２０２３－２０２４年末年始旅 １８

2024/01/02 - 2024/01/02

北海道・東北鉄道巡り

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

乗り継ぎまで一時間超で室蘭本線の苫小牧行きへ
次の滝川発の上り普通列車でも間に合うため、寄り道したり、有名なキハ４０による札幌発旭川行きにひと区間だけでも乗ってみようかなとも思ったが、今は下手に遅らせると何で止まってしまうかわかったもんじゃない
一直線にとりあえずの目的地まで到達しておくことにする
何事もなければ、代わりに無為の時間が発生するのだが

ここでも待合スペースで時間が過ぎるのをただただ待つ
今日はこうした待機時間があと二回もある

旧岩見沢駅が全焼する前、十代の頃、事務室のホーム側出入り口からカップラーメンのお湯を貰ったことを追憶した
今の雰囲気では望むべくもないし、時代的に望んでもいけないだろう

室蘭本線に入っても車窓は基本的に同じ。言い方はよくないが代わり映えはしない
人家が途切れることもないが、室蘭本線の敷かれている方向は人の流動と異なっているので、乗客は微々たるもの。完全にローカル線と化している
滝川方面から苫小牧方面へ短絡する、石炭列車の走っていた当時の本来の役割を果たしているのは夜中に通る貨物列車二本だけらしい

数少ない下り列車とすれ違い
元々全線複線だったのが、片側のトンネル崩落放置などで部分的に単線となっている
むしろ、それでも複線部分は過剰設備だろう
懐に余裕がない(自分事として考える)しなの鉄道は複線の単線化を志向していると報道されている

追分で、先日千歳から乗った列車が止まっているホームへ停車する

今日の車両は壁面に傷みが目立つ

北海道の追分駅にももう来ることは無いだろう

沼ノ端で千歳方面へ乗りかえ
また1時間待ちなので、案外発展してるという町中へ買い出しに行こうかと思っていたが、乗換駅なのにいつの間にか無人化されていた駅の素寒貧さを見たら身動きする気がなくなった
駅清掃の手が入っているのがまだ救いか

苫小牧まで行っても、室蘭行きははるか後の時間なので、その間に千歳を往復できる
これで千歳からの三方向の路線を今回乗れたことになる
新千歳空港方面はすぐ地下に潜るだけだし、間違いなくすでに乗っているのであえて乗ることもない

沼ノ端－千歳間唯一の途中駅になった植苗を過ぎ千歳へ

千歳駅で隣のホームに下り列車が見えたので、定時ではすでに発車済みの新千歳空港行きでも遅れているのかと思ったら、乗る予定の列車が到着しようとしていた
取って返すまで五分ほど猶予があるはずなのに、乗ってきた列車が遅れていたようだ
マナー的には申し訳ないが駆け上がり走り駆け下り苫小牧行きに飛び込む
腕時計を忘れたことが旅程五日目になっても響く
スマホがボロすぎて時間見るためだけに電源を入れていると半日もたずなので、節バッテリーのために仕方ないのだ
駅からの時計撤去は、私のような利用者には本当に困る