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1.計画<br /> ・2019年秋にイングランドのカントリーサイドを歩き、イギリスの魅力にはまった(2019年秋の旅行記はここ→ https://4travel.jp/travelogue/11596062)。<br /> 次はスコットランドとアイルランドを中心にした第2弾を計画したが、2020年からのコロナ禍で計画は無期限延期に。しかしこの間も計画をブラッシュアップしながら、旅が再開できるのを待った。<br /> ・コロナ禍が下火になった2022年末から具体的な旅の準備を開始。最近の個人的な諸事情を考えると、今回が長期旅行の最後になる可能性もある。このため貯めたマイルを使った無料航空券を利用した。しかし無料航空券の枠は極めて少なく、6カ月前でもヨーロッパ便は月にたった2~3枠。<br /> ・何とかゲットできた航空券は延べ22日間のもので、しかも復路の出発はパリ。このためスコットランドを中心にしてアイルランドは割愛、代わりにフランスに立寄り3日間でイル・ド・フランスの田舎町を回り、ベトナムではトランジットを利用してハロン湾に行くという大旅行になった。<br /><br />2.旅行をしてみて<br /> ・スコットランドは地形的に急峻な山と複雑な海岸線と島々を持つ北西のハイランドと、なだらかな丘陵が続く南東のローランドに分かれる。スコットランドでは15日間かけてグラスゴーからエジンバラまで、ハイランドを中心にスコットランドを時計回りに移動し、途中5つの現地ツアー利用した。<br /> ・ハイランドの大自然は単に荒涼だけでは表現できない荘厳さ、崇高さがある。”Four seasons in a day”と言われる通り終日晴れの日は希だが、どんよりした天気がむしろ苦難の歴史を歩んだスコットランドの風景に深みを与える。スコットランドに青空はあっけらかん過ぎて似合わない。東洋人の観光客は少なかった反面インド人が多い。「中国の次はインド」を予感した。<br /> ・4年間のブランクで身体、頭脳面で老化を実感した。特に頭脳面で言葉を聞き取る努力が出来ない、簡単な単語が出てこない、思い込みによるミスが多々、等々。それを補ってくれたのがスマホ。特に翻訳ソフトが進化してとても便利。但し使えるソフトはWiFi環境下で4Gでは能力不足。5G環境の普及が待たれる。<br /> ・スマホがSIMロックされていているのに気付かず苦労した。現地のサービスショップのスタッフに触ってもらううちにメールまでが使えななり、最後まで不自由した。荷物を減らすため殆どの情報をスマホに入れていたが、予備のスマホや紙情報等のリスク分散が必要。<br /> ・イギリスはヨーロッパの中でも物価が高い。加えて為替レート(136→197円/£)、インフレ、ハイシーズンが重なり費用は4年前の概ね1.7倍に。<br /> 無料航空券と貯めていたユーロの為替差益があったものの、宿は安宿中心(B&B2泊、大学の学生寮4泊、素泊りゲストハウス5泊、ホテル4泊)、食事もテイクアウトやスーパーの食材を多用した。<br /><br /><br /><br /><br />

スコットランド一周、ついでにフランス、ベトナムに寄り道 1.まとめ

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2023/07/07 - 2023/07/07

14位(同エリア647件中)

