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:.。☆ 絵画と彫刻が並ぶ贅沢な空間。巨匠たちが描く、ルネサンスのさらなる深みへ ☆.。.:<br /><br />今回のルネサンスの旅は、絵画と彫刻が一度に楽しめる、ちょっと贅沢な展示室(ルーム710)をさらに奥へと進んでいきます。<br /><br />壁のくぼみに飾られた、12歳の若きネロ帝や、初代皇帝アウグストゥスなどの古代ローマの彫刻に驚きながら、ヴィヴァリーニやペルジーノたちが描く、聖人たちの深い祈りの世界へと引き込まれていきました。マンテーニャたちが神話の世界を生き生きと描いた大きな絵を楽しんだ先で、旅はいよいよ最高の見どころを迎えます。<br /><br />目の前に現れたのは、あのレオナルド・ダ・ヴィンチとその弟子たちが遺した、世界的な大傑作の数々です。<br /><br />『洗礼者聖ヨハネ』のなぞめいた微笑み、静かな『岩窟の聖母』、じっと見つめる『ミラノの貴婦人の肖像』、そして『聖アンナと聖母子』。さらに、愛弟子ルイーニが描いた『洗礼者聖ヨハネの首を受け取るサロメ』の妖艶な美しさ。暗闇から人物が優しく浮かび上がるような、あたたかくて柔らかな光の表現には、時間を忘れてただただうっとりと見惚れてしまいました。<br /><br />美しい絵画と彫刻が溶け合う素晴らしい空間のなかで、天才たちのものすごい情熱をじっくりと肌で感じる、贅沢なひとときとなりました。<br /><br /><br />全体の大まかな行程は以下になります。<br /><br />今日は,★☆★です (^^)/<br /><br />4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒<br />4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光<br />4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光<br />4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光<br />4/17(木) ギートホルン観光<br />4/18(金) キューケンホフ観光<br />4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動<br />4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光<br />4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光<br />4/22(火) ハーグ観光<br />4/23(水) プラハへ移動とプチ観光<br />4/24(木) プラハ観光+コンサート<br />4/25(金) プラハ観光+コンサート <br />4/26(土) プラハ観光<br />4/27(日) プラハ観光<br />4/28(月) プラハ観光<br />4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光<br />4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動<br />5/1(木) パリへ移動,観光<br /><br />★☆★5/2(金) パリ観光<br /><br />5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光<br />5/4(日) パリ観光<br />5/5(月) 体調不良により観光無し<br />5/6(火) 体調不良により観光無し <br />5/7(水) パリ観光<br />5/8(木) シャルトルへ移動・観光<br />5/9(金) パリ観光<br />5/10(土) パリ観光<br />5/11(日) パリ観光<br />5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光<br />5/13(火) パリ観光<br />5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動<br />5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発<br />5/16(金) 成田着

276。*:.。オランダ,チェコ,フランス35日間の旅 ☆パリ-15 ルーブル-12☆.。.:*

27いいね!

2025/05/02 - 2025/05/02

2789位(同エリア17241件中)

mitsu

mitsuさん

:.。☆ 絵画と彫刻が並ぶ贅沢な空間。巨匠たちが描く、ルネサンスのさらなる深みへ ☆.。.:

今回のルネサンスの旅は、絵画と彫刻が一度に楽しめる、ちょっと贅沢な展示室(ルーム710)をさらに奥へと進んでいきます。

壁のくぼみに飾られた、12歳の若きネロ帝や、初代皇帝アウグストゥスなどの古代ローマの彫刻に驚きながら、ヴィヴァリーニやペルジーノたちが描く、聖人たちの深い祈りの世界へと引き込まれていきました。マンテーニャたちが神話の世界を生き生きと描いた大きな絵を楽しんだ先で、旅はいよいよ最高の見どころを迎えます。

目の前に現れたのは、あのレオナルド・ダ・ヴィンチとその弟子たちが遺した、世界的な大傑作の数々です。

『洗礼者聖ヨハネ』のなぞめいた微笑み、静かな『岩窟の聖母』、じっと見つめる『ミラノの貴婦人の肖像』、そして『聖アンナと聖母子』。さらに、愛弟子ルイーニが描いた『洗礼者聖ヨハネの首を受け取るサロメ』の妖艶な美しさ。暗闇から人物が優しく浮かび上がるような、あたたかくて柔らかな光の表現には、時間を忘れてただただうっとりと見惚れてしまいました。

