
2023/01/29 - 2023/02/02
12位(同エリア301件中)
Takashiさん
- TakashiさんTOP
- 旅行記130冊
- クチコミ55件
- Q&A回答13件
- 417,680アクセス
- フォロワー98人
タンチョウは高貴で希少な鳥だ。タンチョウを心ゆくまで眺めて撮影しようと、釧路を拠点とする旅に出た。幸い、天候に恵まれ、多くの楽しい経験をした。
一番素晴らしかったのは鶴見台や菊池牧場で青空を背に飛ぶタンチョウである。カップルで、群れで、タンチョウは様々な姿を見せてくれた。また、極寒の音羽橋で雪裡川を見渡しながら朝を迎え、川霧(毛嵐)の中に立つタンチョウたちを眺めた。タンチョウの求愛ダンスも見事だった。
可愛らしいシマエナガに出会えたのは幸運で、観光バスで訪ねた屈斜路湖のハクチョウ、摩周湖、硫黄山も良かった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
タンチョウは大きくて高貴な鳥だ。体長は1.4mほどあり、世界のツルの中でも、最も美しいとする人が多い。タンチョウの数は4000羽弱で、その4割程度は北海道、ことに釧路周辺などの道東にいる。タンチョウを見るのに好都合なのは冬である。餌を求めて人里近くへやってくるし、給餌も行われる。冬ともなれば、国内外から沢山の人がタンチョウに会おうと道東を目指すのだ。
私はバードウォッチングツアーに参加して2回、タンチョウを見ている(https://4travel.jp/travelogue/11222055)。しかし、2回とも曇りや雪の日だった。青空を飛ぶタンチョウを撮影しようと、もう一度、釧路へ旅することにした。妻を誘っての個人旅行である。そして運が良ければ、川霧の中に佇むタンチョウにも巡り会おうと欲張った。
気が付けば80歳を越えてしまったので、防寒対策、転倒防止対策には念を入れた。猫つる日記「タンチョウの撮影について」の記事が参考になった。靴は登山靴でスティックを持ち、滑りやすい時のために、アイゼン風の滑り止めも持参した。
出発が近づくと天気予報が気になった。例によって、予報はくるくる変わったが、一番信用できる気象庁の予報が安定し、どうやら、晴れた日に巡り会えそうだと嬉しくなった。釧路は強風との予報が出ることもあった。しかし、鶴のいる鶴居村は内陸なので、風はさほど強くないようだった。 -
2023年1月29日。新幹線で名古屋から東京まで行き、タクシーで羽田へ。12時15分発のJALは順調に飛んで13時55分に釧路に着いた。チケットは世界一周の時のマイレージで頂いていた。
タクシーに乗って、鶴居村の菊池牧場を目指した。夕方のツル飛翔スポットとして有名な場所である。菊池牧場は鶴居村役場の近くで地図も持参したが、標識があるわけではない。私有地をご厚意で開放して下さっているのだ。幸運なことに、運転手の鈴木さんはご自分でも鳥撮影をされるので、迷うことなく、午後3時ごろに到着できた。鈴木さんに興味がある方は、釧路個人タクシー協同組合を通して連絡できるだろう。
たしかにタンチョウが飛んでくる。ここは、ねぐらに帰るタンチョウの通り道になっているのだ。逆光ではあるけれど、早くも青空を飛ぶタンチョウを撮影出来た。使用したのは、500mmF5.6をつけたニコンのD850。タンチョウは大きいので、画面からはみ出さないようにフルサイズ機を使った。シャッター速度は1/2500。 -
イチオシ
何度か飛翔を撮っていると、大きな群れがやって来た。ニコンのD500に通常のレンズをつけたサブカメラでの撮影に切り替えた。
群れは下降し始めた。タンチョウの羽先が薄っすらとピンクになって美しい。この壮大な光景は、見ているだけで素晴らしい。 -
思わぬボーナスがあった。シマエナガの群れがやって来たのだ。シマエナガは北海道だけに棲む、エナガの亜種で頭部が白い特徴があり、とてもかわいい。運が良ければ、シマエナガに会いたいと思っていたが、それが実現した!
