2022/08/06 - 2022/08/06
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FUKUJIROさん
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この旅行記スケジュールを元に
箱根彫刻の森美術館、名前は知っていましたが初訪問です。
70,000m2の敷地に様々な彫刻作品が展示され、それを歩いて観て回るという屋外展示中心の美術館です。ときおり小雨が降る天気でしたが、しっとりとした空気に包まれた彫刻の数々、ベビーカーを押しながらのんびりと回りました。
1日目
早朝自宅を出発し、沼津市の伊豆・三津シーパラダイスへ。
熱海城へ移動し熱海トリックアート迷宮館で遊ぶ。熱海に宿泊。
2日目
伊東の伊豆テディベアミュージアムと伊豆ぐらんぱる公園で遊び、熱海に宿泊。
3日目
熱海駅で長男をピックアップしてから箱根に向かう。
芦ノ湖の海賊船に乗り、星の王子さまミュージアムで遊ぶ。箱根に宿泊。
4日目
箱根彫刻の森美術館を楽しんでから帰宅。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
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ホテルから約20分で彫刻の森美術館に到着です。
駐車場入り口の噴水。 -
噴水に立つ「生命の響き」新宮 晋氏作。
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彫刻の森美術館の入り口、八角堂。
八角堂のレリーフは「働く人々」建畠大夢氏作。 -
箱根登山鉄道を潜る地下通路。
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通路を出て左側、「弓を引くヘラクレスー大」1909年、エミール=アントワーヌ・ブールデル作(フランス)。国立西洋美術館の庭にもありました。
ブールデルは、約15年間ロダンの助手を務め、その後作品の主題を神話に求めました。 -
その奥に、「樹人」1971年、岡本太郎氏作。
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通路の出口右側、「とらわれのアクション」アリスティヂ・マイヨール作。
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円形広場の「風韻」と眩驚ーV」いずれも土田隆生氏作。
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その奥には「人とペガサス」1949年、カール・ミレス作(スウェーデンーアメリカ)。19mの台座の上の作品、霧でかすんでいました。
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「横たわる像:アーチ状の足」1969-70年、ヘンリー・ムーア作。
約70,000m2の敷地に点在する彫刻、特に順序はないようですが、人の流れに合わせて歩いて行きます。 -
霧の中、フランス近代彫刻の巨匠、エミール=アントワーヌ・ブールデルの作品が立ち並んでいます。
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「力」。アルゼンチン共和国の首都ブエノスアイレスには建国の父・アルヴェアル将軍騎馬像と、それを囲む4つの像が建っています。
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「勝利」。
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「自由」。
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「雄弁」。福岡市博物館の入り口にも並んでいました。
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「極」多田美波氏作。ステンレスの面に映り込む景色。
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「日時計」小原輝子氏作。日本標準時ではなく、この日時計の設置位置の正時を表示するように設計されています。
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「海辺の人々」1984年、フランシスコ・ズニガ作(コスタリカ)。
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「住まい」オシップ・ザツキン作(ロシアーフランス)。
ウェーブした髪の女性とそれを支える男性の像。 -
「休息する女」1976年、アギュスタン・カルデナス作(キューバ)。
どう見たらよいのか? -
「海」高田博厚氏作。作者の故郷、能登七尾の海に足を浸す女性。
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「将軍の孫」1918年、北村西望氏作。
長崎平和公園に建つ巨大な「長崎平和祈念像」を代表作とする北村西望氏34歳の作品。 -
「断絶」井本 淳氏作。
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「エヴァ」1949年、フランチェスコ・メッシーナ作(イタリア)。
エヴァとは、ヘブライ語で「命」を由来とした言葉です。 -
「パヴィリオン彫刻」1969年、マックス・ビル作(スイス)。
12個の花崗岩が単純な立体の構造に沿って積まれている作品。 -
「若い女」1971年、佐藤忠良氏作。
それにしても裸婦像が多いこと。 -
「星の庭」。
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「ハイ!」1992年、山本信氏作。
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パビリオン 「ネットの森」。
589本320トンの集積材を金物を使わずに組み立てています。
日本の伝統工法により、数百年の時を越えることが期待されています。 -
「人物」1972年、ジョアン・ミロ作(カタルーニャの画家)。
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ネットの森、入り口。
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ネットの森、内部には幾つものネットが吊り下げられています。
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「山野を歩くヴァン・ゴッホ」1956年、オシップ・ザツキン作(ロシアーフランス)。
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「山野を歩くヴァン・ゴッホ」。
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「山野を歩くヴァン・ゴッホ」。
