クリスチャンディオール展　当日券は大変だったけど感動します☆2023.4春の東京のんびり滞在②２日目

2023/04/06 - 2023/04/06

今回は娘の用事で上京したものの・・昼間はお仕事忙しく・・皆さん・・
平日暇なのは、オバサンの私だけでして・・申し訳ない気分ではあるのですが・・

一人で都内散策してみました。
春休みの学生さんたちも学校に戻った様子
都内は欧米からの観光客が増えてますね・・お陰で宿泊代も上昇中
今のうちに旅行しなきゃ!・・と思うのです・・ずっと言ってる気がするけど・・限界が近い感じ・・

時々家族も一緒でしたので・・お陰で一人じゃいけない焼き鳥屋さんにビストロも行けました。
こういう時たまには一人じゃないのも良いかもね・・って思う・・けど・・やっぱり・・一人はお気楽なんですっ。


・４月からの朝ドラ「まんてん」の主人公、牧野富太郎博士の高知の植物園には去年行って感動ものでしたので、今回は練馬の自宅後の庭園と記念館へ行ってみました。
・大人気の世界を巡回している　クリスチャンディオール展・・圧巻でした、うわさ通りの感動
・桜は終わった東京のチューリップとツツジ・・桜同様開花が早く満開でした。

新橋のブロッサム日比谷　泊

１日目・・牧野記念庭園
２日目・・東京都立美術館でクリスチャン・ディオール展・深川江戸資料館　
３日目・・昭和記念公園の満開のチューリップ
４日目・・根津神社のつつじ・横山大観記念館
５日目・・丸の内・日本橋界隈

エリア 東京

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

2日目は、大好評らしい東京現代美術館で開催中のクリスチャン・ディオール展へ
ディオール展は計画的にチケット事前にとっとくべき!大人気の展覧会らしいのですが・・
ここのところ、ひとり旅を続けまくってる状態で、下調べする時間がない・・
フザケタ状態でしたのですが・・なんとか・・当日券をゲットするべく、試行錯誤
・・八時半ごろ着いて、時間つぶして、その日のうちに見れればよいかな~というスタンスで・・はじめました。

現代美術館は、ちよっと不便なんですね、アクセスが。
最寄りの地下鉄駅から徒歩10分・・雨模様だし・・
銀座からシャトルバスも出てるようですが、
都バスに乗れば、美術館そばで降りれそうなので、バスで行ってみました。
バスで・・のーんびり

新橋から乗って・・結構面白いんです。はとバス気分~
銀座三越前~

歌舞伎座前

隅田川通過~

勝どき通過~

スカイツリーを遠くに眺め~月島通って

何度も橋をゆっくり渡るので、物珍しくもゆったり~なバス旅・・

到着~あらら・・すでに大勢当日券の為に行列ができてる・・9時過ぎ
開場は10時なんです。

東京都現代美術館 美術館・博物館

沢山並んでる・・大丈夫かなぁ・・って感じでしたが・・

12時半から13時に入れることになりました。よかった~
今日中に戻ってきて見れればよいので、余裕~

世界を巡回してる人気の展覧会とあって、楽しみです。

館内ちょっと見て、３時間じゃホテルに戻るもなしなので、
歩いて10分ほども深川江戸美術館で時間を見計らって

13時前に美術館に戻ってきました。

モダンな建物です。

広い~

いよいよ、ディオールの世界観を拝見できます~
時間で入場制限されているので、混んでないのですが、見ごたえがあり過ぎるのか、入場時間が長いようで・・
入場ぎりぎりの時間だと空いてるかと思いきや・・皆さん滞留状態でゆっくり館内観ています。マイペースに観るしかないですね。

事前予約してる方たちは、すんなり入れるから、計画的に来た方が良いですね。
高校生は無料ですんなり入れるようです。
ロンドン・ニューヨークに続いて東京と盛況のディオール展は１２月２１日から５月２８日まで開催されています。
来月の事前予約はすでに始まっているようです。が、残ってないかも・・
いかにも、パリの雰囲気なシックなエントランス

