2019/05/03 - 2019/05/03
98位(同エリア522件中)
shunfilmさん
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・4月18日:名古屋 ⇒ 香港
・4月19日:香港 ⇒ アムステルダム
・4月20日:アムステルダム ⇒ デンハーグ
・4月21日:デンハーグ ⇒ ロッテルダム
・4月22日:ロッテルダム ⇒ アントワープ
・4月23日:アントワープ ⇒ ブルージュ
・4月24日:ブルージュ ⇒ ブリュッセル
・4月25日:ブリュッセル ⇒ ルクセンブルク ⇒ ナンシー
・4月26日:ナンシー ⇒ ブザンソン+アルケスナン
・4月27日:ブザンソン ⇒ ローザンヌ
・4月27~30日:ローザンヌ
*******小旅行*******
・4月28日:ヴヴェイ ⇒ モルジュ ⇒ モントルー
・4月29日:ジュネーヴ
・4月30日:ローザンヌ ⇒ ベルン
・5月1日:ベルン ⇒ ツェルマット
・5月2日:ツェルマット ⇒ グリンデルワルト
・5月3日:グリンデルワルト ⇒ ルツェルン ⇒ チューリッヒ
・5月3日~6日:チューリッヒ
*******小旅行*******
・5月4日:ザンクトガレン ⇒ リヒテンシュタイン(ファドゥーツ)
・5月6日~7日:チューリッヒ ⇒ 香港 ⇒ 名古屋
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7:15起床。外は雨。
朝食はハム4種類、チーズ4種類、キュウリにトマト、クロワッサン、そしてこの旅初のスクランブルエッグとベーコンがあった。久々のベーコン、美味しかった。
8:25にチェックアウトし、駅でバスを待った。ホテル セントラル ヴォルター ホテル
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昨日雨が降ったこともあってか、アイガーがうっすらと雲に覆われている。
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定刻8:48にバスは出発。
グリンデルワルド駅 駅
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9:04昨日と同じ駅で電車に乗り継ぎ、9:12に電車は出発。
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やはり曇天では気持ちが上がらない・・・。
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Interlaken Ost駅に9:21に到着。
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スイス全土の路線図。
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中央やや左下のInterlaken Ostから右上のLuzernへとこれから向かう。
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ユングフラウ地方の路線図。
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インターラーケン・オスト駅にはなぜか日の丸が掲げられていた。
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駅前には近代的なビルのCOOPがあり、2階にはCOOPレストランなるものまであった。
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駅の反対側の出たところには船が停まっている。
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イチオシ
その手前の横断歩道の模様が水色の波線になっていた。日本では法律上絶対許されないだろう・・・が、こういうところはさすがにシャレている。
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横断報道を渡り、船までやってきた。船首にはJUNGFRAU/ユングフラウと書かれている。
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船尾側にはスイス国旗が掲揚されている。
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8番ホームにはベルリン行きのICEが停まっていた。ここからベルリンまで何時間かかるんだ!?
10:04定刻に出発。 -
ルツェルン行きの列車には食堂車も連結されている。
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食堂車内部はこんな感じ。
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Meiringenという駅で進行方向が入れ替わったものの、左右に複数の湖を見ながらアップダウンもある素晴らしいルートだった。
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そして食堂車付きで上にも窓のある展望列車ということで、さすがに景勝ルートを走るルートの車両は違う。
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この旅で氷河急行には乗ることはできなかったが、この列車でも十分スイスの絶景を楽しむことができた。これで晴れていたらなぁ・・・。
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「白衣の戦士」「家政婦のミタゾノ」「あいのり」を見て、定刻11:55ルツェルンに到着。
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ギリギリのサイズのロッカーに荷物を入れ、街歩き開始。
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ルツェルンの駅を出るとWELCOMEの文字が出迎えてくれたのだが、なんか質素な門・・・
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・・・と思っていたら反対側はきちんとした装飾が施されていた。
ルツェルン駅 駅
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イチオシ
まず駅前のゼー橋を渡り川の向こう側へ。そしてカペル橋を渡って再び川のこちら側へ戻る。
カペル橋 現代・近代建築
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カペル橋はまだ時期が早いのか、花はなかった。
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1999年のコンチキツアーで訪れて以来20年振りの訪問となったカペル橋だが、
https://4travel.jp/travelogue/10885290
当時のことを鮮明に思い出した。
そういう意味ではこの町のシンボルとして立派に役目を果たしている、素晴らしい橋で、橋の途中から旧市街を見ると旧市庁舎とその時計台を含む建物群を眺めることもできる。 -
ロイス川に架かる橋で、現存するヨーロッパ最古の木造橋としても知られ、ルツェルンのシンボルとなっているカペル橋。
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橋のたもとに礼拝堂(Chapel)があったことからこの名がつけられた。
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もともとは湖から襲ってくる敵の攻撃から守るための城壁の一部として1333年に造られた屋根付橋で、橋の橋の梁には聖人の生涯と町の歴史を描いた三角形の絵画が110枚ある。
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110枚の中の1番の絵がこちら。
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1993年に起きた火災により、橋の大部分とほとんどの絵は焼失してしまったが、すぐに再建された。