万歩計

万歩計さん

この旅行記のスケジュール

2023/07/08

  • KLMで関空から仁川、アムステルダムを経由してグラスゴーへ

2023/07/09

2023/07/10

  • 西ハイランド線でグラスゴーからオーバンへ

2023/07/11

2023/07/12

  • 西ハイランド線でオーバンからラノックへ

  • ラノックから列車、バスを乗り継ぎフォートウィリアムへ

2023/07/13

  • フォートウィリアムからグレンコーへ

2023/07/14

  • バスでグレンコーからスカイ島へ

2023/07/15

  • スカイ島からカイル・オブ・ロハルシュへ

  • カイル・オブ・ロハルシュ線でインバネスへ

2023/07/16

2023/07/17

2023/07/18

  • ハイランド線でピトロッホリーへ

2023/07/19

2023/07/20

  • ハイランド線でピトロッホリーからエジンバラへ

2023/07/21

2023/07/22

2023/07/23

2023/07/24

  • エジンバラからアムステルダム経由でパリへ

2023/07/25

  • パリからプロヴァンへ

  • プロヴァンからフォンテーヌブローへ

2023/07/26

2023/07/27

  • フォンテーヌブローからシャルルドゴール空港へ

  • ベトナム航空でパリからハノイへ

2023/07/28

2023/07/29

  • ベトナム航空でハノイから関空へ

この旅行記スケジュールを元に

1.計画
 ・2019年秋にイングランドのカントリーサイドを歩き、イギリスの魅力にはまった(2019年秋の旅行記はここ→ https://4travel.jp/travelogue/11596062)。
 次はスコットランドとアイルランドを中心にした第2弾を計画したが、2020年からのコロナ禍で計画は無期限延期に。しかしこの間も計画をブラッシュアップしながら、旅が再開できるのを待った。
 ・コロナ禍が下火になった2022年末から具体的な旅の準備を開始。最近の個人的な諸事情を考えると、今回が長期旅行の最後になる可能性もある。このため貯めたマイルを使った無料航空券を利用した。しかし無料航空券の枠は極めて少なく、6カ月前でもヨーロッパ便は月にたった2~3枠。
 ・何とかゲットできた航空券は延べ22日間のもので、しかも復路の出発はパリ。このためスコットランドを中心にしてアイルランドは割愛、代わりにフランスに立寄り3日間でイル・ド・フランスの田舎町を回り、ベトナムではトランジットを利用してハロン湾に行くという大旅行になった。

2.旅行をしてみて
 ・スコットランドは地形的に急峻な山と複雑な海岸線と島々を持つ北西のハイランドと、なだらかな丘陵が続く南東のローランドに分かれる。スコットランドでは15日間かけてグラスゴーからエジンバラまで、ハイランドを中心にスコットランドを時計回りに移動し、途中5つの現地ツアー利用した。
 ・ハイランドの大自然は単に荒涼だけでは表現できない荘厳さ、崇高さがある。”Four seasons in a day”と言われる通り終日晴れの日は希だが、どんよりした天気がむしろ苦難の歴史を歩んだスコットランドの風景に深みを与える。スコットランドに青空はあっけらかん過ぎて似合わない。東洋人の観光客は少なかった反面インド人が多い。「中国の次はインド」を予感した。
 ・4年間のブランクで身体、頭脳面で老化を実感した。特に頭脳面で言葉を聞き取る努力が出来ない、簡単な単語が出てこない、思い込みによるミスが多々、等々。それを補ってくれたのがスマホ。特に翻訳ソフトが進化してとても便利。但し使えるソフトはWiFi環境下で4Gでは能力不足。5G環境の普及が待たれる。
 ・スマホがSIMロックされていているのに気付かず苦労した。現地のサービスショップのスタッフに触ってもらううちにメールまでが使えななり、最後まで不自由した。荷物を減らすため殆どの情報をスマホに入れていたが、予備のスマホや紙情報等のリスク分散が必要。
 ・イギリスはヨーロッパの中でも物価が高い。加えて為替レート(136→197円/£)、インフレ、ハイシーズンが重なり費用は4年前の概ね1.7倍に。
 無料航空券と貯めていたユーロの為替差益があったものの、宿は安宿中心(B&B2泊、大学の学生寮4泊、素泊りゲストハウス5泊、ホテル4泊)、食事もテイクアウトやスーパーの食材を多用した。




旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
航空会社
KLMオランダ航空 ベトナム航空
旅行の手配内容
個別手配

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  •  今回は特典航空券を使うつもりで6カ月前に手配したが殆ど空枠がない。<br /> やっと取れたのが<br /> 【往路】KLM便 関空→アムステルダム経由→グラスゴー<br /> 【復路】ベトナム航空便 パリ→ハノイ経由→関空<br /><br />このため今回はスコットランドを中心にしてアイルランドは割愛、代わりにフランスに立寄りイル・ド・フランスに3泊、ベトナムではトランジットを利用してハロン湾に行く計画にしました。

