2019/06/20 - 2019/06/20
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機乗の空論さん
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この旅行記のスケジュール
2019/06/20
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弘前城址
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三の丸追手門
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二の丸南
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旧伊藤家
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川崎染工場
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かくみ小路
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鍛冶町
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この旅行記スケジュールを元に
明治から昭和のハイカラと言われたレトロな洋館巡りを見学した後は、「津軽・弘前藩10万石」の城下町としての形跡を追ってみたいと思います。
弘前藩の初代藩主・津軽為信によってこの地に築かれたご城下は、その後代々藩主に受け継がれ、城内の濠や櫓などの建設・整備が進む一方で、町割りの区画整備なども整い現在の弘前の形が完成したと言われてます。
また、藩主・津軽家の家格は”柳間詰め”外様大名で4万5千石、幕末には家格が向上し”大広間詰め”もある国主に準ずる扱いを受けるほどの10万石大名に成っていたそうです~、家督が倍増の出世ですね!。
*柳間・大広間とは、江戸城に登城した大名や旗本が、将軍に拝謁する順番を待っていた控席のこと。
その居城「弘前城址」は弘前公園として広大な敷地面積を持つ中に、5つの濠・3つの櫓、5つの門、9つの橋、そして1つの番所と1つの天守閣を有し、植物園や市立博物館に市民会館なども在る市民に一般公開されている憩いの場。
東北地方では現存する唯一の天守閣で、桜の名所と共に3層天守閣が映える姿は全国的にも紹介される春の風物詩にも成ってますね。
*現在天守閣は内堀の石垣修理事業の為に仮台に引かれて為に景観が違います。
その後は、亀甲門から仲町周辺の武家屋敷群が残る「仲町伝統的建造物群保存地区」をぶらぶら歩いてみます~。
弘前ご城下で唯一残る武家屋敷群は、現存する市内の屋敷などをここに集約
移築して、一般公開されてます。
夜は弘前の歓楽街「こみせ小路から鍛冶町」をぶらぶら歩いてみます~、平日だったので客足も悪くて寂しい雰囲気が拭えなかったのですが、地方の飲み屋街らしい派手さは無くて落ち着いた好い雰囲気でした。
鍛冶町の名物B級グルメ”カレー中華”も意外に美味しくて納得でした。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
PR
-
珈琲ブレイク後は、津軽・弘前藩ご城下の歴史を探訪します~。
津軽弘前藩は4万5千石の外様大名で、初代藩主・津軽為信によって治められる。
その後は加石されて10万石の大名にまでなりました。
では、城内へ向かいます!。 -
「史跡弘前城址」を確認しながら「三の丸追手門」から登城します!。
この三の丸追手門は築城当時のまま現存している立派なもので、他の門も同様とある”国の重要文化財”のようです。では弘前公園に入ります。
*詳細はクチコミでお願いします弘前公園 (弘前城) 公園・植物園
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イチオシ
大手門口から弘前城公園に入り、広~い並木道の続く市民広場を歩きます。
その中濠に架かる朱色の鮮やかな「杉の大橋」を渡ります。
何故、杉か知ってます?、いざと言う時に燃やすからだそうです。弘前公園 (弘前城) 公園・植物園
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渡り切ると直ぐ左へ直角に曲がると「二の丸南門」に当ります、
すなわち本丸へ向かうには必ず通り越す門というわけです。 -