美しい絵画と彫刻が溶け合う素晴らしい空間のなかで、天才たちのものすごい情熱をじっくりと肌で感じる、贅沢なひとときとなりました。


全体の大まかな行程は以下になります。

今日は,★☆★です (^^)/

4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒
4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光
4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光
4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光
4/17(木) ギートホルン観光
4/18(金) キューケンホフ観光
4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動
4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光
4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光
4/22(火) ハーグ観光
4/23(水) プラハへ移動とプチ観光
4/24(木) プラハ観光+コンサート
4/25(金) プラハ観光+コンサート 
4/26(土) プラハ観光
4/27(日) プラハ観光
4/28(月) プラハ観光
4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光
4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動
5/1(木) パリへ移動,観光

★☆★5/2(金) パリ観光

5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光
5/4(日) パリ観光
5/5(月) 体調不良により観光無し
5/6(火) 体調不良により観光無し 
5/7(水) パリ観光
5/8(木) シャルトルへ移動・観光
5/9(金) パリ観光
5/10(土) パリ観光
5/11(日) パリ観光
5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光
5/13(火) パリ観光
5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動
5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発
5/16(金) 成田着

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 『トガをまとったローマ皇帝の像)』<br /><br />前回のイタリア絵画の展示室(ルーム710)の続きです。<br /><br />絵画のあいだの壁にある、少しくぼんだ場所に目が留まりました。<br />そこには、大理石でできた古代ローマの彫刻が立っています。<br />じつはこれ、大人の仲間入りをする前の特別な上着(トガ)を着た、少年時代のネロ帝などの姿なのだそうです。<br />首には丸いお守り、右手には教養の象徴である巻物を持っています。

    『トガをまとったローマ皇帝の像)』

    前回のイタリア絵画の展示室(ルーム710)の続きです。

    絵画のあいだの壁にある、少しくぼんだ場所に目が留まりました。
    そこには、大理石でできた古代ローマの彫刻が立っています。
    じつはこれ、大人の仲間入りをする前の特別な上着(トガ)を着た、少年時代のネロ帝などの姿なのだそうです。
    首には丸いお守り、右手には教養の象徴である巻物を持っています。

  • 『カピストラーノの聖ヨハネ』<br />バルトロメオ・ヴィヴァリーニが1459年に手がけた絵画です。<br /><br />茶色い修道服を着たこの聖人は、信仰のために戦った歴史上の人物です。<br />片手には十字架の旗、もう片手には聖書を持っています。頭の後ろにある光の輪は聖人である証で、当時のキリスト教の世界が忠実に描かれています。

    『カピストラーノの聖ヨハネ』
    バルトロメオ・ヴィヴァリーニが1459年に手がけた絵画です。

    茶色い修道服を着たこの聖人は、信仰のために戦った歴史上の人物です。
    片手には十字架の旗、もう片手には聖書を持っています。頭の後ろにある光の輪は聖人である証で、当時のキリスト教の世界が忠実に描かれています。

  • 『古代ローマの女性像』<br /><br />大理石でできた優美な女性の姿がありました。紀元1世紀から2世紀頃、古代ローマ帝国時代に作られた彫刻です。<br /><br />美しいひだを描く薄い衣服を身にまとっています。<br />長い歴史の中で傷ついたため、頭部や両腕はのちの時代(17世紀頃)に修復・追加されたものです。<br />名画の合間から静かに見守るような佇まいが、展示室の空間を引き締めていました。

    『古代ローマの女性像』

    大理石でできた優美な女性の姿がありました。紀元1世紀から2世紀頃、古代ローマ帝国時代に作られた彫刻です。

    美しいひだを描く薄い衣服を身にまとっています。
    長い歴史の中で傷ついたため、頭部や両腕はのちの時代(17世紀頃)に修復・追加されたものです。
    名画の合間から静かに見守るような佇まいが、展示室の空間を引き締めていました。

  • 『受胎告知の三連祭壇画』<br />カルロ・ブラッチェスコが1480~1500年頃に手がけた大きな絵です。<br /><br />中央は、天使がマリアにキリストの誕生を告げる「受胎告知」の場面です。左右には、キリスト教で大切な聖人たちが二人ずつ並んでいます。金色の背景が部屋の光を受けて輝き、空間全体に神聖な雰囲気を漂わせています。

    『受胎告知の三連祭壇画』
    カルロ・ブラッチェスコが1480~1500年頃に手がけた大きな絵です。

    中央は、天使がマリアにキリストの誕生を告げる「受胎告知」の場面です。左右には、キリスト教で大切な聖人たちが二人ずつ並んでいます。金色の背景が部屋の光を受けて輝き、空間全体に神聖な雰囲気を漂わせています。

  • 『聖ベネディクトゥスと聖アウグスティヌス』<br />先ほどの三連祭壇画の左側を拡大したカットです。<br /><br />左の黒い修道服の男性は「聖ベネディクトゥス」で、手には規律の本を持っています。<br />右の華やかな衣装の男性は、偉大な学者「聖アウグスティヌス」で、司教の帽子をかぶり、右手で人々を祝福しています。<br />まばゆい金色の背景が、二人の存在を引き立てています。

