2023/10/07 - 2023/10/07
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FUKUJIROさん
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群馬県伊勢崎市は、群馬県の南東部にあり、JR両毛線と東武伊勢崎線が通っています。
群馬県内の他の地域と同様にたくさんの古墳があり、円筒埴輪、人物埴輪、家形埴輪などが出土しており、古くから開けていたことがわかります。
江戸時代から織物産業が盛んになり、明治・大正・昭和の前期には「伊勢崎銘仙」で大きな富を得ていました。
大東亜戦争終戦当日の深夜に米国軍が行った「伊勢崎空襲」で市街地の大半が焼失、負傷者154名、死者29名の大惨事となりました。
秋田県秋田市の土崎空襲や埼玉県熊谷市の熊谷空襲と並んで大東亜戦争最後の本土空襲でした。
土崎空襲については、秋田県八郎潟の旅行記で書いていますので、よろしければご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11784673
平成17年1月1日には、伊勢崎市、赤堀町、東村、境町の4市町村が合併し、人口20万人の伊勢崎市が誕生しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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東武伊勢崎線の普通電車は、伊勢崎線と名乗りながら、すべて館林駅止まりです。
館林と伊勢崎の間は普通電車のみの運行です。早くも栄枯盛衰を感じます。
この電車で伊勢崎へ向かいます。 -
東武伊勢崎線は、伊勢崎駅が終点です。
伊勢崎を目的地として線路を引いたので、延伸する予定は初めからありませんでした。 -
出口アピールが強烈です。
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改札を出ると、駅の構内に居酒屋さんがありました。
何故かというと、駅の周辺には飲食店が少ないんです。 -
庄やさんの前から見ると、左手が東武伊勢崎線の改札、右手がJR両毛線の改札です。伊勢崎駅はJR両毛線との乗換駅でもあります。
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JR側の北口です。人がいません。
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車道との境界には、伊勢崎市のPRキャラクター「くわまる」が並んでいました。
体は繭と桑の葉、しっぽは桑の実です。 -
ズラーっと「くわまる」がいます。
人の少なさを補っているんですね。 -
北口です。
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南口は、幾何学的な印象です。でも人がいません。
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南口です。
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平成25年(2013年)10月19日に供用開始した東武鉄道の高架下駅舎。
なかなか格好いいですが、以前は昭和9年に竣工した木造駅舎が気品ある建物だったようです。 -
駅前の細い道を南進すると、すぐに同聚院の武家門が見えました。
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同聚院の武家門。
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正面から、右側が同聚院の武家門、左側は新設した仁王門です。そのため平成27年(2015年)12月に武家門を北に14m移設しました。
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同聚院の武家門。市指定重要文化財です。
この門は、16~17世紀初頭に伊勢崎藩主だった稲垣長茂公の屋敷門と伝わっています。
同聚院付近に館を構え、後に陣屋の完成後、館は同聚院に引き継がれたようです。
瓦葺きの切妻造りで本柱4本と控柱4本の4脚門ですが、本柱の位置が屋根の棟よりも前にずれる薬医門の形式で、当時の遺構とされています。 -
木札は文字が読めないまま放置されている感じです。
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武家門の内側。
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新造された山門(仁王門)。
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六地蔵尊。
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平成28年(2016年)末に建立された新しい山門です。
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扁額は白華山です。
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金剛力士像(阿形)。
平成29年(2017年)に安置された身丈7尺の木像です。 -
金剛力士像(吽形)。
東大寺の金剛力士像と同じポーズです。
伝統工芸士・澤 義博氏製作。 -
白華山 円満寺 同聚院の本堂です。昭和39年建立。御本尊は、釈迦牟尼佛像。
異国風なちょっと珍しい造りです。
記憶を辿ったら、新潟県南魚沼市にある龍谷寺を思い出しました。龍谷寺の慈雲閣観音堂も昭和40年建立の白亜の建物ですから、その当時に流行っていたのでしょうか。
よろしければ、こちらの旅行記もお読みください。
https://4travel.jp/travelogue/11779546 -
同聚院(どうじゅいん)は、平治元年(1159年)、領主の三浦之介義明が赤石左衛門尉の菩提を弔うために開基したと云わります。
この赤石左衛門尉は、太田を本拠とした那波氏の家臣で赤石城(前橋城)を建てたとも伝わるものの、その後伊勢崎に移り、同名の赤石城(伊勢崎城)を築いたとされています。
当初は臨済宗でしたが、鎌倉時代末期に領主だった新田義貞公が中興し、その際、曹洞宗に改宗しました。その関係から、寺紋は新田家の家紋である大中黒となっています。 -
文明12年(1480年)に造立の石幢(せきどう)。伊勢崎市指定重要文化財。
本堂に向かって右手にあり、高さ154cm、安山岩製の供養塔です。 -