     今回は特典航空券を使うつもりで6カ月前に手配したが殆ど空枠がない。
     やっと取れたのが
     【往路】KLM便 関空→アムステルダム経由→グラスゴー
     【復路】ベトナム航空便 パリ→ハノイ経由→関空

    このため今回はスコットランドを中心にしてアイルランドは割愛、代わりにフランスに立寄りイル・ド・フランスに3泊、ベトナムではトランジットを利用してハロン湾に行く計画にしました。

  • 【旅程】<br /> 7/08(土)関空→仁川経由→機中(泊)<br /> 7/09(日)→アムステルダム経由→グラスゴー(泊)<br /> 7/10(月)グラスゴー→西ハイランド線→オーバン(泊)<br /> 7/11(火)オーバン発3島巡りツアー(マル島、スタッファ島、アイオーナ島)→オーバン(泊)<br /> 7/12(水)オーバン→西ハイランド線→ラノック湿原→フォートウィリアム(泊)<br /> 7/13(木)フォートウィリアム→グレンコー(泊)<br /> 7/14(金)グレンコー→スカイ島(ポートリー、フェアリープール)→スカイ島(泊)<br /> 7/15(土)スカイ島(オールドマン・オブ・ストー、キルトロック)→カイル・オブ・ロハルシュ→カイル・オブ・ロハルシュ線→インバネス(泊)<br /> 7/16(日)インバネス発ツアー①北西ハイランド地方→インバネス(泊)<br /> 7/17(月)インバネス発ツアー②西ハイランド地方→インバネス(泊)<br /> 7/18(火)インバネス→→ハイランド線→ピトロッホリー(泊)<br /> 7/19(水)ブレア・アソール→ピトロッホリー(泊)<br /> 7/20(木)ピトロッホリー→エジンバラ旧市街→エジンバラ(泊)<br /> 7/21(金)エジンバラ発ツアー①ファイフ地方→エジンバラ(泊)<br /> 7/22(土)エジンバラ新市街→ホリルード公園→エジンバラ(泊)<br /> 7/23(日)エジンバラ発ツアー②ハイランド地方→エジンバラ(泊)<br /> 

    【旅程】
     7/08(土)関空→仁川経由→機中(泊)
     7/09(日)→アムステルダム経由→グラスゴー(泊)
     7/10(月)グラスゴー→西ハイランド線→オーバン(泊)
     7/11(火)オーバン発3島巡りツアー(マル島、スタッファ島、アイオーナ島)→オーバン(泊)
     7/12(水)オーバン→西ハイランド線→ラノック湿原→フォートウィリアム(泊)
     7/13(木)フォートウィリアム→グレンコー(泊)
     7/14(金)グレンコー→スカイ島(ポートリー、フェアリープール)→スカイ島(泊)
     7/15(土)スカイ島(オールドマン・オブ・ストー、キルトロック)→カイル・オブ・ロハルシュ→カイル・オブ・ロハルシュ線→インバネス(泊)
     7/16(日)インバネス発ツアー①北西ハイランド地方→インバネス(泊)
     7/17(月)インバネス発ツアー②西ハイランド地方→インバネス(泊)
     7/18(火)インバネス→→ハイランド線→ピトロッホリー(泊)
     7/19(水)ブレア・アソール→ピトロッホリー(泊)
     7/20(木)ピトロッホリー→エジンバラ旧市街→エジンバラ(泊)
     7/21(金)エジンバラ発ツアー①ファイフ地方→エジンバラ(泊)
     7/22(土)エジンバラ新市街→ホリルード公園→エジンバラ(泊)
     7/23(日)エジンバラ発ツアー②ハイランド地方→エジンバラ(泊)
     

  •  7/24(月)エジンバラ→アムステルダム経由→パリ(泊)<br /> 7/25(火)パリ→プロヴァン→フォンテーヌブロー(泊)<br /> 7/26(水)フォンテーヌブロー→バルビゾン→モレ・シュル・ロワン→フォンテーヌブロー(泊)<br /> 7/27(木)フォンテーヌブロー→パリ→機中(泊)<br /> 7/28(金)→ハノイ→ハノイ発ツアー①ハロン湾クルーズ→ハノイ→機中(泊)<br /> 7/29(土)→関空

