2023/07/13 - 2023/07/13
1位(同エリア24件中)
万歩計さん
この旅行記のスケジュール
2023/07/13
-
バスでの移動
12:20 グレンコー東端 Chairlift Road End でバスを下車。
-
徒歩での移動
12:45 ウエストハイランドウェイを歩いてKingshouse Hotel に到着
-
明日のスカイ島行きのバスを予約するのに四苦八苦
-
15:05 グレンコーのハイキングに出発。
-
前半はKingshouse から Altnafeadhまでウェストハイランドウエイを歩く
-
前半の風景
-
16:27 Altnafeadh(「悪魔の階段」入口)
-
後半はA82の路肩を歩く
-
16:39 Glencoe Viewpoint
-
17:09 Parking place with waterfall
-
17:25 The Meeting of Three Waters
-
17:46 Three Sisters Viewpoint
-
Three Sisters
-
車での移動
18:30 親切な方の車でKingshouse Hotelに戻る
-
Kingshouse Hotel の Bunk house(山小屋) にチェックイン
-
ホテルのレストランで夕食
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
7月13日(水)曇り、時々雨
・フォートウィリアムからのバスを1本飛ばされグレンコーに着いたのは1時間半遅れ。しかも明日のスカイ島行きのバスを予約しなくてはいけない。ホテルのスタッフにサポートしてもらいながらスマホでオンライン予約をしたが、最終決済時にメールが必要。メールは初日以来使えない状態、さあ困った。最後の手段として日本にいる娘に事情を話して予約してもらい、予約確認書を写真に撮ってLINEで送って貰った。このドタバタで貴重な時間を更に2時間以上ロスした。
・そんなこんなでグレンコーハイキング開始は15:05。当初予定したThe Lochan Trailは中止し、KingsHouseからThe Three Sisters間のグレンコー核心部のみ歩くことにした。距離11kmで所要時間は2時間半。Three Sisters Viewpointに到着するのは18時近く。帰りのバスはないがヒッチハイクか、最悪歩いても日が暮れるまでには戻れる、と腹を括ってのスタート。
・このコースは本当に素晴らしかった。前半は広い谷の間のウエストハイランドウェイ、後半はコー川の渓谷に沿った国道A82。特に後半は両側に山からは多くの滝が流れ落ちる絶景の連続だったが、歩道のない国道A82の路肩を歩くのは正直危険だった。目的のThree Sisters Viewpointに到着したのは17:46。疲労困憊で歩いて帰る気になれず、駐車場に停まっている車に何台もお願いし、やっと一台がホテルまで送ってくれた。
*****************************************************************
【旅程】
7/08(土)関空→仁川経由→機中(泊)
7/09(日)→アムステルダム経由→グラスゴー(泊)
7/10(月)グラスゴー→西ハイランド線→オーバン(泊)
7/11(火)オーバン発3島巡りツアー(マル島、スタッファ島、アイオーナ島)→オーバン(泊)
7/12(水)オーバン→西ハイランド線→ラノック湿原→フォートウィリアム(泊)
★7/13(木)フォートウィリアム→グレンコー(泊)
7/14(金)グレンコー→スカイ島(ポートリー、フェアリープール)→スカイ島(泊)
7/15(土)スカイ島(オールドマン・オブ・ストー、キルトロック)→カイル・オブ・ロハルシュ→カイル・オブ・ロハルシュ線→インバネス(泊)
7/16(日)インバネス発ツアー①北西ハイランド地方→インバネス(泊)
7/17(月)インバネス発ツアー②西ハイランド地方→インバネス(泊)
7/18(火)インバネス→ハイランド線→ピトロッホリー(泊)
7/19(水)ブレア・アソール→ピトロッホリー(泊)
7/20(木)ピトロッホリー→エジンバラ旧市街→エジンバラ(泊)
7/21(金)エジンバラ発ツアー①ファイフ地方→エジンバラ(泊)
7/22(土)エジンバラ新市街→ホリルード公園→エジンバラ(泊)
7/23(日)エジンバラ発ツアー②ハイランド地方→エジンバラ(泊)
7/24(月)エジンバラ→アムステルダム経由→パリ(泊)
7/25(火)パリ→プロヴァン→フォンテーヌブロー(泊)