入ってすぐ、目を引く
ニュールックの永遠の象徴　バー　1947年のディオールの作品
絞ったウェストとたっぷりなフレアになったプリーツスカート
当時　一世風靡した作品

他にもシックな作品が並んでいます。

デッサンも

ニュールックのコーナーはシックさが目立ち、落ち着いて皆さん流れていく感じ。

葛飾北斎の浮世絵からイメージした、ジョン・ガリアーノ　の作品
スズルカ・サン　は2007年のコレクション

ファッションの非日常性があふれた作品です。洋服というより、絵画です。

ディオールと日本の繋がりが紹介されたコーナー

こうして日本で紹介されてきたのですね。

帝国ホテルでショーが催されて華々しく紹介されてました。
・・その帝国ホテルも建て替えの時期になってる昨今・・もう60年以上前のお話になるのですね・・
75年の歴史のディオールらしいので、見ごたえがあります。

独創的なファッション

サユリ・サンもジョンガリアーノの2007年の作品

目を引くドレスです。

歴史をかんじます。

こういう雑誌・・昔、実家で見た気がします。その頃でさえ歴史を感じましたが・・

丁度時は皇太后さまのご結婚の頃
美智子皇太后のウェディングドレス３着もディオールだったのですね。

1100点以上の作品だそうで

大人のためのラグジュアリーなエンターテイメントと銘うってますが、高校生は無料の意味は・・目を肥やしてくださいって事でしょうか・・

こんなドレスを買えるように頑張ってねって事かな・・
美術館で壮大なディオールのショーを開催って感じです。
パリのショーは行けなくても、ここでディオールの魅力を知ってしまうと、人生変わるかも・・
・・いや、見てると美術品に見えてくるから、非日常ですね、凡人には・・
着るものには、もはや見えない・・とか思いながら・・オバサンは・・進みます・・

こういうのも、興味ひきますね~
時間がかかってやっと出来上がるプロセスを見ると・・

やはり、洋服というより、芸術作品

入念なプロセスを経て、一つの作品が出来上がるんですね・・
もう絵画を観てるよう・・
歴代のディオールの後継者である、クリエイティブ・ディレクターの作品も多数紹介されています。

ラフ・シモンズの作品

ジョン・ガリアーノの作品

イブ・サンローランの作品

やはり・・クリスチャン・ディオールの作品で足が止まります。

赤いコートが特に目を引きます。全方向に美しい、どれも。

女性らしさもあり、シックでもあり

まだまだ続きます。

なるほど~

高木百合子氏の撮った写真も

そして・・壮大なスペクタクルショーといった感じ・・
写真を右手に観ていたら、左手に突然現れる35体のマネキンたちですが・・

暗い中に一体ずつライトが当たり、下方から月が上っていきます。

二階から見下ろす場所で見てるのですが・・空中遊泳している気分になります。

一つずつのドレスも華やかだし

次第に光が変わり

写真を観ながら進むと・・

左手のドレスたちは全く違う表情に
上部は鏡に映し出されているから、壮大な空間に見える

次々に表情を変え

目が離せません

次は、眩いくらいにゴールド

輝きすぎるほど眩い

流れるような景色になって

壁側のモノクロ写真と対照的

銀河の中にいるよう

そして・・またお月様が上ってきました。

この真っ白なコーナーにも驚きます。
ディオールのアトリエ
完成された作品かと思ったら、木綿布での仮縫い、オートクチュールの技術を紹介するものでした。

全部違って、真っ白のまま

・・天井まで

一つずつ観てても飽きません

これが、素材、色が変わるとどうなるんだろ

凄い世界ですね、妥協しない完成形を作り上げるまでの手間を考えると気が遠くなりそう。この頃のファストファッションに慣れ切ってるから、別世界を再認識します。
どちらも素晴らしいんですが・・

