2019年 ベネルクス3国＋フランス＋スイス (20 days) =DAY 3= ～アムステルダム国立美術館～

2019/04/20 - 2019/04/20

・4月18日：名古屋 ⇒ 香港
・4月19日：香港 ⇒ アムステルダム
・4月20日：アムステルダム ⇒ デンハーグ
・4月21日：デンハーグ ⇒ ロッテルダム
・4月22日：ロッテルダム ⇒ アントワープ
・4月23日：アントワープ ⇒ ブルージュ
・4月24日：ブルージュ ⇒ ブリュッセル
・4月25日：ブリュッセル ⇒ ルクセンブルク ⇒ ナンシー
・4月26日：ナンシー ⇒ ブザンソン＋アルケスナン
・4月27日：ブザンソン ⇒ ローザンヌ
・4月27～30日：ローザンヌ
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月28日：ヴヴェイ ⇒ モルジュ ⇒ モントルー
・4月29日：ジュネーヴ

・4月30日：ローザンヌ ⇒ ベルン
・5月1日：ベルン ⇒ ツェルマット
・5月2日：ツェルマット ⇒ グリンデルワルト
・5月3日：グリンデルワルト ⇒ ルツェルン ⇒ チューリッヒ
・5月3日～6日：チューリッヒ
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・5月4日：ザンクトガレン ⇒ リヒテンシュタイン(ファドゥーツ)

・5月6日～7日：チューリッヒ ⇒ 香港 ⇒ 名古屋

エリア アムステルダム(オランダ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日の前段はこちら。
　⇒https://4travel.jp/travelogue/11701049/

アムステルダム国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

9:54に到着した国立美術館。

ミュージアム・カードでスムーズに入場。しかしそんなに並んでもいなかった。

1885年にOPENしたオランダ最大のミュージアムである国立美術館。

他のミュージアムが王宮や駅として建てられた建物を利用してミュージアムとして利用されているのとは異なり、この国立美術館は最初からミュージアムとしての利用を目的として作られたヨーロッパ最初の建物でもある。

自分が訪れた2019年4月下旬は建物の南側の池でチューリップ・フェスティバルが開催されていた。

最初にこのミュージアムの目玉でもあるレンブラントの「夜警」が展示されている2階の部屋へ。

人だかりがあったが、じっくり鑑賞できた。

想像以上に大きな作品で、部屋もこの作品のためにあるような空間になっていて、絵画が飾られた壁の上部には"REMBRANDT"の文字が描かれていた。

昨日、レンブラント広場で立体像版の夜景を見たが、こちらの2次元版がオリジナル。

そこから反時計回りで2階をぐるりと回る。

甲冑や銃などの中世ヨーロッパの武器や、城郭に備えられていたであろう大砲から、王冠など芸術作品だけではない展示物が並んでいる。

兜と銃？
ここは兜と剣じゃないか？

大砲も展示されている。

カラーの胸像もあった。

「Fishing for Souls」
1614
Adriaen Pietersz van de Venne

「Fishing for Souls」
1614
Adriaen Pietersz van de Venne

「Winter Landscape with Ice Skaters」
1608
Hendrick Avercamp

「Winter Landscape with Ice Skaters」
1608
Hendrick Avercamp

「Winter Landscape with Ice Skaters」
1608
Hendrick Avercamp

帆船の絵画の前には帆船の模型が展示されている。

王冠も展示されていた。

「Crown for the King of Andra」
1664

「Crown for the King of Andra」
1664

反時計回りで2階をぐるりと半周回ったところで、グレートホールと呼ばれるこの建物の中央を南北に貫くメインストリートと呼ぶべきホールの入口にやってきた。

そのわきにはモザイク壁画もある。

南側には大聖堂を思わせるような大規模なステンドグラスがはめ込まれている。

この美術館はミュージアムとしての利用を目的として作られたヨーロッパ最初の建物なのに、ステンドグラスが埋め込まれているということに驚いた。

ステンドグラスの最上段部分・・・

・・・更にその一番上の部分。

そこからグレートホールに入る。グレートホールは中央を貫く廊下の両サイドに小さな空間がいくつも並び、1つ1つの空間にいくつかの絵画が展示されていて、その最深部にレンブラントの「夜景」の部屋がある。