     7/24(月)エジンバラ→アムステルダム経由→パリ(泊)
     7/25(火)パリ→プロヴァン→フォンテーヌブロー(泊)
     7/26(水)フォンテーヌブロー→バルビゾン→モレ・シュル・ロワン→フォンテーヌブロー(泊)
     7/27(木)フォンテーヌブロー→パリ→機中(泊)
     7/28(金)→ハノイ→ハノイ発ツアー①ハロン湾クルーズ→ハノイ→機中(泊)
     7/29(土)→関空

  • 【準備1 海外SIM】<br /> 今回は海外SIMを出発前にAmazonから1,980円で購入。イギリスのプロバイダーThree社の製品で、イギリスを含む72カ国で使用可能(フランス、ベトナムもOK)。10GBで30日間有効と、ネット閲覧と地図、翻訳アプリを使う程度なら十分な容量。なお出発前に使用開始日をネット上でセットしておく必要があります。

    【準備1 海外SIM】
     今回は海外SIMを出発前にAmazonから1,980円で購入。イギリスのプロバイダーThree社の製品で、イギリスを含む72カ国で使用可能(フランス、ベトナムもOK)。10GBで30日間有効と、ネット閲覧と地図、翻訳アプリを使う程度なら十分な容量。なお出発前に使用開始日をネット上でセットしておく必要があります。

  • 【準備2 土産】<br /> 計画時に何度もやり取りした観光案内所のスタッフ、又旅先でお世話になった方へのお礼に日本茶を準備。軽くてかさばらなく、お茶好きのイギリス人への土産には最適かと。他にKit Kat、外国人に人気のお菓子だそうです。

    【準備2 土産】
     計画時に何度もやり取りした観光案内所のスタッフ、又旅先でお世話になった方へのお礼に日本茶を準備。軽くてかさばらなく、お茶好きのイギリス人への土産には最適かと。他にKit Kat、外国人に人気のお菓子だそうです。

  • 【準備3 「蛍の光」の訳詞】<br /> パブでスコットランド民謡を歌う時、最後にはロバート・バーンズのAuld Lang Syne を歌うという。この歌は日本では「蛍の光」なので、イギリス人に日本の歌詞を紹介するつもりで準備しました。更に興が乗った時のために「ふるさと」の英訳と楽譜も。<br /> しかし何度か訪れたパブで歌われるのはポップス調のスコットランド音楽ばかりで、これらの出番はありませんでした。

    【準備3 「蛍の光」の訳詞】
     パブでスコットランド民謡を歌う時、最後にはロバート・バーンズのAuld Lang Syne を歌うという。この歌は日本では「蛍の光」なので、イギリス人に日本の歌詞を紹介するつもりで準備しました。更に興が乗った時のために「ふるさと」の英訳と楽譜も。
     しかし何度か訪れたパブで歌われるのはポップス調のスコットランド音楽ばかりで、これらの出番はありませんでした。

  • 1.まとめ<br /><br /> 本旅行記。<br /><br /> 写真:キルトロックとメオルト滝(スカイ島)<br /> 旅行記はここ→ https://4travel.jp/travelogue/11889863

    1.まとめ

     本旅行記。

     写真:キルトロックとメオルト滝(スカイ島)
     旅行記はここ→ https://4travel.jp/travelogue/11889863

    キルト岩(メオルト滝) 自然・景勝地

  • 2.グラスゴー① シティセンター 最初からスマホトラブル<br /><br />・EU圏内に入った途端にスマホトラブル。アムステルダムでThreeのSIMに入れ替えたが、何度抜き差ししても「無効」とのメッセージ。グラスゴーのThree直営店で不自由な英語で2時間近くやり取りしたが結局解決せず。どうもSIMロックされてるようで、ロック解除は日本のプロバイダーしか出来ない。更に重大な問題が発生。Threeショップのスタッフが色々触っているうちに、メールがクリアーされて使えなくなった。結局自分でSIMロック解除のオンライン手続きをして海外SIMは使えるようになったが、メールは旅の最後まで使えず色々不便な目に遭った。<br />・スマホトラブルで貴重な時間を4時間近くロスして14時から街歩きスタート。ここには19世紀から20世紀前半まで綿工業や造船業で繁栄し、当時のビクトリア様式の重厚な建築物がずらりと並び、建築好きにはたまらない街歩きになった。<br /><br /> 写真:ブキャナン通り<br /> 旅行記はここ→ https://4travel.jp/travelogue/11876429

