海峡の街・青森　第二弾！ＪＡＬスマイルキャンペーンで飛ぶ 昭和レトロな景観を求めてぶらぶら歩き旅ー10

2023/05/18 - 2023/05/18

最終日は９時半頃にチェックアウトをして、新町通りのガストで遅めの朝食をいただきながら今回の旅で一番ゆっくりとした朝の時間を過ごしました…。

今日は特にすることもなく午後１時過ぎのバスで空港に向かうのでそれまで市街地の周辺をぶらぶら歩きながら時間を潰します～。

青森駅前公園から第三新興街を通り抜けて、その歓楽街界隈からのっけ丼の青森魚菜センターも一応見ておいてから古川界隈からいろは通りを経て古川バス停まで散策します。

で古川バス停から市営バスで浪岡行（空港経由）に乗車して青森空港へ向かいます。

ターミナルビル内の土産物屋で青森県おでかけキャンペーン割・地域応援クーポンを使い切って全てが終了です。

今回の旅は祖父の出生地・青森市から更に戸籍を遡り我家のルーツを辿り知ることが目的の一つだったのでようやく果たすことが出来ました。
これで最後の跡取りの私の役目も終えることが出来て安堵です。

撮影使用カメラ　オリンパスＳＨー２１・ルミックスＦX３７

エリア 青森市内(青森)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 2.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

今朝は好い天気で全国的に晴れでです！、

部屋からは新町通りのビル群しか観えませんが？、久々に３連泊しましたが次回からは宿をやっぱり替えることにします。

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ウィークリーホテルチトセ 宿・ホテル

新町通りのガスト青森新町店で朝食をいただきました、

で目の前が「アウガ」ですが、これだけの商業施設が市役所関連だけとは贅沢な使い方をしているようで民間では考えられない発想です？…。

アウガ ショッピングモール

その地下１階に在る「アウガ新鮮市場」を覗いて見ようと思います、

平成１３年にオープンしたアウガと共に開設された旧駅前市場から一新開業と成りましたがアウガのハコモノ行政の典型的な失敗プロセスに陥ることに散々です。

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アウガ新鮮市場 市場・商店街

塩干・乾物店が密集する通りです、

買物客はいますが余りにも少な過ぎて活気も賑わいもありません？…。

右、お菓子のいと福は昔ながらの団子や餅が美味しいです。

そのまま塩干・乾物が集まる一条通りです、

旧駅前市場から比べれば圧倒的に客が減少しましたね？…、やはり、市場は地下へ潜っては駄目という証しでしょうか？…。

鮮魚店が密集する通りです、

がご覧の通りの有様です…、メインの通りでさえ買物客が来ないのは寂し過ぎます？…。

中ほどにある休憩広場です、

以前は商店が並んでましたが空きが増えているようです…、本来は市民の台所として担っていたのがインバウンド客で方向性を間違えてしまったのでしょう？。

特に欲しいものはないのでスルーです。

直ぐ横に在る「青森駅前公園」は駅前のオアシスです。

公園にしては自然を感じない何も無い広場のようなところです、イベントや集会に防災などを含めた施設なのかも知れません？。

その一角に青森駅前交番が在ります、

で道路に「ねぶたマンホール」がこれ！、マンホームマニアの間では結構有名のようですが？、確かに凝ってます。

端に「藤棚」がありました、

鯵ヶ沢に次いで藤の花を観ることが出来ました。

満開状態です！、

枝垂れる藤の花はの日本的な雰囲気を醸し出す皐月に似合います。

折角なので「第三新興街」に寄って行きます～、

路地の入口が立入禁止に成っています？…、ということはこの路地の店は全て廃業したんですね。
第三新興街は何故かクチコミ新規登録はしてもらえず却下です？…。

路地を覗いて見ましたが廃墟に成ってます…、

元々戦後のバラック建ての違法建築ですから危険が伴うはずです。

昨今の廃墟マニアにとっては県内では数少ないところの一つなのですが？。

隣の路地は問題なようで安心しました！、

これほど戦後の雰囲気を残す飲み屋街は全国でも数少ないので貴重な遺構です。

数軒がまだ営業をしてる雰囲気が在ります…、

目を閉じて佇めばどこからか聞こえてくるりんごの唄♪～、多くの復員兵や引揚者で賑わう青森港の片隅で生きる女達のドラマがみれますね。

路地を行けば厚化粧した女達の呼び込み～、

帰る当てもなく腹を空かした幼い兄弟が大人から物乞いをするような戦後のシーンが浮かんでくる路地です。

路地と路地を結ぶ横の路地です、

錆びつくほど人けを感じない看板やトタン板の壁面に立ち止まってはいけない怖さを感じます…。

こちらは立入禁止の路地です、

が裏側から観ればよく判るのですが３階建て違法建築に成ってるんです…、１階店舗の上を貸間営業してたのが読み取れますね？。
でも、これだけの哀愁を感じる景観は他には無く昭和の遺構ですよ。

