2025/05/02 - 2025/05/02
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mitsuさん
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:.。☆ 栄華の回廊に息づく巨匠たちの眼差しと、美の宮殿を創り上げた天才たちの鼓動 ☆.。.:
今回の旅では、まばゆい黄金の光と豪華絢爛な装飾に彩られた、ルーヴル美術館が誇る最高峰の空間「アポロンの回廊」へと足を踏み入れました。
そこで私たちを迎えてくれたのは、かつてフランス王室の栄華を支え、この美の殿堂の基礎を築き上げた偉大な国王たち、そして歴史にその名を刻む天才建築家や彫刻家、画家たちの堂々たる肖像です。
一見すると精巧な絵画のようでありながら、実は最高峰のゴブラン織りという職人技で一本一 本の糸に命を吹き込まれた、驚くほど緻密で立体的なタペストリーの数々。
コンパスを握る建築家の知性、ノミを手に誇る彫刻家の情熱、そしてキャンバスに向き合う画家の静かな眼差し。数百年の時を超えて、ルーヴルという奇跡の空間を創り上げてきた主役たちの息遣いが、そのまま胸に迫るような特別なひとときを過ごしました。
※この旅行記に載せている写真は、混雑した美術館の中で撮影したものです。そのため、一部ピンボケしていたり、正面からまっすぐに撮れていなかったりする写真もありますが、旅のリアルな空気感として楽しんでいただければ幸いです。
全体の大まかな行程は以下になります。
今日は,★☆★です (^^)/
4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒
4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光
4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光
4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光
4/17(木) ギートホルン観光
4/18(金) キューケンホフ観光
4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動
4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光
4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光
4/22(火) ハーグ観光
4/23(水) プラハへ移動とプチ観光
4/24(木) プラハ観光+コンサート
4/25(金) プラハ観光+コンサート
4/26(土) プラハ観光
4/27(日) プラハ観光
4/28(月) プラハ観光
4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光
4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動
5/1(木) パリへ移動,観光
★☆★5/2(金) パリ観光
5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光
5/4(日) パリ観光
5/5(月) 体調不良により観光無し
5/6(火) 体調不良により観光無し
5/7(水) パリ観光
5/8(木) シャルトルへ移動・観光
5/9(金) パリ観光
5/10(土) パリ観光
5/11(日) パリ観光
5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光
5/13(火) パリ観光
5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動
5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発
5/16(金) 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
前回の旅の続きから、またいっしょにお散歩を始めましょう♪
『4人の天使に囲まれる聖母子』 1445年~1450年頃
サノ・ディ・ピエトロ
15世紀のイタリア・シエナ派を代表する画家が描いた、親密な信仰心のための美しい板絵です。
背景には伝統的なきらびやかな金箔が敷き詰められ、中世からルネサンスへと向かう神聖な雰囲気を残しています。