    2.グラスゴー① シティセンター 最初からスマホトラブル

    ・EU圏内に入った途端にスマホトラブル。アムステルダムでThreeのSIMに入れ替えたが、何度抜き差ししても「無効」とのメッセージ。グラスゴーのThree直営店で不自由な英語で2時間近くやり取りしたが結局解決せず。どうもSIMロックされてるようで、ロック解除は日本のプロバイダーしか出来ない。更に重大な問題が発生。Threeショップのスタッフが色々触っているうちに、メールがクリアーされて使えなくなった。結局自分でSIMロック解除のオンライン手続きをして海外SIMは使えるようになったが、メールは旅の最後まで使えず色々不便な目に遭った。
    ・スマホトラブルで貴重な時間を4時間近くロスして14時から街歩きスタート。ここには19世紀から20世紀前半まで綿工業や造船業で繁栄し、当時のビクトリア様式の重厚な建築物がずらりと並び、建築好きにはたまらない街歩きになった。

     写真:ブキャナン通り
     旅行記はここ→ https://4travel.jp/travelogue/11876429

  • 3.グラスゴー② ウェストエンドとイーストエンド<br /><br />・一旦ホテルにチェックインしてウエストエンドを歩いた。この一帯はグラスゴー大学を中心とした文教地区で、広大な公園には大学キャンパスの他に多くの博物館が点在している。丁度卒業式の時期で正装した学生たちが写真を撮りあっていた。<br />・就寝前にオンラインでSIMロック手続きし、朝起きたら海外SIMが使えるようになって一安心(但しメールトラブルはそのまま)。これで街歩きが楽になった。2日目はグラスゴー市庁舎からグラスゴー大聖堂方面を歩いた。大聖堂の裏の高台から見るグラスゴーの街は緑の中にある。グラスゴーはゲール語で「緑の谷」を意味する。<br /><br /> 写真:グラスゴー大学オールドキャンパス<br /> 旅行記はここ→ 

    3.グラスゴー② ウェストエンドとイーストエンド

    ・一旦ホテルにチェックインしてウエストエンドを歩いた。この一帯はグラスゴー大学を中心とした文教地区で、広大な公園には大学キャンパスの他に多くの博物館が点在している。丁度卒業式の時期で正装した学生たちが写真を撮りあっていた。
    ・就寝前にオンラインでSIMロック手続きし、朝起きたら海外SIMが使えるようになって一安心(但しメールトラブルはそのまま)。これで街歩きが楽になった。2日目はグラスゴー市庁舎からグラスゴー大聖堂方面を歩いた。大聖堂の裏の高台から見るグラスゴーの街は緑の中にある。グラスゴーはゲール語で「緑の谷」を意味する。

     写真:グラスゴー大学オールドキャンパス
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    グラスゴー大学 建造物

  • 4.西ハイランド線でオーバンへ<br /><br />・午後から西ハイランド線でオーバンへ。折から学校が夏季休暇に入った最初の月曜日で、キャンプなどに行く若者グループが賑やかに乗車していた。グラスゴーを出た列車はしばらくクライド川に沿って走り、途中から内陸に向かう。ローモンド湖を過ぎるといよいよハイランド。風景ががらりと変わる。クリアンラリッチから支線に入り森と湖の中をひたすら西に走り、3時間20分でオーバンに着いた。<br />・オーバンは人口8200人の小さな港町。アーガイル地方の重要な漁港で、本土とヘブリディーズ諸島を結ぶフェリーが発着している。町の歴史は18世紀末に設立されたオーバン蒸留所に始まる。霧雨の中の街歩きだったが、高台から眺めたオーバンの町は箱庭のように美しかった。<br /><br /> 写真:オーバンのフェリーターミナル付近<br /> 旅行記はここ→ 