    『聖ベネディクトゥスと聖アウグスティヌス』
    先ほどの三連祭壇画の左側を拡大したカットです。

    左の黒い修道服の男性は「聖ベネディクトゥス」で、手には規律の本を持っています。
    右の華やかな衣装の男性は、偉大な学者「聖アウグスティヌス」で、司教の帽子をかぶり、右手で人々を祝福しています。
    まばゆい金色の背景が、二人の存在を引き立てています。

  • 『受胎告知』<br />三連祭壇画の中央を拡大したカットです。<br /><br />空から雲に乗って舞い降りた天使ガブリエルが、マリアにキリストの誕生を告げています。<br />驚いて右手を上げ、少し身を引くマリアの仕草が生き生きと描かれています。<br />背景の街並みや鉢植え、格子模様の床が、部屋の奥行きを感じさせます。

    『受胎告知』
    三連祭壇画の中央を拡大したカットです。

    空から雲に乗って舞い降りた天使ガブリエルが、マリアにキリストの誕生を告げています。
    驚いて右手を上げ、少し身を引くマリアの仕草が生き生きと描かれています。
    背景の街並みや鉢植え、格子模様の床が、部屋の奥行きを感じさせます。

  • 『聖エティエンヌと聖アンジュ』<br />三連祭壇画の右側を拡大したカットです。<br /><br />左の聖エティエンヌは、石を投げつけられて亡くなった歴史を表すため、頭に石が乗っています。<br />右の聖アンジュは、剣で襲われた歴史を表すため、頭に短剣が刺さっています。<br />二人とも信仰に命を捧げた証として、手にはヤシに似た植物の葉を持っています。

    『聖エティエンヌと聖アンジュ』
    三連祭壇画の右側を拡大したカットです。

    左の聖エティエンヌは、石を投げつけられて亡くなった歴史を表すため、頭に石が乗っています。
    右の聖アンジュは、剣で襲われた歴史を表すため、頭に短剣が刺さっています。
    二人とも信仰に命を捧げた証として、手にはヤシに似た植物の葉を持っています。

  • 『聖アウグスティヌスと寄進者』<br />アンブロージオ・ベルゴニョーネが1494年頃に手がけた絵です。<br /><br />もともと3枚組だった大きな祭壇画の左側にあたります。<br />中央には華やかな衣装を着た偉大な学者、聖アウグスティヌスが司教の杖を持って立っています。<br />手前で膝をついて祈る人は、制作を依頼したパトロンです。<br />落ち着いた銀色っぽい光の表現や、細かな衣服の描き込みが見事です。

    『聖アウグスティヌスと寄進者』
    アンブロージオ・ベルゴニョーネが1494年頃に手がけた絵です。

    もともと3枚組だった大きな祭壇画の左側にあたります。
    中央には華やかな衣装を着た偉大な学者、聖アウグスティヌスが司教の杖を持って立っています。
    手前で膝をついて祈る人は、制作を依頼したパトロンです。
    落ち着いた銀色っぽい光の表現や、細かな衣服の描き込みが見事です。

  • 『神殿奉献』<br />マルコ・マルツィアーレが1490~1500年頃に手がけた絵です。<br /><br />3枚組のちょうど真ん中にあたる作品です。<br />幼いキリストを抱くマリアが、神殿の老司祭を訪ねる場面が描かれています。<br />金箔を使った丸天井には、果物や葉を束ねた美しい飾りが立体的に表現されています。<br />まわりの人々の細かな衣服の模様や、部屋の奥行きの描き込みから、職人技のようなこだわりが伝わります。

    『神殿奉献』
    マルコ・マルツィアーレが1490~1500年頃に手がけた絵です。

    3枚組のちょうど真ん中にあたる作品です。
    幼いキリストを抱くマリアが、神殿の老司祭を訪ねる場面が描かれています。
    金箔を使った丸天井には、果物や葉を束ねた美しい飾りが立体的に表現されています。
    まわりの人々の細かな衣服の模様や、部屋の奥行きの描き込みから、職人技のようなこだわりが伝わります。

  • 『聖ペテロと寄進者』<br />アンブロージオ・ベルゴニョーネが1494年頃に手がけた絵です。<br /><br />3枚組の右側にあたる作品です。<br />黒いマントを羽織り、ヤシに似た葉を持った男性は、キリスト教の聖人ペテロです。<br />その傍らで膝をついて静かに祈る女性は、制作を依頼したパトロンです。落ち着いた銀色っぽい光の表現によって、神秘的で厳かな空気が美しく描き出されています。