7/26(水)フォンテーヌブロー→バルビゾン→モレ・シュル・ロワン→フォンテーヌブロー(泊)
7/27(木)フォンテーヌブロー→パリ→機中(泊)
7/28(金)→ハノイ→ハノイ発ツアー①ハロン湾クルーズ→ハノイ→機中(泊)
7/29(土)→関空
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス ヒッチハイク 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
12:20 フォートウィリアムから50分余り、グレンコー東端 Chairlift Road End でバスを下車。結局予定していたコース1は断念しました。
-
小雨の中、ラノック湿原(右側の山)から下りてくるハイカー。ウェストハイランドウエイはここで国道A82と交差します。
-
冷たい小雨の中、ウェストハイランドウエイを20分程歩いて、
-
12:45 今日の宿Kingshouse Hotel に到着。ウェストハイランドウエイを歩く人にとって貴重な宿です。
-
キルト姿のグループ。
-
荷物を置いて直ぐにハイキングに出発したいのですが、明日スカイ島に行く長距離バスを予約しなければ。
-
ホテルのスタッフに手伝ってもらいながらスマホで予約しようとしましたが、最後の決済でメールが必要。しかしメールは初期化されたままで使用できない。復旧させたいが日本のプロバイダーは時間外。さぁ、困った。
-
最後の手段として日本にいる娘に事情を話して予約してもらい、予約確認書を写真に撮ってLINEで送ってもらいました。このドタバタで貴重な時間を2時間以上ロスし、夜中に面倒な作業をさせた娘に大きな借りが出来ました。
-
15:05 やっとハイキングへ。ここからAltnafeadhまではウェストハイランドウエイを、その後はA82を歩いてThree Sisters Viewpointまで行きます。片道距離11km、所要時間3時間の予定。
-
Three Sisters Viewpointに到着するのは18時頃。帰りのバスはありません。ヒッチハイクか、最悪歩いても日が暮れるまでには戻れる、と腹を括ってのスタート。
-
振り返るとKingshouse Hotel。大自然の中の一軒屋です。
-
イチオシ
白い橋はA82に架かるRiver Etive Bridge。大自然の中に溶け込んでいます。
-
ウェストハイランドウエイのKingshouse から Kinlochlevenまでは山越えの14.5 km。途中に宿泊施設はありません。
-
この時刻に歩いているのは南に向かうハイカー。
-
山から流れ出す滝が小さな川やあちこちに湿地を作っています。
-
所々にゲート。
-
細かなアップダウンはありますが、大した負担じゃない。
-
ラノック湿原からグレンコーはスコットランドで最も自然豊かな景勝地。
-
A82とEtive川の谷間に延びるフットパスが見えます。StreetViewを見ると、このフットパスもなかなかの景勝ルート。
-
斜面に咲き始めた赤紫のヒース
-
ズームアップ
-
Kingshouse ~Altnafeadh間
動画でもご覧ください。
https://youtu.be/W_2fvLL1Yzc -
Kingshouse ~Altnafeadh間
-
Kingshouse ~Altnafeadh間
-
Kingshouse ~Altnafeadh間
-
Kingshouse ~Altnafeadh間
-
イチオシ
Kingshouse ~Altnafeadh間
-
ウェストハイランドウエイはA82に出会うとAltnafeadhは直ぐ。
-
16:27 Altnafeadhに到着。
-
ウェストハイランドウエイを歩くハイカーは、ここから「悪魔の階段」を登って山を越え、Kinlochlevenへ向かいます。
-
万歩計はここからA82の端を歩きます。
-
車が高速で通るので細心の注意。歩いている人はいません。
-
A82に沿って流れるコー川。グレンコーとはコー川の谷(グレン)という意味。
-
16:39 Glencoe Viewpointに到着。
-
イチオシ
広いU字谷とその奥へ伸びるフットパス
動画でもご覧ください。
https://youtu.be/tD_NnyTFIa8 -
ここからThree Sisters Viewpointまでに、グレンコーの絶景ポイントが次々現れます。しかしこの区間を含め前後18kmにバス停はありません。
-
イチオシ
ここからいよいよグレンコーの核心部へ。
-
Glencoe Viewpoint から Parking place with waterfall へ
