2023/03/11 - 2023/03/12
268位(同エリア928件中)
びびママさん
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3月のタイムセールはまたまた仙台伊丹便を予約。
1泊2日の週末旅は
古墳めぐりを中心に春の奈良を楽しんできました。
3/11 仙台空港7:50発ー大阪伊丹空港着9:15着
ANA 732便
リムジンバスであべの橋駅へ。
大阪阿部野橋駅から近鉄南大阪線で飛鳥へ。
飛鳥駅前からレンタサイクルで飛鳥めぐりをスタート。
キトラ古墳・高松塚古墳・石舞台古墳・飛鳥寺
その後奈良市新大宮へ移動
東横イン奈良新大宮駅前 泊
3/12 薬師寺
唐招提寺
移動して大神神社
箸墓古墳
その後鶴橋に寄り道。
大阪上本町からリムジンバスで大阪空港。
大阪伊丹空港19:40発ー仙台空港20:55
ANA739便
航空券:ANA HPから予約
往復1人22,660円
スカイコイン+差額クレカでお支払い
ホテル:東横イン奈良新大宮駅前
ルームタイプ/プラン: 禁煙エコノミーツイン
朝食無料 現地決済 9800円(諸込)
東横インHPから予約
この旅行記は
初日飛鳥の里を自転車でめぐります。
備忘録としての旅行記です。
シツコクなるのをお許し下さい。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- ANAグループ 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
おはようございます。
旅の始まりはいつもの仙台空港から。朝一の大阪伊丹便で出発です。
この日は晴天でとても穏やかでした。
定刻通りの離陸・・富士山もとてもきれいに見えました。
なんとなく今までより高度が低いような気がするな。
その分富士山が近いかも。 -
ほぼ定刻通りに伊丹空港着です。
リムジンバスであべの橋へ向かいます。伊丹空港リムジンバス 乗り物
-
あべの橋へ着くとあべのハルカスが大きい!
あまりの高層にちょっと恐怖を感じるくらい。
(この日は3月11日・・なので特にそう感じたのかも)あべのハルカス 名所・史跡
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近鉄阿部野橋駅から南大阪線に乗車。
橿原神宮前行に乗車。樫原神宮前駅から吉野行に乗り継いで飛鳥まで。大阪阿部野橋駅 駅
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「昇降ロープ式ホームドア」ありました。
初めて見る形に興味津々。 -
約40分で飛鳥駅に到着。
飛鳥・・お天気も良いし自転車でめぐります。飛鳥駅 駅
-
駅前には何軒かレンタサイクル屋さんがあります。
その中の飛鳥レンタサイクルでお借りしました。
電動自転車は1台だけ(ちょうどタイミング良く戻ってきました)
普通の自転車と1台ずつお借りしました。
1日1000円電動自転車は1500円でした。
地図を頂き荷物も預かって頂きました。
起伏がある飛鳥エリア・・本当は電動自転車を2台お借りしたかったのですが
予約不可ということもあり残念でした。
この時間帯だと1台あっただけでも幸運だったかな~。 -
ちょうど時分時。
最初にお昼を頂きます。
駅から近い「一源庵」さんへ、
手打ちそばのお店です。
「カメそば」とも書いてありました。手打ちそば処一源庵 グルメ・レストラン
-
店内4~5テーブルの小さなお店。
お品書
ここにもカメそばって書いてある。
カメそばってなんだろう??温かいおそばなんだね。
・・調べたらお汁が暖かいいわゆるあつもりのよう。
ハイカラそばっていうのもある。
(これってたぬきそばのことなんですね・・シラナカッタ) -
カメそばも気になったけど
汗ばむような気候だったので・・あすか風流をお願いしました。
「あすか風流」は説明が書いてあってわかりやすい。
記憶があいまいだけど・・そばの種類を選べたような。 -
風流な店内を眺めながらお蕎麦が来るのを待ちます。
-
あすか風流
十割と二八かな?(すみません・・記憶があいまい)
素朴ながらどこか雅な雰囲気だよね~。
美味しかったです。
ごちそうさまでした~。
そば茶もとても美味しかった。 -
まずは「キトラ古墳」方面へ向かいます。
途中檜隈(ひのくま)寺跡にある於美阿使神社。
渡来人東漢氏が7世紀に作ったとされるお寺跡。於美阿志神社 寺・神社・教会
-
キトラ古墳への道。
整備されていて走りやすい。 -
キトラ古墳壁画体験館「四神の館」に到着。
キトラ古墳壁画体験館 四神の館 美術館・博物館
-
内部はこんな感じになっております。
売店やトイレもあります。 -
キトラ古墳周辺地図
キトラ古墳
キトラ古墳は、藤原京の南に広がる古代の皇族・貴族などの墓域に所在する小さな円墳で、7世紀末~8世紀初頭頃に造られたと考えられます。
墳丘の中央には、18個の凝灰岩の切石を組み上げた石室があります。
