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 万歩計は福岡県南部の片田舎の出身で、高等学校卒業まで同地で過ごしました。10年ほど前から関西在住のクラス仲間5~6名が年に数回京都に集まっては旧交を温めています。<br /><br /> 今回は瑠璃光院を中心に八瀬周辺を散策しました。奈良に住んでいるため京都には数えきれないくらい訪れていますが、瑠璃光院は初めてでした。NHKのBSプレミアム「京都人の密かな愉しみ」のロケに使われたことで知り、美しい苔と新緑を見たいと思っていました。<br /> 瑠璃光院は春と秋の一定期間のみ一般公開されます。訪れた6月3日は春の公開の終盤で新緑から青もみじに変わっていましたが、多くの観光客が訪れていました。書院2階の黒光りした写経机に映った「瑠璃の庭」は感動でした。

八瀬 瑠璃光院

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2018/06/03 - 2018/06/03

304位(同エリア2198件中)

万歩計

万歩計さん

この旅行記のスケジュール

2018/06/03

この旅行記スケジュールを元に

 万歩計は福岡県南部の片田舎の出身で、高等学校卒業まで同地で過ごしました。10年ほど前から関西在住のクラス仲間5~6名が年に数回京都に集まっては旧交を温めています。

 今回は瑠璃光院を中心に八瀬周辺を散策しました。奈良に住んでいるため京都には数えきれないくらい訪れていますが、瑠璃光院は初めてでした。NHKのBSプレミアム「京都人の密かな愉しみ」のロケに使われたことで知り、美しい苔と新緑を見たいと思っていました。
 瑠璃光院は春と秋の一定期間のみ一般公開されます。訪れた6月3日は春の公開の終盤で新緑から青もみじに変わっていましたが、多くの観光客が訪れていました。書院2階の黒光りした写経机に映った「瑠璃の庭」は感動でした。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
4.5
同行者
友人
交通手段
私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  •  11:00 京阪三条駅に集合して先斗町の「京料理 花柳」へ。

     11:00 京阪三条駅に集合して先斗町の「京料理 花柳」へ。

    鍋と旬菜と京料理 花柳 グルメ・レストラン

    お手軽なランチ「かりゅう御膳」 by 万歩計さん
  •  入口に芸妓さんの名が書かれたうちわ。花街先斗町らしい。

     入口に芸妓さんの名が書かれたうちわ。花街先斗町らしい。

  •  2階の和室に通されました。ガラス窓越しに鴨川が見える部屋です。

     2階の和室に通されました。ガラス窓越しに鴨川が見える部屋です。

  •  窓を開けると京の風物詩「鴨川の納涼床」が見えます。納涼床を期待して行ったのですが、残念ながら昼の川床は5月と9月だけで窓から鴨川を見ながらの部屋食になりました。

     窓を開けると京の風物詩「鴨川の納涼床」が見えます。納涼床を期待して行ったのですが、残念ながら昼の川床は5月と9月だけで窓から鴨川を見ながらの部屋食になりました。

  •  「かりゅう御膳」、最初の膳。

     「かりゅう御膳」、最初の膳。

  •  メインの膳。これに御飯とデザートがついて2500円也、ランチにちょうどいい料理でした。

     メインの膳。これに御飯とデザートがついて2500円也、ランチにちょうどいい料理でした。

  •  おしゃべりしながら鴨川沿いを出町柳に向けて歩いています。

     おしゃべりしながら鴨川沿いを出町柳に向けて歩いています。

  •  叡山電鉄出町柳駅から電車で15分、八瀬比叡山口駅 に到着しました。

     叡山電鉄出町柳駅から電車で15分、八瀬比叡山口駅 に到着しました。

    八瀬比叡山口駅

  •  ホームの先は木々の緑があふれて、涼やかな瀬音が聞こえてきます。

     ホームの先は木々の緑があふれて、涼やかな瀬音が聞こえてきます。

  •  レトロな駅舎。「驛」の字がいい。

     レトロな駅舎。「驛」の字がいい。

  •  高野川にかかる橋を渡って川沿いに歩いていくと。

     高野川にかかる橋を渡って川沿いに歩いていくと。

  •  約5分で瑠璃光院の山門に着きました。

     約5分で瑠璃光院の山門に着きました。

    瑠璃光院 寺・神社・教会

  •  山門前に入場を待つ人が50人ほど並んでいました。入場制限をしているようです。

     山門前に入場を待つ人が50人ほど並んでいました。入場制限をしているようです。

  •  待ってる間に係りの人が写真撮影のサービスをしてくれました。Sさん、Tさん、Cさん、M君、万歩計です。この会の中心人物だった人望家のK君の姿がありません。昨年惜しまれて亡くなりました。今日は約1年経っての「偲ぶ会」も兼ねた集まりです。