-
Glencoe Viewpoint から Parking place with waterfall へ
-
Glencoe Viewpoint から Parking place with waterfall へ
-
Glencoe Viewpoint から Parking place with waterfall へ
-
イチオシ
17:09 Parking place with waterfallを通過
-
Parking place with waterfall から The Meeting of Three Waters へ
-
前方にThree Sisters の山々が見えてきました。
-
Parking place with waterfall から The Meeting of Three Waters へ
-
Parking place with waterfall から The Meeting of Three Waters へ
-
コー川の南に目が行きがちですが、北側の山も間近にあり迫力があります。
-
17:25 The Meeting of Three Watersに到着
-
ここには国道脇に展望スペースがありました。
-
名前の通り3本の滝がコー川に流れ落ちています。
動画でもご覧ください。
https://youtu.be/PVfeVhChMEM -
イチオシ
The Meeting of Three Waters
-
The Meeting of Three Waters
-
ここは Three Sisters の東端。
-
ここからしばらくの道は厳しかった。右側は山が迫り歩くスペースは僅か。
-
左側はガードレールで直ぐに谷。
-
風景を楽しむ余裕もなく、
-
こんな感じで歩きました。
-
グレンコーといえば思い浮かぶのが歴史で習った「グレンコーの虐殺事件」
-
イチオシ
名誉革命でカトリック王のジェームズ2世が退位し、プロテスタントのウィリアム3世とメアリー2世がイングランドとスコットランドの王位に就いた。これに対しハイランドの多くの氏族は前王ジェームズを支持し、ジャコバイトとして彼を王位に戻すために戦った。しかし1690年半ばにジャコバイトは政府軍に敗北し、ジェームズはフランスに亡命した。
-
ウィリアムはジャコバイト氏族達に、1692年12月31日までに首長が彼への忠誠を誓った宣誓書の提出することで恩赦することを申し渡した。
グレンコーのマクドナルドの首長アラステア・マキアンは宣誓を行うつもりだったが、イングランド寄りのキャンベル氏族の陰謀に遭い期限に6日遅れた。 -
イチオシ
キャンベル氏族は期限に遅れたことを許すような素振りをしてマクドナルド氏族を油断させ、1693年2月13日の早朝に突如マクドナルド氏族の村を襲撃した。一族の38人が殺され、生き残った人々も逃げる途中で凍死や餓死で更に40人が亡くなった。
-
この事件でハイランド氏族たちはウィリアムとイングランドへの反感を強め、この後もスコットランドではジャコバイトの蜂起が度々起こった。そして1746年のチャールズ・エドワードを旗印に戦った最後の反乱が鎮圧さると、スコットランドの氏族制度は解体されジャコバイトは完全に消滅した。
-
グレンコーの虐殺の行われた場所はここから西に8km。
-
17:46 目的のThree Sisters Viewpointに到着。Kingshouseから2時間40分で、この間に2度雨具を着ました。
スリー シスターズ ビューポイン 自然・景勝地
-
グレンコーの中で最も雄大な光景が広がる場所で、多くの観光客がいます。
動画でもご覧ください。
https://youtu.be/nqkmPH2leWQ -
現在の場所はここ。
-
来た道を少し戻って3山を同時に撮影。Three Sisters は3つの連なる山で標高は何れも1000m前後。
スリー シスターズ ビューポイン 自然・景勝地
-
決して高い山ではないが、岩が露出している山頂部から緑草がベールのように包む中腹から谷、その間を流れ落ちる滝の雄大さは感動もの。
-
イチオシ
氷河が造ったダイナミックな造形です。
スリー シスターズ ビューポイン 自然・景勝地
-
谷底は緩やかな起伏で散策にもってこいですが、
-
本格的に山を目指すのはとても大変。谷の奥にあるマクドナルド氏族が牛を隠したという「Hidden Valley」までは、急峻で岩だらけ山道を3時間歩くそうです。
-
スリーシスターズの登山は標高こそ低いが熟達者のルート。
グレンコーのトレッキングに関する詳細情報は以下を参照して下さい。
