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 先般来続けている「京都人の密かな愉しみ」のロケ地巡りの第4弾。これまでの3回は何れも紅葉の季節だったので、今回は早春の京都。たまたまこの日に「京都人の密かな愉しみ Blue 修行中 祝う春」が再放送された。<br /><br /> 泉涌寺は隣の紅葉の名所東福寺の陰に隠れて、訪れる人は少ない。数えきれないくらい京都に来ている万歩計もこの寺は初めて。ここは「京都人の密かな愉しみ わたしの大黒さん」のロケ地で、特に庭園が美しかった。<br /> 日本人の宗教離れが進む中で、観光客が訪れる京都はまだしも、地方には維持が困難な寺院が多数あると聞いたことがある。

「京都人の密かな愉しみ」ロケ地巡り.8 泉涌寺・雲龍院 

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2022/03/12 - 2022/03/12

240位(同エリア3977件中)

万歩計

万歩計さん

この旅行記のスケジュール

2022/03/12

  • 市バスで大石橋から泉涌寺道へ

  • 泉涌寺へ

  • 雲龍院へ

  • 市バスで泉涌寺道から三条京阪へ

この旅行記スケジュールを元に

 先般来続けている「京都人の密かな愉しみ」のロケ地巡りの第4弾。これまでの3回は何れも紅葉の季節だったので、今回は早春の京都。たまたまこの日に「京都人の密かな愉しみ Blue 修行中 祝う春」が再放送された。

 泉涌寺は隣の紅葉の名所東福寺の陰に隠れて、訪れる人は少ない。数えきれないくらい京都に来ている万歩計もこの寺は初めて。ここは「京都人の密かな愉しみ わたしの大黒さん」のロケ地で、特に庭園が美しかった。
 日本人の宗教離れが進む中で、観光客が訪れる京都はまだしも、地方には維持が困難な寺院が多数あると聞いたことがある。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  •  竹田駅から地下鉄に乗って九条駅で下車。直ぐの大石橋から市バスに乗り換え。

     竹田駅から地下鉄に乗って九条駅で下車。直ぐの大石橋から市バスに乗り換え。

    九条駅

  •  泉涌寺道でバスを下車。

     泉涌寺道でバスを下車。

  •  泉涌寺道を5分ほど歩くと、

     泉涌寺道を5分ほど歩くと、

  •  泉涌寺の総門。

     泉涌寺の総門。

  •  泉涌寺は真言宗泉涌寺派の総本山。皇室との関連が深く「御寺(みてら)」とも呼ばれています。

     泉涌寺は真言宗泉涌寺派の総本山。皇室との関連が深く「御寺(みてら)」とも呼ばれています。

  •  境内には多くの塔頭寺院があり、これから行く雲龍院は「京都人の密かな愉しみ 秋 わたしの大黒さん」の舞台に使われました。

     境内には多くの塔頭寺院があり、これから行く雲龍院は「京都人の密かな愉しみ 秋 わたしの大黒さん」の舞台に使われました。

  •  ヒースロー先生は語ります。<br />「何代も続く世襲の家業を持つ家が多い京都では、後継者を作ることが何よりも重要だ。縁結びの神様、仏様がとりわけ熱心に信仰される背景には、そういう事情もあると私は考えている。」

     ヒースロー先生は語ります。
    「何代も続く世襲の家業を持つ家が多い京都では、後継者を作ることが何よりも重要だ。縁結びの神様、仏様がとりわけ熱心に信仰される背景には、そういう事情もあると私は考えている。」

  •  「京都人には京都人の悩みがある。家族主義が年々薄れていく日本社会において、京都は特異な存在だと言える。」

     「京都人には京都人の悩みがある。家族主義が年々薄れていく日本社会において、京都は特異な存在だと言える。」

    戒光寺 寺・神社・教会

  •  「何代にもわたって手堅く手堅く家業を守りソサエティを形成してきた京都人にとって、結婚はとても無関心ではいられない重要なイベントだ。」

     「何代にもわたって手堅く手堅く家業を守りソサエティを形成してきた京都人にとって、結婚はとても無関心ではいられない重要なイベントだ。」

  •  大本山泉涌寺の山門。ここはパスして目的の雲龍院へ。

     大本山泉涌寺の山門。ここはパスして目的の雲龍院へ。

    御寺泉涌寺 寺・神社・教会

  •  「しかし時として生まれた家の呪縛というのは若い京都人達にとっては辛い。私の教え子にもそういう女性がいる。」<br /><br /> その女性とは、室町時代から続く塔頭雲龍院の一人娘である一柳美里(演:中村ゆり)です。

