やまなしグリーン・ゾーン宿泊割に静岡県も含まれる事になったので、久しぶりに故郷の空気を吸いに出かけて来ました。<br />観光など一切なく、ちょっとだけ思い出をたどり、温泉に入っただけの旅ですが、温泉で心も体も癒されました。<br /><br />今回は初めて新東名から中部横断自動車道に乗って山梨に向かいました。<br />自宅から新東名のインターが遠く、避けていたのですが、走行車線が2車線、追い越し車線が1車線と走りやすかったです。ただ、トンネルが多すぎるのが難でした。

故郷で心と体を癒してきました。

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2022/05/24 - 2022/05/25

304位(同エリア1175件中)

エリア

甲府(山梨)

旅行の満足度: 5.0

ホテル: 2.5

グルメ: 4.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 自家用車

旅行の手配内容: 個別手配

武田神社

甲斐の国の名将、武田信玄公をお祀りしている神社です。
ここの鳥居のところで七五三の着物を着て（たぶん3歳）、仁王立ち、仏頂面で写真に納まっている自分の写真が今も手元にあります。
その少し離れた場所には、青い着物を着た母親が微妙な顔をして立っています。
その母も5月11日に一人で旅立ってしまいました。
色々あって、普通の親子関係が築けなくて、寂しい思いをさせてしまいました。
近い将来、その時が来る事は分かっていましたが、突然その知らせが届いてしまって心がざわざわ。
その事もあって、今回この地に足を運んだわけです。
武田神社

そんなこともあって思い入れがある神社。
母はまだ荼毘に付されることなく、この山梨にいます。
献体登録をしていたので、大学病院でその時が来るまで安置されています。
直接会いに行くことができないので、少しでも近くに行きたいと思い、今回山梨に来たのです。
武田神社

大人になってから何度か訪れた事はありますが、子供の頃はその七五三で来た時くらいしか記憶に残っていません。
武田神社

武田信玄が使用したとする井戸が残っていました。
武田神社

水、まだありますね。
武田神社

こちらは本殿になります。
武田神社

館跡にはいくつかの古井戸が残っています。
武田神社・武田水銀窟

「底に小さな穴をあけた瓶を土中埋め、わずかな水を流す。水は穴から水滴となって落ち、瓶の中で反響し、琴の音にも似た澄んだ音を地中に響かせる一つの音文化の極致である。」

この竹筒に耳を傾けると癒しの音色が聞こえます。
武田神社・姫の井戸

「「姫の井戸」は生活の中心になる場所にあり、信玄公ご息女誕生の際、産湯に使用された事からこのように名付けられました。」
だそうです。
武田神社

コロナのパンデミックが始まってからどこの神社、仏閣も花手水が現れるようになりましたね。
これはこれで見た目が美しくて良いと思います。

大手門東史跡公園

武田神社の東側にある公園です。
たぶん、皆さんあまり行かない場所。私もこんな場所があるとは全然知りませんでした。
大手門東史跡公園

「国史跡「武田氏館跡」保存整備事業の一環として整備された公園で、武田氏館の正門にあたる大手門を外敵から守っていた石塁や惣堀などを修理して戦国時代の姿に復元した。」とありますが、ただの草ぼうぼうの広っぱにしか見えませんでした。
大手門東史跡公園

コメツブウマゴヤシ
雑草ですが見た目が可愛くててんとう虫と共に撮影。

この後、武田神社を後にして向かった場所はまさかの「ユニクロ」(^_^;)
そしてその後に行ったのは、まさかの「イオンモール」
観光する場所も今更ないので、時間つぶしです。
竜王ラドン温泉ホテル　湯ーとぴあ

今宵のお宿です。
昭和の香りぷんぷんで、最近あまり泊った事のないような造りのホテルです。（最近はモダンで機能的なホテルばかり泊まってます）
竜王ラドン温泉ホテル　湯ーとぴあ
竜王ラドン温泉ホテル　湯ーとぴあ

こんな洗面台もまさに昭和。
竜王ラドン温泉ホテル　湯ーとぴあ

もちろんトイレにウオシュレットなんてありません。
でも、1階のトイレと風呂場のトイレはモダンなウオシュレットのトイレありました。
竜王ラドン温泉ホテル　湯ーとぴあ