頭にお花の冠をのせた愛らしい4人の天使たちが、淡いピンクや黒の優美なドレスをまとって聖母子をそっと囲んでいます。
幼いイエス様が聖母マリア様のあごに優しく手を添える仕草など、親子の温かい愛情が生き生きと表現されています。 -
『ジュノー(通称:ボルゲーゼのジュノー)』 2世紀頃(ローマ帝国時代・ギリシャのレプリカ)
作者名:不明作品
ギリシャ神話の最高位の女神ヘラを表した大理石の彫像です。
気品に満ちた立ち姿と、体にまとった衣服の細やかで美しいひだの表現が、古代ローマの優れた彫刻技術を今に伝えています。
両手に持つ巻物は、後世の修復の際に付け加えられたものと考えられていますが、威厳ある雰囲気をより一層引き立てており、美の殿堂にふさわしい圧倒的な存在感を放っています。 -
『女性の肖像彫刻(通称:フルートを持つ女性 / ミューズまたはローマの女性)』
2世紀頃(ローマ帝国時代・ギリシャ原品のレプリカ)
不明作品
流麗な衣服をまとい、静かに佇む女性を描いた古代ローマ期の大理石像です。
胸元をそっと押さえる右手や、細やかで深く刻まれた衣服のひだの表現が、重厚な大理石に驚くほどの柔らかさと洗練されたエレガンスを与えています。
左手に持つフルートのような管楽器は、17~18世紀のボルゲーゼ・コレクション時代に修復家によって追加されたもので、この像に芸術の女神ミューズとしての詩的な解釈をもたらしています。 -
『イカルスの墜落(アポロンの回廊前庭の天井画)』 1819年
メリー=ジョセフ・ブロンデル
ルーヴル美術館の「アポロンの回廊」へと続く前庭の天井を彩る、新古典主義の壮麗な天井画群です。
中央の円形画には、太陽(アポロン)に近づきすぎて蝋の翼が溶け、天空から真っ逆さまに落ちていくギリシャ神話の悲劇の若者イカルスの姿がドラマチックに描かれています。
周囲の区画には、太陽の運行や、それに関連する神話の神々が生き生きとした色彩と豊かな肉体表現で配されており、見上げる者を一瞬で神話の世界へと誘う圧倒的な迫力に満ちています。 -
『アポロンの回廊の鉄製正門扉』 1662年~1665年頃
アンリ・ペレ および工芸職人
フランス王室の栄華を象徴する「アポロンの回廊」の入り口に佇む、精巧な装飾が施された鍛鉄製の二枚折りの大扉です。
王室の紋章や複雑に絡み合う植物のモチーフが古典的かつ緻密に彫り込まれており、美術工芸品としての極めて高い価値を誇っています。
この重厚な門扉をくぐると、太陽王ルイ14世を称える絵画や金箔のレリーフ、そしてフランス王室の秘宝(王冠やダイヤモンド)が並ぶ、息をのむほど絢爛豪華な大空間へと繋がっています。 -
『建築家 クロード・ペローの肖像』 1857年~1861年頃
ピエール・マロワゼル、ピエール=シャルル・マルキスの原画
ルイ14世の時代にルーヴル宮殿の東正面の設計に携わった高名な建築家、クロード・ペローを讃えるタペストリーの肖像画です。
巨匠による原画を忠実に再現し、最高峰の技術を誇るフランスのゴブラン製造所で丹念に織り上げられました。
設計図やコンパスが置かれた机に手をかけ、威厳に満ちた眼差しを向ける姿からは、フランスの古典主義建築の基礎を築いた宮廷建築家としての強い誇りと確かな知性が漂っています。 -
『彫刻家 フランソワ・ジラルドンの肖像』 1854年~1863年頃(1859年完成)
ピエール・マロワゼル、ピエール=シャルル・マルキスの原画
ルイ14世の宮廷で第一彫刻家として絶対的な名声を誇ったフランソワ・ジラルドンを讃える、ゴブラン織りの肖像タペストリーです。
当時の流行である大きな巻き髪のかつらをまとい、高貴な紫色のマントを羽織って威風堂々と佇む姿が、最高峰の織物技術で見事に再現されています。
彼の背景には、自らが手がけたルイ14世の彫像を思わせる大理石の作品がうっすらと描かれており、芸術の宮殿にふさわしい誇りと情熱を今に伝える名作です。 -
『建築家 ピエール・シャンビシュの肖像』 1860年
フェリクス=アルマンド=マリー・ジョベ=デュヴァル(原画)
16世紀のフランス・ルネサンス期に宮廷建築家として名を馳せたピエール・シャンビシュを讃える、ゴブラン織りの肖像タペストリーです。
首元を飾るひだ襟や、美しいストライプ模様のクラシカルな衣装をまとい、片手を腰に当てて凛と佇む姿が非常に精巧に表現されています。
背景には彼が携わった建築を思わせる立派な階段と青空が広がっており、ルーヴルの壮大な歴史の基礎を築いた巨匠としての誇り高い存在感を今に伝えています。 -
『建築家 ルイ・ヴィスコンティの肖像』 1861年頃