昭和58年の調査で石室内に描かれた極彩色壁画が発見され、高松塚古墳に次ぐ我が国2例目の壁画古墳であることが確認されました。
(キトラ古墳壁画保存管理施設HPより抜粋) -
石室の4面に描かれている色鮮やかな壁画。
体験館四神の館にはその石室のレプリカがありその壁画を見ることが出来ました。
ガイドさんもいらっしゃって説明も聞くことが出来ました。 -
石室の壁画は東壁に青龍・南壁に朱雀・西壁に白虎・北壁に玄武。
そして四神の下には獣頭人身の十二支と天井にはかなり精密な天文図。
鎌倉時代の盗掘孔が幸いにも朱雀を避けたという幸運も。
レプリカでもその雰囲気は十分感じられました。
白虎がカッコいい。 -
天井の天文図。
金箔・銀箔を使い赤道や黄道も描かれた本格的な中国式天星図。
このころ大陸より渡来した技術で描かれた可能性もあるらしい。
そこから被葬者は渡来人であったという説も。 -
このキトラ古墳は古墳時代終末期のものなんですね。
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高松塚古墳との比較表。
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この四神の館の上階は「キトラ古墳壁画」保存管理施設。
発掘後の壁画は厳密に管理され保管。
期間を決めて公開されているみたい。
この時は暗い保管室を見るだけ。 -
四神の館の裏手に円墳(キトラ古墳)が見えます。
キトラ古墳 名所・史跡
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キトラ古墳と地形の模式図。
地元では古墳として知られていたものの
発掘であんな石室が見つかったら驚きですよね。
飛鳥の里のいたるところにそんな場所があるんじゃないかな~
なんて妄想してしまいます。 -
翌日3/12は「飛鳥ハーフマラソン23」の開催日。
四神の館がスタート・ゴールで周辺は盛んに準備が行われていました。
この旅行を計画した時点でそのことはまったく知りませんでした。
飛鳥を2日かけてめぐりたかったので橿原か大和八木のホテルの予約を取りたかったのですがほとんど満室で困惑。
そもそもホテル自体も少ないし・・。
とりあえず奈良市方面でホテルを押さえ空室がでないか定期的にチェック。
結果・・・ホテルに空きは出ず。
さらにハーフマラソン当日は飛鳥エリアの交通制限もあり
2日目の飛鳥めぐりは断念することに。 -
この日1日だけの飛鳥めぐり。
行きたいところだけポイントを絞って周ります。
次は「高松塚古墳」
ここも報道など目にして一度は行きたい!壁画が見たい!と思っていました。
ここも円墳のかたち。
キトラ古墳と同じ時代に造られたものと考えられています。
どちらも被葬者は諸説あり。高松塚古墳 名所・史跡
-
昭和47年に発見されその鮮やかな色彩がセンセーショナルな話題になった壁画群。
その後傷みが顕著になり現在は厳重な管理のもと修復保管されています。
その壁画の原寸大・原色の模写模型がここ高松塚壁画館で見ることが出来ます。
300円/大人1人お支払いして中へ。 -
高松塚古墳や壁画館はこの飛鳥の穏やかな風景の中にあります。
草木の芽吹く春の風景がとても似合う里です。 -
壁画館内部は撮影可能。
展示はこのような感じです。
ガラス越しに壁画(模写)を見る形。高松塚壁画館 美術館・博物館
-
高松塚古墳と同じ材質の凝灰岩を使用し表面に漆喰塗りを重ねて描かれています。
発見当時の姿をそのまま模写。
天井には天空図。 -
西壁南側には男子群像
西壁中央には白虎 -
こちらも盗掘された痕跡があり
その盗掘孔で朱雀が失われています。 -
想像よりは小さかったけれど鮮やかな色がとても美しい。
発掘していてこれが見つかったら・・感動するだろうな~。 -
劣化まで忠実に模写しています。
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壁画館の後方にある「高松塚古墳」
美しい円墳です。 -
高松塚古墳の周辺も公園として整備されています。
近くには古墳が点在。 -
この丸い丘は古墳に見えるけど・・・。
-
星宿(星座)をモチーフに石を配置した星宿の広場。
ゆるやかな起伏がなんとも素敵です。 -
高松塚古墳から丘を登ったり下りたりまた登ったり・・で着いたのは
-
「石舞台古墳」
ここも周囲は公園のように整備されて春の光がとても心地良い。
古墳のあるエリアには300円/大人をお支払いして入ります。石舞台古墳 名所・史跡
-
石室を覆っていた盛土の部分が失われ巨大な天井石が露出した状態。
その姿から石舞台の名前で親しまれてきました。
発掘調査から上円下方墳の形で方形の墳丘・堀・外堀が存在することや
墳丘や濠の斜面には貼石が施されていたことがわかったそうです。
築造は7世紀初めごろ。
被葬者は明らかではありませんが7世紀初頭の権力者蘇我馬子の墓ではないかと推定されています。 -
石室の中に入ることが出来ます。
-
イチオシ
想像よりずっと大きい。
エジプトの王家の墓に入るみたい。 -
内部はこんなに広い!