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「山野を歩くヴァン・ゴッホ」。
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ピカソ館へ向かう道。
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ピカソ館へ向かう橋。
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「預言者一大」1933年、パブロ・ガリガリョ作(スペイン)。
鉄を素材とする彫刻の先駆者、この作品は亡くなる前年に制作されました。 -
ピカソ館。昭和59年(1984年)の開館より、319点のピカソコレクションを順次公開していますが、展示作品の撮影はできません。
従って、すでに忘却の彼方に消え去りました。 -
「歩く花」フェルナン・レジェ作。
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「うずくまる女 No.4」エミリオ・グレコ作(イタリア)。
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「平和のためのパイプ」ピーター・ローガン作(イギリス)。
壊れた八木宇田アンテナではありませんでした。 -
「うつろひ Utsurohi」宮脇愛子氏作。
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入り口から一番離れた場所にある「カフェ&丸田広場キトキ」で休憩しました。
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やっぱり、箱根。無料の足湯がありました。
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「Hard Boiled Daydream」2018年、金氏徹平氏作。
ステンレスと鉄と合成樹脂の作品。 -
「風の歌 V」1989年、ロバート・マンゴールド作(アメリカ)。
48枚の羽根が風を受けて回転するようです。 -
「大きな種」ジャン・アルプ作(フランス)。
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「幸せをよぶシンフォニー彫刻」の前に置かれた「大きな種」。
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「足跡(海抜530ー551メートル)」1975年、有田暁子氏作。
道路の中央に引かれた点線が作品です。 -
「幸せをよぶシンフォニー彫刻」は高さ18m、内径は8mの塔です。
フランスの芸術家ガブリエル・ロワール氏の作品です。 -
正面中央の飾りは、「生の歓びを奏でるニンフ」井本 淳氏作。
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円筒形の建物の中央には螺旋階段が設置され、外壁はステンドグラスです。
頂上は展望台ですが、天気が悪いので、上がりませんでした。 -
ステンドグラスは、厚さ2~3cmの分厚いガラスを槌で手割にした破片で作られています。
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この絵には意味があるのか、ないのか?
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外からの光を受けて、幻想的に映るようです。この日は、曇り空だったので、幻想的とは言えませんが、十分美しいです。。
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後方のピンク色した猫のオブジェは「猫の小林さんを探しています!」という企画ものです。趣旨は分かりません。
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このあたりは緑陰広場。ヘンリー・ムーア(イギリス)の作品が多数展示されています。
「ふたつに分けられた横たわる像:カット」1979~81年。 -
「ふたつに分けられた横たわる像:ポインツ」1959年、ヘンリー・ムーア作。
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「ファミリー・グループ」1948‐49年、ヘンリー・ムーア作。
この作品には、ムーアが制作した男性像があり、大変珍しいものです。
真ん中の子供は、ムーアの娘メアリーを想起させます。 -
「ふたつに分けられた横たわる像:No.1」1959年、ヘンリー・ムーア作。
分断の象徴みたいで好きになれません。 -
「母と子:台座」1968-74年、ヘンリー・ムーア作。
主題は、聖母子か。 -
「ミス・ブラック・パワー」1968年、ニキ・ド・サン・ファール作(フランス)。ポリエステル樹脂製、高さ5m。
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「音の世界」1979年、猪熊弦一郎氏作。縦5m、横10mのモザイク画。
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「密着」アントニー・ゴームリー作。鉄製、重量1トン。大地に横たわる像。
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「サン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂 箱根ヴァージョン」田窪恭治氏作。
フランス・ノルマンディー地方の小さな村に16世紀に建てられたサン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂がありました。家族とともにノルマンディーへ移住した田窪恭治氏は、10年以上をかけて礼拝堂を再生しました。
この作品は、通称・林檎の礼拝堂と呼ばれているサン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂の床面の形状を実寸で再現しています。 -
サン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂。説明書の写真より。
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「神の子」1954年、カール・ミレス作(スウェーデン-アメリカ)。
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「神の子」は、「人とペガサス」から5年後の作品。
神の手から逃れることのできない(弱い)人間の叫びにも見えるのですが。 -
巨大な目玉焼きのオブジェ、これはベンチです。
自由に座って休憩してください。 -
「偉大なる物語」2004年、ジュリアーノ・ヴァンジ作(イタリア)。25トンもの巨大な大理石を刻んでいます。
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うずくまる男は何を見ているのか?