中濠の角に建つ「二の丸辰巳櫓」、
以外にも3か所に櫓が配置されてます。 -
瀟洒な館は「弘前城情報館」と言って、
弘前城築城から現在までの城の変遷と、津軽一族の歴史などを最新巨大液晶パネル
やプロジェションマッピングの映像などで説明したもので、ちょっとびっくり!。 -
本丸・天守閣へ向かうには内濠に架かる「下乗橋」を渡ります、
名の如く~、ここで馬を下乗して、歩いて渡らなければならないということです。
これから先は有料区域に成りますが、天守閣は仮台なので止めました。弘前公園 (弘前城) 公園・植物園
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”石垣請負工事展望台”から石垣修理事業の様子~、
事業前はこの内濠隅に天守閣が建っていましたが、現在は仮天守台へ曳かれます。
工事は2023年まで続くそうです。 -
工事現場から望む仮天守台の「3層天守閣」、
何と言っても東北地方では江戸時代から残る唯一の天守閣ですからね!、
でも、築当初は5層天守閣だったそいうで、現在の天守閣は9代藩主寧親の治世に築かれたものです。弘前公園 (弘前城) 公園・植物園
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工事中を後に、ピクニック広場から与力番所を通り「三の丸東門」、
門を出ればタクシー乗り場や¥100バス停が在るのでアクセスには良いところです。弘前公園 (弘前城) 公園・植物園
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北門は「亀甲門」と言い、北方の守護神は玄武という亀の神様がいたので、
この名が付いているそうです。
築城時はここがここが正門とされてましたが、追手門が正門と成ってからは裏門の扱いに成ったそうです。弘前公園 (弘前城) 公園・植物園
-
では、”ご城下の武家屋敷跡”へと向かいます~、
この辺りは仲町と言って御家中屋敷が集まっている地区で、
正しくは「仲町伝統的建造物群保存地区」と言います。
*詳細はクチコミでお願いします仲町伝統的建造物群保存地区 名所・史跡
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午後から異常に天候が良く成って暑い!…暑い!…、
夏日並みに気温が上がってこの真っ白な雲が生垣に映えますね~。 -
ここの家屋も質素ながら剛健な造りがされてます~、
今にも武士が現れて一礼をして通り過ぎて行くようです…、
私の先祖もこのような家屋だったのでしょうか?…。 -
イチオシ
保存地区の為に電柱も全て埋められているのでスッキリ!~、
まさに生垣に黒板塀が映える美しい景観が続きます。 -
綺麗に整備されているのは「旧笹森家住宅」、
無料見学が出来るのでは入ってみしょう!~。
仲町地区で現存する最古の武家住宅のようで、平成24年に移築されたようです。
*詳細はクチコミでお願いします旧笹森家住宅 名所・史跡
-
屋内に上がらせて頂くと、中級武士の暮らしがよく解ります~、
まさに質素倹約が当てはまるは暮らしぶりは凛としてますね。
係の方からも楽しい話を聞かせて頂き感謝します。 -
更に奥へ進むとここも黒板塀に黒門がすっきりしてます~、
但し、家屋は今風の2階建て住宅で、普通に生活されているんですね。
ゆえに何だか妙に安心感がありました?…。 -
イチオシ
この松の木が余りにも立派で目を引きますね!、
枝ぶりが力強くて、生命力なるものを感じます~。
そして、黒と緑だけのコントラストが実に素晴らしい!。 -
こちらは藩典医を務めていた伊藤家久の「旧伊藤家住宅」、
武士の住居に似た構造や特徴を残した質素で剛健な雰囲気でした。
余談ですが~、次男の伊藤重氏は、”悪名太鼓”でおなじみの今東光の母方の伯父にあたるんですね?、意外でした。 -
その奥にひっそりと佇むのは「旧梅田住宅」、
家屋内は天井が無い造り小屋組みの為、その質素ぶりがよく伺えます。
当主はの知行百石の武士であったようです。旧梅田家住宅 名所・史跡
-
庭は移築復元の際に整備された物でしょう~、
津軽武士の家屋は質素で倹約ながらも質実剛健な強い印象を受けました。 -
道幅が広く取られているので景観がスッキリしている、
江戸時代の武家屋敷群を今に伝える貴重な地区ですが、それと同時に普通に暮らしている住民の方々が居ることも忘れてはいけない重要なことです。 -
通りに出ると一際存在感のある家屋は「石場住宅」、
元は藩出入りの商家で江戸中期築のようですが、現在は造り酒屋のようです。
