ブレア城 Blair Castle
城・宮殿
3.25
施設情報
クチコミ(4件)
1~4件(全4件中)
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白亜の城
- 3.5
- 旅行時期:2023/07(約3年前)
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真っ白いお城
- 4.0
- 旅行時期:2015/08(約10年前)
- 1
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美しい白亜のお城
- 3.5
- 旅行時期:2014/08(約11年前)
- 0
パースから車で1H程の距離のところにあります。門からお城までの距離もけっこうありますので、歩いてだと厳しいと思います。お城... 続きを読むが見えそうな所まで来たら、料金所があるので、入場せずに外観だけ写真撮影するのは難しいと思います。
中は写真撮影禁止です。最初は外観の写真だけと思ったのですが、入場して良かったです。日本語のオーディオガイドはありませんが、部屋毎に日本語で記した説明シートが置いてあります。天皇が皇太子の頃に美智子様といらしたことがあり、宿泊された部屋の出入り口のドアノブは菊の模様になっています。部屋や家具、食器など、全体として日本人好みの印象で、結構楽しめました。
<ブレア城(Blair Atholl Castle)の情報>
Blair Atholl PH18 5TL
http://www.blair-castle.co.uk/
House and Gardens £9.90
1 April to 31 October
Open daily 9.30am- 5.30pm (last admission 4.30pm) 閉じる投稿日:2015/04/22
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セピア色の思い出:イギリスで唯一私設軍隊を持つアソル公爵の居城・ブレア城を見物
- 4.0
- 旅行時期:1978/08(約47年前)
- 11
≪イギリスで唯一私設軍隊を持つアソル公爵の居城・ブレア城を見物≫
<1978年夏の休暇・イギリス旅行>
1978年... 続きを読む8月5日(土)~19日(土)の15日間
10日目の8月14日(月)晴、ブレア城、ブレーマー城、バルモラル城を巡る。
スコットランド(人口約500万人)の名称は、かつてこの地を統一したスコット人に由来する。スコットランドのイメージは私共には、スコッチウイスキー、バグパイプとキルトという伝統衣装であり、付け加えれば神秘的なネス湖とそこに出没すると噂される怪物しょうか。
スコットランド人は侵略者サクソン人との抗争でつちかった負けじ魂はいまだに存在して、彼らを評して曰く「頑固者、独立主義者」という声が高い。
今日一日はスコットランドの古城群を訪ねる。そこではやはり、バグパイプを奏で、キルトという伝統衣装をまとった人々を見た。
ホテル インヴァーガリーを出発し、フォート・ウィリアム経由しA8、A86号線を行く。いくつかの湖を左右に見ながら、A9に入り、少し北上すると、ブレア城の独特な、真っ白な城館が見えてきた。
①<アソル公爵の居城Blair Castleブレア城>
Blair Atholl, Pitlochry, Perthshire PH18 5TL
入場料£3.
英国Scotlandスコットランド中部、Perthshireパースシャー地域のGlenグレン峡谷、Highlandハイランドを貫く主街道沿いの荘園の中にブレア城がある。
スコットランド貴族Duke Athollアソル公爵の居城で、13世紀に建てられた*Tower-houseタワーハウスを起源とする。
(*タワーハウスはスコットランド地方に多くある屋敷の形態で、城と同じ意味で使われるそうだ。それはZ字型の建設方式と称し、スコットランド人は屋敷を横に展開する形より、上に積み上げる方を好んだ。つまり建設費が安い、そこからの眺望もさることながら、遠方から見えるので威厳を示せるという理由だと云う。スコットランド人らしいが、Z字型の建設方式は中央に頑丈な四角い塔の母屋を作り、その両脇に左右対称となる別棟を建てて接続させ、お互いの建屋の強度を補完し合う。別棟の一方を居住棟として使用し、他方は倉庫や馬屋などに使用した)
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城館で最初に見るのは「玄関ホール」で、見事な剣の宝庫といってもよい様子に驚く。様々な武器が樫の木で作られたホールの壁を飾っていた。
城館は30の部屋が公開され、地上階、2階、3階と順次見ていく。中でも出色だったのはマホガニーの素晴らしい食卓、椅子、食器類のある「応接間」である。暖炉や銀の鹿像、侯爵家の人物画など、贅をつくした部屋であった。
贅沢と言えば、たくさんのマイセンなどの磁器を飾った部屋。それに、2階の隣り合った部屋、一つは食器棚にフランスのセーブル磁器、公爵家の人物画・・・特に美しいBohemiaボヘミアのPrincess Henriettaヘンリエッタ王女の人物画が見られる「お茶の間」と、もう一つは見事な大理石の暖炉、スタッコで天井や壁が装飾された「食事の間」も素晴らしい。
また、ドイツ的には祝典の間(舞踏の広間)と称するのだろう大きな広間は少し無粋なほど武器類や狩猟の獲物である鹿の角をびっしりと飾り、公爵家の歴史を感じさせた。
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大変珍しいことにアソル公爵は「現代のイギリスで唯一私設軍隊を持つこと」が認められており、城は現在でもその*私設軍隊であるAtholl Highlandersアソル・ハイランダーズによって警備されている。
*1839年、第6代アソル公爵はエグリントン伯爵主催で行われた「中世の勝ち抜き試合の再現トーナメント」に招待され、自らの領地から選りすぐりの60人の男と4人のPiperパイパーで公爵の護衛隊を編成し、出場したと云う。
1844年、ヴィクトリア女王陛下夫妻がブレア城を訪れ、3週間ほど滞在されたが、その警護を担ったのが、前述の護衛隊でした。その護衛に感謝し、女王はアソル・ハイランダーズを正式の軍隊として認めたそうだ。
但し、ハイランダーズは軍事的な訓練をせず、専ら儀式やイベントの訓練だけをする、いわば名誉職という存在(隊員は通常自分の仕事をもつ)なのだ。
尚、年に一度の「Atholl Highlanders Parade and Gatheringアソル・ハイランダーズ・パレード&ギャザリング」という大きな行事が開催される。
(2020年5月23日(土)~24日(日)に予定されていたが、武漢ウイルス禍にて中止された)
700年の歴史を誇る名門アソル公爵家の居城は、褐色の多いスコットランドの城にしては珍しい、白亜の名城の佇まいからスコットランドで最も人気のある古城である。中世から現代まで時代に合わせて変化を遂げてきた城は、今も公爵家により私的に使用されているが、毎年春から秋にかけて城内の30室が一般に公開されて、人気の観光スポットとなっている。
尚、アソル公爵家は日本の皇室ともゆかりが深い城で、昭和と今上二代の天皇が皇太子時代に欧州歴訪した際、ブレア城に迎えられて歓待・滞在されている。
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閉じる投稿日:2020/12/19
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