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シマエナガを楽しんでいると4時になった。陽が陰って寒くなって来たので引き上げることにした。
日没は4時30分頃だ。これから夕焼けが始まり、夕焼け空を飛ぶ夕鶴が見られるかもしれないが、夕鶴は出水で経験しているので、明日からの予定を重視することにした。
釧路のANAクラウンプラザホテルに着いたのは5時少し前。タクシー代は25,000円だった。滑り出しから順調な旅である。個人旅行だから、菊池牧場へはタクシーかレンタカーかだが、雪道の運転に自信がなく、タクシーを選んだのだった。レンタカーなら、菊池牧場にたどり着けず、ホテルに向かったかもしれない。 -
ANAクラウンプラザホテル12階の部屋は、港を望み眺望抜群だ。釧路川には蓮氷が張っている。写真は翌日撮った。
部屋は、それほど広くないが清潔で寛げ、ベッドは快適だ。バストイレ空間は広く、特にバスはゆったりしている。
一泊2人、朝食付き、約21,000円。ANAクラウンプラザホテル釧路 宿・ホテル
-
夕食は、主にメインのイタリアレストランで摂った。ピザなどのパスタと肉料理を組み合わせると、美味しくコスパも良かった。
写真はパエリアで既に一部、取り分けられている。
朝食会場もここである。内容豊富で、釧路ラーメンまであり、大満足だった。時間が6時から10時までというのも有難い。 -
1月30日。4時起きして、4時30分に迎えに来たタクシーに乗った。鶴居村の音羽橋に向かうのである。音羽橋はタンチョウのねぐらを遠望できる人気の場所で、気温が低いと雪裡川岸の木々は樹氷に覆われ、川面には霧がたつ。それらが朝日に輝く中でタンチョウが目覚めるのだ。雪裡川は、豊富な湧水が流れ込むため、冬でも凍らず、タンチョウのねぐらに適している。私は音羽橋を訪れていたが、気温が高く、この絶景には出会っていない。
依頼したタクシー会社は釧路交通さんで、名古屋から2日間の予約をお願いしていた。
5時ごろに音羽橋に着いた。コロナ前には2時頃からカメラマンが場所取り騒ぎになったというが、今はそんなことはなかった。まだ、好みの場所を選択できる。といっても真っ暗だから川の様子は分からない。鈴木さんが前日、欄干の数を数えると、ポイントを教えて下さっていた。今日の運転手さんも様子を知っていて、付いてきて、このあたりですとおっしゃった。鈴木さんの情報と、ほぼ合っていた。運転手さんと妻は車に帰り、しばらく待機。私は三脚を広げた。
とにかく寒い。防寒対策は、今朝は特に念を入れたけれど。外側はダウン、内側はダマールの間に、上は3枚のセーター類、下はズボンの重ね着をし、カイロも用意した。頭部は毛糸の帽子、ネックウォーマー、ダウンジャケットのフードで保護している。
運転手さんは車の温度計でマイナス23°と言っていた。気象庁の過去の気象データを見るとマイナス20°くらいだが、鶴居村の中でも場所による違いだろう。このくらいの低温になると凍傷を警戒しなければならない。当然手袋をつけていたが、カメラのセッティングが難しい。手袋を外して作業し、あわててカイロで指先を温めた。困ったのは眼鏡の曇りと結氷だ。曇り止めが役に立たない。予備のメガネに切り替え、マスクをはずした。
カメラマンは続々とやってきたが、殺気立つという雰囲気ではない。半分以上は海外からだろう。どこの国の言葉か分からない声も聞こえる。
寒さに耐えて待っていると、やっと明るくなってきた。音羽橋 名所・史跡
-
濃い霧を通して、時々タンチョウが見える。突然エゾシカがやって来た。タンチョウたちはそれほど騒がなかった。500mmレンズでの撮影。
-
日の出は6時40分頃だが、雪裡川に光が射すのは7時過ぎだ。
木々は樹氷に覆われ、朝日を浴びて薄っすらとピンクに染まる。川面には霧が立ち込めていた。憧れていた景色が目の前にある。
感動して眺めていたが、写真を撮ることにした。D500に通常のレンズでである。RAW現像の時のホワイトバランスが難しい。早朝の富士山撮影の時、曇天では肉眼より、やや赤みが乏しかった気がして、6670Kを選択した。音羽橋の写真ではこれを基本とした。
霧氷と樹氷の区別は複雑だ。この場合は、どちらでも良さそうで樹氷とした。 -
イチオシ
7時20分頃、朝日が川霧に当たった。海霧や川霧は最近、毛嵐(けあらし)とも呼ばれる。この方がドラマチックだ。
朝日に燃える、毛嵐である。 -
樹氷を望遠レンズで撮った。
-
イチオシ
川霧は、さらに激しくなったようで、ツルの群れの全貌は見えない。それでも両端の部分は何とか写真になる。
これは左側の部分。500mmレンズでの撮影。 -
右側の部分。
8時になったので帰り支度をして、素晴らしい経験をしたとホテルへ向かった。この後もドラマは起こるが、前回経験している(https://4travel.jp/travelogue/11222055)ことと似るだろうと思った。
車中で、写真の撮れ具合を確かめたかったが、結露を恐れて、カメラバッグはしっかり閉じたままだった。
9時前にホテルに帰り、美味しい朝ご飯をゆっくり頂いた。 -