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イチオシ
橋に隣接して建っている8角形のレンガ造りの塔は高さ43mあり、敵の襲来を見つけるための見張り台だが、監獄や拷問部屋としても使用されていた。
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花が飾られている姿もいつか見てみたい。
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反対側を見てみると・・・
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イチオシ
・・・山の上にお城が見える。
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宮殿のような水色の建物と・・・
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・・・白い建物の2つの建物からなるホテル。
Chateau Gutsch ホテル
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ロイス川の北側にあるこちらの建物はワインレッドの屋根を持つ旧市庁舎。
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特徴的な時計盤も併せて、すごく魅力的な建物。その地上階はレストランになっていて、結婚式の二次会と思われるパーティーが開催されていた。さらにその奥で野菜を売っていた。
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ルツェルン中央駅からロイス川沿いに西へ歩いて約5分のところにある、タマネギ型の2つの尖塔が特徴的なイエズス教会。
イエズス教会 寺院・教会
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イチオシ
木造の扉を開けて中に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、外観からは想像もつかない白とパステルピンクでカラーリングされた壮麗な内装。
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1666年から67年にかけて建造されたスイスで最古のバロック式教会。
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説教壇に登る階段がない説教壇。
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どうやら柱の中に階段があるらしい。
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天井に描かれた豪華な壁画はもちろんだが、金色の彫像やレリーフがところどころに施された内壁、さらに同じ色調で統一されたパイプオルガンなど、久々に美しい!と思った教会。
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パイプオルガンの中央部分にはイエスの名前を示すIHSの装飾もある。
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パイプオルガン手前の天井画。
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その中央には馬車ならぬ象車が描かれている。
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こうしてみるとドイツのフュッセン郊外にある世界遺産・ヴィース教会に似ている。
https://4travel.jp/travelogue/11660392 -
ロイス川の南側にあるこちらの建物が新市庁舎。
新とはいうものの、それなりに歴史を感じる重厚な建物。 -
新市庁舎を見学し、再びロイス川沿いを歩いていると、遠くに城壁のようなものが見える。
シュプロイヤー橋 建造物
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かなりの高さを誇る城壁の塔。
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そのてっぺんには西洋の案山子?らしきものも見えた。
手前の人と比べるとその大きさが伝わる。 -
こちらの建物の中に入ると・・・
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・・・建物ではなく、橋へとつながる入口となっている。
こちらの橋はカペル橋より小規模な木造の屋根が付いたシュプロイヤー橋。 -
当初は川の中にあった工場への通路として造られ、1408年に対岸まで架けられたのと同時に旧市街の西からの侵入を防ぐ城壁の一部でもあった。ちなみに橋の名称は、橋の隣の製粉所から出たもみ殻"シュプロイ"が由来らしい。
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全長は81mで、1566年の洪水で倒壊した後に再建されている。橋の中央には17世紀に設置された小さな礼拝堂がある。
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またカペル橋と同じように梁の部分には三角形の絵画が飾られていて、カペル橋のそれが聖人の生涯と町の歴史だったのに対し・・・
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イチオシ
・・・こちらには"死の舞踊"と呼ばれるモチーフの67枚の絵になっている。これらの絵はペストが流行したという時代背景があるらしい。
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そして先ほどシュプロイヤー橋の南から見えた城壁へとたどり着いた。
ルツェルンの町を敵であるハプスブルク家から守るために15世紀に完成したムーゼック城壁。現存する城壁としてはスイス最長の城壁で、全長870mで9つの塔が残っている。ムーゼック城壁 城・宮殿
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イチオシ
城壁の北側には小さな牧草地があり、茶色と黒、それぞれ2頭ずつ、計4頭のバッファローのような牛が放牧されている。
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自分はカペル橋、シュプロイヤー橋を見て西側からこの城壁にやってきたので、西から2番目の塔であるメンリ塔Männliturmから上った。
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塔の内部は空洞で壁に沿ってつけられたかなり急勾配の木製の階段を上って塔の頂上へと出る。
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壁に沿って張り付けられただけの木製の階段ということでちょっとした恐怖感を楽しめる。
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このメンリ塔は9つある塔の中で唯一屋上からの展望を楽しむことができるようになっている。
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イチオシ
西にホテルとなっているお城が見える。
下から見たときはどうやって行くのだろうか?と思っていたが、上から見ると横にケーブルカーが確認できた。 -
イチオシ
更に南にはシュプロイヤー橋、そして東にはフィアヴァルトシュテッター湖と、ルツェルンの街の展望を楽しんだ。
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そして先ほど下から見えた西洋版案山子を間近で見てみる。
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腰に剣を差し、右手に旗を持つ騎士というスタイル。
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メンリ塔を下りて城壁沿いを東へと向かう。