    『聖ペテロと寄進者』
    アンブロージオ・ベルゴニョーネが1494年頃に手がけた絵です。

    3枚組の右側にあたる作品です。
    黒いマントを羽織り、ヤシに似た葉を持った男性は、キリスト教の聖人ペテロです。
    その傍らで膝をついて静かに祈る女性は、制作を依頼したパトロンです。落ち着いた銀色っぽい光の表現によって、神秘的で厳かな空気が美しく描き出されています。

  • 『聖ベネディクトゥス、聖クエンティヌスと二人の天使に囲まれる聖母子』<br />フランチェスコ・マルミッタが1500~1505年頃に手がけた絵です。<br /><br />マリアとキリストのまわりに聖人や天使が集まる場面が描かれています。<br />左の黒い修道服の男性は聖ベネディクトゥス、右の鎧を着た騎士のような男性は聖クエンティヌスです。<br />なめらかな肌や鎧の輝きがとても細かく表現されています。<br />手前で楽器を弾く二人の天使の愛らしい姿や、玉座の細かな彫刻など、画家のこだわりが詰まった見ごたえのある一枚です。

    『聖ベネディクトゥス、聖クエンティヌスと二人の天使に囲まれる聖母子』
    フランチェスコ・マルミッタが1500~1505年頃に手がけた絵です。

    マリアとキリストのまわりに聖人や天使が集まる場面が描かれています。
    左の黒い修道服の男性は聖ベネディクトゥス、右の鎧を着た騎士のような男性は聖クエンティヌスです。
    なめらかな肌や鎧の輝きがとても細かく表現されています。
    手前で楽器を弾く二人の天使の愛らしい姿や、玉座の細かな彫刻など、画家のこだわりが詰まった見ごたえのある一枚です。

  • 『剣を持つ若い聖人』<br />ピエトロ・ペルジーノが1513年頃に手がけた円形の絵です。<br /><br />もともとは大きな祭壇画の上部を飾っていた一部にあたります。<br />緑の服に赤いマントをまとい、剣を持った若い男が描かれています。<br />この人物は聖人パウロと考えられており、手すりの後ろからこちらを見下ろすような構図が特徴です。<br />ペルジーノらしい穏やかな光と、洗練された美しい色彩が際立っています。

    『剣を持つ若い聖人』
    ピエトロ・ペルジーノが1513年頃に手がけた円形の絵です。

    もともとは大きな祭壇画の上部を飾っていた一部にあたります。
    緑の服に赤いマントをまとい、剣を持った若い男が描かれています。
    この人物は聖人パウロと考えられており、手すりの後ろからこちらを見下ろすような構図が特徴です。
    ペルジーノらしい穏やかな光と、洗練された美しい色彩が際立っています。

  • 『聖セバスティアヌス』<br />ピエトロ・ペルジーノが1495年頃に手がけた絵です。<br /><br />矢で射られる刑に処されながらも、天を見つめる表情は穏やかで神聖な美しさがあります。<br />足元の床には「あなたの矢は私に突き刺さった」というラテン語が刻まれています。<br />背景の澄んだ青空とのどかな風景に、ペルジーノらしい美しい光と空気の表現がよく表れています。

    『聖セバスティアヌス』
    ピエトロ・ペルジーノが1495年頃に手がけた絵です。

    矢で射られる刑に処されながらも、天を見つめる表情は穏やかで神聖な美しさがあります。
    足元の床には「あなたの矢は私に突き刺さった」というラテン語が刻まれています。
    背景の澄んだ青空とのどかな風景に、ペルジーノらしい美しい光と空気の表現がよく表れています。

  • 『二人の天使、聖ロザ、聖カタリナに囲まれる聖母子』<br />ピエトロ・ペルジーノが1492年頃に手がけた円形の絵です。<br /><br />マリアとキリストを、天使と二人の女性の聖人が囲む場面が描かれています。<br />左のピンクの衣装の女性は、バラを持つ聖ロザです。<br />右の深緑の服の女性は、足元に壊れた車輪がある聖カタリナです。<br />きれいに整った配置や穏やかな表情に、ペルジーノらしい上品で美しい作風がよく表れています。

    『二人の天使、聖ロザ、聖カタリナに囲まれる聖母子』
    ピエトロ・ペルジーノが1492年頃に手がけた円形の絵です。

    マリアとキリストを、天使と二人の女性の聖人が囲む場面が描かれています。
    左のピンクの衣装の女性は、バラを持つ聖ロザです。
    右の深緑の服の女性は、足元に壊れた車輪がある聖カタリナです。
    きれいに整った配置や穏やかな表情に、ペルジーノらしい上品で美しい作風がよく表れています。

