古峯神社に参拝して、古峯園の紅葉を見ました（後編）

2023/11/03 - 2023/11/03

古峯神社と隣り合う古峰園（こほうえん）は、古峯神社の神苑として整備され、昭和52年（1977年）に竣工しました。
約30,000坪（東京ドームの2倍超）の日本庭園で、大芦川の清流を引き、広大な山々を借景としています。
昭和の作庭家・岩城亘太郎氏の代表作の一つです。
紅葉の名所として知られ、標高700mのこの辺りでは例年11月上旬が見頃となっていますが、今年は気温が高いため、1週間程度遅れていました。私の訪問は少し早過ぎました。

エリア 鹿沼(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩

古峯神社の参道に貼ってあった古峰園の案内図です。
峯の池を周回する遊歩道を歩きましょう。

参道にある四の鳥居の左手に古峯園の入り口があります。
古峯園は日本最大級の庭園です。

誰でしょうか。

江戸消防記念會による木遣顕彰碑。

江戸消防記念會による木遣顕彰碑建立十周年記念に建てられた碑です。
古峯神社は火防の御神徳があります。

古峯園の入り口です。

古峯園の入り口の門。

狛犬（阿形）。

狛犬（吽形）。

門の先には、大芦川に架かる橋があります。

大芦川の上流。

大芦川の下流。

入り口の先に入園券販売所があります。
入園料500円。
その先はしばらく石段が続きます。
バリアフリー対応はありません。

しばらく明るい山道を歩きます。

大芦川の流れを引き込んだ峯の池に出ました。

ところどころ紅葉していました。

今年は、夏の暑さで葉焼けしてしまい、鮮やかな紅葉は少ないです。

鳥獣魚供養塔。

峯の池。

池の鯉。

歌碑。

きれいに紅葉していました。

混雑する前に「峯の茶屋」でお昼にします。
お土産も売ってました。

茶屋定食をいただきました。
きのこご飯、山芋の千切り、鮭のマリネと焼き鱒、ゴボウの豚肉巻き、お新香、けんちん汁。1,500円。

亀石。

峯の茶屋から峯の池。

茶席 翠滴（すいてき）の入り口。
峯の茶屋の上部にあります。

茶席 翠滴。

茶席 翠滴は、茶道裏千家・十一代の精中宗室（玄々斎）の高弟で今日庵の名誉教授にもなった茶人・村瀬玄中好みの茶室です。

茶席 翠滴。

建物には上がれませんが、内部も見学できました。
京都 金閣寺の古材を床柱としていています。

金閣寺古材を床柱と落掛に用いて、未だに金箔が​残っているようです（近寄れないので良くわかりません）。

この辺りは色づきが悪いです。

翠滴の下には、茅葺き屋根の小屋があります。

茅葺方形造り。

こちらは茶席 翠滴の待合となっています。

土間に囲炉裏。

丸窓。

茶席から、峯の池へ降りていけるようです。

歩道を清流が横切っています。

色づきが良いところ。

色づきが良いところ。

色づきが良いところ。

峯の滝が見えました。

少し色合いが違うところ。

ここも綺麗。

色づきが良いところ。

少し色合いが違うところ。

峯の滝まで降りましょう。

峯の滝、紅葉。いい感じに真っ赤でした。

峯の滝、紅葉。

峯の滝、高さ16m。

峯の池を周回しましょう。

峯の池を周回しましょう。

池の鯉。

峯の池を周回しましょう。

庭園の周りは山。
そろそろ下りないとバスに遅れてしまいます。

速足で下りて来ました。

バス停の近くにトンネルがありました。
林道前日光線です。

古峰ヶ原射撃場を通り過ぎて、そのずーっと先に森林交流館と通順坊平巴の宿があるようです。

リーバスに乗って、東武鉄道の新鹿沼駅で降りました。
鹿沼駅前にあったシウマイ像の看板、いいえ顔ハメパネルです。

その陰には芭蕉像がありました。
こちらはチェーンソーアーティストの小林啓二氏の作品。

巨大な苺。
栃木県鹿沼市は「いちご市」を名乗っています。

岡本太郎氏の「峯の樹」。箱根彫刻の森美術館の「樹人」によく似ています。
よろしければ、箱根の旅行記もご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11771185

東武鉄道の新鹿沼駅。
JR鹿沼駅の開業から39年後の昭和4年（1929年）4月1日開業。

駅舎内の展示。

東武鉄道の路線図。

浅草と東武日光・鬼怒川温泉間を走る東武鉄道の新型特急「スペーシアX」が駐まっていました。
真っ白な車体がステキです。

かつては成田エクスプレスで使用されていたJR253系が東武日光線の特急「きぬがわ」となって走っています。カラーリングは、日光の2社1寺や神橋をイメージしているそうです。
私は後発の普通電車に乗り、のんびりと埼玉県の栗橋駅へ向かいました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。