孫たちの春休み社会見学１泊２日 Part Two （富士の国やまなし次世代エネルギーパーク）

2024/04/04 - 2024/04/05

１日目午後は、富士の国やまなし次世代エネルギーパークを訪れます。

当エネルギーパークには４つの施設がありますが、このうち
山梨県企業局発電総合制御所（クリーンエネルギーセンター）
米倉山次世代エネルギーPR施設「きらっと」
の２か所を見学しました。

後者は従来、米倉山太陽光発電所PR施設「ゆめソーラー館やまなし」として公開されていましたが、ラッキーなことにこの日からリニューアルオープン、次世代エネルギーPR施設「きらっと」となりました。

今回の社会見学の訪問先は次の３カ所です。
[Part 1] 4/4 午前　山梨市次世代エネルギーパーク
[Part 2] 4/4 午後　富士の国やまなし次世代エネルギーパーク
[Part 3] 4/5 午前　山梨県立リニア見学センター

エリア 甲府(山梨)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

昼食後、西関東連絡道路（国道140号）を通って次の目的地へ。

西関東連絡道路は、埼玉県深谷市から山梨県甲府市までを結ぶ延長約110kmの地域高規格道路として一部供用、その他区間も建設中ですが、全線が国道140号に指定されます。

大蔵経寺山トンネル

国道20号を経由して

13:15 山梨県発電総合制御所 クリーンエネルギーセンターに到着。

水力発電、太陽光発電、風力発電などクリーンエネルギー関連の参加・体験型装置が展示され、楽しみながらクリーンエネルギーについて学ぶことができます。

玄関前には水力発電の水車と発電機の実物が展示されています。

ミニチュアの風力発電機と

太陽光発電機も。

施設屋上に設置された太陽光発電システムの発電電力量の表示。

太陽光発電実験模型

風力発電実験模型

手回し発電サーキット

水力発電のしくみ

風力体験

リサイクルエネルギーの解説

従来型エネルギーの新利用形態

山梨県営電気事業施設図

地熱発電の解説

小水力発電モデル施設など。

施設はやや古く、格別アトラクティブな展示はありませんが、山梨県のクリーエネルギーに関する取り組みを総合的に紹介しています。

13:45 次の目的地に向けて出発。

荒川（笛吹川支流）沿いの桜は満開ですが、あいにくの曇り空。

国道358号を南下。見えているのは御坂山地でしょうか。

山道に分け入ります。

14:15 米倉山（こめくらやま）次世代エネルギーPR施設「きらっと」に到着。
フォートラ位置情報は旧名称のままですが、リニューアルオープンした今日からは上記が正式名称です。展示内容も一新しています。

周辺には米倉山太陽光発電所や電力貯蔵技術研究サイトなどさまざまな施設がありますが、とりあえず「きらっと」内部を見学します。

米倉山太陽光発電所PR施設 ゆめソーラー館やまなし 名所・史跡

まず目を引くのは大型LEDビジョン。
上映されるのは電力貯蔵技術研究サイトの実証内容、「やまなしモデルP2Gシステム」の見学体験など９本（？）の映像です。

「P2G」とは、"Power To Gas（パワーツーガス）"のことで、余剰電力を気体燃料に変換（気体変換）して貯蔵・利用する方法です。

パネル展示は「数字で見る！エネルギーの今と未来」

まず、お約束の地球温暖化と再生可能エネルギーの紹介。

そして本題の水素エネルギーの利用について。

再生可能エネルギーの弱点ともいえる不安定電力や余剰電力を活用したグリーン水素製造の取り組みへと繋げています。

蓄電システムの切り札となる次世代フライホイールと

水素電力貯蔵システム模型を展示。

「やまなしモデルP2Gシステム」とは、
太陽光発電で得た電力を使い水を電気分解して作った「グリーン水素」を水素吸蔵合金で貯蔵し、トレーラーで水素を運び、商業施設や工場で利用する仕組みです。