     「しかし時として生まれた家の呪縛というのは若い京都人達にとっては辛い。私の教え子にもそういう女性がいる。」

     その女性とは、室町時代から続く塔頭雲龍院の一人娘である一柳美里(演:中村ゆり)です。

  •  雲竜院の山門に到着。<br /> 美里は同僚の村上に食事に誘われ、帰りにタクシーで送ってもらいます。美里がこの寺の一人娘だと知って、村上は驚きます。

     雲竜院の山門に到着。
     美里は同僚の村上に食事に誘われ、帰りにタクシーで送ってもらいます。美里がこの寺の一人娘だと知って、村上は驚きます。

    雲龍院 寺・神社・教会

    「京都人の密かな愉しみ」のロケ地 by 万歩計さん
  • 「多分もう電話もかかってこうへんやろ。…今までもそうやったから。」<br />走り去るタクシーを振り返りながら、ひとりつぶやく美里。<br /><br />

    「多分もう電話もかかってこうへんやろ。…今までもそうやったから。」
    走り去るタクシーを振り返りながら、ひとりつぶやく美里。

  •  雲龍院の参道。刈り込まれたツツジの間に梅が花を付けています。

    イチオシ

     雲龍院の参道。刈り込まれたツツジの間に梅が花を付けています。

  •  この玄関受付には何時も美里の母(演:丘みつ子)が座っています。秋の特別拝観の時は美里も手伝います。拝観料400円は京都の寺としてはとても良心的。

     この玄関受付には何時も美里の母(演:丘みつ子)が座っています。秋の特別拝観の時は美里も手伝います。拝観料400円は京都の寺としてはとても良心的。

  •  玄関の突き当りに雲龍の衝立屏風。

     玄関の突き当りに雲龍の衝立屏風。

    雲龍院 寺・神社・教会

    「京都人の密かな愉しみ」のロケ地 by 万歩計さん
  •  渡り廊下を進んで行くと、

     渡り廊下を進んで行くと、

  •  蓮華の間。庭に沿った雪見障子に四角いガラスが4枚。

     蓮華の間。庭に沿った雪見障子に四角いガラスが4枚。

    雲龍院 寺・神社・教会

    「京都人の密かな愉しみ」のロケ地 by 万歩計さん
  •  額縁に見立てて違った絵を眺める、というわけ。少し位置がずれたが左から椿、灯籠、楓、松。

     額縁に見立てて違った絵を眺める、というわけ。少し位置がずれたが左から椿、灯籠、楓、松。

  •  これは灯籠<br />

    イチオシ

     これは灯籠

  •  床の間

     床の間

  •  その隣りは大輪の間

     その隣りは大輪の間

    雲龍院 寺・神社・教会

    「京都人の密かな愉しみ」のロケ地 by 万歩計さん
  •  入ると直ぐ左に大石内蔵助筆による「龍淵」の額。討ち入り前に内蔵助が山科に籠っていた時、度々ここを訪ねていたそうです。

     入ると直ぐ左に大石内蔵助筆による「龍淵」の額。討ち入り前に内蔵助が山科に籠っていた時、度々ここを訪ねていたそうです。

  •  床の間

     床の間

  •  庭に向かって置かれた腰掛と瞑想石。

     庭に向かって置かれた腰掛と瞑想石。

  •  この腰掛に座って石に足を置いて静かに庭を鑑賞します。

     この腰掛に座って石に足を置いて静かに庭を鑑賞します。

  •  しばらく庭を鑑賞。

     しばらく庭を鑑賞。

  •  陽光に温められた石の熱が足裏から伝わってきます。

    イチオシ

    地図を見る

     陽光に温められた石の熱が足裏から伝わってきます。

    雲龍院 寺・神社・教会

    「京都人の密かな愉しみ」のロケ地 by 万歩計さん
  •  次の誘いを諦めていた美里でしたが、後日村上が雲龍院に訪ねてきました。美里は請われるままに村上を案内します。