10時30分、再び迎えに来たタクシーに乗って鶴居村の伊藤タンチョウサンクチュアリに向かった。ここは冬季にタンチョウ保護のため餌を与え、タンチョウ保護の重要な拠点となっている。
釧路駅から鶴居村役場までバスの便があり、バス停から歩いて到着することもできる。しかしバスの本数が少ないので機動的に行動するのは無理だ。
朝9時の給餌時間には多くのタンチョウが集まるが、もう時間が遅いのかタンチョウの数は少ない。鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ 自然・景勝地
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しかも続々と帰っていく。これはだめだと、やはり鶴居村にある鶴見台に向かった。
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ここも、タンチョウ保護の重要な拠点で、朝9時と共に、1-2時にも給餌を行うことがある。その日は給餌があると確認していた。行ってみると、沢山のタンチョウが群れている。
釧路駅から鶴見台までは阿寒バスの便もある。ほぼ2時間に1回の便で、上手く利用するには工夫がいるだろう。
この日、鶴居村の最高気温はマイナス4°。しかし、早朝の極低温を経験していると、寒く感じないから不思議だ。鶴見台 自然・景勝地
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管理人の方が餌を撒いていく。ツルたちは喜びの仕草を見せて餌を食べた。
鶴見台は人工物が多いので、撮影には苦労があるが、光の具合はいい。 -
ことに左側から飛来するタンチョウは撮影に適している。
写真はサブカメラにズームレンズをつけ80mmで撮影した。通常の焦点距離で撮れるのだから、携帯でも撮れるかもしれない。 -
500mmレンズで、飛翔の姿をしっかり撮ることもできた。羽をV字型に広げて格好いい。
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タンチョウの求愛ダンスも始まった。カップルが絆を確かめるために踊ることが多い。この時期、求愛ダンスは、しばしば見られるが、集団の中だと目立たない。離れた場所でのこのシーンは貴重なチャンスだ。人工物が少し気になるけれど。
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威勢よく踊るのはオスだろう。
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息があっている。
2時ごろになったのでホテルに向かってもらった。 -
1月31日。7時30分に迎えに来たタクシーで、また伊藤タンチョウサンクチュアリに行った。今日も晴れで、ついている。
すでに沢山のカメラマンが陣を敷いていた。右側の人たちはアメリカからだ。鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ 自然・景勝地
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このサンクチュアリはネイチャーセンターを併設しているので情報収集したり、暖をとることができる。今日は休館日だけれど。それでも左側の建物のお手洗いは利用できるようだ。
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餌やりが始まった。
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伊藤タンチョウサンクチュアリの難点は、午前中は光の具合が悪いことである。以前訪問した時は曇っていたので、それほど気にならなかったが。
少しでもいい写真を撮ろうと、あちこち場所を変えた。それもいけなかったのか、結局ろくな収穫がなかった。 -
再び鶴見台に向かってもらった。まず、どれみふぁ空さんのお店で美味しいケーキとコーヒーを頂いて休憩。1月は火曜閉店のはずだが、特別に開いていた。
窓の外を見ているとシマエナガの群れが現れたのに驚いた。珍しいことのようだ。どれみふぁ空 グルメ・レストラン
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11時ごろから撮影開始。500mmF5.6レンズをD850につけ、しっかり三脚に固定して飛翔を撮影することに専念した。
カップルが飛んでいく。鶴見台 自然・景勝地
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群れが飛んでいく。4羽とも目に光が当たった状態で撮れた。
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カップルが空高く昇っていった。
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そして旋回を始めた。素晴らしい光景だ。