ここまでで、かなりのエネルギー消費した感じなのですが・・まだ下があるようで、降りてみます。

素敵なデッサン画

雑誌が並んでます。

こちらは、ディオールのスカーフの端切れを使って壁画のようになってます。
色のグラディエーションが見事です。

壁一面

近づくと

反対側の壁面もディオールの作品で色のグラディエーションが広がっています。

素晴らしい色の変化

赤だけでも、微妙な違い

白からピンクへ

一つ一つが細かくて完璧

白

そして・・ミスディオールの庭

クリスチャンディオールは母と一緒に庭づくりに熱中し、ディオールは庭園でコレクションのデザイン画を描いていたそう。

1949年には、無数の花が刺繍されたドレス、ミスディオール　を発表しました。
1947年に調香師ポール・ヴァシヱが手掛けたクリスチャン・ディオール初の香水を彷彿させるドレスです。

花が好きだったんですね。

そして、香水の数々

ディスプレーも華やかだったんですね。

歴史を感じます。

ミスディオールの庭

まさに、庭園がドレスになってます。

華やかです

実際に着こなせる方々は羨ましくなりますが

観るだけでも十分

続きます・・

続く

ディオールの夜会

上流階級のハーティードレスの数々

絵のようです・・

先ほどは、二階から見た35のドレスたちでしたが、地下階では、見上げる角度

最下層のドレスは、良く見えます。

迫力が凄いったら

イメージが変わってきます

一つずつ観てみるんですが、どれも素敵で時間がたつのも忘れそうです。

いくら見ても

飽きませんが・・二時間の枠が心配になってきます、この辺で。

まだ続くの~って感じで・・バックが壁面全体に

これも、一つずつ観てると時間がかかる

最後のコーナーも圧巻
ユニバース的な

シックなドレスたち

疲れました~

素晴らしすぎて

壮大なショーを観たって感じです。
こんなに集中して二時間美術館で過ごすって・・未だかつてなかったかも・・

結局・・お昼ご飯とってなかったんでした・・

美術館のカフェで

いろいろあるんですが・・疲れ切って

ドーナツで・・ここで暫く茫然とした感じで・・

帰りには・・当然・・当日券販売終了してました。

も一度行きたいけど・・疲れるだろうな・・と思うと・・
満足の二時間・・クリスチャン・ディオール展でした。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2023/04/14 22:47:38

  その昔のお洋服

  こんばんは、mikanさん
  
  クリスチャンディオール展、いやぁ～、その人気ぶりにびっくり！！
  当日券は、こんなに並んでいるんですね。
  凄いわ。
  でも、その人気ぶりもわかる…、この充実感ある展示内容。
  見事ですねー。
  しかも、高校生は無料ですかっ！
  芸術のパリ！の片鱗を感じるなぁー。
  
  それにしても、その昔のドレスの素敵なこと。
  女性の体のラインの美しさを最大限に主張しているというか…。
  この腰の細さからのスカートのライン☆
  美しいなぁー。
  個人的には、今の時代のふわっとした体のラインのわからないものよりも、
  この時代のパキッとした美しいラインの方が好きですね。
  と言っても、着るのは別だけれどね…（笑）
  
  たらよろ

  mikanさん からの返信 2023/04/15 13:02:00

  Re: その昔のお洋服

  たらよろさん
  
  こんにちは、コメントありがとうございます~
  素晴らしい展覧会というか、これはショーって感じでした。
  見てる間興奮し続けたんだと思うんですが、見終わるとぼっーとしてしまうんですよ。
  
  高校生は無料って羨ましいやら・・
  kokiちゃんでしたっけ、アンバサダーでしたっけ、なったのも理解できました。
  若者をターゲットにしてるんでしょかねぇ。
  
  展覧会のような古き良き時代のドレスを作り続けてほしいですが
  やっぱり、昔のグラマラスなドレスが素敵ですよね~
  
  帰りがけ、叶姉妹のような人たちがいらっしゃいましたが・・
  昼間にもいるんだ~ディオール着て展覧会に来る方が~
  とびっくりでした・・
  トータルコーディネートしなきゃだから、大変そうだけど・・
  それも、目の保養とさせていただきました。
  
  mikan