  • 『十字架のキリストと聖母、聖ヨハネ、聖ヨブ』<br />イタリアの画家フランチェスコ・フランチャが1514年頃に手がけた作品です。<br /><br />キリストが十字架にかけられた「キリスト磔刑」の場面が描かれています。<br />十字架の左側には深く悲しむ聖母マリア、右側には天を仰ぎ見る聖ヨハネが立っています。<br />十字架の足元に横たわっているのは、旧約聖書に登場する「聖ヨブ」です。<br />どんな苦難にも耐えて信仰を貫いたヨブの姿とキリストの受難が重ね合わされており、ヨブの持つ巻物には「彼自身がより大きな苦しみに耐え忍んだ」という意味のラテン語が記されています。<br />空を覆う厚い雲と遠くの山々が、場面の厳かな空気感をよりいっそう引き立てています。

    『十字架のキリストと聖母、聖ヨハネ、聖ヨブ』
    イタリアの画家フランチェスコ・フランチャが1514年頃に手がけた作品です。

    キリストが十字架にかけられた「キリスト磔刑」の場面が描かれています。
    十字架の左側には深く悲しむ聖母マリア、右側には天を仰ぎ見る聖ヨハネが立っています。
    十字架の足元に横たわっているのは、旧約聖書に登場する「聖ヨブ」です。
    どんな苦難にも耐えて信仰を貫いたヨブの姿とキリストの受難が重ね合わされており、ヨブの持つ巻物には「彼自身がより大きな苦しみに耐え忍んだ」という意味のラテン語が記されています。
    空を覆う厚い雲と遠くの山々が、場面の厳かな空気感をよりいっそう引き立てています。

  • 『バッカス(洗礼者聖ヨハネ)』<br />レオナルド・ダ・ヴィンチの工房が1517~1520年頃に手がけた絵です。<br /><br />もともとは「洗礼者聖ヨハネ」でしたが、のちにブドウの冠やヒョウの毛皮が描き加えられ、ワインの神「バッカス」に変えられた珍しい歴史を持ちます。<br />こちらに神秘的な微笑みを向け、右手で天を指差すポーズが印象的です。<br />背景の霧がかった美しい山水の描写には、師であるダ・ヴィンチの技法が色濃く受け継がれています。

    『バッカス(洗礼者聖ヨハネ)』
    レオナルド・ダ・ヴィンチの工房が1517~1520年頃に手がけた絵です。

    もともとは「洗礼者聖ヨハネ」でしたが、のちにブドウの冠やヒョウの毛皮が描き加えられ、ワインの神「バッカス」に変えられた珍しい歴史を持ちます。
    こちらに神秘的な微笑みを向け、右手で天を指差すポーズが印象的です。
    背景の霧がかった美しい山水の描写には、師であるダ・ヴィンチの技法が色濃く受け継がれています。

  • 『パルナッソス(マルスとヴィーナス)』<br />アンドレア・マンテーニャが1497年に手がけた絵です。<br /><br />ギリシャ神話の神々の世界が華やかに描かれています。<br />中央の山の上には女神ヴィーナスと軍神マルスが並び、足元では9人の女神たちが輪になって楽しげに踊っています。<br />右端には翼のある馬ペガサス、左端には竪琴を奏でるアポロンがいます。<br />細かな描写と生き生きとした神々の姿が調和した大傑作です。

    『パルナッソス(マルスとヴィーナス)』
    アンドレア・マンテーニャが1497年に手がけた絵です。

    ギリシャ神話の神々の世界が華やかに描かれています。
    中央の山の上には女神ヴィーナスと軍神マルスが並び、足元では9人の女神たちが輪になって楽しげに踊っています。
    右端には翼のある馬ペガサス、左端には竪琴を奏でるアポロンがいます。
    細かな描写と生き生きとした神々の姿が調和した大傑作です。

  • 『美徳の勝利』<br />イタリアの画家アンドレア・マンテーニャが1502年に手がけた作品です。<br /><br />前の『パルナッソス』と同じく、マントヴァ公妃イザベラ・デステの書斎のために描かれました。<br />知恵と戦いの女神ミネルヴァ(知性を表す美徳)が、怪物や好色な神々の姿をしたさまざまな「悪徳」を、庭園から力強く追い出す寓話的な場面が描かれています。<br /><br />人間を惑わす悪徳に知性が打ち勝つというルネサンス期に好まれたテーマが、マンテーニャ独特の緻密で迫力のある描写によって生き生きと表現されています。

    『美徳の勝利』
    イタリアの画家アンドレア・マンテーニャが1502年に手がけた作品です。

    前の『パルナッソス』と同じく、マントヴァ公妃イザベラ・デステの書斎のために描かれました。
    知恵と戦いの女神ミネルヴァ(知性を表す美徳)が、怪物や好色な神々の姿をしたさまざまな「悪徳」を、庭園から力強く追い出す寓話的な場面が描かれています。