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イチオシ
私は呆然としながらシャッターを押し続けた。
カップルは高く高く昇っていって、だんだん小さくなった。 -
こちらへ向かって飛んでくる姿も撮影できた。頭の赤い色、目の輝きもちゃんとしていた。
その日は給餌はなく、1時を過ぎるとツルたちは少しづつ去って行った。私たちは、暫くとどまり、周囲を少し探索した後、ホテルへ送ってもらった。3時ごろホテルに着いたはずだ。タクシー代は2日間で10万円を切っていた。随分サービスして下さったと思う。
青空を飛ぶタンチョウを撮ろうという望みは完全にかなえられたのだ。 -
その日は、ホテルの部屋から見る夕景も、ことのほか綺麗だった。
ANAクラウンプラザホテル釧路 宿・ホテル
-
2月1日。観光の日だ。釧路駅前8時30分発、阿寒バスのホワイトピリカ号に乗った。料金は1人当たり6000円。1週間前にネットで切符を買っていた。
ホテルの近くにもバス停はあるが、駅からの方が、いい席に座れると、駅までタクシーで行った。客は外国人の若者が多く、日本人は少数派である。満席ではなく、7割の席が埋まっているという、快適な状態だ。
最初に行ったのは鶴見台。ここに20分滞在。朝の給餌が終わったばかりで、ツルたちは活発に動いていた。鶴見台 自然・景勝地
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そして屈斜路湖の砂湯へ。地熱の影響で凍結しない部分があり、ここにハクチョウたちが寛いでいる。
屈斜路湖 砂湯 名所・史跡
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ハクチョウの羽ばたき。通常のレンズでハクチョウを大きく撮れる。
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ハクチョウが飛んだ。
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氷の上の行進。
楽しい20分間だった。 -
硫黄山では30分の時間がある。硫黄の付着した噴気孔に近づいた。
硫黄山 自然・景勝地
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道の駅で配られたお弁当を食べて、摩周湖第一展望台へ。
幸いなことに晴れていた。摩周湖 自然・景勝地
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阿寒湖で大半の客は降りる。移動しながら観光という便利なバスなのだ。
釧路へ帰る客は1時間の自由時間がある。ワカサギ釣りを宣伝していたので、行ってみた。事前に調査していず、切符売り場に行くまでに時間がかかった。現場を見ると大して興味をそそられなかったのでブラブラすることにした。
写真は未使用のワカサギ釣りテント。氷に穴が開いている。あいすランド阿寒 テーマパーク
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ここではスノーモービルも経験できる。後で考えれば、アイヌコタンにでも歩いていくべきだったかもしれない。
バスに帰るころに、雪が降り始めた。雪はだんだん激しくなり、バスは定刻の6時より遅れた。あわててホテルに帰り、着かえてホテルの鉄板焼きレストランに飛び込んだ。6時半から7時の間に行くと幅を持たせて予約しておいてよかった。
ここでは焼肉とアワビ、お造りのコースを注文した。釧路最後の夜を豪華にと考えたのだ。お料理も雰囲気も最高だった。あわてていたのでカメラを忘れたのが残念だ。 -
2月2日。出発の日である。ゆっくり朝食を摂り、荷造りしようとテレビをつけると暴風雪のニュースだ。北海道の大半が荒れている。急いでネットを見ると釧路は晴れだが、午後は強風らしい。JAL便は午前中は飛ぶが、午後は検討中。私たちは午後の便だ。
「こんなことなら早起きして、午前の便で帰るべきだったね」と私。
「急げばまだ間に合うわよ」と妻。私はネットで、切符を変更できることを確かめた。妻は神業の様な素早さで荷造りした。
急いで予約したタクシーに飛び乗り、9時45分に空港に着いた。10時25分発の羽田行きには、ゆとりで間に合った。
多分、午後の便も飛んだであろうが、気象庁のデータを見ると、その日の釧路の最大瞬間風速は24mで、はらはらしたと思う。午後4時ごろに帰宅し、ゆっくり寛ぐことができた。最後まで順調だ。
予想を超えた最高の旅だった。ことに大空を旋回するタンチョウのカップルは一生覚えているだろう。
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この旅行記へのコメント (8)
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- TKさん 2023/07/24 19:45:55
- 青空に映える美しいタンチョウ鶴
- Takashiさん
こんばんは!
