2024/01/02 - 2024/01/02
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コマいぢりさん
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北海道・東北鉄道巡り
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル
-
何度か通り大掛かりな室蘭本線と千歳線の合流の様子がわかるようになると、再び沼ノ端を経て、さらに合流する日高本線と長々と並走してから苫小牧へ
この日高本線も「本線とは・・・?」と思わざるを得ない路線長になってしまった
まだ室蘭行き発車までには時間があるので、目に入った駅前の某量販店へ
この後の乗りかえの計画だとこの旅最後の(安い)買い物可能時間と思われ、日持ちするパンなどを見繕う。北海道独自のメーカーは多いようだ
久方ぶりに店内に足を踏み入れたが、量販店化が進んでいるとの流通経済誌の内容を実感する
室蘭行きは最近導入された新車らしいが、旅行者にとってはオールロングシートでろくなものではない -
いつの間にか雪の量が少なくなってきていて、道内も各地いろいろなのだなと思う
この辺りが雪で鉄道が止まるようだとこの世の終わりのようなネット記事が上がるわけだが
この旅の間、牛の姿はほとんど見かけなかった
畜産農家が減少しているのか、季節要因なのか
ただ、数少ない中でも見た牛の重量感はさすがで、生き物という感じを強く受けた
社台ファームで有名なこの付近では、何頭かの馬の姿を見かける -
ここから線路は函館まで延々と海沿いを走る
まだ内浦湾ではなく、見えているのは津軽海峡と言うべきか、太平洋と言うべきか、昨日は津波警戒でこの区間も運転を一時見合わせたのだろうか -
東室蘭で長万部行きに乗りかえ
ここではすぐの発車で接続がよいのは好ましいが、地元客、乗り鉄族、鉄道ファン、外国人客入り乱れて大変な混雑だ
というのも、一両のみであるからで、元々乗っていた人に、二両分の乗りかえ客が加わるのだから当然である
ぼっち旅人はこういう時一座席あれば入り込めるので、クロスシートの通路側の隙間に突入する
1両編成の列車は立ち客も大勢出て出発した
電化複線の室蘭方面への路線を分けると非電化区間へ -
途中には断崖絶壁の下の海沿いに設置されているような駅もあり、車が止まっていて、地元民の下車客を迎えて姿を消す
台地の上には街並みが広がっているのだろう -
皆、海の方ばかり見ているが、内陸側も見落とさないように視線を向けるようにしていると、頭が小さく飛び出てのぞいている山がある。昭和新山の頂点部だろうか
洞爺だったか、途中退避した特急からは海外の観光客が降りてくるのが見受けられる
二日目に運転士氏から聞いたことに偽りなしだ
普通列車の外国人客は降りず、乗ったままが多い -
ひたすら眺めはよいのだが、線形に標高差はなくてもそれだけ敷設された地形は厳しく、函館から札幌への最初の路線は今の函館本線山線ルートが選ばれたのがわかる
海沿いの崖を通すよりいくつもの山々を切り開く方がましだったのだろう
というより、当時の建設技術では限界があったと言うべきか
海沿いの難工事の末、のちの室蘭本線が全通したのは昭和3年のことであった
今の路線は新線区間もあり、ここ小幌を挟む区間もそうである
小幌駅も移転しそのまま仮乗降場として残されたのだが、国鉄本社と運輸省の役人が実際を見ず鉛筆舐め舐め移転存続を決めたのではないかと
そう思わせるくらい早くから無人地帯だったらしい
趣味人がけっこう降りるかと思っていたら、降りたのは数人で、この列車で降り東室蘭へ行く列車に乗るのが滞在時間が短く済む部類と思われるが、方向的に使い勝手が悪いということか
静狩で断崖区間を抜け、長万部の穏やかな平野に入ると長万部到着 -
長万部にも行きと同じ時間帯に戻ってきて、混み合う様子はわかっているのでもうわざわざ駅舎まで行く気にもならず、入換作業など見てぼんやり過ごす
待合室もないホーム上だが普段から暖房なしで暮らしているため、防寒をしっかりしていればこの程度で寒さを感じることもない
乗ってきた車両は函館本線下り方面へ大きく引き上げた後、車庫線へ -
これから乗る車両は、やや間を開けてから同じように入線してくる
その間に特急が通りかかる
「やや」特急街道の函館-札幌間はすべからく特急が優先され、その間の隙間に数本の普通列車が運転されている -
通るのは人生最後かもしれない長万部からの函館本線上り区間と、おそらく道内では乗るのも最後になるであろうJR北海道のキハ40に揺られ、一路新函館北斗へ
外国人カップルが「SPY×FAMILY」を視聴しているのを横目に眺め、楽しそうな話をしている初老男性二人組と意気投合して話に盛り上がり、危うく降り損ないそうになった新函館北斗から新青森、青森と乗り継ぎながら八戸へ
さすがに疲れがきているのか、青森では発車前に気を失い、目を醒ますと終点八戸で他の乗客が降りていくところだった
当然、八戸駅周辺の宿も調べたが、誰が相場をつり上げているのか、とても払う気になれない価格層のばかりだったので、安く泊まれる設備のある中心部に向かうことにしていた
あわよくばのタクシーをシェアできるほどの下車客がおらず、深夜に4キロほど歩いて投宿した
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