    人間を惑わす悪徳に知性が打ち勝つというルネサンス期に好まれたテーマが、マンテーニャ独特の緻密で迫力のある描写によって生き生きと表現されています。

  • 『愛欲と貞潔の戦い』<br />イタリアの画家ピエトロ・ペルジーノが1505年に手がけた作品です。<br /><br />前の2作品のマンテーニャのと同じく、イザベラ・デステの書斎を飾るために制作されました。<br />中央では、純潔を象徴する女神パラス(ミネルヴァ)と、愛欲を象徴する女神ヴィーナスが激しく対立しています。<br />周囲ではキューピッドや神話の生き物たちが入り乱れて争っており、理性が本能に打ち勝つ世界観が表現されています。<br />ペルジーノらしい広大な自然の背景と、躍動感のある人物描写が印象的な一枚です。

    『愛欲と貞潔の戦い』
    イタリアの画家ピエトロ・ペルジーノが1505年に手がけた作品です。

    前の2作品のマンテーニャのと同じく、イザベラ・デステの書斎を飾るために制作されました。
    中央では、純潔を象徴する女神パラス(ミネルヴァ)と、愛欲を象徴する女神ヴィーナスが激しく対立しています。
    周囲ではキューピッドや神話の生き物たちが入り乱れて争っており、理性が本能に打ち勝つ世界観が表現されています。
    ペルジーノらしい広大な自然の背景と、躍動感のある人物描写が印象的な一枚です。

  • 『神々の宮廷』<br />イタリアの画家ロレンツォ・コスタが1504~1506年頃に手がけた作品です。<br /><br />イザベラ・デステの書斎を飾るために制作されました。<br />豊かな緑に囲まれた美しい庭園の中で、神話の神々や詩人たちが集い、芸術や愛を称え合う平和な世界が表現されています。<br />楽器を奏でる人々や穏やかに佇む神々の姿が緻密に描かれており、コスタらしい優美な人物配置と穏やかな風景描写が際立つ一枚です。

    『神々の宮廷』
    イタリアの画家ロレンツォ・コスタが1504~1506年頃に手がけた作品です。

    イザベラ・デステの書斎を飾るために制作されました。
    豊かな緑に囲まれた美しい庭園の中で、神話の神々や詩人たちが集い、芸術や愛を称え合う平和な世界が表現されています。
    楽器を奏でる人々や穏やかに佇む神々の姿が緻密に描かれており、コスタらしい優美な人物配置と穏やかな風景描写が際立つ一枚です。

  • 『コモスの王国』<br />イタリアの画家ロレンツォ・コスタが1511年頃に手がけた作品です。<br /><br />イザベラ・デステの書斎のために制作されました。ギリシャ神話におけるお祭りや歓楽の神「コモス」が治める、平和で調和に満ちた王国が描かれています。<br />画面中央の大きな木を境に、左側には音楽や芸術を愛する心穏やかな人々、右側にはお酒や欲望に溺れる騒がしい人々が対比して表現されています。

    『コモスの王国』
    イタリアの画家ロレンツォ・コスタが1511年頃に手がけた作品です。

    イザベラ・デステの書斎のために制作されました。ギリシャ神話におけるお祭りや歓楽の神「コモス」が治める、平和で調和に満ちた王国が描かれています。
    画面中央の大きな木を境に、左側には音楽や芸術を愛する心穏やかな人々、右側にはお酒や欲望に溺れる騒がしい人々が対比して表現されています。

  • 『油を注ぐアスリート(ヘルメス)の像』<br /><br />古代ローマ帝国時代(2世紀頃)に作られた、大理石の男性裸体像です。<br />古代ギリシャの競技場で、体に油を塗っているアスリート(あるいは旅やスポーツの神ヘルメス)の姿が表現されています。<br />左手に小さな壺(丸い油瓶)を持ち、右手を使って丁寧に油を注ぎ込もうとしている細やかな仕草が特徴です。<br />完璧な筋肉のバランスと、古代の若者の理想的な美しさが、壁のくぼみの中で静かに際立っています。

    『油を注ぐアスリート(ヘルメス)の像』

    古代ローマ帝国時代(2世紀頃)に作られた、大理石の男性裸体像です。
    古代ギリシャの競技場で、体に油を塗っているアスリート(あるいは旅やスポーツの神ヘルメス)の姿が表現されています。
    左手に小さな壺(丸い油瓶)を持ち、右手を使って丁寧に油を注ぎ込もうとしている細やかな仕草が特徴です。
    完璧な筋肉のバランスと、古代の若者の理想的な美しさが、壁のくぼみの中で静かに際立っています。

