寒い時には寒いところへ　津軽鉄道への旅

2024/03/05 - 2024/03/05

旅せよ平日！JR東日本たびキュン 早割パス[https://www.jreast.co.jp/heijitsutabi/kyunpass/]を利用して日帰りで冬の津軽鉄道に乗りに行きました。

ストーブ列車はタイミングが合わずに乗れなかったのですが、津軽鉄道に乗るなら冬でしょう。

エリア 五所川原(青森)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄

朝イチの新幹線に乗って出発します。
新青森までの指定は取れなかったので、まずは盛岡を目指します。

東京駅 駅

東京駅の駅弁屋さんは6時前ですが結構な人気です。
腹具合を考えるとガッツリ食べたいという感じでもありません。
というわけで、朝食は駅構内のニューデイズでおにぎりを購入します。
ちょうど九州沖縄フェア[https://nd-kyushu-okinawa2024.jp/]ということで
・ゆふいんの森弁当風[https://retail.jr-cross.co.jp/newdays/product/detail.html?id=10934]　弁当の感じもありうまくまとまっている感じがします。
・おにぎりになった場合のかしわめし[https://retail.jr-cross.co.jp/newdays/product/detail.html?id=10932]　肉そぼろがちょっと硬めかなと。

上野までには食べ終わりました。

東京を出る時はまだ少しあった空席も、大宮では埋まってしまいました。
席が確保できずデッキで立っている人もちらほら。
「旅せよ平日！JR東日本たびキュン 早割パス」の影響もありそうです。

岩手に入ったあたりから外の景色で白が目立つようになりました。

東京駅 駅

盛岡で新青森行きの新幹線に乗り換えます。
30分後の列車に乗っても、新青森で待ち時間が長くだけなので、1時間強、盛岡で待つことにします。

駅近くを歩いてみました。駅からすぐのところを北上川が流れています。
夕顔瀬橋から上流を眺めると鉄道橋が見えます。宮古線です。
列車が見られたら良かったのですけど、さすがにそううまくは行きません。

北上川 自然・景勝地

少し下流へ歩くと今度は立派な鉄橋がありました。
開運橋[https://www.tohokukanko.jp/attractions/detail_1197.html]です。
白いトラスが綺麗な橋です。

橋を渡って駅へ戻ります。

開運橋 名所・史跡

盛岡駅に着いたのは列車出発の10分ほど前。
急ぎ新幹線改札口へ向かいます。

盛岡駅 駅

あまり時間はないのですが、せっかく盛岡にいるのでIwate tetoteto[https://www.livit.jregroup.ne.jp/detail/101]に寄って、福田パンのつぶつぶいちごと牛乳で昼食にします。

盛岡から先もほとんどの座席が埋まっていますが、運良く空いている席を見つけられました。

早速、パンをいただきます。いちごクリームが挟まれているパンは思ったほど甘くはなく、牛乳とも良く合います。

イワテテトテト グルメ・レストラン

新青森駅に到着しました。
盛岡駅では2分遅れだったのですが、結局、遅れは取り戻せず。影響はないですが。
南口バス停で五所川原行きの弘南バス[https://www.konanbus.com/1415.html]を待ちます。

新青森駅 駅

バスは駅ロータリーを出て、奥羽本線沿いの道を進んでいきます。
道路に雪がないものの、脇には結構雪が残っています。

バスは大釈迦から国道101号線に入ります。
鉄道だと弘前方面まで一度行かないと五所川原へ行けませんが、バスだと101号線でショートカットできます。
しかも、1時間に1本程度バスが走っているので利便性が全く違います。
ちょっとした峠を越えるあたりで雪の量が増えてきました。

五所川原の市街地に入ると車の数も増えてきます。
バスは五所川原駅前まで行きますが、1つ手前の大町バス停で降ります。

乗る予定の津軽鉄道出発まで1時間ほどあります。
大町バス停の向かい側にあるモホドリ蒸留研究所[https://www.mohodori.com/]へやってきました。
建物も中身もスタイリッシュな感じで綺麗です。
一方で蒸留釜も設えてあり本格的です。

有料試飲ができるということなので飲ませてもらうことにします。
店員さんによると、食べられるくらい新鮮なリンゴ23種類を使っているそうです。
色がついているのは木樽（ウィスキーのような香りになっていました）で、透明なのはステンレス樽（りんごの香りがクリアに感じられます）で仕込んでいるそうです。