構成する30数個の岩の総重量は約2300トン。
天井石は約77トンとかなりの重量ですs。
どうやって運んでどうやって組み立てた?
古代のロマン感じます。 -
梅の花が満開でした。
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セブンティーンアイスでひと休みして再び出発!
-
石舞台古墳から飛鳥寺方面へ。
今回は残念ながら立ち寄れなかった岡寺の近くには
こんな素敵な街並みが。 -
古い街並みにしっくりと溶け込んだカフェなどなど・・。
素敵です。 -
まほろばの里という雰囲気の道を進んで・・
「飛鳥寺」安居院(飛鳥寺) 寺・神社・教会
-
「飛鳥寺」
推古4年(596)、仏教を保護した蘇我馬子の発願により日本初の本格的寺院として完成した。三金堂が塔を囲む大寺で、法興寺 元興寺とも呼ばれる。平城遷都に伴い奈良の地に新たに元興寺が建立されて以後は、本元興寺と呼ばれた。鎌倉時代に伽藍の大半を焼失した。現在の本堂は江戸時代に再建されたもの。
(なら旅ネットより抜粋)
ならまちにある元興寺はもともとここにあったんだ~。 -
イチオシ
現在はとてもコンパクトなお寺。
本堂にあがるとご本尊「飛鳥大仏」様が迎えて下さいます。
とても身近に拝見出来て写真撮影もOKです。
「飛鳥大仏」
本尊の国重要文化財で現存する最古の金銅仏とされる飛鳥大仏(釈迦如来座像)は609年(推古天皇17年)に、止利仏師によって造られた日本最古の仏像です。鎌倉時代の火災で顔と手以外が失われ、補修されたと記す文献があり、当初の部分が少ないと考えられ、国宝には指定されていません。
(なら旅ネットより抜粋)
右手と顔の部分だけがが造立当初のものとされます。
大変なことを乗り越えていらっしゃったんですね・・・。
お顔立ちがとても優しく癒されます。
お参り出来て感謝です。 -
この地で仏教の教えをもとに政治を行おうとした聖徳太子像。
-
阿弥陀如来像。
-
「曼荼羅」
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創建当時は広大だった境内。
旧伽藍は887年と1196年に焼失しその後は荒廃。
江戸時代に再建された本堂・思惟殿・鐘楼などが今に残っています。 -
飛鳥寺の周囲は畑が広がっています。
春の息吹を感じる良い雰囲気です。 -
そんな一角お寺の西側には蘇我入鹿の首塚と呼ばれる五輪塔が残っています。
蘇我入鹿首塚 名所・史跡
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また境内万葉の池のほとりには
石仏三体。
左から大聖不動明王様・観世音菩薩様・弘法大師様。
水をかけてお祈りすると願いが叶うとか。
この他境内に山部赤人の歌碑がもありました。 -
飛鳥寺から飛鳥駅方面へ戻ります。
途中聖徳太子が建立したお寺のひとつ「橘寺」
ここは車窓(?自転車窓)になりました。橘寺 寺・神社・教会
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そのほぼ対面に「川原寺」正式には川原寺跡弘福寺
ここも自転車窓です。川原寺跡 名所・史跡
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飛鳥四大寺に数えられた大寺。
他の三寺(薬師寺・大官大寺・飛鳥寺)が遷都に伴い移転したにも関わらず
飛鳥の地にとどまった謎の大寺と称される川原寺。
発掘調査で当時の大規模な伽藍の様子などいろいろ解明されつつあるようです。 -
天武・持統天皇陵
東西38m、南北45mの八角形墳で五段築成と考えられている。
天武天皇のために築かれたが後に702年に亡くなった持統天皇が火葬され合葬されている。(古都飛鳥保存財団HPより抜粋)
鎌倉時代に盗掘されその記録と日本書紀・続日本紀の記述が一致したことにより天武・持統合葬陵である可能性が高くなったとか。天武 持統天皇陵 名所・史跡
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内部は宮内庁管轄になっております。
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今回お借りした自転車。整備もちゃんとされていて運転も楽々。
飛鳥はアップダウンが結構あるのでやっぱり電動自転車がおすすめ。
事前予約出来ないのだけが残念だな~。 -
そして飛鳥駅へ戻ってきました。時刻は16:50。
出発が11:50頃だったので5時間のサイクリングでした。飛鳥駅 駅
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夕方の飛鳥駅前はこんな感じ。
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飛鳥駅から樫原神宮前駅・大和西大寺乗換えで新大宮駅まで。
古墳らしいものやお寺の伽藍などなど・・
遠くに見える山々の姿や畑の風景など車窓がとても楽しかったです。 -
約1時間。新大宮駅到着しました。
今夜はここに宿泊します。新大宮駅 駅
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