  • 『洗礼者聖ヨハネ』<br />天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチが1513~1519年頃に手がけた、彼の生涯で最後といわれる名作です。<br /><br />暗闇の中から浮かび上がるように、キリストの到来を告げる洗礼者聖ヨハネの姿が描かれています。<br />優しく微笑みながら、右手の人差し指で天を指し示す神秘的な仕草が強い印象を残す一枚です。<br />独特のぼかし技法(スフマート)によって、人物の滑らかな肌の質感や立体感が非常に美しく表現されています。

    『洗礼者聖ヨハネ』
    天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチが1513~1519年頃に手がけた、彼の生涯で最後といわれる名作です。

    暗闇の中から浮かび上がるように、キリストの到来を告げる洗礼者聖ヨハネの姿が描かれています。
    優しく微笑みながら、右手の人差し指で天を指し示す神秘的な仕草が強い印象を残す一枚です。
    独特のぼかし技法(スフマート)によって、人物の滑らかな肌の質感や立体感が非常に美しく表現されています。

  • 『岩窟の聖母(がんくつのせいぼ)』<br />天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチが1483~1486年頃に手がけた、世界的な大傑作です。<br /><br />ゴツゴツとした神秘的な岩窟を背景に、聖母マリア、幼いキリストと洗礼者ヨハネ、そして大天使ガブリエルが美しく配置されています。<br />暗闇から人物が優しく浮かび上がるような独特の明暗法が使われており、静けさと厳かな空気が画面全体を満たしている、ルネサンスの頂点を示す一枚です。

    『岩窟の聖母(がんくつのせいぼ)』
    天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチが1483~1486年頃に手がけた、世界的な大傑作です。

    ゴツゴツとした神秘的な岩窟を背景に、聖母マリア、幼いキリストと洗礼者ヨハネ、そして大天使ガブリエルが美しく配置されています。
    暗闇から人物が優しく浮かび上がるような独特の明暗法が使われており、静けさと厳かな空気が画面全体を満たしている、ルネサンスの頂点を示す一枚です。

  • 『ミラノの貴婦人の肖像(美しきフェロニエール)』<br />天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチが1495~1497年頃に手がけた、彼の代表的な肖像画の一つです。<br /><br />額に結ばれた細い宝石の帯(フェロニエール)と、こちらをじっと見つめる強い眼差しが印象的な女性が描かれています。<br />手前の手すりによって生まれる奥行きや、黒い背景から浮かび上がる赤いドレスの鮮やかな色彩、そして静かな意志を感じさせる気品ある佇まいが素晴らしい大傑作です。

    『ミラノの貴婦人の肖像(美しきフェロニエール)』
    天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチが1495~1497年頃に手がけた、彼の代表的な肖像画の一つです。

    額に結ばれた細い宝石の帯(フェロニエール)と、こちらをじっと見つめる強い眼差しが印象的な女性が描かれています。
    手前の手すりによって生まれる奥行きや、黒い背景から浮かび上がる赤いドレスの鮮やかな色彩、そして静かな意志を感じさせる気品ある佇まいが素晴らしい大傑作です。

  • 『聖アンナと聖母子』<br />天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチが1503~1519年頃にかけて描いた、彼の晩年の大傑作です。<br /><br />聖母マリアの母である聖アンナの膝の上にマリアが座り、さらにそのマリアが、生け贄(いけにえ)の象徴である子羊を抱えようとする幼いキリストを優しく引き留めている場面が描かれています。<br />三世代にわたる人物たちがピラミッド型に美しく配置され、全員が穏やかで神秘的な微笑みを浮かべているのが特徴です。<br />背景に広がる青く霧がかった幻想的な山々の描写には、ダ・ヴィンチの代名詞である「遠近法」と「ぼかし技法」の見事な結晶が表れています。

    『聖アンナと聖母子』
    天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチが1503~1519年頃にかけて描いた、彼の晩年の大傑作です。

    聖母マリアの母である聖アンナの膝の上にマリアが座り、さらにそのマリアが、生け贄(いけにえ)の象徴である子羊を抱えようとする幼いキリストを優しく引き留めている場面が描かれています。
    三世代にわたる人物たちがピラミッド型に美しく配置され、全員が穏やかで神秘的な微笑みを浮かべているのが特徴です。
    背景に広がる青く霧がかった幻想的な山々の描写には、ダ・ヴィンチの代名詞である「遠近法」と「ぼかし技法」の見事な結晶が表れています。