大きな石灯籠。
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不動堂。
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水子地蔵堂。
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水子地蔵尊。
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本堂の裏手には樹齢約600年を誇る大カヤがありました。
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大カヤ(樹高37m、目通り周5m、根本周10m)、伊勢崎市指定天然記念物です。
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大カヤを見ていると、何やら水の音がするので見に行くと、奥には噴水がありました。
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同聚院から道路を挟んで、塀越しに宝塔が見えましたが、これは隣の寺院のようです。
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かつて、この辺りに伊勢崎城があったようですが、名前以外には何も残っていません。
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塀に沿って進んでいくと、伝教大師の言葉がありました。
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三方を高い塀で囲い、南側に住吉山 地蔵院 延命寺の入り口がありました。
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六地蔵尊。
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延命寺の本堂です。
新義真言宗の寺院、寺伝では文明元年(1469年)に法印道尊が開基しました。
御本尊は、地蔵菩薩尊です。
明治41年1月、馬見塚の大火により全焼。大正3年に本堂を再建しました。 -
扁額は、摩訶止観(まかしかん)。
延命寺は止観道場であり、禅の道場で「身、口、意」の三業一如を体得する場となっています。 -
荒神堂。昭和30年建立。
400年以上昔から伝わる木彫三宝大荒神を奉じています。 -
十一面観世音菩薩像。
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万霊供養塔 常寂光殿。
鉄筋モルタル仕上げ。 -
武家門通りを南へ歩きます。
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伊勢崎織物協同組合。
明治13年(1880年)に伊勢崎太織会社としてスタートしました。その後、組合法の整備に合わせて名称変更したものの、組合員や事業内容は継続されています。
組合員の構成は機屋を中心に、関連する業種(糸商、買継商、染色業、整理業等)が広く加入。
伊勢崎銘仙が盛況の頃には大きな収益があったらしいです。 -
いせさき明治館。伊勢崎市指定重要文化財。
いせさき明治館(正式名称は黒羽根内科医院旧館)は、伊勢崎藩の藩医などを務めていた今村家に婿入りした今村信四郎氏が明治45年に建造した、現存する県内最古の木造洋風医院建築物です。
外観は洋風ながら、内部は患者に馴染みのある和風の造りでした。
開館は、午前10時~午後5時。祝日を除く月曜日・火曜日が休館で、月曜日・火曜日が祝日の場合は水曜日が休館日。
入館無料です。 -
今村家は、江戸中期の尊皇論者・山形大貳に繋がる系譜で、伊勢崎藩の藩医を務めていました。
伊勢崎藩医を継いだ今村了庵は、後に幕府医学官講師となり、大正天皇の皇太子時代の侍医になった人でした。
そんな今村家に婿入りしたのが信四郎氏で、明治30年2月に伊勢崎で医者を開業し、明治45年にこの建物を竣工しました。かなり羽振りが良かったようで、贅を尽くした、遊び心に溢れた設計施工を認めたそうです。
しかし東京で息子と暮らすことにした今村信四郎氏は昭和12月に伊勢崎を転出しました。
その後、この建物は伊勢崎保健所などとして利用されていましたが、昭和22年頃に、内科医院を開業していた黒羽根氏が「黒羽根内科医院」としました。
平成14年に伊勢崎市へ寄贈され、現在地へと曳き家移転されました。 -
玄関の受付。
小窓の向こうは、当時は薬局でした。 -
企画展「秋色にあそぶ」が開催されていました。
今村医院当時の畳敷に戻された室内です。 -
伊勢崎銘仙の展示場としての役目もあります。
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アップにしました。
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1階床面積86.51m2(26.1坪)、
2階床面積68.14m2(20.6坪)、
木造2階建マンサード風寄棟造り。 -
1階の治療室。
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1階の治療室。
窓枠ごと輸入した特殊な窓です。 -
ワイヤーが見えますが、滑車の先にはガラス窓と同じ重さの重りがついていて、とても小さな力で開閉できるそうです。
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手吹きガラス。ガラスの歪みが見えますか。
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壁にある謎の凹み。扉を開けてもぶつからないように、ということでもなさそう。
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壁にある謎の凹み(下部)。
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天井には鏝絵みたいな装飾。
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この洋館を建てる前の今村医院の様子。
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この建物は、もともと建っていた所から100mほど曳き家されたのですが、その工事の際に棟札が発見されました。
