２０２３－２０２４年末年始旅 １２

2024/01/01 - 2024/01/01

北海道・東北鉄道巡り

エリア 北海道

• 交通手段: JRローカル

解結は専門の作業員が行い、多数いる乗務員はホームで見ているだけで、ややモヤッとする光景である(もちろん理屈はわかっている)

切り離し作業に手間取り少し発車が遅れるが、さらに北を目指す
この先の列車本数の少なさを考えるともはや大した問題ではなく、石勝線や函館本線のような対向列車に影響を及ぼすこともない
名寄駅に戻ってくるのは１５時間ほど後で、これが特急を使わない場合の同日での最短のインターバルでもある

出発信号機が青に変わり最北の鉄路にいよいよ踏み出す
稚内まで四時間立ち続けるつもりだ
キハ54は展望が利くのでデッキに陣取るにはより好ましい

廃止が決まっている初野駅で客の乗り降りがある
というか、美深駅でお一人地元のおばちゃんが降りた以外は、そこでしか人の動きがない

音威子府は１番線到着

道内に入ってからついに初めて凍えを感じた
寒さの質が違う
私の生まれた土地山形市にも通じる盆地の本領を発揮していた
車両の床下からは湯気が立ち上る

途中の小駅ではホームも除雪されず、今日は朝から誰も利用していないのが見て取れる
前日の足跡を雪が埋めたようなうっすらとした痕跡は見えた

佐久駅
かつては急行が停車した駅も今は静まり返っている