一連の研究を隣接する米倉山次世代エネルギーシステム研究開発ビレッジ「Nesrad」で行っており、世界中の研究機関と開発を競っています。

当施設を運用する山梨県企業局の紹介。

続いて米倉山太陽光発電所の見学。

この山全体がメガソーラーです。

山梨県が用地を提供し、東京電力（現在は東京電力リニューアブルパワー）が太陽光発電所を建設、運転・保守管理を行っています。

敷地面積：約12.5ha
出力：10,000kW
年間発電電力量：約1,200万kWh
二酸化炭素排出削減効果：約5,100トン（年間）

内陸部国内最大規模の太陽光発電所です。

見渡す限り太陽光パネルが設置されています。周辺の景色も美しい。

敷地内に芦川第三発電所のフランシス水車も展示されています。

さらに２頭のヤギが飼育され、広大な敷地の除草に活用しています。
孫たちはヤギにいちばん興味ありそう。

メガソーラーの発電電力をリアルタイムで表示しています。

こちらは電力貯蔵技術研究サイト。

中には入れなさそうなので山の上から観察します。

背後に見えるのは、HySUT（水素供給利用技術協会）の水素技術センターや

米倉山次世代エネルギーシステム研究開発ビレッジ（Nesrad）建物です。

15時、見学を終え今夜の宿に向けて出発。

シャトレーゼ豊富工場を過ぎると

笛吹川の桜堤

15:40 ホテルに到着。

シャトレーゼホテル石和 宿・ホテル

チェックインを済ませると

アイスが食べ放題。

ウェルカムスイーツも１人１個いただけます。

ラウンジで

ゆっくりいただきました。

ロビーにはバウムクーヘン工房が併設されていて、売店で購入することもできます。

子どもたちには中庭の池の鯉の餌やりが大人気。

子ども連れでもあり、部屋は和室10畳にしました。

部屋からの眺めが素晴らしい。甲府盆地の向こうに御坂山地の山々。

孫二人を連れてとりあえずひとっ風呂（写真はGoogleマップから拝借）。

食事は１階のレストラン「甲斐路」で時間予約制。17:30スタートを予約。

大人は、地場食材 基本会席コース。
孫たちは、お子様御膳（小学生向け）（写真はありません。男の子でも食べきれませんでした）。

先付け　四季の盛り
お造り　三点盛り
温物　桜海老の茶碗蒸し

小鍋　甲州クリスタルポークの白湯鍋

焼き物　富士の介　白酒焼き

揚げ物　山菜の天麩羅

私は生中に

七賢 絹の味 純米大吟醸

七賢 風凛美山 純米酒

南アルプス甲斐駒ヶ岳の伏流水を使用した日本酒。どちらも爽やか。美味しくいただきました。

お食事　炊き込みご飯 漬物 赤出汁
お食事はセルフサービスです。

とりたてて特別な料理はありませんが、素朴で普通に美味しい。

この他に水菓子 シャトレーゼデザートがついたようですが、満腹だったのと急いで席を立ったので食べ損いました。

というのも、孫たちがカラオケをせがんだからです。
どこで知ったのだろう？　たぶん学校の友達の影響でしょう。

まさか孫とカラオケをする日が来ようとは、夢にも想像していませんでした。

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2024/04/12 12:45:41

  カラオケ

  beanbagさん　ご投票ありがとうございます。
  お孫さんたちとカラオケまで！(笑)　さぞハッピーな旅路だったことと思います。
  コロナ禍も出歩いた私ですが、カラオケはしばらくご無沙汰。この間、４年ぶりくらいに歌いました(~▽~＠)♪♪♪

  beanbagさん からの返信 2024/04/13 13:23:27

  RE: カラオケ

  ねもさん
  
  いつもコメントをありがとうございます。
  
  まさか孫からカラオケをねだられるとは予想外でした。
  アニソンなどをよく知っているのですね。また、学校の音楽の時間にJPOPの米津玄師など習うようで時代が変わったことを実感します。
  
  私のほうはレパートリーが変わらないので、英語の歌などでごまかしておきました。
  
  台湾旅行でニアミスでしたね。大事に至らず何よりです。
  
  beanbag