左手は第三新興街の共同トイレです、

４０年前は路地を挟んでバラック建ての飲み屋が密集し合う過密状態の界隈でした。
ガラの悪そうな連中や酔っ払い達が絡み合っては揉め事や喧嘩でそれは賑やかなところだと記憶してます。

裏通りに出て来ました、

この界隈は大正から昭和にかけて駅や連絡船桟橋の集客に市場や商店街が賑わい発展し、その歓楽街として隆盛を極めてきた経緯があるようです。

ゆえにこの界隈を歩けばその違いを感じます、

表通りの新町通りなどとは家屋の建て方や雰囲気などは明らかに違います。

この界隈でたった１軒の巴旅館です、

が営業中とは思えないほど静まり返って気にが悪いほどですが？…。歓楽街なので俗に言う連れ込み旅館は在って然りです。

以前も気に成っていた家屋です、

令和の時代に奇跡としか言いようのない典型的なバラック建て建築が残ってます。
しかも現在も住まわれているようで時が、昭和の時代が止まっています。

この辺りで唯一のラブホテル「パーラメント」です、

が入口には”暫く休業中”の張り紙がありました…、前が更地に成ってしまい以前のような隠れた怪しげ感が消えてしまいました？…。

この通りの左には旧遊里・遊郭の名残りの家屋です、

玄関の上に破風が残されてるのはその証しで往時は静観に建ち並んた風情があったのでしょう？。

並行する通りも同様の雰囲気が残っています、

往時は「青森ＤＸ劇場」というストリップ劇場だったのですが、その後は飲食店に成っていました。

前回時よりも寂れて店舗も無いようです？…、

真っ暗な通路が怖いほど危ない雰囲気に包まれていますよ。

古川１丁目は歓楽街として大正・昭和・平成と時代を観続けてきたのでしょう。

表通りのニコニコ通り商店街「和島商店」です、

玩具菓子を取り扱う老舗の問屋で営業中なのが嬉しいです。今でも昔ながらの駄菓子が作られていることに驚きます？。

古川通り在る「五番軒」は町中華の代表格です！、

昔ながらの良心的な価格でお腹一杯食べさせてくれるメニューはどれも外れが無い。

なのでお昼をと思いましたがあれ？、なんと定休日でした。

五番軒 グルメ・レストラン

観光客で人気の「青森魚菜センター本店」はのっけ丼で有名！、

コロナ前までは店内にインバウンド中国人観光客で溢れてましたが、コロナ禍で激変し閑古鳥が鳴く有様です。

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青森魚菜センター 本店 市場・商店街

店内に入ってみましたが客はこの通りです…、

市民を相手にしなかった偏った商売の失敗がはっきり出てますね？…。

このような観光市場が日本の至るところで苦戦しているようです。

こちらの通りはそれなり客が集まってました…、

市民が買い物するはずもない価格なので一部の観光客がのっけ丼を食べてました。

が貧祖な切り身ばかりをのせて美味しいのか疑問です？…。

裏手の路地沿いに連ねるバラック建て店舗です、

以前は向いにも古川市場が在りそれらの場外市場として露天が立ち始めたようです。

５店舗ほど営業中でしたが１軒は廃業のようですね？。

屋台は果物店のようです、

が奥に建つ立派な家屋は元料亭でしょうか？、２階の手摺や両側の飾り窓に名残りを感じます。

手作りの総菜や大鍋でおでんなどを煮込んでます～、

ちょっと１杯、立ち飲みが出来る昭和の風情が残る景観が素晴らしいところです。

もしかすれば次に来た時にはもう観られないかも知れませんね？。

いろは通りの角に建つ商家も実に渋いです、

往時はいろは通り商店街として市場を核にして周りに出来た問屋街・商店街は多くの買物客で連日賑わってました。

現在のいろは通りで営業するのは数店のみです…、

人も車も少なくなってしまい道路がやけに広く感じて成りません？。

また、珈琲舎という居心地の良い喫茶店も在りますよ。

古川バス停３番乗り場から浪岡行の路線バスに乗車します、

１３：１１発 青森市バスで青森空港へ向かいますが、また、マイクロバスなんですね？…、揺れますよ～。

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１３：４０頃に着きましたが３０分ほどで運賃￥６２０と安い！、