静岡県長泉町には、ヴァンジ彫刻庭園美術館があります。 -
「風の刻印」1979年、流 政之氏作。
こちらは白花崗岩を使った作品、高さ393cm×幅310cm。開館10周年を記念して制作されました。 -
「交叉する空間構造」1978年、後藤良二氏作。
強化プラスティックと鉄、高さ530cm×幅943cm。 -
美ヶ原高原美術館の「ダイアモンド構造」の後に、本作品を制作しました。
黒い男性像と赤い女性像が各72体、合計144体の群像が幾何学的に組み合わさっています。 -
「16本の回転する曲がった棒」1969年、伊藤隆道氏作。
常に回転しているステンレス棒が人間社会を投影している作品。 -
「球体をもった球体」1978-80年、アルナルド・ポモドーロ作(イタリア)。
直径250cmのブロンズ製球体の裂け目、露呈する内部、それは社会の闇を曝け出すものか? -
「シュトルム」1980年、マルティン・マッチンスキー(ドイツ)とブリジット・マイヤー=デニングホフ(ドイツ)の作品。
高さ400cmのステンレス製の大木。シュトルムとはドイツ語で暴風、騒動、突撃などを意味する言葉。 -
「終わりのない対話」1978年、新宮 晋氏作。
風に煽られ、向きを変えながら上下に揺れ動く作品のようです。
無風で動いていませんでした。 -
「空間力学No.22」ニコラ・シェフェール作。
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「アルボレサンス」1971-80年、ジャン・デュビュッフェ作(フランス)。
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「追憶」2004年、ジュリアーノ・ヴァンジ作(イタリア)。
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本館ギャラリー。地下通路から入りましたが、室内展示はすべて撮影禁止でした。
屋外展示作品はまだまだたくさんあって、とても見切れませんでした。 -
駐車場を出たところで、箱根湯本行きの箱根登山鉄道に遭遇しました。
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足柄SA(下り)で休憩&昼食にしました。
次回はお天気の良い日に箱根を訪ねたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (3)
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- ひでじいさんさん 2023/02/13 10:49:26
- お邪魔します。
- 彫刻の森美術館は有名な彫刻家の作品が多いですね。4~5年前に行きましたが展示品が変わった? 見方が違った?? 記憶が飛んだ?? 少し違うものを見させていただきました。小田原に住んでいるので近すぎて...。
伊豆半島の東海岸にはアミューズメント施設があり、温泉もあり、お土産屋もあり、首都圏から近いからいいですね。帰る土日の東名高速は渋滞で大変になりますが。
私はもう何十回も伊豆を1泊2日で旅をしましたが、まだまだ知らない所があります。
3月にいこうかなあ??
雪の心配がないのでいいですね。梅の花は咲き始めました、桜ももうじき咲きます
- FUKUJIROさん からの返信 2023/02/16 23:59:06
- Re: お邪魔します。
- ひでじいさんさん、こんばんは。
伊豆半島は、古い歴史もあれば新しい施設もあり、何度も訪れたくなりますね。
箱根は比較的新しい施設が多く、来ている客層も異なるように感じました。
返事が遅くなって誠に恐縮ですが、本日も伊豆に泊まっております。
韮山の願成就院を参拝しまして、国宝の運慶仏を拝観して来ました。運慶仏は写真撮影禁止なのが残念でしたが、素晴らしい作品でした。せめて写真パネルでも出してくれるとありがたいのですが。
このところ疲れが溜まっていると感じるので、温泉でゆっくりしたところです。
旅行記も上げますので、ぜひお読みいただければ幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
FUKUJIRO拝
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- ひでじいさんさん 2023/02/13 10:49:23
- お邪魔します。
- 彫刻の森美術館は有名な彫刻家の作品が多いですね。4~5年前に行きましたが展示品が変わった? 見方が違った?? 記憶が飛んだ?? 少し違うものを見させていただきました。小田原に住んでいるので近すぎて...。
伊豆半島の東海岸にはアミューズメント施設があり、温泉もあり、お土産屋もあり、首都圏から近いからいいですね。帰る土日の東名高速は渋滞で大変になりますが。
私はもう何十回も伊豆を1泊2日で旅をしましたが、まだまだ知らない所があります。
3月にいこうかなあ??
雪の心配がないのでいいですね。梅の花は咲き始めました、桜ももうじき咲きます
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