ルイ=ノエル・ルメール(原画)
19世紀フランスの建築界で活躍し、ルーヴル宮殿の大規模な拡張と近代化を統括したルイ・ヴィスコンティを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
格式高い宮廷服を身にまとい、手にはルーヴル宮殿の建築図面をしっかりと携えて立つ姿が、極めて緻密な織物技術で描かれています。
背景の机には設計図のロールや定規、そして彼が手掛けた壮麗なドーム建築の素描が配置されており、近代ルーヴルの礎を築いた巨匠の知性と偉大な功績を現代に伝える名作です。 -
『建築家 シャルル・ペルシエの肖像』 1861年頃
ポール・レニャール
(ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルの原画に基づく)
ナポレオン帝政期にお抱え建築家として大活躍し、近代フランスのデザイン界を牽引したシャルル・ペルシエを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
胸元に勲章を輝かせ、高貴な黒の衣装をまとって鋭い眼差しを向ける姿が、最高峰の技術で織り上げられています。
彼の背景には、宮殿を思わせる重厚な赤いカーテンと建築書が配されており、かつてルーヴルを華麗に彩り、フランス美術の発展にその身を捧げた偉大な先人への深い敬意を感じさせる一枚です。 -
『画家 ピエール・ミニャールの肖像』 1860年
ポール・レニャール(原画)
ルイ14世の宮廷で第一画家の地位に上り詰め、華麗な古典主義絵画を数多く残したピエール・ミニャールを讃える、ゴブラン織りの肖像タペストリーです。
当時の宮廷文化を象徴する豪華な巻き髪のかつらをまとい、赤と青の鮮やかな衣装に身を包んで優雅に佇む姿が描かれています。
右手には筆、左手にはデッサンを載せた大きな板を携えており、数々の素晴らしい名画に命を吹き込んできた歴史的な宮廷画家としての、深い知性と確かな誇りが胸に迫る一枚です。 -
『フランス国王 フランソワ1世の肖像(アポロンの回廊)』 1854年~1857年頃
シャルル=ルイ・ミュレール(原画)
フランス・ルネサンスの父であり、ルーヴル宮殿の改築を最初期に進めた国王フランソワ1世を讃えるゴブラン織りのタペストリーです。
額縁に収まった王の横顔を、2人の愛らしい天使がそっと支えるドラマチックな構図で描かれています。
足元にはフランス王室の紋章である「百合の紋章」が刻まれた盾や、武勇を象徴する甲冑、芸術を愛した王にふさわしい美しい調度品が配されており、ルーヴルという美の殿堂の始まりを築いた王への敬意が満ちあふれた素晴らしい名作です。 -
『フランス国王 フィリップ=オーギュストの肖像(アポロンの回廊)』 1854年~1857年頃
ピエール=ニコラ・ブリセ(原画)
中世フランスの王権を確立し、ルーヴルの歴史の記念すべき第一歩となる最初の要塞を築いた国王フィリップ2世を讃えるゴブラン織りのタペストリーです。
百合の紋章と王の名が刻まれた円形のメダルに収まる若き王の横顔を、2人の愛らしい天使がそっと掲げる神聖な構図で描かれています。
手前には王冠が載った豪華なクッションや、武勇を象徴する剣が配され、背景の左奥には彼が築いた中世のルーヴル城の堅固なタワーがうっすらと描かれており、壮大な歴史の原点を今に伝える傑作です。 -
『建築家 ジュール・アルドゥアン=マンサールの肖像』 1861年頃
アンリ・オフェル(原画)
ルイ14世に最も重用され、フランス古典主義建築を頂点へと導いた巨匠ジュール・アルドゥアン=マンサールを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
鮮やかな赤色の気品ある宮廷衣装をまとい、大きな巻き髪のかつらを揺らして自信に満ちた表情で佇む姿が描かれています。
右手で建築の設計図を広げながらコンパスを指差しており、彼の背景には自らが手がけたヴェルサイユ宮殿の壮麗な外観がうっすらと配され、国家の威信をかけた大建築を成し遂げた天才の確かな誇りと功績を今に伝える名作です。 -
『建築家 フィリベール・ド・ドルムの肖像』 1861年頃
ジャン=バティスト=セザール・ロビネ(原画)
16世紀のフランス建築界を代表し、独自のルネサンス様式を確立したフィリベール・ド・ドルムを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
重厚な毛皮のついたマントを羽織り、ストライプ柄の格調高い衣装をまとって思索にふける姿が、極めて緻密に織り上げられています。