    4.西ハイランド線でオーバンへ

    ・午後から西ハイランド線でオーバンへ。折から学校が夏季休暇に入った最初の月曜日で、キャンプなどに行く若者グループが賑やかに乗車していた。グラスゴーを出た列車はしばらくクライド川に沿って走り、途中から内陸に向かう。ローモンド湖を過ぎるといよいよハイランド。風景ががらりと変わる。クリアンラリッチから支線に入り森と湖の中をひたすら西に走り、3時間20分でオーバンに着いた。
    ・オーバンは人口8200人の小さな港町。アーガイル地方の重要な漁港で、本土とヘブリディーズ諸島を結ぶフェリーが発着している。町の歴史は18世紀末に設立されたオーバン蒸留所に始まる。霧雨の中の街歩きだったが、高台から眺めたオーバンの町は箱庭のように美しかった。

     写真:オーバンのフェリーターミナル付近
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  • 5.オーバン発3島巡りツアー① オーバンからマル島へ <br /><br /> 写真:マル島の車窓風景<br /> 旅行記はここ→ 

    5.オーバン発3島巡りツアー① オーバンからマル島へ 

     写真:マル島の車窓風景
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  • 6.オーバン発3島巡りツアー② スタッファ島、アイオーナ島 <br /><br /> 写真:スタッファ島の「フィンガルの洞窟」<br /> 旅行記はここ→ 

    6.オーバン発3島巡りツアー② スタッファ島、アイオーナ島 

     写真:スタッファ島の「フィンガルの洞窟」
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  • 7.西ハイランド線でラノック湿原へ<br /><br /> 写真:西ハイランド線のラノック高架橋<br /> 旅行記はここ→ 

    7.西ハイランド線でラノック湿原へ

     写真:西ハイランド線のラノック高架橋
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  • 8.フォートウィリアム<br /><br /> 写真:フォートウィリアム駅に停車中のSLジャコバイト号<br /> 旅行記はここ→ 

    8.フォートウィリアム

     写真:フォートウィリアム駅に停車中のSLジャコバイト号
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    蒸気機関車ジャコバイト号 アクティビティ・乗り物体験

  • 9.グレンコー<br /><br /> 写真:スリーシスターズ<br /> 旅行記はここ→ 

    9.グレンコー

     写真:スリーシスターズ
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  • 10.スカイ島①ポートリーとフェアリープール<br /><br /> 写真:ポートリー港<br /> 旅行記はここ→ 

    10.スカイ島①ポートリーとフェアリープール

     写真:ポートリー港
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  • 11.スカイ島②オールドマン・オブ・ストーとキルトロック<br /><br /> 写真:オールドマン・オブ・ストー<br /> 旅行記はここ→ 

    11.スカイ島②オールドマン・オブ・ストーとキルトロック

     写真:オールドマン・オブ・ストー
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    オールド マン オブ ストー 山・渓谷

  • 12.カイル・オブ・ロハルシュ線でインバネスへ<br /><br /> 写真:カイル・オブ・ロハルシュ駅と港<br /> 旅行記はここ→ 

    12.カイル・オブ・ロハルシュ線でインバネスへ

     写真:カイル・オブ・ロハルシュ駅と港
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  • 13.インバネス発ツアー①北西ハイランド地方<br /><br /> 写真:イレーン・ドナン城<br /> 旅行記はここ→ 

    13.インバネス発ツアー①北西ハイランド地方

     写真:イレーン・ドナン城
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  • 14.インバネス<br /><br /> 写真:ネス河畔から見たインバネス旧市街<br /> 旅行記はここ→ 

    14.インバネス

     写真:ネス河畔から見たインバネス旧市街
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  • 15.インバネス発ツアー②西ハイランド地方<br /><br /> 写真:フォートオーガスタから見たネス湖<br /> 旅行記はここ→ 

    15.インバネス発ツアー②西ハイランド地方

     写真:フォートオーガスタから見たネス湖
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  • 16.ハイランド線でピトロッホリーへ<br /><br /> 写真:ハイランド線の車窓風景<br /> 旅行記はここ→ 

    16.ハイランド線でピトロッホリーへ

     写真:ハイランド線の車窓風景
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  • 17.ピトロッホリー<br /><br /> 写真:スコットランド教会から眺めた町並<br /> 旅行記はここ→ 