津軽地方の数少ない商家の遺築的家屋とありました。石場家住宅 名所・史跡
-
イチオシ
弘前では珍しい”こみせ”軒下造りに成ってますね~、
その下に赤い郵便ポストがぽつんと立ってます、
これは雪国ならではの発想ですね!~。 -
同通り沿いに在る長~い商家は「川崎染工場」、
江戸・寛政年代に創業した天然藍染の染物屋で、当時の風情があります。 -
その対面に、どっしりとした土塀の蔵、いかにも風雪に耐えて来た!、
そう感じさせるのは元藩の米蔵で、現在は「津軽藩ねぷた村蔵」の工房として利用されているそうです。 -
ぐりっっと回って「津軽藩ねぷた村」です~、
ここは”津軽をまるごと体験”出来る施設とあります。
歩き疲れたのでトイレ休憩も含めてしばし休憩します!、土産物から飲食・スナックまで有りますね。津軽藩ねぷた村 美術館・博物館
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場内に¥100バス停”ためのぶ号”が有って便利ですが本数が少ないのでご注意?、
バスも来たので中央大通り2丁目まで乗車します。
*お濠の通りにも¥100バス停が在ります -
今夜の宿は中土手町に在る「Kafuu Style」、
商業ビルの2階をリノベーションしたゲストハウスに宿泊します。
今年4月のミャンマーを旅した際にバックパッカー魂に火が付いたもので?…。
*詳細はクチコミでお願いしますKafuu Style 宿・ホテル
-
エスカレーターで2階へ上がったところがフロント・ロビー、
靴を脱ぐスタイルで、チェックインして、ロッカーキーを貰ってOK!。
まだ新しいよいうですね!。 -
宿泊者専用ロビーでゆったりとした造りです~、
漫画本や観光パンフレット、無料マサージチェアーなどが設備されてます。 -
一部の部屋を除いて全てベッドは”禁煙・カプセルタイプ”です~、
しかも、見た目が工事現場の飯場ような印象を与えます?…、
実際に使い勝手が悪くて、狭いのが難点です?…。 -
洗面台は一般家庭で使われるタイプの物を並べた感じ~、
コストを押さえる事と、簡単に設置・撤去が出来るからでしょうか?…。
アメニティーは置いてありました。 -
その前にユニットバスタイプのシャワー室が並んでます~、
同じくコストを押さえる為と考えられますが、脱衣場がビニールシートで囲んだだけの為に扱いに憎く、どうしても工事現場の飯場に思えるのですが?…。 -
日が暮れて、夜の街へちょっと繰り出てみます「夜の歓楽街ーおまけ」。
土手町通りですが、車が殆ど走ってませんね?~、人影もも見ないです…。
余りにも寂し過ぎますが?…。 -
イチオシ
下土手町辺りの「かくみ小路」に入って行きます~、
元はこの場所に「角み呉服店」が在ったのでこの名付いたそうですが、
何とも風情のあるノスタルジックな路地ですね~!。 -
青春日活や大映に東宝などのキネマ最盛期のポスターがズラリ!~、
これだけで懐かしい時代を呼び込んでいる居酒屋が「薄利多売半兵衛」。
ちょっと入ってみたい気もしますが、お酒は我慢です?…。薄利多賣半兵ヱ 弘前かくみ小路店 グルメ・レストラン
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両側に小さい店がびっしり密集してますね~、
殆どがお酒を楽しむグルメな飲食店ばかりで健全です。
東北最古の喫茶店”万茶ン”、太宰治も通った銘店です。 -
僅か110mしかない短い路地がかくみ小路でした~。
この交差点から西側が一帯が”鍛冶町”で弘前一の歓楽街に成ります~、
その殆どがスナックやラウンジにバーが中心ですが、夜風が心地よいです。 -
この通りは裏通りに成るので意外に静かなんですね?…、
”カネヨセンター”という看板が妙に色っぽいと思いませんか?、
時たまミニスカートの出勤前のお姉さんを見掛けます。 -
ドン突きのファミリーマートから右折して、また右折します~、
この通りを東へ一番町までが鍛冶町のメイン通りになります。
この辺りは外れなので薄暗いです。 -
薄暗い中にピンク色したビルが浮かびます~、
蛍光灯に照らされた怪しいポスターは何と!ポルノ映画?…、
「テアトル弘前」という映画館なんですが歓楽街には付きものですね~。
*鮮明度はぼかしました、悪しからず。 -
「弘前セ ター」と一文字が抜け落ちてますが?…、
ここは随分と年季の入った商業ビルで雰囲気も味がありますね!、
では、直ぐそこの蕎麦屋「藪きん」で、名物のカレー中華をいただきます。
それでは、おやすみなさい!…。
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