https://www.walkhighlands.co.uk/fortwilliam/glencoe.shtml -
現在は曇りで一部には青空も見えて穏やかですが、
-
昨日バスで通過した時は雨の中でした(昨日の写真)。
-
こうなると気温はぐんぐん下がり、夏でも谷全体が天然の冷蔵庫になるそうです(昨日の写真)。
-
そろそろ帰りの足が気になります。ここから又3時間歩いて戻る気力は残ってません。
スリー シスターズ ビューポイン 自然・景勝地
-
幸いこのカップルが、ホテルまで車に乗せてくれることになりました。感謝感激、旅先の親切は身に沁みます。
-
18:30 無事にKingshouse Hotelに戻ってきました。送ってくれたカップルにお礼を言って、日本茶2袋とKitKatを渡しました。
-
今日の泊りはBunkhouse。ウエストハイランドウェイを歩くハイカー用の山小屋で、素泊り£49。
-
男女別に区画が分かれ、
-
1部屋に2段ベッドが2組。
-
与えられたのは上のベッド。下のベッドは香港から来た若者でした。
-
洗面、トイレ、シャワーは共用。スペイン巡礼の道で何度もこんな宿に泊まってるので気になりません。
-
別棟には、
-
自炊施設や洗濯機も備えてありました。
-
まだ早いのでホテルの周囲を歩いてみます。
-
ウェストハイランドウエイ
-
Kingshouseは1750年代からこの場所で宿屋をしており、所有者はマクドナルド氏族を虐殺したキャンベル氏族でした。隣接した場所に住み利害が対立していたことが窺えます。
-
ホテルの敷地内でテントを張るトレッカー。ウエストハイランドウェイではテントを担いだハイカーも多い。
-
イチオシ
陽が傾き落ち着いた風景に。
-
山から流れた滝があちこちに湿地を作っています。
-
湿地に咲くアザミの花。アザミはスコットランドの国花。
-
そろそろ夕食の時間。
-
現在20:45。緯度の高いハイランドの日没はこの時期22時過ぎ。
-
今日の夕食はTボーンステーキ
-
食事が終わればやることなし。シャワーを浴びて早々にベッドに潜り込みました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
-
前の旅行記
スコットランド一周、ついでにフランス、ベトナムに寄り道 8.フォートウィリアム
2023/07/12~
フォート・ウィリアム
-
次の旅行記
スコットランド一周、ついでにフランス、ベトナムに寄り道 10.スカイ島①ポートリーとフェアリープール
2023/07/14~
スカイ島
-
スコットランド一周、ついでにフランス、ベトナムに寄り道 1.まとめ
2023/07/07~
スコットランド
-
スコットランド一周、ついでにフランス、ベトナムに寄り道 2.グラスゴー① シティセンター 最初からスマホトラ...
2023/07/08~
グラスゴー
-
スコットランド一周、ついでにフランス、ベトナムに寄り道 3.グラスゴー② ウェストエンドとイーストエンド
2023/07/09~
グラスゴー
-
スコットランド一周、ついでにフランス、ベトナムに寄り道 4.西ハイランド線でオーバンへ
2023/07/10~
スコットランド
-
スコットランド一周、ついでにフランス、ベトナムに寄り道 5.オーバン発3島巡りツアー① オーバンからマル島へ...
2023/07/11~
スコットランド
-
スコットランド一周、ついでにフランス、ベトナムに寄り道 6.オーバン発3島巡りツアー② スタッファ島、アイオ...
2023/07/11~
スコットランド
-
スコットランド一周、ついでにフランス、ベトナムに寄り道 7.西ハイランド線でラノック湿原へ
2023/07/12~
スコットランド
-
スコットランド一周、ついでにフランス、ベトナムに寄り道 8.フォートウィリアム
2023/07/12~
フォート・ウィリアム
-
スコットランド一周、ついでにフランス、ベトナムに寄り道 9.グレンコー
2023/07/13~
フォート・ウィリアム
-
スコットランド一周、ついでにフランス、ベトナムに寄り道 10.スカイ島①ポートリーとフェアリープール
2023/07/14~
スカイ島
-
スコットランド一周、ついでにフランス、ベトナムに寄り道 11.スカイ島②オールドマン・オブ・ストーとキルトロ...
2023/07/15~
スカイ島
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ スコットランド一周、ついでにフランス、ベトナムに寄り道(2023.7)
0
96