2024/03/14 - 2024/03/14
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ポコさん
この旅行記のスケジュール
2024/03/14
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お得なパスと聞くと利用せずにはいられない性分で、どこか行きたいところはないかと思案したところ、季節的に都内から遠くてわざわざ行くにはお金もかかる津軽鉄道のストーブ列車を思い付き、日帰りで出かけてきました。
忙しくて予定を立てるのが遅れ、利用日は「キュンパス」の最終日になってしまいました。当初はかみさんと行く予定でしたが、結局1人で行きました。
キュンパス効果で往復の新幹線は満席、区間によっては車内販売のワゴンが通れなくなるほど立ち席特急券の乗客で溢れかえっていました。新青森からの普通列車も混んではいたものの、なんとか座れましたが、そんなこんなでさすがに青森日帰りは疲れました。
JR東日本「キュンパス」とは
2024年2月14日から3月14日の平日限定の1日乗り放題パス。価格は破格の1万円でJR東日本管内の新幹線や特急の自由席も乗り放題、指定席も2回まで利用可、ただし少なくとも2週間前に利用日を決めなければなりません。
今回のパス利用のお得感:22,980円(32,980円-10,000円)
19,800円(都内-五所川原 往復割引運賃)+ 13,180円(大宮-新青森の往復新幹線指定料金)
スケジュール
09:05-11:51 大宮-新青森 はやぶさ9号
12:20-12:50 新青森-川部
12:56-13:24 川部-五所川原
13:30-13:51 津軽五所川原-金木 津軽鉄道
★斜陽館
★赤い屋根の喫茶店「駅舎」
16:06-16:38 芦野公園-津軽五所川原 ★ストーブ列車
16:46-17:23 五所川原-川部
17:47-18:14 川部-新青 快速
19:44-22:39 新青森-大宮 はやぶさ48号
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 2.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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早起きが必要な朝1番の新幹線を避け、五所川原駅までの接続が良い大宮9時5分発のはやぶや9号で青森に向かいました。
大宮駅 駅
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車窓の景色を眺めるのが好きなので窓側の座席が好みなのですが、1人で3時間近く乗車するので出入りが楽な2人掛けの通路席にしました。
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11時51分、新青森駅に到着。
新青森駅 駅
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まずは12時20分発の普通列車で川部駅へ。今日の青森地方はところにより激しい雷雨の予報。新青森駅周辺は今ところ、小雨でした。
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川部駅12時56分発の普通列車に乗り換えて五所川原駅へ。平日にしては結構な乗客がいましたがなんとか座れました。
川部駅 駅
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13時24分、五所川原駅到着。津軽鉄道へは改札を出ず、陸橋を渡って別のホームにいけばそのまま乗り換えが出来ます。
五所川原駅 駅
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13時30分発の列車はストーブ列車でなくワンマン普通列車(走れメロス列車)。
津軽鉄道 乗り物
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JRからの乗り継ぎの場合、乗車前に切符は買う必要がなく、降車時に現金で支払います。
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13時51分、金木駅に到着。津軽鉄道は単線のため、金木駅で五所川原行きのストーブ列車の待ち合わせ。
金木駅 駅
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駅員さんがタブレット交換のタブレットを準備していました。
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4両編成の後ろ2両がストーブ列車。乗車には運賃とは別に500円必要です。
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旧国鉄時代の昭和20年代に製造されたレトロな車両。後ほど乗車します。
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特に太宰治ファンではありませんが、洋風建築が好きなので明治の和洋折衷の斜陽館を見学するため、金木駅で下車して見に行きました。
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小雨の中、歩いて5,6分で斜陽館に到着。威風堂々とした赤い屋根が特徴の木造住宅で国の重要文化財に指定されています。
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昔は旅館として泊まることができたらしく、一度泊まってみたかったです。
太宰治記念館「斜陽館」 美術館・博物館
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入場料は600円。
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入ってすぐ左手が店舗(銀行)の入り口になっています。
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店舗の内側は洋風、正面がカウンターで奥が先ほどの入口、左には備え付けの古い金庫があります。
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入ってまず最初に目に付くのが広々とした土間。
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寒い地方なので囲炉裏があります。
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1階の広い和室。
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手の込んだ欄間と大名屋敷にあるような釘隠し。
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見たこともないほど立派な仏壇が。
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1階の和室から2階に上がる階段は和室に似つかわしくないモダンな階段。