    17.ピトロッホリー

     写真:スコットランド教会から眺めた町並
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  • 18.ブレア・アソール<br /><br /> 写真:ブレア城<br /> 旅行記はここ→ 

    18.ブレア・アソール

     写真:ブレア城
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    ブレア城 城・宮殿

  • 19.エジンバラ①旧市街<br /><br /> 写真:旧市街のロイヤルマイル<br /> 旅行記はここ→ 

    19.エジンバラ①旧市街

     写真:旧市街のロイヤルマイル
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    ロイヤル マイル 旧市街・古い町並み

  • 20.エジンバラ発ツアー①ファイフ地方<br /><br /> 写真:セントアンドリュースのオールドコース<br /> 旅行記はここ→ 

    20.エジンバラ発ツアー①ファイフ地方

     写真:セントアンドリュースのオールドコース
     旅行記はここ→ 

  • 21.エジンバラ②新市街<br /><br /> 写真:新市街のプリンシス・ストリート<br /> 旅行記はここ→ 

    21.エジンバラ②新市街

     写真:新市街のプリンシス・ストリート
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  • 22.エジンバラ③「アーサー王の玉座」に登る<br /><br /> 写真:ホリルード公園の「アーサー王の玉座」<br /> 旅行記はここ→ 

    22.エジンバラ③「アーサー王の玉座」に登る

     写真:ホリルード公園の「アーサー王の玉座」
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    ホリルード公園 広場・公園

  • 23.エジンバラ発ツアー②ハイランド地方<br /><br /> 写真:クィーンズ・ビュー<br /> 旅行記はここ→ 

    23.エジンバラ発ツアー②ハイランド地方

     写真:クィーンズ・ビュー
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  • 24.エジンバラからパリへ<br /><br /> 写真:パリのサンマルタン運河<br /> 旅行記はここ→ 

    24.エジンバラからパリへ

     写真:パリのサンマルタン運河
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    サン マルタン運河周辺 滝・河川・湖

  • 25.プロヴァン<br /><br /> 写真:セザール塔から見たプロヴァン旧市街<br /> 旅行記はここ→ 

    25.プロヴァン

     写真:セザール塔から見たプロヴァン旧市街
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    セザールの塔 建造物

  • 26.バルビゾン<br /><br /> 写真:ミレーが「晩鐘」を描いた麦畑<br /> 旅行記はここ→ 

    26.バルビゾン

     写真:ミレーが「晩鐘」を描いた麦畑
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    バルビゾン 文化・芸術・歴史

  • 27.モレ・シュル・ロワン<br /><br /> 写真:シスレーが愛したロワン川の風景<br /> 旅行記はここ→ 

    27.モレ・シュル・ロワン

     写真:シスレーが愛したロワン川の風景
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    大麦糖博物館 博物館・美術館・ギャラリー

  • 28.フォンテーヌブロー宮殿を見て、空路ベトナムへ<br /><br /> 写真:フォンテーヌブロー宮殿<br /> 旅行記はここ→ 

    28.フォンテーヌブロー宮殿を見て、空路ベトナムへ

     写真:フォンテーヌブロー宮殿
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    フォンテーヌブローの宮殿と庭園 城・宮殿

  • 29.ハノイ発ツアー ハロン湾1日クルーズ<br /><br /> 写真:クルーズ船から見たハロン湾<br /> 旅行記はここ→ 

    29.ハノイ発ツアー ハロン湾1日クルーズ

     写真:クルーズ船から見たハロン湾
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この旅行記へのコメント (8)

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  • ひなこさん 2024/03/31 22:07:52
    壮大な旅ですね!
    万歩計さま、

    壮大な旅ですね。
    「ハイランドの大自然は単に荒涼だけでは表現できない荘厳さ、崇高さがある。」
    写真を拝見しているとおっしゃる通りの感じが迫ってきました。
    コロナ禍以降も日本をあちこち歩いて旅行記をUPされていたので、万歩計さんはお元気だなあと思っていました。でも色々、年齢的なことがおありなのですね。他人ごととは思えませんでした。この長旅を線で結んでいくこともエネルギーが必要だったことと思います。物価高の中のやりくり、スマホのWiFiの問題、頭脳の老化、自分のことを言われているようでした。二か月後にまたポーランドへ行こうとしているのですが、短い旅でも同じような課題に直面しています、さらに体力もなくなっていますし、、、。
    無事にお帰りになれて本当に良かったですね。