     待ってる間に係りの人が写真撮影のサービスをしてくれました。Sさん、Tさん、Cさん、M君、万歩計です。この会の中心人物だった人望家のK君の姿がありません。昨年惜しまれて亡くなりました。今日は約1年経っての「偲ぶ会」も兼ねた集まりです。

  •  30分余り待ってやっと入場です。ゆっくりと登る参道の傾斜地には楓紅葉を始め多種の樹木が植えられています。

    イチオシ

     30分余り待ってやっと入場です。ゆっくりと登る参道の傾斜地には楓紅葉を始め多種の樹木が植えられています。

  •  風流な冠木門をくぐると

     風流な冠木門をくぐると

  •  玄関前の庭。

     玄関前の庭。

  •  池に大きな鯉。

     池に大きな鯉。

  •  玄関を入るとすぐに2階の書院に上がります。黒光りした写経机に「瑠璃の庭」の青もみじが鏡のように映り込んでいます。緑と黒の落ち着いたコントラストです。<br /><br /> 静かに見えますが仕切りの手前は座るスペースを確保するのが大変なくらい人で一杯です。順番に前の列に行きシャッターを切ったら後ろに戻ります。

    イチオシ

    地図を見る

     玄関を入るとすぐに2階の書院に上がります。黒光りした写経机に「瑠璃の庭」の青もみじが鏡のように映り込んでいます。緑と黒の落ち着いたコントラストです。

     静かに見えますが仕切りの手前は座るスペースを確保するのが大変なくらい人で一杯です。順番に前の列に行きシャッターを切ったら後ろに戻ります。

    瑠璃光院 寺・神社・教会

  •  窓枠が額縁のようです。見る場所を変えると日光の具合で色合いが変化します。しかし映り込みを写真が今一つ捉え切れていない。

     窓枠が額縁のようです。見る場所を変えると日光の具合で色合いが変化します。しかし映り込みを写真が今一つ捉え切れていない。

  •  ということで、瑠璃光院公式サイトのフォトギャラリーから1枚拝借しました。見事な床もみじ!条件次第でこんな光景が見れます。

     ということで、瑠璃光院公式サイトのフォトギャラリーから1枚拝借しました。見事な床もみじ!条件次第でこんな光景が見れます。

  •  やはり黒光りした板張りの床もみじ。<br /> 「京都人の密かな愉しみ」では、この場所から庭師見習いの幸太郎君が師匠の美山清兵衛にもみじ剪定の失敗を諭されていました。

    イチオシ

     やはり黒光りした板張りの床もみじ。
     「京都人の密かな愉しみ」では、この場所から庭師見習いの幸太郎君が師匠の美山清兵衛にもみじ剪定の失敗を諭されていました。

  •  2階の隅の写経机で下手な字で写経。<br /><br /> 「佛の光明はあまねく十方世界を照らして、念仏をする人を一人ももらさず救いとって下さいます。」<br /> 「阿弥陀仏の本願力を信ずるものの人生を、無意味に過ごすことはありません。功徳の大宝海が身に満ちて、心豊かな生涯を全うすることができます。」

     2階の隅の写経机で下手な字で写経。

     「佛の光明はあまねく十方世界を照らして、念仏をする人を一人ももらさず救いとって下さいます。」
     「阿弥陀仏の本願力を信ずるものの人生を、無意味に過ごすことはありません。功徳の大宝海が身に満ちて、心豊かな生涯を全うすることができます。」

  •  階段を下りて1階の書院の縁側から庭を眺めます。<br /> もみじと合わせて苔の美しさが際立っています。瑠璃光院には数十種の苔が植わっているそうです。<br /> 

     階段を下りて1階の書院の縁側から庭を眺めます。
     もみじと合わせて苔の美しさが際立っています。瑠璃光院には数十種の苔が植わっているそうです。
     

  •  瑠璃光院の歴史は古いようですが、大正末から昭和の初めにかけて、一万二千坪の敷地に延二四〇坪に及ぶ数奇屋造りに大改築するとともに、自然を借景とした名庭を造営したそうです。建築にあたった棟梁は京数寄屋造りの名人と称された中村外二、築庭は佐野藤右衛門一統の作と伝えられています(パンフレットより)。