殆どの乗客が途中で降りてしまいその後は乗車する客も無かったです。

路線バスは途中乗車・下車出来るのが利点で空港バスはそれが出来ませんから。

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青森空港 空港

１階エントランスから入ったところです～、

「Ｗｅlｃoｍｅ ｔö ＡＯＭＯＲＩ」文字モニュメントに迎えられます。

これは綺麗なステンドグラスです！、

壁面いっぱいにはめ込まれて採光に照らされてこれは素敵ですが、ねぶたでは無いようです？。

ＪＡＬのチェックインカウンターです、

が預ける荷物も無いのでいつも通りの自動チェックインで終了です。

スマートフォンなどでピー！は断じてしませんからね！。

２階の出発フロアーへエスカレーターで上がります、

その先にはＪＡＬの大阪線 増便のタペストリーが吊り下げられます。

こちらはＦＤＡの神戸・名古屋線増便のタペストリーです、

共に運行使用機がエンブラエル社とは偶然でタペストリーからも判ります。
本来ならば国産初のＭＲＪが日本の地方の空で活躍をするはずだったのですがただただ残絵です。

では、「アスパム物産 空港店」で土産を買います、

残ってる地域応援クーポンを使い切ってしまいましょう！、後で聞いたのですが空港内は飲食店も含めて殆ど利用可能だそうです。

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アスパム物産空港店 お土産屋・直売所・特産品

では、「青森空港エアポートラウンジ」で暫し休憩です、

土産物店の更に奥まったところなのでちょっと判り難いかも知れません？。
ボーデイングパスも無いのでフライト便・時間を告げて入りました。

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青森空港エアポートラウンジ 空港ラウンジ

３Ｂゲートからですが利用客が多いのでびっくりです？、

青森発　１4：５５　ＪＡＬ２１５６便　大阪/伊丹行きでグループ４なので一番最後の搭乗です。

大阪/伊丹から２１５５便が折り返しに成ります、

地方空港はフライトが少ないので混雑することもなく定時運行が可能なのが利点です。
グランドハンドリングスタッフも忙しそうですよ？。

来た時と同様に八甲田山が綺麗に観えます、

遮るものが何も無いのでこれほど身近に感じるのですね。

搭乗する前のお決りのショット撮影です～、

ローカル線ＪーＡＩＲのエンブラエルＥ９０ですが何度搭乗しても好きになれない機材です？…、飛行時間ならボンバルディア ダッシュ８Q４００で十分対応が出来る筈ですね？。

順調なフライトで既に着陸態勢に入ってます…、

眼下には「八尾空港」の２本の滑走路がはっきりと観えますね。

八尾空港 空港

さらに高度が少しづつ下がって来ました…、

飛びぬけて高いビルが「あべのハルカス」なので、阿倍野・天王寺です。

いつもながらの「大阪城公園」上空です～、

中濠・内濠と天守閣などが好く観えますよ。

直ぐ横の「ＯＢＰ・大阪ビジネスパーク」です、

ツイン２１には手が届きそうなほど身近に観えます。

北浜から淀屋橋の中之島オフィス街界隈です、

いつの間にか高層ビルがこんなにも多く建っていたとは知りませんでした？。

そして、大阪の玄関である梅田界隈です、

ＪＲ大阪駅の大屋根が観えます、その手前にダイキン・大ぴちょんくん看板も観えますよ。
大阪府のコロナ警戒に合わせて屋外LED看板を使い信号でライトアップしますよ。

淀川上空です、

福島区・此花区から西淀川区まで観えます、新大阪駅上空を越えればファイナルアプローチです。

ほぼ定刻通りの１６：３０に「大阪国際空港」に着きました、

１９番ゲートはローカル線なので到着口までひたすら歩くということです…。
外へ出ればちょっと蒸し暑いような風に吹かれるのはやはり苦手です。

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大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

で大阪モノレール「大阪空港駅」から自宅へ戻ります～、

７泊８日間の青森の旅でしたが、目的の一つである大祖父のルーツである戸籍謄本も全て取れて解明し、４０数年ぶりの津軽半島から竜飛崎へも訪れて満足する旅でした。

では、これにて第二弾！ＪＡＬスマイルキャンペーンで飛ぶ ぶらぶら歩き旅は終了です、ご視聴有難うございました。

大阪空港駅 駅