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陸上トラックやサッカーグランドのある学校のような建物も城壁に隣接してあった。
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メンリ塔から2つ目の見張り塔Wachtturmのてっぺん部分。
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続いて上がることができる見張り塔Wachtturmは頂上まで上がることはできないものの、途中から城壁の上を歩けるようになっている。
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その城壁に9つの塔のことを記したプレートが貼ってあった。
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その城壁の上を歩く。
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その城壁の上を歩いていくと9つの塔の中央にあたる時計塔Zytturmにたどり着く。
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この時計塔の鐘は1535年に最初の時を告げて、現在ではルツェルンの町のあらゆる時計はこの時計塔の鐘より1分遅れて鳴らされるというルールになっている。
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また時計塔の中には時計がどのように動いているか?の仕組みや時計塔の歴代の針などが展示されていた。
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時計塔から見える東側の景色。右奥はフィアヴァルトシュテッター湖。
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時計塔から見える西側の景色。
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時計塔のてっぺん部分の梁。
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時計塔を下りて、城壁の上を更に東へと歩く。
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再び城壁の上を歩き、シルマー塔Schirmerturmの内部へと入る。ここも壁沿いに今まで以上に急勾配の階段が据え付けられている。
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それを上ると時計塔と同じく梁が見える頂上部分へたどり着く。
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そこから見える西側の景色。
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そして東側からは他の塔からは見えなかったホーフ教会の2つの尖塔を見ることができる。
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この塔で城壁の上を歩くのも終わりとなっていて、階段を降りる。
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地上部分にあった像。
メンリ塔のてっぺんにあった案山子の騎士といい、この城壁はかなり騎士に対して経緯を払った建物のようだ。 -
続いて城壁の下から時計塔の前まで戻った。城壁の上からはわからなかった時計塔の全景を見て、展示されていた時計の針や壁に描かれた巨大な壁画をゆっくりと堪能した。
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時計盤の針はヨーロッパの多くの場所で見られる太陽と月になっている。
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15:00に瀕死のライオン像へ到着。なぜかここだけはコンチキツアーの時の印象が非常に強く残っている。
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当時はとてつもなく大きく感じた彫像だったが、アトランタでそれ以上に大きな岩面に彫られたレリーフを見たせいか、今回はそこまで大きなものだと感じなかった。
https://4travel.jp/travelogue/11614632 -
ルツェルン旧市街の北東の外れにある泉に面した砂岩の岩肌に刻まれた巨大な彫刻である「ライオン記念碑」は、別名「瀕死のライオン像」とも呼ばれている。
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1792年にパリのチュイルリー宮殿でルイ16世一家を守って亡くなったスイス兵786名を称えて1821年に作られたもので、デザインを手がけたのはデンマーク人、実際に石を彫ったのはドイツ人という国際的なプロジェクトによる彫刻となっている。
ライオン記念碑 モニュメント・記念碑
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イチオシ
この彫刻は横幅が10m近くあり、やりが刺さったライオンがスイス国旗の十字が刻まれた盾を足でかばいながら、瀕死の状態で横たわっているという壮絶な姿を捉えたもので、「トム・ソーヤの冒険」で知られる作家マーク・トウェインはこの彫刻を見て”世界で最も悲しげで胸を打たれる石像”と言ったらしい。
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また泉の隣には氷河公園があるが、時間がなかったので、入口だけ見て次の目的地へと向かった。
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その後、2つの尖塔が目印のホーフ教会に立ち寄った。
ホーフ教会 寺院・教会
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こちらはコンチキツアーの時に来た記憶はないのだが、尖塔だけは記憶に残っており、初めまして!感はなかった。
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ルツェルン中央駅からゼー橋を渡って湖畔沿いに東へ歩くこと約15分ほどのところにある、2つの細長く尖がった屋根をもつホーフ教会。
1633年に発生した火災によって一度は全焼したが、1644年にルネッサンス様式で再建された。 -
ルツェルンの守護聖人である聖レオデガーと聖マウリティウスを祀る教会として、8世紀にベネディクト派の修道院として建築され、教会の正面扉には2体のレリーフが施されている。
この写真は聖ミカエルの像。カラフルなものは珍しい。 -
2つの尖塔の北側のてっぺん部分は十字架。
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2つの尖塔の南側のてっぺん部分は風見鶏。
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ルツェルンにあり、スイス最古のバロック建築であるイエズス教会の内装が白とパステルピンクの華やかな内装だったのに比べて、このホーフ教会の内装は白が基調のシンプルなもの。
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先ほどのイエズス教会とは違い、説教壇は柱の周りをぐるりと回る階段で上がるタイプ。
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そのてっぺんには十字架を運ぶキリスト像。
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主祭壇にはピンク色の手作りの花でハート形にかたどられたパネルの前に十字架があり・・・
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・・・そこに血を流すキリストが張り付けられているという何ともアンバランスな展示になっている。
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キリストの顔がここまでやつれていて、ここまで青ざめているのは初めてみたかも・・・?
