右折すると、カバンストリートである。モダンなものから昔ながらのものまで様々な店が並んでいる。朝9時前に歩いたため、多くの店はまだ閉店していたが、カバンを修理する店のいくつかでは、職人が働いている姿を見ることができた。噂のカバンの自動販売機も発見した。さすがはカバンの町である。

　鳥取市の中心部から数㎞北にある広大な海岸砂丘である。県道319号の西側の広い駐車場（有料）に車を停め、山陰海岸国立公園鳥取砂丘ビジターセンターでマップをもらって、さっそく鳥取砂丘を歩いた。南北2.4 km, 東西16 kmの広大な砂丘なので、全域を歩くのは大変だ。駐車場から少し登ったところから、北北西方向に600ｍほど歩き、「馬の背」を超えると海岸に出る。これが最短コースで往復するのに約30分。砂が靴の中に入るので、ビニール袋で靴をカバーして歩いている人も多かったが、前日の雨で砂が湿っていて靴にはほとんど砂が入らなかった。

　城崎温泉は、平安時代以前からの長い歴史を持つ温泉で、「さとの湯」や「一の湯」など7つの外湯がある。城崎温泉駅から、駅通りを北方向に歩き、左折して南柳通り、桜橋を渡って北柳通りを円山川に向かって歩いた。全国旅行支援の影響もあってか、平日にもかかわらず駅通りは多くの観光客が歩いており、南柳通りや北柳通りでは浴衣姿の人を多く見かけた。まさに温泉情緒満点である。はるか昔、学校で習った志賀直哉の短編小説「城の崎にて」を思い出した。

　豊岡盆地を流れる円山川の東岸、玄武洞公園の入口近くに玄武洞ミュジアムがある。テラノザウルスなどの恐竜のレプリカやアジアゾウの実物大模型、岩石、鉱物、宝石、化石、奇石などの標本や資料が数多く展示され、豊岡柳細工の歴史を知る展示もあり、子供たちが柳細工つくりを体験できるコーナーもある。海洋底拡大の証拠となった地磁気の逆転について説明した写真や資料もあり、大人も子供も学び、楽しむことができる。化石や鉱物、土産品などを販売するミュージアムショップやレストランも併設している。

　玄武洞の北側の道を登り、右に白雲洞に続く階段を見て、分かれ道をそのまままっすぐ進むと、右手に南朱雀洞と北朱雀洞が並んでいる。南朱雀洞は、地表に流出した溶岩流の先端が地面に接して急に冷えて固まった部分が観察できる。その部分だけ節理がなく、塊状の岩石の集まりになる。これが洞の左側に野面積みの石垣のようになって見える。なお、玄武洞公園の各洞窟の名は中国の神話の霊獣「四神」由来しており、青龍洞は玄武洞から南に少し歩いたところにある。

　玄武洞の左の階段を登り数ｍ歩くと、朱雀洞と白雲洞との分かれ道がある。右の階段を少し登ると白虎洞が見える。規模の小さな洞窟だが、水平方向に柱状節理が発達し、その左手前には節理の断面を見ることができ、断面は六角形や五角形で、なかにはハート型に見えるものもある。節理の規模は玄武洞よりも小さく、玄武洞よりもマグマが急速に冷えてできたことがわかる（マグマがゆっくり冷えると、鉱物結晶の粒が大きく、節理も大きいものができる）。