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ロココ調の階段。ここだけ見れば洋館のようです。
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階段を上がった2階にはこれまた洋館のような天井が高い洋室「応接室」。ソファーは当時のままだそうです。
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手作りの波打ったガラス。
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2階奥の和室、左から2つ目の襖の最後の方に「斜陽」の文字が書かれています。
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斜陽館を見学後、芦原公園駅の旧駅舎までは1.3kmなので歩いて行きました。雪があったら歩いて行くのが大変だなと思っていましたが、雪もなく、小雨だったので問題なく徒歩で行けました。
赤い屋根の喫茶店 駅舎 グルメ・レストラン
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こちらが芦原公園駅の旧駅舎、赤い屋根の喫茶店「駅舎」。
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こちらの建物は内部が改装されて喫茶店として利用できるようになっています。
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登録有形文化財のプレート。
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有形文化財の建物をカフェとして利用するのはなんだか得した気分になります。
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15時前でようやくランチにありつけました。ご当地グルメとして馬肉やりんごのカレーがありましたが、栄誉バランスを考えてサラダやたまご付きのビーフカレーを頂きました。
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食後に駅舎珈琲を頂き、ストーブ列車の時間までゆっくりさせて頂きました。
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ホームのすぐ脇にあるので通過する列車が見えます。こちらは津軽中里行きのストーブ列車、この折り返しの列車に乗車します。
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このお店では硬券の切符を買うことができます。ストーブ列車利用は運賃とは別に500円必要でこちらも硬券。
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カフェの利用者はお店のドアからそのままホームに行けます。
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白いドアが先ほどの喫茶店のドア。こちらの駅から乗車客はほぼ喫茶店利用者、私と同じく数名がこれから来るストーブ列車に乗車しました。
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五所川原駅行きのストーブ列車がやってきました。
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16時6分発、いよいよストーブ列車に乗り込みます。ストーブ列車は後ろ2両編成ですが利用客が少ないためか、乗れたのは1両のみでした。
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たまたまストーブの前の座席が空いており、特等席に座ることができました。乗車客が多く乗り込むであろう金木駅より手前の駅で乗車出来たからでしょうね。
津軽鉄道 ストーブ列車 乗り物
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走れメロスのワンマン車両は寒かったのですがストーブ列車は暖かったです。
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車内には2台のストーブが設置されています。荷物棚は今では珍しいひもを編んだ網を張った「網棚」です。
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車内では車内販売で購入したスルメのみ焼いてもらって食べることができます。この前のJR東日本の風っこストーブ号のように自由に自分の好きなモノを自分で焼くことはできません。
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先程食事したばかりなのでスルメを食べる気分ではなく、今回は購入しませんでした。
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津軽鉄道沿線では田んぼに一部雪が残っている程度で雪はほとんどありませんでした。
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沿線の田んぼでは白鳥の姿を見ることもできました。
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16時38分、津軽五所川原駅に到着。30分程の乗車なのであっという間でした。
津軽五所川原駅 駅
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今年は雪が少なく、周りが雪景色に覆われた中を走るストーブ列車とは違いましたが、車内のレトロな雰囲気はなんとも言えない風情がありました。
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最後に車内全体を撮影。
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今日は雨で山がほとんど見えませんでしたが、最後に弘前行き(川部乗り換え)の列車から岩木山の裾野のシルエットが見えました。
岩木山(津軽富士) 自然・景勝地
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新青森駅ナカのこちらのお店のウニの口コミ評判が良かったので注文してみたところ、美味しくなく、あとでお店の前の産地表示を見たらカナダ産でした。見落としてました。マグロやホタテは美味しかったです。
魚っ喰いの田 新青森駅店 グルメ・レストラン
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帰路は19時44分発東京行きの最終新幹線。もちろん満席、仙台からは車内販売のワゴンが通れなくなるほど乗客がデッキに溢れていてトイレにも行けませんでした。
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