胸元でコンパスを握りしめる右手や、机の上の設計図にそっと添えられた左手、そして鋭くも理知的な眼差しからは、宮廷建築を数多く統括した最高峰の技術者としての誇りと確かな知性が静かに伝わってきます。 -
『彫刻家 ギヨーム・クストゥの肖像』 1861年頃
ルイ=ノエル・ルメール(原画)
18世紀フランスの彫刻界を牽引し、躍動感あふれるバロック・ロココ様式の傑作を数多く残したギヨーム・クストゥを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
上品なグリーンの上着をまとい、当時の芸術家らしく豊かな巻き髪のかつらをつけ、どこか遠くを見つめるようなドラマチックな表情で佇む姿が描かれています。
手前には彼が制作したブロンズ像を思わせる小彫刻が置かれており、冷たい石や金属に魂を吹き込み、フランス宮廷を美しく彩った天才彫刻家としての誇りが静かに伝わってくる一枚です。 -
『彫刻家 アントワーヌ・コワズヴォの肖像』 1861年
ルイ=ノエル・ルメール(ジル・アロの原画に基づく)
17世紀のフランス・バロック期を代表する名彫刻家、アントワーヌ・コワズヴォを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
鮮やかな赤の上着にグレーのマントを優雅にまとい、彫刻用のノミを手にして誇らしげに佇む姿が描かれています。
彼の傍らには、自らが制作したルイ14世の白大理石の胸像がさりげなく配置されており、優れた職人技によってまるで絵画のような立体感と色彩で、王室の美を支えた天才の功績を今に伝える見事な名作です。 -
『画家 ニコラ・プッサンの肖像』 1861年頃
ルイ=ノエル・ルメール(原画)
フランス絵画の歴史において「古典主義の父」と仰がれる巨匠ニコラ・プッサンを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
落ち着いた色調のマントを羽織り、スケッチブックを手に抱えながら、静かで知性あふれる眼差しをこちらに向ける姿が描かれています。
彼の背景には、古代ローマの遺跡を思わせるクラシカルな建築物がうっすらと配されており、生涯の多くをローマで過ごし、理想的な美と調和を追求し続けた孤高の画家の精神を見事に表現した名作です。 -
『建築家 ジャック・アンドルーエ・デュ・セルソーの肖像』 1861年頃
ルイ=ノエル・ルメール(原画)
16世紀のフランス建築界を牽引し、多くの建築版画集を出版してルネサンス様式の普及に大きく貢献したジャック・アンドルーエ・デュ・セルソーを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
首元を白く豪華なひだ襟で飾り、品格のある赤と黒の宮廷衣装をまとって真摯な眼差しを向ける姿が描かれています。
右手は机の上の分厚い建築書に添えられ、その下には細かく描き込まれた設計図が広がっており、偉大な建築家としての情熱と知性を細密な糸の重なりで今に伝える美しい名作です。 -
『建築家 ピエール・レスコーの肖像』 1861年頃
アレクサンドル・ヴィクトル・レイノー(原画)
中世の要塞だったルーヴルを華麗なルネサンス様式の宮殿へと生まれ変わらせた天才建築家、ピエール・レスコーを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
オレンジ色のルネサンス調の衣装に毛皮のついたマントを羽織り、石段に腰掛けて鋭い眼差しを向ける姿が活き活きと描かれています。
手には製図用のコンパスを持ち、傍らには大きな図面用の板を携えており、背景には彼が設計したルーヴル宮殿の初期の美しいファサードがうっすらと配された、歴史のロマンを感じる傑作です。 -
『建築家 ジャン・ビュランの肖像』 1861年頃
ルイ=ノエル・ルメール(原画)
16世紀のフランス・ルネサンス建築を牽引し、古典主義の調和に満ちた数々の名城を手がけたジャン・ビュランを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
大きな襟の白いシャツに、品格のある落ち着いたトーンのルネサンス衣装をまとい、どこか遠くを力強く見つめるポーズが美しく描かれています。
右手には製図用のコンパス、左手には広げかけた設計図の巻物を携えており、背景には彼が手がけた壮麗な宮廷建築の骨組みがうっすらと配され、時代の美を築いた巨匠の情熱が静かに伝わってくる一枚です。 -