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ファサードを振り返るとかなり大きなパイプオルガンがある。1648年に完成したスイス最大級を誇る5949本のパイプを持つパイプオルガンだそう。
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教会の外に出ると建物を囲むように回廊があり、回廊と建物の間が芝生の墓地になっている。
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ホーフ教会から中央駅へ戻る途中、ふと空を見上げると路面電車の電気を供給するための配線が、曇り空とマッチして何とも哀愁漂う雰囲気を醸し出していた・・・。
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15:55に駅に到着し、パンパンのロッカーから荷物を取り出すのに少し苦労したが、無事取り出すことができた。
ルツェルン駅 駅
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そしてこの旅最後の滞在都市チューリッヒ行きのチケットを買い、1分遅れの16:11にルツェルンを出発。
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電車はスイスでは初となる2階席に座り、「インハンド」を見て、2分遅れの16:58にチューリッヒ中央駅へ到着した。
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スイス最大の都市・チューリッヒの中央駅ということで、今までの地方都市と比べるとかなり人通りも多い。
チューリッヒ駅 駅
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駅に観光案内所も入っていて、地図などをゲット。
観光案内所 (チューリッヒ駅) 散歩・街歩き
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チューリッヒは晴れていて、青空が確認できる。17:15駅から徒歩3分でホテルに到着し、チェックイン。
フレッド ゲストハウス チューリッヒ ハウプトバーンホフ ホテル
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駅の北西にあり、中心部とは逆方向に位置しているが、駅地下ともすぐにつながっていて、スーパーにも近く、不便さは感じなかった。
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ベッドは日本のビジネスホテルか!?と思うほど狭い。
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そして残念ながらバスタブもない。
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しかし宿泊者向けの無料スマホhandyが置いてあった。
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17:35にホテルを出発し、適当に街歩き。中央駅の北にあるお城のような建物は何だろうと思ったら、国立博物館だった。そこからリマト川にかかる橋を西から東、東から西と渡りながら南へ歩く。
ミューレステク橋 建造物
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ミューレステク橋は、世界各地で見られる南京錠がかけられた愛の橋になっていた。
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続いて少し坂を上る。
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リンデンホフの丘に上る。聖ペーター教会の北側にある小高い丘で、静かな公園になっていて、リマト川と東岸の美しい眺望を楽しむことができる。
リンデンホフの丘 散歩・街歩き
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リンデンホフはドイツ語で「菩薩樹の中庭」を意味している。
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グロースミュンスターの2つの塔やチューリッヒ大学の建物などをリマト川沿いに走るトラムを含めて眺められる素晴らしい場所になっている。
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チューリッヒ大学の建物はかなり大きく、リンデンホフと同じく高台の上にある。
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リマト川沿いの上に建つ旧市庁舎。
市庁舎 (チューリッヒ) 建造物
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現在の市庁舎は川の対岸のもう少し北の方にあるが、歴史を感じさせるという意味では圧倒的にこちらの方が雰囲気がある。しかしその大きさはかなり小さい。
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正面入り口は川に面していない東側にあり、入口の上にはスイスでもチューリッヒでもなく、EUの旗が掲げられていて、その下に2体の黄金のライオン像があり、こちらのライオンは盾と植物らしきものを持っている。
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反対側のライオン像は盾と剣を持っている。
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そして最南端のケー橋/クヴァイ橋まで行った。
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ケー橋/クヴァイ橋から眺めたチューリッヒ市街の展望。
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ケー橋/クヴァイ橋から見たフラウミュンスター。
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フラウミュンスターの北側に面した石畳の広場。
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その広場には歴史を感じさせる貴族の邸宅のような建物が隣接している。
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その邸宅の前に1946年9月19日にウィンストン・チャーチルが訪問したことを示す記念碑が埋め込まれている。
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駅近くのCOOPで水とコーラを買って、中央駅の下にある巨大な地下街のバーキンでWHOPPERとオニオン・リングを買って20:20にホテルに戻った。
チューリッヒ駅 駅
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チューリッヒ中央駅南側の入口のファサード上部。
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「俺のスカート~」を見ながら久々のバーキン・ディナーを済ませ、明日の下調べ。24時を回ってしまい、Supersaver Ticketを買えないので土日の予定を変更し、明日はチューリッヒ市内を、明後日ザンクトガレンとリヒテンシュタインに行くことにして、24:50就寝。
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