ぼっち一人旅　冬の京都　②

2020/12/22 - 2020/12/25

新年あけおめです。旅ブログさぼっていたら、すでに2月中旬。あ、下旬！！
旅の記憶が薄れつつあります。
やばい～～～。

２０２０年嵐の１年が終わろうとしています。
コロナで始まり、コロナで終わる一年でしたが、旅する気持ちは高まるばかり。

２０２０年最後の旅は京都です。
「Go To トラベルキャンペーン」が、新型コロナウイルス感染拡大のため一時停止することが発表されたその日から、自分の日程に引っかからないかハラハラ、ドキドキしながらニュースをチェックしていましたが、なんとかセーフでした。

なるべく多くの人が集まる場所には行かないようにしようと心して旅立ちました。

今回の旅はJR東海ツアーズで予約しています。
もちろんGO TO利用です。

エリア 八瀬・大原・貴船・鞍馬(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

２日目朝。

雨女から抜け出せない自分。２０２０年８回の旅行の90％は雨降られています。
雨が降らない事を祈る。

都ホテル 京都八条 宿・ホテル

朝から京都駅の前にはタクシーの行列。

都ホテル

朝ごはん食べに来ました。

都ホテル

和食と洋食、どちらかを選びます。
２泊するので最初は和食。
ドリンクも何にするか聞かれます。
シンプルにおいしゅうございました。

ダイニングカフェ＆バー ロンド グルメ・レストラン

都ホテル

今日は１２月２４日。世の中はクリスマスイブざんす。
なんでこんな時期に旅行決めてしまったんだろう。
自問自答。

京都市街地から北東に10キロほど離れた場所にあり、のどかな農村風景と「三千院」や「寂光院」などの観光名所で知られる「大原」にやって来ました。
今回も、京都駅前バスターミナルからバスで来ました。

まずは三千院を目指します。

大原バスターミナル前の道を渡ったら「三千院参道」の標識が見えるので、指示の通り左側へ曲がります。

大原女の小径

大原女の小径 名所・史跡

呂川の川沿いをゆっくり歩いて行きます。
すれ違う人はほぼいません。

呂川の川沿いをゆく小径には茶店、漬物屋、お土産物屋などが並び大原らしい風情が溢れています。

この小径で目にする紅葉も鮮やか。

着いた～。
三千院はかつては貴人や仏教修行者の隠棲の地として知られた大原の里にあり、天台宗の三大門跡寺院としても有名です。

大原・三千院　御殿門

石段を上がり、御殿門をくぐって参拝受付へ。
受付は左側にあります。拝観料は700円。

三千院 寺・神社・教会

大原・三千院　客殿

大原・三千院　有清園

大原・三千院　有清園

向こうに見えるは木立のなかに建つ往生極楽院。

大原・三千院　弁天池

池の中には真っ赤な紅葉達。

大原・三千院　弁天池

大原・三千院　往生極楽院

大原・三千院

往生極楽院の奥の庭にひっそり佇む「わらべ地蔵」。

大原・三千院　わらべ地蔵

苔むす庭のそこかしこにお地蔵様の静かなお顔が。

大原・三千院　わらべ地蔵

大原・三千院　わらべ地蔵

大原・三千院　わらべ地蔵

大原・三千院　わらべ地蔵

大原・三千院　わらべ地蔵

大原・三千院　弁財天

三千院を出て次に向かいます。
この時点でどこ行こうか迷い中。

実光院

で、来たのがこちらのお寺。

実光院 寺・神社・教会

実光院

庭園（契心園）は、律川の水を取り入れた心字池を中心にした池泉観賞式と茶室（理覚庵）のある池泉廻遊式。

実光院

明るく開放感のある客殿。只今ここは貸し切り状態でございます。
お抹茶を待つ間、お庭の解説をするテープを流してくれました。

実光院

拝観料は500円。プラス300円でお抹茶とお菓子が頂けます。
せっかくなので別料金払ってお抹茶とお菓子頂きます。

実光院

お抹茶を頂いた後はお庭を散策します。

実光院

寂しい感じの柿の木もお庭に合ってます。

実光院

これ、渋柿だよね？

実光院

秋から春まで咲くという珍しい桜「不断桜（ふだんざくら）」
見れて良かった。

実光院

お庭はゆっくり回っても10分程度ですが、良い時間が過ごせました。

一旦バスターミナルに戻り、トイレに寄ってから、次の目的地に向かいます。

静かな京都の山里。
不便な事も多いかもしれないけど、住んでみたい。

大原女の小径 名所・史跡

12月も終わりだというのに京都の紅葉はまだまだ現役です。

愛宕大神と記された燈籠

寂光院

聖徳太子が用明天皇の菩提を弔うために創建したと伝えられている寂光院にやって来ました。４～５年ぶりかな？
写真右側の建物で拝観の受付、朱印の授与、数珠玉（数珠巡礼）の授与、写経やお抹茶の申込受付などを行います。
拝観料は６００円。