青空に映える美しいタンチョウ鶴、本当に一枚の極上の日本画ですね。Takashiさんのこの旅行に出てくるすべてのタンチョウ鶴に、目がロックオンしてしまいました。ペアのタンチョウ鶴さんも、ちゃんとシンクロしているし、優雅ですねえ~~~。お互いに「次は右に回るよ~、その次は左だ~。」なんて会話しながら、きれいにそろって飛んでいるのでしょうか。
こんな芸術を観たら、誰でも興奮してしまいます。氷点下20度でも、関係無くなってしまいますね。私は、寒がりなので、とても氷点下20度の世界へは行けませんが、Takashiさんの旅行記で、大変貴重な感動を楽しめました。ありがとうございます。
TK
- Takashiさん からの返信 2023/07/24 20:59:51
- RE: 青空に映える美しいタンチョウ鶴
- TKさん
こんばんは
タンチョウの旅行記を読んでくださり、コメントとご投票を頂き、大変ありがとうございます。
タンチョウが旋回を始めた時は驚きました。それまで見たことがなかったですから。おっしゃる通り、会話しているみたいですね。タンチョウが高く高く上がってしまった後で、撮れているかどうか急いでチェックしました。撮れていると分かって本当にうれしかったです。
タンチョウの様に高貴な鳥が日本に居てくれるのは、有難いと思っています。コロナ前に、写真のことでやりとりしていたオランダ人が、タンチョウなど冬の北海道を撮りに行きたいとメールしてきて、情報提供したことがあります。コロナで計画倒れになったようですが。それでも、今回、現地では実にたくさんの外国人がカメラを構えていました。やっと来れたぜという所でしょうか。
TKさんの旅行記も楽しませていただいています。プラハに長期滞在、素晴らしいですね! 私は仕事でプラハに行きましたが、観光は少しだけで、新鮮に読ませていただいています。そしてお写真の街が美しいですね! 私が訪問しましたのは、東側の時期と、解放直後で、建物全体が汚れ、黒ずんでいて重々しい感じでした。中欧本来の美しさを取り戻しているいるようで、良かったなと思います。プラハを再訪したくなりましたが、多分実現しないでしょう(笑)。
続きも楽しみにいたします。
Takashi
-
- ドロミティさん 2023/02/12 10:56:40
- 会心の旅☆彡
- Takashiさん
大変ご無沙汰いたしております。
厳寒の釧路に行ってらしたのですね。
寒い寒いと家で縮こまっているので、凛とした冬空の素晴らしい
お写真の数々に心を打たれました。
なかでも樹氷と川霧に煙る鶴の群れの美しいお写真に感動しました。
olive kennjiさんもコメントされていましたが、冬の観光用ポスターに
なること間違いなし! 私も釧路市に採用を推薦したいです。
シマエナガ、本当に可愛らしい鳥ですね。
お写真を通して目が合っただけで笑みが零れてきました^^
ドロミティ
- Takashiさん からの返信 2023/02/12 12:12:06
- RE: 会心の旅☆彡
- ドロミティさん
こんにちは
コメントを頂き大変ありがとうございます。
コロナだ、円安だ、年齢だと海外旅行から遠ざかって暮らしていますが、久しぶりに、国内であっても、こんなことは滅多にないという経験をさせて頂きました。
出かけるまでは、寒かったら、吹雪になったらと心配事も多かったです。行ってみれば、すべて杞憂でした。
朝日に染まる樹氷と川霧の中のタンチョウは、憧れていましたので、同時に写真にできたのは、嬉しかったです。
感動を忘れないうちにと旅行記も、私にしては速く書いてしましました(笑)。
タンチョウは日本の宝の一つですね。少しづつ、数が増えているのも嬉しい限りです。シマエナガは本当に可愛いですね。2度も出会ってしまって、ビックリです。
Takashi
-
- olive kenjiさん 2023/02/10 17:30:59
- 観光ポスターに推薦 川霧の鶴たち
- takasi先生 ご無沙汰しています
また素晴らしい所へいかれましたね。
白鳥撮影の為、朝5時からマイナス23℃の所で待つなんて、とてもじゃないですが私にはムリムリでございます。