    ひなこ

    万歩計

    万歩計さん からの返信 2024/04/01 21:56:37
    Re: 壮大な旅ですね!
     ひなこさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

     旅への好奇心と情熱は健在ですが、この年になるとなかなか自分勝手も出来ません。大きな旅は出来なくても、テーマを決めるとそこここに旅のネタがあります。今後はそんな旅行記が中心になりそうです。

     またポーランドに行かれるのですね。確か4回目かな。今度はどの方面ですか。旅行記を楽しみにしています。

     それからお節介かもしれませんが、ひなこさんの旅行記のトップページが何時も同じになっています。旅行記の順番を「更新順の新しいもの」に設定し直されたら如何でしょうか。

      万歩計

    ひなこ

    ひなこさん からの返信 2024/04/02 09:15:39
    ありがとうございます
    万歩計さま、

    ありがとうございます!
    旅行時期の新しいもの順にしかできないのかと思いこんでいました。
    万歩計さんのおかげで、「更新順の新しいもの」に設定できました。


    オルシュティンとシフィエンタリプカに行くつもりです。何とか行けるといいなあと思っています。

    ひなこ

    万歩計

    万歩計さん からの返信 2024/04/02 11:59:04
    Re: 壮大な旅ですね!
     シフィエンタリプカは初めて聞いた地名です。早速Google mapで調べましたがヒットしません。ひなこさんのお好きなポドラシェ地方でしょうか?
     新緑のポーランド、羨ましいです。

     万歩計

    ひなこ

    ひなこさん からの返信 2024/04/02 12:49:07
    ごめんなさい、点が抜けていました
    すみません、点が抜けていました。
    Swieta Lipkaシフィエンタ・リプカです。
    万歩計さんの続編、楽しみです。

    ひなこ

    万歩計

    万歩計さん からの返信 2024/04/02 21:25:18
    Re: 壮大な旅ですね!
    ひなこさん

     Swieta Lipkaチェックしました。マズーリ県の湖水地方、ギジツコの手前ですね。オルシュチンからビヤウイストックまで列車に移動する時に見た風景が思い出されます。人家はなく平原と森と畑が延々と地平線まで続いていました。途中に停まったケントシンと言う駅で、何十輌も連結された貨車に木材が満載されていたのを思い出しました。

      万歩計
  • ma-yuさん 2024/03/31 10:16:53
    素敵ですね!!
    万歩計さん

    こんにちは!

    旅行記拝見してイギリス~フランス、それにベトナムまでスケジュールの
    大旅行に驚きです! 準備に時間がかかったでしょうね(^^♪
    航空券も上手にお安くできる方法で利用されましたね。
    そうそう円安に加え、イギリスは世界でも北欧やスイスに並ぶ物価が高く
    費用を抑えるのが大変だったのでは?

    それに表紙の画像でキルトロックとメオルト滝が素敵ですよ。
    それにブキャナン通りやSLジャコバイト号をみますとハリーポッターの
    世界で素敵ですよ

    他にもたくさんのスポットも楽しく拝見しました。

      ma-yu

    万歩計

    万歩計さん からの返信 2024/03/31 21:02:59
    Re: 素敵ですね!!
     ma-yuさん、こんにちわ。コメントありがとうございます。

     ハイランドを旅すると人口の希薄さを実感します。地図を見るとパラパラと町らしい名前がありますが、多くは戸数10軒足らずといった規模です。まさに秘境地帯ですね。こんな土地では力のあるリーダーを中心に一族同士が助けあわないと生きていけない。スコットランドの氏族社会こうして生まれました。旅の途中で人々のスコティッシュとしてのアイデンティティを感じる場面も幾つかありました。

     これから28回に分けて旅行記で紹介します。これからも見て頂けると嬉しいです。

      万歩計

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