     次の誘いを諦めていた美里でしたが、後日村上が雲龍院に訪ねてきました。美里は請われるままに村上を案内します。

  •  正面の霊明殿は内部撮影禁止。後光厳天皇、後円融天皇の等身大の座像が安置され、首の部分が抜けるようになっています。<br /><br /> 説明する美里に村上は、<br /> 「すごいなぁ、美里さんは。子供の頃からそんな責任感を感じながら暮らしていたんですね。」

     正面の霊明殿は内部撮影禁止。後光厳天皇、後円融天皇の等身大の座像が安置され、首の部分が抜けるようになっています。

     説明する美里に村上は、
     「すごいなぁ、美里さんは。子供の頃からそんな責任感を感じながら暮らしていたんですね。」

    雲龍院 寺・神社・教会

    「京都人の密かな愉しみ」のロケ地 by 万歩計さん
  •  本堂にあたる龍華殿。

     本堂にあたる龍華殿。

  •  正面は日光・月光菩薩。数名の女性参拝客が静かに写経されていました。

     正面は日光・月光菩薩。数名の女性参拝客が静かに写経されていました。

  •  龍華殿の前庭。正面は勅使門。

     龍華殿の前庭。正面は勅使門。

    雲龍院 寺・神社・教会

    「京都人の密かな愉しみ」のロケ地 by 万歩計さん
  •  龍華殿の濡縁を渡って庫裡へ。 

     龍華殿の濡縁を渡って庫裡へ。 

  •  さて肝心の大黒さんですが、庫裡の台所に安置されています。

     さて肝心の大黒さんですが、庫裡の台所に安置されています。

  •  生活空間なので拝観のみで撮影禁止。大黒さんの写真は雲龍院のHPから拝借しました。

     生活空間なので拝観のみで撮影禁止。大黒さんの写真は雲龍院のHPから拝借しました。

  •  走り大黒天は鎌倉時代の作。俵の上に乗ったにこやかな大黒様と異なり厳めしい形相。<br /><br /> 大黒様の前で村上は美里に交際を申し入れ、1年後に婚約指輪を置いていきました。

     走り大黒天は鎌倉時代の作。俵の上に乗ったにこやかな大黒様と異なり厳めしい形相。

     大黒様の前で村上は美里に交際を申し入れ、1年後に婚約指輪を置いていきました。

    雲龍院 寺・神社・教会

    「京都人の密かな愉しみ」のロケ地 by 万歩計さん
  •  庫裡と客殿の間の廊下にこんな演出。広い寺の掃除や生け花と、住職夫婦の仕事は大変です。

     庫裡と客殿の間の廊下にこんな演出。広い寺の掃除や生け花と、住職夫婦の仕事は大変です。

  •  月窓の間

     月窓の間

  •  悟りの間。

    イチオシ

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     悟りの間。

    雲龍院 寺・神社・教会

    「京都人の密かな愉しみ」のロケ地 by 万歩計さん
  •  「悟りの間」と呼ばれるのは書院にあるこの「悟りの窓」から。

     「悟りの間」と呼ばれるのは書院にあるこの「悟りの窓」から。

  •  丸窓から見る風景は訪れるたびに変わります。

     丸窓から見る風景は訪れるたびに変わります。

  •  悟りの窓

    イチオシ

     悟りの窓

  •  悟りの間の濡縁から見た庭園。<br /> 婚約指輪を贈られた夜、美里は母と二人でここに座って静かに語り合います。<br /><br />

     悟りの間の濡縁から見た庭園。
     婚約指輪を贈られた夜、美里は母と二人でここに座って静かに語り合います。

    雲龍院 寺・神社・教会

    「京都人の密かな愉しみ」のロケ地 by 万歩計さん
  •  「おめでとう。」<br /> 「簡単には喜ばれへん。」<br /> 「サラリーマン辞めてお坊さんになってもええ、という村上さんの申し出は断りましたえ。」<br /> 「えぇ、あの人そんなこと言わはったん。」

     「おめでとう。」
     「簡単には喜ばれへん。」
     「サラリーマン辞めてお坊さんになってもええ、という村上さんの申し出は断りましたえ。」
     「えぇ、あの人そんなこと言わはったん。」