寂光院

『平家物語』に登場することで有名になり、平清盛の娘・建礼門院が終生を過ごしたことで知られています。
寂光院へ続く石段を登って行きます。

寂光院 寺・神社・教会

寂光院

とても静かで由緒あるお寺。
２０００年５月９日未明に、心ない者の放火によってご本尊とお堂が焼けてしまいました。

寂光院

全焼した本堂には人は住んでおらず、また西側の縁側からプラスチック製容器の燃えかすと灯油が検出されたことから、京都府警は放火と断定したそうです。

こちらは四方正面の池。

寂光院

罰当たりな輩がいるもんです。
2007年に時効が成立してしまい犯人は不明なまま。
今頃、どこかでぬくぬく暮らしているのでしょうか？

池の四方は回遊出来るように小径がついており、本堂の東側や書院の北側など、四方のどこから見ても正面となるように、周りに植栽が施されています。

寂光院

庭園の池には鯉が数匹泳いでいました。

寂光院

訪れる人も少なくひっそりと・・・。

寂光院　建礼門院徳子 御庵室跡

壇ノ浦の合戦で平家が敗れたあと、建礼門院はひとり助けられ、都を遠く離れた洛北の地に閑居した。翌年、後白河法皇が訪れたときの庵室の様子は「軒には蔦槿（つたあさがお）這ひかかり、信夫まじりの忘草」「後ろは山、前は野辺」という有様で、「来る人まれなる所」であった。女院は平家一門の菩提を弔いながら終生を過ごした。
本堂の北奥に女院が隠棲していたと伝えられている庵跡がある。現在は石碑が立つのみだが、御庵室跡の右手奥に女院が使用したという井戸が残る。（サイトより抜粋）

寂光院　建礼門院徳子 御庵室跡

寂光院

ぽつんとお地蔵様。

寂光院　諸行無常の鐘楼

寂光院　諸行無常の鐘楼

写真左の木は「汀の桜」

寂光院

苔のドアップ。

寂光院

建礼門院徳子の思いに気をはせて。

寂光院

静かな時を過ごす事が出来ました。
寂光院、大好きなお寺です。

本能寺

バスの中で次に行く場所を考えていました。
そういえば「本能寺」行った事ないなと思い、スマホで地図を見ながらやって来ました。
裏から・・・。グーグル先生って・・・。

本能寺

織田信長が自刃した「本能寺の変」で有名。

本能寺

歴史は興味ないけど、何となく一度来てみたかった。
かなり街中にあるのね。

本能寺 寺・神社・教会

本能寺

織田信長のお墓。

本能寺

本当はこっちから入るんだよね。
私の場合は裏から入って表から出ていきました。

雨が降って来ました。
雨女、恐るべし。
この後、本降りになって来たので、コンビニ寄ってビニール傘を買ったとさ( 一一)

3日目

3日目の朝食は洋食にしてみました。
卵はスクランブルエッグでお願いしました。

お腹を満たして最終日。
がんがん行きます。

まずは伏見稲荷大社。1300年以上の歴史を誇る“お稲荷さん。
前回は、遅い時間に行った事もあり、暗くなって来たので途中で引き返して来ると言う失態を犯しましたが、今回は山頂を目指します。

伏見稲荷大社 寺・神社・教会

伏見稲荷大社

“お稲荷さん”と親しまれる伏見稲荷大社は、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮。その歴史は平安遷都よりも古く、和銅4年（711）の創建と伝わります。コロナの影響か人出はそれほど多くありません。

伏見稲荷大社

前回、来たときは大陸の方達で埋め尽くされていました。

伏見稲荷大社

今回は、ゆっくり参拝できそうです。

伏見稲荷大社

この狛狐が咥えているのもは「鍵」
こちらのお狐様は楼門前（左側）に鎮座しています。逆光になっちゃってます。

伏見稲荷大社

楼門前（右側）に鎮座しているお狐様が咥えているのは「珠」

伏見稲荷大社

これが本来の京都の姿かは分かりませんが、観光客も少なく、ゆっくりお参りできるのは私としてはうれしい限りです。

伏見稲荷大社

こちらのお狐様が咥えているのは「稲穂」

最初、見た時は「油揚げ」かと思った(^_^;)

伏見稲荷大社

歩みを勧めて行きます。

伏見稲荷大社

大人気の伏見稲荷大社の最大の見どころといえば、“千本鳥居”。

伏見稲荷大社

前回来たときは人を避けて写真撮ろうにも絶対に無理な状況でした。

伏見稲荷大社

今回は、人がいない状態で写真撮り放題。

伏見稲荷大社

千本鳥居の由来は、江戸時代以降に、願いごとが「通るように」または「通った」というお礼をこめて、鳥居を奉納する習慣が広まったことによるものだとか。

伏見稲荷大社

参拝者の思いがこもった鳥居は、いまでは境内全域に約1万基が並ぶといいます。

伏見稲荷大社

伏見稲荷では鳥居の奉納ができるそうです。

伏見稲荷大社 寺・神社・教会

伏見稲荷大社

鳥居の場所や奉納場所によって初穂料が異なるそうですが。

伏見稲荷大社

175000円から1302000円までと幅広いようです。
あ～、私無理だわ(^_^;)

続く。