『造園家 アンドレ・ル・ノートルの肖像』 1861年頃
ルイ=ノエル・ルメール(カルロ・マラッタの原画に基づく)
フランス式庭園の最高峰を確立し、ヴェルサイユの美を創り上げた偉大な造園家アンドレ・ル・ノートルを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
鮮やかな赤色の気品に満ちた宮廷服をまとい、豊かな巻き髪のかつらをつけ、静かで知性あふれる眼差しを向ける姿が巧みに表現されています。
右手には彼が情熱を注いだ庭園の設計図が置かれ、背景には広大な対称美を誇るテラスや庭園の風景がうっすらと広がっており、大自然を芸術へと昇華させた巨匠への深い敬意を今に伝える名作です。 -
『画家 フランチェスコ・ロマネッリの肖像』 1861年頃
ルイ=ノエル・ルメール(原画)
17世紀フランス宮廷にイタリア・バロックの華麗な息吹をもたらした巨匠フランチェスコ・ロマネッリを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
細かな刺繍が施された美しいベストに大きな白襟のシャツ、そして重厚な黒のマントを小粋に羽織り、ひげを蓄えて誇らしげに佇む姿が描かれています。
右手には彼の数々のデッサンやアイデアが詰まった大きなスケッチブックが置かれ、背景には自らが手がけた神話画の天井壁画がうっすらと配されており、国境を越えてルーヴルの美を豊かに彩った天才画家の気品を今に伝える名作です。 -
『建築家 ジャック・ルメルシエの肖像』 1861年頃
ルイ=ノエル・ルメール(原画)
17世紀フランスの古典主義建築を確立し、ルーヴル宮殿の大規模な拡張を推し進めた天才建築家ジャック・ルメルシエを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
白い襟をのぞかせた上品な黒の宮廷衣装をまとい、穏やかな微笑みを浮かべながら佇む姿が、最高峰の織物技術で優雅に描かれています。
手元には彼が引きいた設計図が広げられ、背景の右奥には自らが手がけたルーヴル宮殿の「時計のパビリオン」の美しい外観がうっすらと配されており、芸術の宮殿にその名を深く刻んだ巨匠への敬意が詰まった名作です。 -
『彫刻家 ジャン・グージョンの肖像』 1861年頃
ルイ=ノエル・ルメール(原画)
16世紀フランス・ルネサンス彫刻の最高峰として知られ、優美で洗練された女性像などを数多く残したジャン・グージョンを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
白く豊かな袖が印象的なルネサンス調の黒い衣装をまとい、木製の作業台に腰掛けて凛とした眼差しをこちらに向ける姿が描かれています。
右手には彫刻用の木槌をしっかりと握りしめており、背景には彼が装飾を手がけたルーヴル宮殿の壮麗なファサードや大理石像のシルエットがうっすらと配され、冷たい石に生命を吹き込んだ天才の気高き魂を今に伝える名作です。 -
『フランス国王 アンリ4世の肖像(アポロンの回廊)』 1854年~1857年頃
フェリクス=イポリト・ラノエ(原画)
宗教戦争を終結させ、ルーヴルの拡張に多大な貢献をした国王アンリ4世を讃えるゴブラン織りのタペストリーです。
甲冑をまとい気品ある横顔を見せる王のメダルを、豊かな実りの果物や花綱とともに、2人の愛らしい天使がそっと掲げるドラマチックな構図で描かれています。
足元にはフランスとナバラ王国の紋章を合わせた華麗な盾や王冠、そして彼が建設した「大回廊」の設計図やコンパスが配されており、ルーヴルに大いなる繁栄をもたらした王への深い敬意を伝える傑作です。 -
『フランス国王 ルイ14世の肖像(アポロンの回廊)』 1854年~1857年頃
ウジェーヌ・アペール(原画)
フランス絶対王政の全盛期を築き、ルーヴル宮殿を絢爛豪華な姿へと変貌させた国王ルイ14世を讃えるゴブラン織りのタペストリーです。
誇り高い大きな巻き髪とかつらをまとい、堂々とした風格を漂わせる王の肖像(八角形の額縁)を、2人の愛らしい天使がそっと掲げる神聖な構図で描かれています。
足元には王権を象徴する百合の紋章の盾や、彼が完成させたルーヴル宮殿の壮麗な東正面の図面が配されており、国家の威信と美の殿堂を世に知らしめた太陽王への、最大級の敬意が込められた傑作です。 -
『画家 シャルル・ル・ブランの肖像』 1861年頃
ルイ=ノエル・ルメール(ニコラ・ド・ラルジリエールの原画に基づく)
