お伊勢参り少し足をのばして那智大社へ・・大門坂・那智大社・那智の大滝。

2021/09/17 - 2021/09/20

今年もまたまた
ＡＮＡからタイムサービスのお知らせが。
飛行機好きのびびパパは
困ったことにこのお知らせが届くとそわそわと落ち着かなくなっちゃいます。
コロナ禍の今年は何回か予約したりキャンセルしたりの繰り返し。
今回は出来る感染対策を取りつつ
出雲に引き続き思いきってお出かけしてきました。
タイムサービスの路線は仙台ー伊丹
伊丹空港から行けるところは・・というところで
一度はお詣りしたい「お伊勢様」へ。
出雲大社に続き神々の世界へ。
翌日はレンタカーで少し足をのばして「那智大社」へ。
熊野古道を少し歩き台風一過の迫力ある那智の大滝も見ることが出来ました。
この時期だからこその静かな神々の世界を味わうことが出来たかな。
今回も事前にＰＣＲ検査を受けての出発です。


９／１７　　仙台空港17:40発ー大阪伊丹空港着19:00着　
　　　　　　ＡＮＡ７３８便
　　　　　　大阪伊丹空港からリムジンバスで大阪上本町
　　　　　　大阪上本町から近鉄特急で伊勢市駅
　　　　　　
　　　　　　コンフォートホテル伊勢　泊

９／１８　　外宮
　　　　　　二見浦　二見輿玉神社
　　　　　　内宮
　　　　　　猿田彦神社
　　　　　　別宮（月讀宮・倭姫宮）

　　　　　　コンフォートホテル伊勢泊
　　　　　　
９／１９　　レンタカーで移動
　　　　　　熊野古道大門坂
　　　　　　那智大社
　　　　　　青岸渡寺
　　　　　　那智の大滝
　　　　　　伊勢志摩スカイライン
　　　　　　
　　　　　　コンフォートホテル伊勢泊

９／２０　　別宮（月夜見宮）
　　　　　　再び外宮へ。
　　　　　　近鉄特急で大阪上本町
　　　　　　リムジンバスで大阪伊丹空港　　
　　　　　　大阪伊丹空港13:50発―仙台空港15:05着
　　　　　　ＡＮＡ１６６７便

ＡＮＡタイムサービス
仙台ー大阪往復　　２５１８０円／１人
マイル加算　　　　８３０マイル／往復

コンフォートホテル伊勢
ツインスタンダード　朝食付
３泊　４００００円（諸込）チェックイン時支払

レンタカー：トヨタレンタカー　　１日　６４３０円
　　　　
３日目
レンタカーを借りて和歌山方面へ足を延ばします。
大門坂を上り那智大社・青岸渡寺・那智の大滝
ちょこっと熊野古道を歩き
台風の後の迫力の那智の大滝を見ることができました。

備忘録としての旅行記です。
シツコクなるのをお許し下さい。

エリア 那智勝浦・太地(和歌山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます！
窓から見える景色は晴れ！テンション↑！

朝食は基本あまり変わりありません。
スタンダードに取り分けました。
連休に入りホテルは結構混雑しています。

コンフォートホテル伊勢 宿・ホテル

今日は和歌山県まで足を延ばします。
まずは・・伊勢市駅前のホテルから宇治山田駅まで。
歩きでもわずかの距離。
駅前のトヨタレンタカーから乗り出します。
今回のレンタカーはＧＲアクア。
シートがキュッとしていた（笑）

近鉄宇治山田駅
駅舎は１９３１年建設当時の面影をそのまま残しています。
レトロな雰囲気。
内部も素敵みたいです。

宇治山田駅 駅

宇治山田駅から約２時間３０分。
那智大社エリアまで来ました。
高速道路はまだ整備途中で高速と一般道を交互に走る感じでした。
時折海が見えたり立ち寄りたい名所の看板を見ながらの
楽しいドライブでした。
和歌山県は２０年ほど前に一度訪れたことがあります。
その頃と比べると道路事情は大分変ってきてるな～と思いました。
高速道路が全面開通すると今以上にさらに訪れやすくなりますね。

熊野古道大門坂駐車場到着です。
思ったより広い。整備されています。

駐車場の一角には
なでしこジャパン記念モニュメントがありました。
ワールドカップ優勝とロンドンオリンピック銀メダルを記念して造られたもの。
監督とメンバーの足型が刻まれてます。
上部にはヤタガラスが。
八咫烏（ヤタガラス）は熊野の守り神であり
日本サッカー協会のエンブレムにもなってますものね。

駐車場から道路を渡ると大門坂入口。
那智大社・那智の滝エリアには車でそのまま上がれますが
少しばかり熊野古道の雰囲気を味わいたくって
歩いてみることに。

熊野古道 大門坂 名所・史跡

熊野古道の雰囲気を今に残している大門坂。
大門坂入口から那智大社までは石段の上り。
約１．３ｋｍで所要時間は４０分と・・比較的気軽にチャレンジ出来ます。

民家や畑を見ながら緩やかに登って行きます。

平安衣装体験が出来る大門坂茶屋もありました。
この時期は体験は休止中。
熊野古道を平安衣装で歩く・・なんて良いね！

鳥居をくぐり・・いよいよ神域へ。

夫婦杉
推定樹齢８００年。

苔むした石畳と杉木立は雰囲気抜群。
まさに熊野古道らしい風景。

多富気王子

九十九王子最後の王子跡・・と書いてあります。

九十九王子とは、熊野詣の先達を務めた修験者により、12～13世紀にかけて
組織された一郡の神社です。 本来、熊野古道の近隣住民が在地の神を
祀っていた諸社を「王子」と認定し、熊野詣の途中で儀礼を行う場所としました。
（熊野本宮大社ＨＰより抜粋）