棟札には「明治45年7月11日 今村信四郎 之を建つ、設計技師:阿部石松、棟梁:藤丸兼吉、副棟梁:相崎倉吉」と記されており、正確な日時が判明したそうです。
それまでは、もう少し古い建物と推測されていました。 -
設計技師 阿部石松
棟梁 藤丸兼吉
副棟梁 相崎倉吉
いずれも伊勢崎で生まれ育った人です。 -
設計技師 阿部石松氏のスナップ写真。
お孫さんがいせさき明治館に寄贈されたとのことで、ハイカラな人であったことがわかります。 -
1階の応接室。
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1階の応接室。
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1階の応接室には掛軸がありました。
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普通の掛軸みたいですが、これは伊勢崎銘仙、つまり絹織物です。
今年は卯年の掛軸ですが、干支の軸が揃っているそうです。 -
欄間の組子細工。
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欄間の組子細工。
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伊勢崎銘仙。
いせさき明治館は伊勢崎銘仙の展示場ともなっており、四季折々の展示を行っています。 -
伊勢崎銘仙。
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伊勢崎銘仙。
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伊勢崎銘仙は、テーマや織方によって分類されています。
これは菊を描いた「色紙文」。緯総絣。昭和初期~中期の作。伊勢崎市観光物産協会の所蔵。 -
1階の診察室。吊り階段。
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1階の薬局。
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1階の薬局。
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1階の薬局。
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階段。元からある階段は使用禁止でした。
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トイレ。男性の小用。
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トイレの天井。換気用の細工があります。
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1階の奥には、銘仙の生地を使用した手作りのアクセサリーやお土産を販売するコーナーもありました。
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階段の途中にも伊勢崎銘仙が展示してありました。
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階段を上りきったところに手織り機が展示されていました。
銘仙は先染めした糸を織り上げる絹織物です。一反の布は長さ12m、横幅36㎝です。 -
糸を紡ぐ糸車。
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型紙。
糸の段階で色染めするための型紙です。多色織の場合、色の数だけ型紙が必要です。 -
いせさき明治館と旧時報鐘楼の模型。
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2階の欄間の組子細工。
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2階の欄間の組子細工。
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間切りの組子細工。
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間切りの組子細工。
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吊り柱。床柱の途中を切り離し、空間を広く見せています。
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釣り柱。
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伊勢崎銘仙。
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2階の客間。
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伊勢崎銘仙。
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伊勢崎銘仙。
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伊勢崎銘仙。
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2階の寝室。
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2階の寝室。
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寝室脇の階段。
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2階の渡り廊下から見た東方向の景色です。
いせさき明治館(黒羽根内科医院旧館)は、伊勢崎市の本町通りの南側に建っていました。写真中央の三角屋根の辺りでした。
大東亜戦争終戦当日未明の米国軍による空襲でも本町周辺は焼失を免れ、黒羽根内科医院旧館も残りました。
平成14年(2002年)年11月に約100m曳き家し、現在地(曲輪町)へと移転しました。もしもこの場所に建っていたら、跡形もなく焼失していました。
伊勢崎さんぽは午後も続きます。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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