部屋の窓からは富士山が見えました。
竜王ラドン温泉ホテル　湯ーとぴあ

私は25歳まで甲府に住んでいました。
25年間、ずっとこの景色を当たり前のように見ていました。
竜王ラドン温泉ホテル　湯ーとぴあ

でも今は地元からほぼ富士山を見る事はできません。

竜王ラドン温泉ホテル　湯ーとぴあ

たまに見えるとしたら、天気の良い日に遠くに頭だけ出している小さな小さな富士山。
ずいぶん遠くに来てしまったものだ・・・
竜王ラドン温泉ホテル　湯ーとぴあ

だいぶ日が落ちて来ました。
そろそろこのホテル自慢のお風呂に行って来たいと思います。
竜王ラドン温泉ホテル　湯ーとぴあ

こちら普通に日帰り温泉もやっています。
なので写真は次の日の早朝、誰もいない時に撮っています。
竜王ラドン温泉ホテル　湯ーとぴあ

更衣室も本当にレトロ。
竜王ラドン温泉ホテル　湯ーとぴあ

「温泉総選挙2020「健康促進部門」全国第一位！疲れがとれると評判の温泉宿。全国で2％しか無いと言われている正真正銘の掛け流し100％。費用総額1・5億円！日本最大規模の医療用ラドン発生装置を利用。」

このホテルの最大の売りがこの温泉。

泊り客は夜中でも入る事ができます。入れない時間はお掃除する朝8時半から10時まで。それ以外の時間はいつでも入れます。

お湯は少し硫黄の香りがしてトロトロ、温度も低めなのでゆっくり浸かる事ができました。
竜王ラドン温泉ホテル　湯ーとぴあ

これが「医療用ラドン発生装置」
竜王ラドン温泉ホテル　湯ーとぴあ

玄関入ったすぐのところにこの機械があります。
竜王ラドン温泉ホテル　湯ーとぴあ

朝食は7時から。
バイキングではありません。
手作り感満載の質素な朝食です。
お味噌汁の味が薄すぎて、物足りなかったです。出汁が少し聞いただけのお湯を飲んでる感じ。
食事はダメダメですね。

お風呂は良かったので、次に来るとしたら日帰りですね。
これ、私が通っていた小学校。
今は立派な鉄筋コンクリートの校舎ですが、私の頃は木造のおんぼろ校舎でした。
卒業後、ほどなくして校舎が建て替えられたようです。
体育館もきれいになっちゃて。

小学校の隣には小さな神社があります。
私の頃はもっと広かったのですが、隣に通っている道を拡張するために、神社の敷地が取られてしまったようです。
小学生の頃は途中で引っ越ししてしまったので、4年生の終わりごろからバス通学していました。
学校が終わって家に帰る時に、バスが来るまでいつもこの神社のブランコで遊んでました。バス停はこの神社の前にあったので、この神社が私の遊び場のような感じでした。
そういえば、昔、この神社に大きな銀杏の木があって秋になると銀杏を良く拾ってましたね。あの木も、伐採されてしまったようです。
神社の名前は「熊野神社」
地域クーポンを2千円分もらったので、無理やり地元のスーパーに寄って、2000円分買い物してきました。
そのほとんどはお酒で使いましたが、総菜売り場に昔懐かしいものがあったので買って来ました。
これお赤飯のおにぎりですが、通常、赤飯と言えば小豆が入っているものだと思うのですが、山梨にはもち米を赤い食紅で色付けして甘納豆を混ぜたお赤飯が売っています。当然、甘納豆なので甘いお赤飯になります。
いい年になるまで、私はこれが通常のお赤飯だと思ってました。なので世に出回っている普通のお赤飯を食べた時に味気なくて美味しいと思わなかったのを思い出しました。
母が作ってくれたお赤飯もまさにこのお赤飯でした。
みたまの湯

山梨県市川三郷町にある、日帰り温泉施設です。
4年前にも一度来た事があります。
みたまの湯

こちらの露天風呂から見える景色は、山梨県内でもトップクラスの絶景。甲府盆地を眼下に望み、南アルプスや八ヶ岳連峰などの名山が連なる大パノラマは、開放感抜群なのです。
温泉総選挙3年連続1位に輝いている絶景温泉なのです。
みたまの湯

2時間程温泉を楽しみました。
駐車場からも絶景を見る事ができます。
みたまの湯
みたまの湯

車のナンバーを見ると他県ナンバーが多かったです。
私が止めた通りには私と同じ地元ナンバーが私を含めて3台。武田神社でも私と同じ地元ナンバーの車が私を含めて3台停まってました。
やまなしグリーン・ゾーン宿泊割に静岡県を含めた効果ですかね。
道の駅なんぶ

朝ごはんを食べてから水分しか取ってなくて、お風呂に2時間も入っていたので空腹に耐えられなくなってきました。

なので道の駅に寄ってお食事していきます。
先にちょっとしたものを買い物したらソフトクリーム50円キャッシュバックの券をもらったのでソフトも頼んじゃいました。濃厚でおいし～。