王子ってそういうことなんだ～。
九十九は実際の数ではなく多数あるという比喩表現なんですって。
実際はもっとあったという説も。

手を合わせます。
来られたことに感謝です。

木陰の古道は歩くにも心地良いです。

平安時代から盛んだった「熊野詣」
その参詣道「熊野古道」
石畳にも歴史感じるな。

十一文関跡
通行税もあったんだ。

苔むした石段は那智山駐車場でひとまず終わり・・
次は那智大社参道の階段です。

この辺りは熊野詣の宿坊などがあったエリア・
天皇や上皇の御宿所となった実方院跡もありました。
説明書きによると行幸はかなりの数。
信仰の篤さを感じます。

参道の階段の脇には茶店やお土産店など。
お参りの楽しみでもあります。

急な階段です。
結構キツイ・・でも眺望が良い。

赤い鳥居まできました。

熊野那智大社
神武天皇の東征が起源とされています。

御祭神。

さらに登ります。

境内からの景色。
本当に高いところにあります。

下に見えるのは那智山集落。
大門坂や遠くは海まで見える！

拝殿
その奥に御本殿があります。
御本殿がここに遷座したのは１７００年前とされているそう。
１７００年前！

熊野那智大社 寺・神社・教会

おみくじ！
大きい～振るのも一苦労。
日本一の巨大おみくじらしい。

境内には
東征の際神武天皇一行を導いたとされる八咫烏の像もあるみたい。
八咫烏の御朱印もありました。
そして境内のご神木。
樹齢約８５０年の大クスは内部が空洞になっていて
胎内巡りが出来ます。

護摩木（３００円）を持ち内部をくぐり祈念しました。

お隣の那智山青岸渡寺へ。
如意輪観音様をお祀りするお寺です。
ここにお寺？
御由緒は印度天竺の僧裸計上人が那智の大滝で修行して
観音菩薩を感得して草庵を作ったのが始まり。
もともとは那智の滝を中心とした神仏習合の修験地であったものを
明治になって分離したという流れ。
こういう風景は日本各地で見られますよね～。

那智山青岸渡寺 寺・神社・教会

本殿に隣接して如法堂（大黒天堂）もあり
垣越に那智大社御本殿が見えます。

本堂は秀吉が再建したもの。
桃山時代の様式を今に伝えています。
造られた当時は彩色が鮮やかで美しかったんだろうな～。

境内を進みます。
そしてこの風景！
三重塔と那智の大滝。美しい～。

もともとあった三重塔が戦国時代の戦乱で焼失。
その後４００年ぶりに１９７２年に再建されました。
中へ入れます。
昭和の建物なので・・エレベーター付。
入場料３００円。

エレベーターで上り階段で下ります。

最上部からの那智山集落方面。海が見える～。

そして那智の大滝。
転落防止の網が撮影用に開いてました。

２階テラスからの方が綺麗に見えるかな～。
写真はかなり残念・・。

那智の大滝へは今度は下りです。
結構急な道を下って行きます。

那智御滝　飛瀧神社

御滝そのものを御神体としてお祀りするお社です。

飛瀧神社 寺・神社・教会

那智の大滝
落差１３３ｍあるとされ一段の滝としては落差日本一。

この日は前日の雨の影響で一段と迫力あったみたい。
社務所の脇からお滝拝所舞台へも行けます（参入料３００円）
今回は迫力ある滝を十分見ることが出来たのでパスしましたが
正面から滝を近く見ることが出来て延命長寿の水として知られる
滝つぼのお水を飲むことも出来るんですって。

那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地

那智大社・青岸渡寺・飛瀧神社（那智の大滝）にお詣りして
車のある大門坂まではバスで戻ることにします。
飛瀧神社入口にバス停ありました。

八咫烏がかっこいい！

バスの時間までお昼頂きます。
バス停からすぐ近くの「瀧つせ」
滝に一番近いので見えるかな～と２階に上がりましたが残念ながら・・・。
１２時半過ぎた頃でしたが「おそばしかない」とのこと。
滝そばを頂きます。

観光地のお店って感じ。
それ以下でもそれ以上でもないな。
感染対策が若干心配。

瀧そば　６００円
おそばもごく普通。
それなりに美味しくいただきました。
２階はエアコンが効いていて歩いた身体には心地よかった。

滝つせ グルメ・レストラン

バス停には「那智の滝の成り立ち」も。
うんうん・・勉強になります。

バスに乗車して約２０分で大門坂駐車場に着きました。
「熊野御坊場南海バス」
乗車賃は現金支払いかＰａｙＰａｙでした。
皆さん降りるのにかなり時間かかっていました。
支払いがちょっと面倒です。

那智大社・那智の大滝を巡り・・
「補陀洛寺」も行きたかったけど・・今回は断念。
また訪れる口実になりました。

伊勢市に戻ります。