２０２３－２０２４年末年始旅 ２９(完)

2024/01/04 - 2024/01/04

北海道・東北鉄道巡り

エリア 宮古(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

区界は文字通り路線の最高地点分水嶺なので、列車は太平洋側へ向けて下り始める

かつては早池峰山の登山口だった平津戸までが廃止されたため区界－川内間唯一の中間駅となった松草駅
除雪の機械のクセか担当者の腕か、ホームは綺麗な模様を描いている

桜のように雪が枝に咲いている

夏休み中なのに、部活か補講か朝６時台の上り始発列車に車で送られた高校生が乗ってきたのを見た川内駅
ここも無人化後、質実剛健な姿の開業時からの駅舎は取り壊され、小屋のような待合室のみになっている

閉伊川に沿ってひたすら谷間を下り続ける

岩泉線分岐駅だった茂市
岩泉線もスタフ閉塞と両線とも運転扱いが必要なため、ここも駅員が常駐していた
駅舎取り壊しだけでなく、跨線橋を撤去して構内通路に戻したという珍しい駅だが、最近ではバリアフリーの観点から散見される
施設維持の観点からも間違いない
危険性とか言われるが、構内通路がダメなら道路の横断歩道など危なくてとても渡れたものではない

岩泉線の発着線だった１番線は線路もなくなっていた

平地に降りてきて雪の量もはっきりと少なくなる

閉伊川も川幅広く穏やかに流れる

現在の山田線終点、宮古駅
乗ってきた車両はそのまま盛岡行き快速「リアス」となる
昨日三陸鉄道南下してきた時思ったが、三陸鉄道の所有となっていると思われる車庫に１編成だけＪＲ車両が留置されていて、これは何かあった時の保険で、盛岡早朝発の列車が復活したのは、実質、釜石との間が分断された宮古に車両を運ぶための運用かと思う

再び三陸鉄道に乗り換え
昨日乗ったのと同じ列車である
昨日とは逆側に山側を見てやろうと右に座るが、さすがに長旅で疲れていたのか、いつの間にか意識を失い釜石に到着

釜石線に乗り換え
いよいよ旅も終わりに近付く

陸中大橋のΩループを昔と同じように眺め、

あとはひたすら東北線、常磐線と鈍行を乗り換え続け、日付が変わって数時間経って帰宅した

(完)