  •  「仏に仕える道はそんな甘いもんやおへん、てキッチリお断りしました。」<br /> 「おかあさん…。」<br /> 「本山からしかるべき人に来てもろて継いでもろてもいい、てお父さんも言うてはるし。」

     「仏に仕える道はそんな甘いもんやおへん、てキッチリお断りしました。」
     「おかあさん…。」
     「本山からしかるべき人に来てもろて継いでもろてもいい、てお父さんも言うてはるし。」

  •  「そうなったら…、うちらどこに住むんよ。」<br /> 「せやなぁ。街中に引っ越してあんたの憧れのマンション暮らしでもしよか。……二人で相談して、ゆっくり考えよし。」<br /><br /> この後二人は晩秋の満月を見ながらお抹茶を点てます。

     「そうなったら…、うちらどこに住むんよ。」
     「せやなぁ。街中に引っ越してあんたの憧れのマンション暮らしでもしよか。……二人で相談して、ゆっくり考えよし。」

     この後二人は晩秋の満月を見ながらお抹茶を点てます。

  •  11:30 雲龍院を後にしました。

     11:30 雲龍院を後にしました。

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この旅行記へのコメント (5)

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  • ポテのお散歩さん 2022/04/30 22:04:22
    雲龍院
    万歩計さん こんばんは。

    雲龍院を舞台にしたシーンはよく覚えています。
    いつも実家の職業を知られると恋愛を諦めるのが慣れっこになっていた
    美里さんに、ようやく春が訪れた設定だったので(*^-^*)

    本当に、色んな場所をロケ地にしている番組ですね。

      ポテ

    万歩計

    万歩計さん からの返信 2022/04/30 22:41:58
    Re: 雲龍院
     ポテさん、こんばんわ。
     このシリーズの旅行記に、京都人のポテさんからコメントを頂けると嬉しいです。

     雲龍院の美里さんの話しの他にも、「代替わり編」では純正が東京の出版社に就職するか、家業の「洗い辻光」を継ぐかさんざん悩む話しがありましたね。

     純正「オヤジは何が何でも洗い屋を継げなんて言うてへん。問題はオレや。オレが後ろめたいだけや。」
     文香「ご両親に対して?」
     純正「理解できんかもしれんけど、この町に対して。」

     若者をこう思わせる京都の街はやはり素敵です。

      万歩計
  • pedaruさん 2022/04/30 16:27:40
    テレビドラマ
    万歩計さん こんにちは

    良いテーマを選んでいますね。代々続く寺を離れて恋に生きる、でしょうか?
    現実はどうなのか知りませんが、これだけの寺を拝観するのに400円は良心的ですね。
    掃除はもちろんのこと、庭の手入れには莫大な費用が掛かります。それに生け花、
    たぶん見た限りでは池坊の花型ではないかと思われますが、この花を生けるだけでも大変です、花材を調達するだけでも容易ではありません。さすが、奥様の行けた花は、正しく、美しく生けてありますね。古典の形式です。

    万歩計さんのファンも増えているでしょうね。いつも素晴らしい出来です。

    pedaru

    万歩計

    万歩計さん からの返信 2022/04/30 21:09:40
    Re: テレビドラマ
     pedaruさん、こんばんわ。
     今回もコメント頂き、ありがとうございます。

     京都の歴史ある寺院は観光収入もあるでしょうが、檀家の葬儀や法事、仏の教えを後世に伝えるといった僧侶の本来の役割も当然ながら勤められています。雲龍院にも拝観した寺院の横に龍華堂という納骨堂があり、檀家のお参りがあってご住職が読経れていました。

     「京都人の密かな愉しみ」はテレビドラマでは括れない、深い内容の上品な番組です。「わたしの大黒さん」は「京都人の密かな愉しみ 縁結び編」として30分にまとめてYouTubeにアップされています。美里役の中村ゆりさんがとても可愛いです。
     よかったら見て下さい。

     https://www.youtube.com/watch?v=QufZRdVcmVo

      万歩計
     

    pedaru

    pedaruさん からの返信 2022/05/01 06:52:08
    RE: Re: テレビドラマ

    万歩計さん おはようございます。

    お寺さんの経済は、檀家さん次第ですね。

    youtube拝見しました。私は常盤貴子さんが好みです(笑)。

    pedaru

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