     瑠璃光院の歴史は古いようですが、大正末から昭和の初めにかけて、一万二千坪の敷地に延二四〇坪に及ぶ数奇屋造りに大改築するとともに、自然を借景とした名庭を造営したそうです。建築にあたった棟梁は京数寄屋造りの名人と称された中村外二、築庭は佐野藤右衛門一統の作と伝えられています(パンフレットより)。

  •  夏にはカジカが鳴くという池とせせらぎ。<br /> ヨーロッパかぶれの万歩計もこと庭園に関しては和風に軍配を上げます。

    イチオシ

     夏にはカジカが鳴くという池とせせらぎ。
     ヨーロッパかぶれの万歩計もこと庭園に関しては和風に軍配を上げます。

  •  癒されます。いつまでも座って眺めていたいのですが後ろで人が待っています。写真を取って早々に場所を譲りました。

     癒されます。いつまでも座って眺めていたいのですが後ろで人が待っています。写真を取って早々に場所を譲りました。

  •  人が多くその流れに乗った感じで50分で瑠璃光院を退出ました。<br /> 出た後に、書院から渡り廊下を通り『喜鶴亭』に移動しここから「臥竜の庭」を見るコースを逃していたのに気づきました。悔しいけど後の祭りです。

     人が多くその流れに乗った感じで50分で瑠璃光院を退出ました。
     出た後に、書院から渡り廊下を通り『喜鶴亭』に移動しここから「臥竜の庭」を見るコースを逃していたのに気づきました。悔しいけど後の祭りです。

  •  瑠璃光院を出て駅に戻る途中に「ルイ・イカール美術館」がありました。瑠璃光院の半券で入場できました。

     瑠璃光院を出て駅に戻る途中に「ルイ・イカール美術館」がありました。瑠璃光院の半券で入場できました。

    ルイ・イカール美術館 KYOTO 美術館・博物館

    工夫された数々の展示室 by 万歩計さん
  •  ルイ・イカールはアール・デコ時代のフランスで活躍した画家です。パリと京都市の姉妹都市提携50周年を記念して2011年に建てられた新しい美術館です。

     ルイ・イカールはアール・デコ時代のフランスで活躍した画家です。パリと京都市の姉妹都市提携50周年を記念して2011年に建てられた新しい美術館です。

    ルイ・イカール美術館 KYOTO 美術館・博物館

    工夫された数々の展示室 by 万歩計さん
  •  入ると正面の大きなガラス窓越しに竹林の坪庭。

     入ると正面の大きなガラス窓越しに竹林の坪庭。

  •  ルイ・イカールの作品を見て回ります。

     ルイ・イカールの作品を見て回ります。

  •  作品もさることながら和、洋と工夫を凝らした部屋のデザインが素晴らしい。

     作品もさることながら和、洋と工夫を凝らした部屋のデザインが素晴らしい。

  •  窓から見える和風庭園。

     窓から見える和風庭園。

  •  器である建物やそれを取り巻く空間も立派な作品に感じられました。

     器である建物やそれを取り巻く空間も立派な作品に感じられました。

  •  少し歩いた先の「エクシブ京都 八瀬離宮」でお茶休憩。

     少し歩いた先の「エクシブ京都 八瀬離宮」でお茶休憩。

    エクシブ京都 八瀬離宮 宿・ホテル

    八瀬散策でお茶するのに最高 by 万歩計さん
  •  帰りは叡山電鉄の新型電車に乗れました。フロントの楕円形が目を引くデザインです。

     帰りは叡山電鉄の新型電車に乗れました。フロントの楕円形が目を引くデザインです。

    八瀬比叡山口駅

  •  JR京都駅前の「アサヒスーパードライ ルネサンス」。故K君がアサヒビールに勤めていたので夕食は何時もここと決めていました。K君の思い出話をしながらゆっくり夕食して19:00に解散しました。

     JR京都駅前の「アサヒスーパードライ ルネサンス」。故K君がアサヒビールに勤めていたので夕食は何時もここと決めていました。K君の思い出話をしながらゆっくり夕食して19:00に解散しました。

    Beer Thirty 京都駅前店 グルメ・レストラン

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