せっかくなのでりんごの香りの強い、透明のものであるLOVEVADOS 40%[https://www.mohodori.shop/?pid=178133153]を買いました。

モホドリ蒸溜研究所 名所・史跡

この旅の目的である津軽鉄道[https://tsutetsu.com/]に乗るため津軽五所川原駅へやってきました。
待合室はストーブで暖かい。
切符を買ってホームへ向かいます。
切符は今時珍しくなった硬券です。

この時期はストーブ列車[https://tsutetsu.com/stove]が運行されているのですが、今回は通常の列車で津軽中里へ向かいます。

津軽五所川原駅 駅

列車が走り出すと周りは白一色。
雪も降り始めてきました。

途中、金木でストーブ列車とすれ違います。
この列車に乗っていた多くのお客さんはここで降りて、一部はすれ違ったストーブ列車で五所川原へ戻るようです。

金木を過ぎるとさらに雪が強くなりました。

深郷田駅 駅

定刻通り津軽中里に到着しました。

折り返しまで45分ほどあります。
少し街中を歩いてみましたが、パチンコ屋以外めぼしい建物はありません。

駅構内には「駅ナカにぎわい空間」があり、「チャンコ食堂」では料理も食べられる様子。ちょっと時間がなくなってきたので食事はできませんでした。

再び切符を買ってホームへ向かいます。
出発を待つ間に徐々に雪が強まってきました。

津軽中里駅 駅

金木で再びストーブ列車とすれ違います。
中を覗くと平日ですがほぼ満席の様子。
団体客は金木までなのか、駅前には観光バスが停まっています。

なんにせよお客さんが来てくれるのは何よりです。

金木駅 駅

金木を過ぎたあたりから進行方向右側に岩木山が見えてきました。
さすがにこの天気なので山頂こそ雲に覆われていて見えませんでしたが、その雄大な姿は津軽にいることを感じさせてくれます。

岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

津軽五所川原駅へ戻ってきました。
ちょうど良い時間帯にJRの列車がないため、再びバスで青森へ戻ります。

津軽五所川原駅 駅

一旦新青森を過ぎて青森駅までやってきました。

お土産の購入と帰りの車内の食べ物の仕込みをするため、A-FACTORY[https://jre-abc.com/wp/afactory/]へ行ってみます。
暗くなり始めた青森港はなかなか良い景色です。
ここでは吉野町シードル[https://jre-abc.com/wp/afactory/cidre/]No.25、27とまるごと帆立干を購入しました。

エーファクトリー グルメ・レストラン

駅ビル[https://jre-abc.com/wp/lovina/]で唐揚げを仕入れて新青森へ向かいます。

列車（津軽新城行）は、２両編成です。
新青森へ向かうお客さんが多いせいか、都心のラッシュ並みの混雑っぷりです。

新青森で降りたお客さんの多くは新幹線改札口へ向かいます。

青森駅 駅

予約より早い時間帯の列車に乗れればと思い、早めに新青森へ来たのですが、全列車満席でした。
諦めて魚っ喰いの田 新青森駅店[https://jre-abc.com/wp/syunmikan/floorguide/den/]で列車を待つことにします。
・ほたてづくし定食（刺身、焼き、フライとマグロの煮付け）
・焼き鯖串
・焼きコマイ
を
・華一風純米吟醸（辛い奥にほんのり甘さを感じます）
・鳩正宗ブルー（すっきり飲みやすく少々甘めです）
でいただきます。
様々なホタテ料理でお酒をいただけるのがありがたい。特に刺身の甘さが印象に残ります。
追加注文したさば串は量のちょうど良さと美味しさが良かった。
コマイはさっぱりしていて酒が進みます。量が結構あって食べ応えがありました。
全体的に満足できました。

魚っ喰いの田 新青森駅店 グルメ・レストラン

食事は終えたものの東京までは3時間40分。
かなり時間があるのでホームへあがる前にコンビニで缶ビールを買います。

車内はほぼ満席です。
満腹だったこともあり盛岡からビールを飲み始めます。
仙台で眠くなって、起きたら大宮でした。

新青森駅 駅

大宮で窓の外を見ると水滴がついています。
天気予報通り雨です。

東京駅には定刻に到着。
山手線に乗り換えます。23時過ぎの平日の山手線はさすがに混んではいません。

東京駅 駅