確かにレンタカーで行くよりタクシーの方が賢明と思いますが、2日間で10万円ですか。やはり私には鶴観察はムリムリなようです。
川霧に煙る鶴の群れの写真は最高です。
なぜ表紙になさらなかったと思うほどです。表紙の夫婦鶴さん、ごめんなさい。
もうこの写真に釧路と印字しただけで、立派な観光ポスターになる事間違いなしです。
シマエナガも見られたのですね。貴重な小鳥なので、お土産人形だけで、実際に実物を見るのは困難かと思っていました。
どちらにしろ携帯で撮るには厳しいどころか、肉眼でも点なんでしょうね。
釧路港は凍結するのですね。朝の写真も素敵ですが、夕方の写真も素晴らし過ぎます。
荒前兆の中、午前中に飛行機乗れて良かったですね。
風速24mなんて、とんでもない風です。
大空に飛ぶ2羽の鶴、まるでtakasi先生ご夫妻を象徴しているかのような姿です。
大きく羽を伸ばして、次は何処へ飛んで行こうかなと思っているのかな。
- Takashiさん からの返信 2023/02/10 21:27:29
- RE: 観光ポスターに推薦 川霧の鶴たち
- olive kenji さん
こんばんは
とても楽しいコメントを頂き、有難うございます。
タンチョウの旅は、コロナが流行り出してから、ずっともくろんでいました。昨年も全ての予約が終わっていたのですが、コロナの波が高くなって中止でした。そんな訳で、今年、本当に行けるか半信半疑でした。
マイナス20°以下の所で長時間待つのは、いざ実行となると、正気だろうかと、ひるみかけた時もあります。周囲の外国人たちは、血気盛んな体力充実の方々が多かったです。日本への観光旅行解禁となった途端に、どっと押し寄せるのですから、海外でもタンチョウは人気なのでしょうね。アメリカ人たちが、タンチョウについて詳しく議論しているのを聞くと、ここは日本だよねと思いました。
川霧の中のタンチョウを褒めて下さり、有難うございます。鳥屋にとっては、憧れのテーマです。川霧が濃すぎて、少し晴れた時にパチリとやって、何とかなりました。olive kenjiさんのお墨付きは貴重ですから、もっと自信をもって周囲に見せびらかそうと思います。
シマエナガは割合近くに来ました。肉眼でもスズメではないことが分かります。でも、じきにいなくなるので、写真に撮ったほうが、可愛い姿をゆっくり確認できました。お土産人形になるだけの愛嬌物ですね。
アイヌコタンの近くまで行きながら、チャンスを逃したのは少し残念です。olive kenjiさんの迫力のある写真は記憶に残っています。少し距離がありそうで、びびったのですが、ゆっくり歩いて行って、入り口だけでも見ておく手がありました。
Takashi
-
- ぴろろんさん 2023/02/10 13:00:08
- 美しい
- こんにちは、Takashiさん
素晴らしい写真の数々、思わず見入ってしまいました。
美しく優雅なタンチョウと釧路の自然がマッチした素晴らしい写真です
ピンと張りつめた空気感まで伝わってきました。
それからシマエナガ。
なんと愛らしい!
小さくてまん丸くてフワフワ
一度見てみたいものです
ぴろろん
- Takashiさん からの返信 2023/02/10 14:52:06
- RE: 美しい
- ぴろろんさん
こんにちは
コメントを頂き大変ありがとうございます。
写真を気に入って頂き、とても嬉しいです。
今度の旅は多くの念願がかない、幸せでした。
まだコロナが残っているのに、厳冬の北海道へ行っていいものか、
と少しは迷いましたが、大丈夫だろうと行ってよかったです。
釧路は出会う観光客の過半数が外国人で、半分、海外旅行の気分でした。
やはり、それだけの魅力がある場所なのですね。
シマエナガはほんとに可愛かったです。
それなりの宿に泊まって見るのが一番らしく、まず無理だと思っていました。
あちこち忙しく回っている鳥のようですから。
運よく、引き上げる前に、やってきてくれました。
ぴろろんさんの旅行記も楽しませていただいています。
神戸は随分前に住んでいたので、こんなホテルが来たのだと感心しました。
Takashi
コメントを投稿する前に
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