ルイ14世の絶大な信頼を受け、フランス・バロック美術の黄金期を築き上げた大画家シャルル・ル・ブランを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
ボリュームのある見事な巻き髪のかつらをつけ、光沢のある壮麗な赤紫色のマントを優雅に羽織って、誇り高く微笑む姿が描かれています。
右手にはデッサン用のペンを携えており、背景には彼が装飾の指揮を執ったアポロンの回廊を想起させるドラマチックな空間が配され、冷徹なまでの知性と卓越した美的センスで王国の美を支配したトップクリエイターの威厳を今に伝える名作です。 -
『建築家 エティエンヌ・デュペラックの肖像』 1861年頃
ルイ=ノエル・ルメール(原画)
16世紀末のフランス宮廷で建築や造園、都市計画にその才能を発揮したエティエンヌ・デュペラックを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
細かくひだの寄った丸襟に、オレンジがかった温かみのあるクラシカルなルネサンス衣装をまとい、黒いマントを肩に引っかけた威厳ある佇まいが描かれています。
手元には製図用のコンパスを握り、机の上には広げられた図面が配置されており、背景の左奥にはセーヌ川沿いに佇むかつてのルーヴルの風景がうっすらと配され、宮殿のグランドデザインを描いた先駆者の知性を今に伝える名作です。 -
『彫刻家 ミシェル・アンギエの肖像』 1861年頃
ルイ=ノエル・ルメール(原画)
17世紀のフランス宮廷で数々の記念碑的な傑作を残し、彫刻界を牽引した巨匠ミシェル・アンギエを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
豊かに流れる巻き髪に、鮮やかな赤と茶の重厚なマントを優雅にまとい、彫刻作品の台座にそっと肘をかけてこちらを見つめるドラマチックな姿が描かれています。
彼の背後には、自らが命を吹き込んだ白大理石の女性像がさりげなく配置されており、冷たい石から優美な美しさを生み出し続けた天才彫刻家の確かなプライドと情熱を今に伝える名作です。 -
『彫刻家 ジェルマン・ピロンの肖像』 1861年頃
ルイ=ノエル・ルメール(原画)
16世紀フランスを代表する天才彫刻家であり、ルネサンス特有の優美さとリアルな感情表現を融合させたジェルマン・ピロンを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
白く小さな立ち襟に、鮮やかな赤の上着とクラシカルなカボチャパンツをまとい、片手を腰に当てて振り返るような躍動感あるポーズが描かれています。
右手は彫刻用のノミが置かれた台にそっと添えられ、背景には彼の手がけた傑作『三美神』を思わせる美しい大理石の彫像がうっすらと配されており、宮廷美術の基礎を築いた巨匠の誇りを今に伝える名作です。 -
『彫刻家 ジャック・サラザンの肖像』 1861年頃
ルイ=ノエル・ルメール(原画)
17世紀のフランス彫刻界を牽引し、古典主義の調和とバロックの優美さを融合させた巨匠ジャック・サラザンを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
大きな白襟のシャツに、淡いグレーの上着と茶色のボリュームのある衣装をまとい、大理石の台座にそっと肘をかけて凛と?む姿が描かれています。
右手には彫刻用のノミをしっかりと握り、背景の右奥には彼が実際に美しい彫刻柱の装飾を手がけたルーヴル宮殿の「時計のパビリオン」がうっすらと配されており、宮殿の美の礎を築いた天才への敬意を今に伝える名作です。 -
『画家 ユスターシュ・ル・シュウールの肖像』 1861年頃
ルイ=ノエル・ルメール(原画)
王立絵画彫刻アカデミーの創設メンバーの一人であり、フランス古典主義絵画の発展に大きく貢献した巨匠ユスターシュ・ル・シュウールを讃えるゴブラン織りの肖像タペストリーです。
大きな白襟に落ち着いたブラウンの衣装をまとい、裏地の鮮やかな青色をのぞかせながら、右手に絵筆を持って凛と佇む姿が描かれています。
左手でキャンバスを支え、背景には彼が手がけた美しい宗教画の構図がうっすらと配されており、若くして世を去りながらもルーヴルに息づく数々の名作を残した天才の知性と情熱を今に伝える見事な締めくくりとなる一枚です。
まだまだ見きれないほどの宝物が眠るルーヴル美術館。私たちの美をめぐる旅は、これからもまだまだ続きます。
つづく
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