「Portrait of a Girl Dressed in Blue」
1641
Johannes Cornelisz Verspronck

「Portrait of a Girl Dressed in Blue」
1641
Johannes Cornelisz Verspronck

人だかりができていたのは・・・

「牛乳を注ぐ女」
1660
フェルメール

「牛乳を注ぐ女」
1660
フェルメール

「小路」
1660
フェルメール

「小路」
1660
フェルメール

「小路」
1660
フェルメール

「青衣の女」
1663
フェルメール

「青衣の女」
1663
フェルメール

というフェルメール作品が3つ並ぶ部屋。

本来ならここ国立美術館には全部で4つのフェルメール作品があるのだが、「恋文」についてはは貸し出し中のため、残念ながら見ることができなかった。

大きな帆船の模型の横を通り抜け・・・

2階の北東の角にあるカイバース・ライブラリーを見学。

吹き抜け4階建ての図書館で、本来なら太陽光が直接当たるのは良くないと思われるのだが・・・

・・・天井からは擦りガラス越しに光が差し込み、吹き抜け部分にある螺旋階段と棚に並べられた蔵書が作り出す神秘的な空間にしばらくの間魅了された。

螺旋階段の向こうに本棚が並ぶこの光景、本当に美しい。

10分ほどこの美しい光景を眺め、図書館を後にした。

続いて訪れたのはミニチュアハウスの部屋。

リカちゃんハウスというか、シルバニアファミリーの家というか・・・

・・・よりリアルな部屋のミニチュア模型が並んでいる部屋。

続いてオリエンタルな陶器が並ぶ部屋。

2つの塔のような陶器。

いくつかのパーツに分かれている。

一体何に使うものなのだろうか？

その横には普通の陶器も並んでいる。

座禅を組んだ男性の像もあった。

「Oostzijdse Mill along the Gein River in Moonlight」
1903
Piet Mondrian

「Oostzijdse Mill along the Gein River in Moonlight」
1903
Piet Mondrian

「Facial Mask of Hono-Hono and 41 Other Nias Islanders」
1910

「Facial Mask of Hono-Hono and 41 Other Nias Islanders」
1910

戦闘機も1つのアート作品として展示されている。

良く見るとプロペラの部分が木製。

そしてオランダを代表する画家の1人であるゴッホの作品も展示されていた。

「自画像」
1887
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ

「自画像」
1887
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ

「A Windmill on a Polder Waterway, Known as 'In the Month of July'」
1889
Paul Joseph Constantin Gabriel

「A Windmill on a Polder Waterway, Known as 'In the Month of July'」
1889
Paul Joseph Constantin Gabriel

「Diorama of the Zeezigt Coffee and Cotton Plantation」
1815-1821
Gerrit Schouten

「Diorama of the Zeezigt Coffee and Cotton Plantation」
1815-1821
Gerrit Schouten

「Portrait of Don Ramon Satue」
1823
Francisco Jose de Goya y Lucientes

「Portrait of Don Ramon Satue」
1823
Francisco Jose de Goya y Lucientes

「The Battle of Walerloo」
1824
Jan Willem Pieneman

「The Battle of Walerloo」
1824
Jan Willem Pieneman

「The Battle of Walerloo」
1824
Jan Willem Pieneman

最後の部屋にナポレオン1世の巨大な肖像画が展示されていた。

「Portrait of Emperor Napoleon I」
studio of Francois Pascal Simon, Baron Gerard
1805-1815

「Portrait of Emperor Napoleon I」
studio of Francois Pascal Simon, Baron Gerard
1805-1815

出口にはレゴが展示されていた。

この日の続きはこちら。
　⇒https://4travel.jp/travelogue/11701049/

この旅行記へのコメント （2）

• KATSURAさん 2021/09/13 09:29:34

  思い出

  shunfilmの写真
  懐かしく拝見、アムステルダム国立美術館、また行ってみたくなりました。
  でもいまはコロナで行けず残念。

  shunfilmさん からの返信 2021/09/13 12:33:51

  Re: 思い出

  KATURAさん
  
  コメントありがとうございます。
  自分もこの時に見られなかったフェルメールの「恋文」を見にいつか再訪したいと思います。
  コロナ終わって、早く海外に行けるようになってほしい・・・と心から願います。