  • 『ピエタと聖人たち』<br />イタリアの画家マルコ・パルミツァーノが1506年頃に手がけた作品です。<br /><br />十字架から降ろされたキリストの亡骸を抱き、深く悲しむ聖母マリアを中心に描いた「ピエタ」の場面です。<br />マリアの周りにはキリスト教の重要な聖人たちが集まっており、右端には矢を射られた聖セバスティアヌス、その隣には司教の帽子(ミトラ)をかぶった聖アウグスティヌスが厳かに佇んでいます。<br />金箔が贅沢にあしらわれた美しい黒い額縁(木枠)と相まって、画面全体に厳粛で神聖な空気が満ちている見応えのある一枚です。

    『ピエタと聖人たち』
    イタリアの画家マルコ・パルミツァーノが1506年頃に手がけた作品です。

    十字架から降ろされたキリストの亡骸を抱き、深く悲しむ聖母マリアを中心に描いた「ピエタ」の場面です。
    マリアの周りにはキリスト教の重要な聖人たちが集まっており、右端には矢を射られた聖セバスティアヌス、その隣には司教の帽子(ミトラ)をかぶった聖アウグスティヌスが厳かに佇んでいます。
    金箔が贅沢にあしらわれた美しい黒い額縁(木枠)と相まって、画面全体に厳粛で神聖な空気が満ちている見応えのある一枚です。

  • 『聖家族』<br />ベルナルディーノ・ルイーニが1515年頃に手がけた作品です。<br /><br />聖母マリアと幼いキリスト、そして背後から静かに見守る聖ヨセフの「聖家族」が描かれています。<br />レオナルド・ダ・ヴィンチの強い影響を受けた画家ならではの、人物を包み込む柔らかな光の表現と穏やかな微笑みが美しく表現されています。<br />マリアが手にしている小さな書物や、ふっくらとしたキリストの愛らしい姿が、暗い背景から神秘的に浮かび上がっている温かみのある一枚です。

    『聖家族』
    ベルナルディーノ・ルイーニが1515年頃に手がけた作品です。

    聖母マリアと幼いキリスト、そして背後から静かに見守る聖ヨセフの「聖家族」が描かれています。
    レオナルド・ダ・ヴィンチの強い影響を受けた画家ならではの、人物を包み込む柔らかな光の表現と穏やかな微笑みが美しく表現されています。
    マリアが手にしている小さな書物や、ふっくらとしたキリストの愛らしい姿が、暗い背景から神秘的に浮かび上がっている温かみのある一枚です。

  • 『洗礼者聖ヨハネの首を受け取るサロメ』<br /><br />ベルナルディーノ・ルイーニが1527年頃に手がけた絵です。<br />新約聖書の有名な物語をもとに、ヘロデ王の王女サロメが、処刑された洗礼者ヨハネの首を銀の皿で受け取る場面が描かれています。<br />画面の右上に写る兵士の無骨な手と、サロメの白く滑らかな肌が対照的で、彼女の持つ優美な美しさを引き立てています。<br /><br />ルイーニは巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの弟子の一人であり、衣服の細かな質感や、人物を優しく包み込むような光と影のグラデーションに、師匠から受け継いだ高い技術が美しく表れています。

    『洗礼者聖ヨハネの首を受け取るサロメ』

    ベルナルディーノ・ルイーニが1527年頃に手がけた絵です。
    新約聖書の有名な物語をもとに、ヘロデ王の王女サロメが、処刑された洗礼者ヨハネの首を銀の皿で受け取る場面が描かれています。
    画面の右上に写る兵士の無骨な手と、サロメの白く滑らかな肌が対照的で、彼女の持つ優美な美しさを引き立てています。

    ルイーニは巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの弟子の一人であり、衣服の細かな質感や、人物を優しく包み込むような光と影のグラデーションに、師匠から受け継いだ高い技術が美しく表れています。

  • 『聖母子と三人の天使』<br />ベルナルディーノ・ルイーニが1525~1530年頃に手がけた作品です。<br /><br />聖母マリアの腕の中で健やかに眠る幼いキリストと、それを取り囲む三人の愛らしい天使たちが描かれています。<br />マリアの足元に広げられた白い布(産着)をそっと整える天使の仕草や、背後から穏やかな表情で見つめる天使たちの姿が印象的です。<br />これもダ・ヴィンチの作風を受け継ぐルイーニらしい、おだやかで優しい光と影のグラデーションが美しく表現されています。<br /><br />つづく

    『聖母子と三人の天使』
    ベルナルディーノ・ルイーニが1525~1530年頃に手がけた作品です。

    聖母マリアの腕の中で健やかに眠る幼いキリストと、それを取り囲む三人の愛らしい天使たちが描かれています。
    マリアの足元に広げられた白い布(産着)をそっと整える天使の仕草や、背後から穏やかな表情で見つめる天使たちの姿が印象的です。
    これもダ・ヴィンチの作風を受け継ぐルイーニらしい、おだやかで優しい光と影のグラデーションが美しく表現されています。

    つづく

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